リヴェリアさんがフォモールを焼き払い、ドロップした魔石やドロップアイテムなんかを拾い終えた俺達は、ダンジョンの中でも貴重な
そんな中、俺はというと一人で黙々と天幕の準備をしていた。べ、別に寂しくなんかないんだからねっ!
脳内でバカな独り言を呟きながら天幕用の布を運んでいると、「ア、アイズさん!」とレフィーヤがアイズを呼び止める声が聞こえた。何やら、さっきの戦闘での礼をしているらしい。アイズの持っていた布地が、レフィーヤの元へ渡ったと同時に、ティオナがアイズに背中から抱きついた。これがロキの言うところの『ゆるゆりしてる』ってやつか……。
準備に戻り、持っていた布を俺と同じく天幕の準備をしているラウルに渡す。新しい布を持ってくるべく、先程の場所に戻るとティオナがさっきの戦闘でのアイズの突撃を批難していた。
……確かに、あれは危険な行動だった。間違いなくアイズは強い。だが、ここは『ダンジョン』。ましてや、その中でも一番危険な『深層』だ。いくら強かろうと、何が起きるか分からない
「おい、気持ち
しかし、アイズとのイチャイチャを見せつけられ我慢できなくなったベートが、ティオナを蹴り付けた。ここからはいつも通りの言い合いである。ティオナが文句を言い、ベートが悪態を吐く。それに対して「格好付け!」とからかえば、ベートが顔を赤くしてティオナを追い回す。そんな元気があるなら天幕の準備手伝ってくれませんかねぇ……。
結局あの後ティオネに注意され、言い争いをしながらも二人は準備に取りかかった。アイズはフィンさんに呼び出されたらしく、幕屋の方へ向かって行った。きっとティオナと同じ事を言われたのだろう。そして今は、鼻腔を擽る美味しそうなスープの入った鍋を囲んで、食事を始めようとしていた。
「いっつも49階層越えるの一苦労だよねー。今日は出てくるフォモールの数も多かったし」
「
ティオナが愚痴をこぼし、それにティオネが厄介なモンスターの名前を出す。
「ははっ。とにもかくにも、乾杯しよう。お酒はないけどね。」
そんな会話にフィンさんが小さく笑う。そして、
「それじゃあ――」
『乾杯!』
フィンさんが音頭を取り、団員の唱和がそれに続く。本来誰もが神経を集中させ、一瞬足りとも警戒を怠らないダンジョン探索だが、ダンジョンでは滅多にありつけないご馳走を前に、ある者は羽を伸ばし、ある者ははしゃぎ、ある者はその光景に笑みを浮かべた。
いつもより少し短いですかね?でも前回長かったから許して……。次の話的にもここで区切るのが丁度よかったんや……。
投稿ペースについての質問なんですが、どれくらいがいいんですかね?取り繕わずに言うのであれば、いつまで待って貰えるのでしょうか?学校が再開し、忙しくなってきた今日この頃。一応、次のGW中にも投稿しようかなぁ、とは思っていますが何があるか分かりません。まぁ、失踪するときは活動報告に記載するんで、これからも気長に待って貰えると嬉しいです。そう、気長に。