うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる:その2 作:madamu
<戦域A>
「藤林、黒羽」
国防軍の連絡佐官を押しのけるように会議室に入ってきたのは十文字克人だ。
プロテクトアーマーを着用するためのアンダースーツ姿だ。
「どうも」
短い返事だが、竜也の声音は刺々しい。
藤林奏でも椅子から立ち上がる訳でもなく、PCのモニターを注視しながら忙しく中空をなぞり、操作している。
魔法科高校の生徒たち、警察、国防軍、そして大亜連の工作員が一瞬でいくつかの区域から【消失】した。
すでに現場は混乱の極致だ。
前線で指示を飛ばす論文コンペ会場の基地も消失した。
そのせいもあってか、すでに指示本部は横浜セントラルタワーに移動され現場指揮は広域に展開していた101旅団魔装大隊の風間少佐が臨時指揮官として、階級に適した規模以上の指揮系統を何とかまとめている。
十文字はこのビル内に黒羽、藤林の両名が待機していることを聴くと、大急ぎで向かった。
魔法協会に派遣されていた佐官が「無用の立ち入りは控えるよう」言ったが、十文字克人は無視を決め込みその大柄な肉体で威圧しつつ、二人の元へ来たのだ。
司波達也とうり二つながら黒羽竜也が今纏う空気は恐ろしく殺伐としている。
普段は司波達也、黒羽竜也も、従順とは言わないがそれでも十文字を威圧するような態度はとらない。
「邪魔なので退室を」
だがこの言葉では高圧的で排他的な空気を漂わす。
「現状について意見だけ聞かせてくれ。聞けば退室する」
十文字の言葉に竜也は手元の情報端末を見ながら応えた。
「外に行ってゲリラでも狩ってろ。指揮権は国防軍だ」
「くっ!」
壁を殴りつけ十文字は部屋を出た。
年少者から相手にされない。
十師族であることも第一高校の筆頭ともいえる実力者であることも今は関係ないといった態度だ。
竜也は気にもせず情報端末を確認する。
メッセージの受信。
送信者は久慈灘幽玄だ。
<< 8分後に鏡世界の解除魔法のコード送る。CAD調整の準備をしておけ >>
「藤林、このビル内にCAD調整施設は?」
「4階下。CAD情報センターっていう部署があるからそこにある。出番?」
「そうだ」
「そう、よろしく」
「そっちは」
「出番はも少し先ね」
手元の、ちょうど司波達也からの着信が来た情報端末を弄りカナデは答える。
「何かあれば連絡をする」
そう言って竜也は会議室を出た。
◆
<戦域B>+<戦域B’>
「深呼吸だ、吉祥寺」
「ああ、そうだね。取り乱してすまない」
建物外を写すモニターを目撃し動揺した吉祥寺真紅郎の頬を平手でたたき、光夜は真紅郎を落ち着かせた。
空には大地、そして鏡の様な壁の出現報告が論文コンペ会場に残る人たちに少なからず動揺を与えた。
慌てふためく者、沈黙のまま青ざめる者、吉祥寺真紅郎は前者に近く「なんでだ!?」「どういうことだ?」とやや大きい声で独り言を数度繰り返したところ光夜に頬を叩かれ意識を現実に戻した。
「この状況をどうみる?」
吉祥寺真紅郎が光夜に意見を求めた。
会議ホールには数十人の生徒とそれを守るべく軍人が数名。
軍人の半数は建物外に出ており周辺の捜索に出ている。
責任者たる福島中佐も司令本部としていた会議室を出て、敷地外の様子が見える玄関ホールへと自ら出向いていた。
(思いの外、混乱しているな)
光夜は一瞬思った後、吉祥寺の質問答えた。
「すでに準備はしている。極秘だがこの状況が発生することは四葉は想定していた。対抗手段はある」
「なっ!じゃあ君は、ここの生徒たちが危険にさらされることを知っていたのか」
周囲が配慮してか、言葉はきついが小声で光夜に迫る吉祥寺。
今にも胸倉をつかまんばかりである。
「あくまで想定だ。可能性という意味では決して高いと判断していない」
言い訳じみているが、前世とそして今の状況を知る転生者としてはいえる最良の嘘だろう。
光夜は厳しい視線を向ける吉祥寺に対して、諭すように話す。
「聞いているだろう。今日ここでの論文コンペさえも国防軍主体の作戦の一部だ。生徒を危険にさらしている自覚は皆ある。国防軍だけでなく、十師族もだ。だがな、その危険を強いるからこそ一人の死傷者を出さないために俺や十師族がいる」
その声に感じる圧倒的な説得力。天下第一の人物へと将来確実になる光夜の声は、根拠も理由も必要としない。
光夜の言葉にはただただ人を信じさせるだけの力がある。
「光夜にしては長台詞だったな」
「そうだね~」
制服を少し汚して会議ホールに入ってきたのは遊撃行動をとっていた黒城兵介と司波雪光の二人だ。
口調は軽いが表情は決して楽観的ではない。
兵介の表情は笑顔に見えるが吉祥寺真紅郎の目から見れば、そこに普段以上の緊張感があることが見て取れる。
「兵介、大丈夫かい?」
「ああ、走りまわって出来ることはしてきた」
会議ホールの中を見渡して、生徒たちの動揺が静かにしかし確実に起こっていることを感じた。
生徒たちの会話は小声、意味もなく周囲を見て、時折軍人たちの姿に視線を投げ、また小声で会話する。
不安と恐怖が蔓延しつつある。
兵介は小さく深呼吸をする。それはこれから行う茶番への恥ずかしさを紛らわすための準備だ。
いくら今16歳でも、気持ちの上では70歳を超える壮年だ。
「まあさ!ここはいっちょ、天下御免の四葉にどうにかしてもらうか!俺も手伝うからさ!出来んだろ?」
兵介はそう言って光夜の胸を軽く小突いた。少しだけ声を張っている。
その行動に反応したのは雪光が先だった。
「だよね~。なんたって四葉でしょ~」
意地悪な笑い。
この二人の態度に置いていかれた真紅郎はどう言っていいかわからず動きが止まる。
光夜も軽く微笑むだけだ。
「で、四葉の秘伝魔法とかでさバーっと出来ないの?パパっとやってズワーでドーン!みたいに」
馬鹿の物言いである。
兵介は他人事のように極力馬鹿のように、実際は鏡世界の解除方式は兵介には難解だった、聞いている。
「5歳か」
「16歳」
光夜の突っ込みに即座に真顔で兵介は言葉を返す。
二人のやりとりを視界に収めていた女子生徒が声を殺して笑う。
その女生徒の隣の生徒も、また隣りの生徒も笑いだす。
声を出さない者もいれば、声を出している者もいる。
少しだけ場の緊張がほぐれた。
会議ホール内では小声での会話をやめ、「どうなっちゃんだろうね~」「さっき出て行った七草さん可愛かったな~」
「こういう時って動画とってもいいのかな」とそこかしこで生徒たちが今までとは違う会話をする。
軍人たちも重い空気が少し晴れて笑顔を見せる者もいる。
非常事態に恐怖に凝り固まり、軍人に対して無意味に隔意を持つことを止めた生徒たちは今自分たちがどうすべきか理解した。
慌てず騒がず指示に従うことである。
そのためにも、不安になり過ぎずに恐怖に呑まれないようにする。
そのきっかけが笑いを誘う会話であった。
昔から光夜と兵介は人に注目されやすい。
ある程度自分たちの特性を承知のうえで行った兵介の目論見は成功と言ってよかった。
「吉祥寺、手伝ってくれ」
そう言って会議ホールを出ることを視線で促す光夜。
「どうするんだ」
光夜がそのカリスマ性のある笑顔ではなく、16歳の子供らしい笑顔を見せ言った。
「ズワーでドーンさ」
◆
<戦域C>
「俺たちの仕事はシェルター周辺での警戒だ。今取れる最善はそれだ!」
激を飛ばすのは服部刑部。
強い意志を宿す瞳に、決して現状に屈しない意志。上級生も混じる警備隊の副隊長は年齢など関係ないといった風に自分の意見を「正論」として警備の学生たちに伝える。
その熱は伝染したのか、皆真剣な顔している。
シェルターでは点呼をとった生徒たちが知り合い同士、同校同士で小さなグループを作り部屋に散っている。
避難第一組の引率をしていた国防軍の国村少佐は戦力を確認し、警備の学生と連携し、周辺警戒のスケジュールと範囲を検討していた。
無線から聞こえる状況は混乱だった。
論文コンペ会場の消失、指示系統の混乱。そして、その中でも横浜には敵が散らばり侵攻作戦は止まっていない。
「副隊長。人員の配置は?」
服部の正面にいた萬真人が手を挙げて質問をぶつける。
回答は指名された服部ではなく国村少佐だった。
「シェルターへの侵入口は三カ所。地上出入口AとB。そして我々が通ってきた地下通路だ。戦力は均等配置。それぞれの出入口から少し離れたところで国防軍が防御陣を設置。学生諸君は出入口に陣取って、防御陣完成まで侵入者を防いでもらいたい」
国村の口調は硬い。出入口の防御陣地設営と出入口の学生による二段構え、と言えば聞こえがいいが敵がうろつく地上において防御陣は容易に設営できず、防御陣を張るということを理由に国防軍が敵勢力と戦闘を行い、敵勢力を削いだところを施設出入口で待機していた魔法師の卵たちに決定打を打ってもらう。
学生に死傷者を出さないために国防軍が犠牲となる。
この緊急時において国村少佐が思い浮かべた策は決して妙策とはいいがたいものだった。
「では、俺は一番の激戦区に配置を希望します」
真人は真剣な眼差しで、国村を見つめる。
それは犠牲や追い込まれての言葉ではなかった。
「その判断は君ではなく私が行う。十文字隊長から隊の運用については国防軍が移譲されている」
その義侠心を内心評価しつつも、指揮権を盾に突っぱねる。
だが真人はその言葉にさらに追いすがる。
「自分は萬です。この名前には責務があります」
萬家。
魔法師百家に数えられる一族。江戸の昔より治安維持の組織に関係が深い魔法師。
その関係とは魔法師としてではなく、治安維持への協力をする武道の家柄という意味だ。
萬家が主体となって編纂した逮捕術。その逮捕術は国防軍も白兵戦闘教則にも少なからず影響を与えている。
その名前は魔法師百家だけではなく数世紀に及ぶ治安維持に貢献する家としての重みがある。
「それなら自分も!」
真人の隣にいた沢木碧も手を上げ同道することアピールする。
それはライバル心というよりも、真人を心配し一人だけでは戦わさないようする友人の顔だ。
「国村少佐。この二人は近接戦闘では一校でも最上位に位置する二人です。決して国防軍の足を引っ張ることはありません」
小さくため息をついた服部は二人の望みを叶えるべく進言をした。
「カッコつけてやがって」と言って同じように手を挙げたのは三七上ケリー、そして実戦を希望する数名の学生たち。
「君たちの義侠心は理解した。だが我々国防軍にも民間人たる学生諸君を戦場の最前線に立たせること良しとはできない」
国村少佐は湧きがある学生たちの熱気に意図的に水をさした。
ここは戦場で、ほんの数センチの長さの鉄塊が、弾丸が身体に命中するだけで絶命するのだ。
戦場で死なないためには冷静な判断と己の蛮勇を押さえる抑制が必要だ。
「現在、地上巡回中の国防軍と連絡を取り合っている。地上戦力をこのシェルターに集約し再配置を予定している。その際に君たち学生警備隊の運用も含めて調整を行うことを約束する。それまでは血気逸るのを押さえて国防軍の指示に従ってもらいたい」
国村の言葉は半分本当で半分嘘だ。
シェルター宛ての連絡で地上を巡回している国防軍と近習備の混成部隊が近くで「パラサイト」と呼ばれる特殊な戦術兵器との戦闘に勝利したとの連絡があった。
そして空に大地が覆われたことで、一番近い避難施設兼前線基地としてシェルターに合流するというのだ。
混成部隊の指揮が知己の矢口大尉だ。
合流するとなると指揮権は階級上位者のである国村自身がすることになる。
詭弁だが、戦力の一時的増加により学生たちの出番は抑えられるかもしれない。
そういった目論見があった。
だが、その目論見は40分後に崩れ去る。
シェルターへのパラサイトの一部隊が強襲が行われるのだ。
◆
<戦域D>
「今のうちに休んでくれ」
千葉警部から投げられたペットボトルを受け取りつつ渡辺摩利は頷く。
「あの、シュ、修次さんはこの戦場にいるのでしょうか」
心配半分、自分の活躍を見てもらいたい感情半分。
渡辺摩利は先ほどの戦闘で見せた猛々しさを微塵も見せず、少しだけ顔を赤くして千葉警部に聞く。
(まあ何とも可愛いこと。修次の奴も早々に相手が決まって羨ましいことで)
兄としては弟に婚約を先に越されて嬉しいやら悔しいやらといったところだ。
正式な挨拶は無いが、この様子なら婚約の話も秒読みだと千葉寿和は思う。
「あいつは今日は京都だよ。横浜のように大規模行動じゃなくて、市街地での小規模遭遇戦それも隠蔽戦闘になるから、あいつの技の特性から京都配置みたいだな」
近接戦闘を主体とするならば横浜より京都。
それが国防軍の判断であった。
一時の混乱も収まり捕縛した大亜連合の尖兵を拘束状態にし、避難した建物の外から鍵がかかる部屋に分散して放り込んだ。
「十二江さん」
「キヨちゃんで」
渡辺摩利に劣らぬ凛とした美貌の美少女に声をかけるとしょうもない返答。
千葉は「んん」と喉を鳴らす。30歳手前で女子高生をちゃん付けで呼ぶのだ。多少の気恥ずかしさはある。
「で、キヨちゃん。連絡は?」
少しだけ唇の端がひきつる。
「論文コンペ会場とはつながらないです。近い地域を巡回している小隊とか近習備や義勇兵の移動ログを見るに同じ空間内には存在しています」
情報端末のモニタ―に写る地図といくつかの光点。そして移動の時間。
確かに「近習備」と名前が付けられている青い点が15分前までこの辺りにいて北東方向に移動していたようだ。
「入れ違いか。この状況であまり戦力分散はしたくないが」
千葉自身も戦局の全体像を把握しているわけではない。
正確な情報の確保、自衛戦力の確保、そして部隊を指揮できる指揮官との合流。
千葉1人であればそれほど心配はしていないが、非魔法師を含む警察隊と二名の女子高生を守る責任を思うと戦力は増強しておきたい。
小さくため息をついて目の前の女子高生二人を見る。
高校三年生にしては大人っぽく見えるが30手前の千葉寿和から見えればまだ子供だ。
そんな少女たちを守る責任の重さを感じていた。
(まったく、貧乏くじを引いたな。まあそれでも藤林さんの好感度は稼いだかな)
藤林響子の顔を浮かべて、次はどこにデートに行こうか、横浜は当面やめておこうと思った千葉寿和であった。
だが藤林響子の婚約者は本来であれば沖縄での戦闘で死ぬはずであったが、転生者による過去改変により沖縄での戦死を免れている。
沖縄で怪我を負い、2か月ほど入院したが現在は五体満足に軍務についている。
藤林響子は「電子の魔女」の腕を買われ魔装大隊入りしており、原作と呼ばれる世界とはその事情は変わっていた。
千葉寿和が藤林響子の結婚披露宴に「友人枠」として呼ばれるのは11か月後となる。
◆
<戦域E>
「我々も移動します」
支道入口からシェルターへの通路に降りて、通路の状況を確認した国防軍小隊は移動を提案してきた。
十師族であろうと、民間人である学生たちへ命令めいた口調でもあった。
「わかりました。ですがどこへ?」
七草真由美は短く返事をし次の指示を促す。
「横浜タワーには国防軍の戦力が集結しつつあります。拠点として運用されるようですのでそちらへ向かいます」
国防軍の小隊を引きいる鈴木少尉は通信兵へ視線を投げると、少尉の言葉に同意するよう通信兵は頷く。
少しの間、通信は混乱したが現在では横浜に分散している小規模拠点同士が通信を復活させ、戦場全体の指揮を魔装大隊風間少佐が懸命に指示を飛ばしている。
七草真由美以外の面々も騒ぐこともなく、粛々と指示に従う態度を見せた。
鏡の様な壁。
この現代魔法でも説明つかない現象に対して無謀、無茶な態度はみせない。
破壊も出来ないこの謎の壁は戦域の分断を起こしていた。
国防軍の通信機から漏れる情報から、この壁により生徒たちも分断されており、戦場は混乱の極致になっていた。
その混乱を収めるためにも分散した部隊を集める必要がある。
「でも久慈灘君が…」
「彼は大丈夫よ」
柴田美月が同級生の心配を口にするが、七草真由美が微笑み答える。
久慈灘幽玄は姿を見せない。
鏡の様な壁が出現してから何処かへ行ってしまった。
幽玄の姿を見た他の一校生はそう思ったが、七草真由美だけは彼が「別の次元」で何か準備をしていることを知っていた。
戦場の隅での小さな秘密である。
◆
<戦域F>
どぉーん!
それは巨大な壁に鉄球をぶつけたようなイメージを一条将輝はもった。
目の前では全身を青白く光らせる小柄な美少女が道路上に立ちふさがる壁のようなものを殴りつける。
「君!ここだと敵に丸見」
「うっさい!枢木スザク!」
「一条将輝だ!誰だ?!そいつは?!」
先程から話しかけるたびに「キリト」「伊之助」「風太郎」と意図的に名前を間違えられ続けていた。
前世で二度ほど共同戦線を張ったことのあるアーデルからすれば一条将輝はちょっとした戦友で軽口の言える相手だ。
「四葉の奴にぐぬぬ言わせるチャンスなんだぞ!」
(先に力業で破ってギャフンって言わせてやる)
別段アーデルは四葉光夜個人を嫌っているわけではなかった。
あの中条あずさの夫になるのだから底抜けの善人で「ドジっ子フェチ」の変態と思っていた。
ただ前世において、四葉そのものは憎悪の対象であった。
親友の切花霞の死因の元となった事件は四葉が契機であったし、その後も十師族に関わるトラブルでは四葉による介入が多かった。
司波達也、深雪は卒業後も四葉の影響からは長く脱出することは出来なかった。
若き転生者たちの暴走もあったが結局は底知れぬ十師族と魔法師たちの暗部に苦しめられたと言っていい。
その暗部は【影の中の男】の影響力は強かった。そういった理由もあり、アーデルとしては前世の自分たちの失敗を雪ぐためこの横浜で暴れ回っている。
「く!覇王翔吼拳を使わざる得ない!」
「今度はなんなんだ?!」
どぉーん!
千葉寿和様
平素よりお世話になっております。
「うちの魔法科高校の劣等生にはオリ主転生が多すぎる」の作者でございます。
この度は、原作改変における貴殿の失恋結果において
多大なるご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
藤林響子の過去に関する部分は「転生者」の活躍で過去改変をせざるえず
決して貴殿の原作における動向や、藤林響子とのディナーなど
各種設定を存じ上げていないわけではございませんが
本作品内における転生者の活躍を考慮しますと
やはり貴殿の恋は成就しない方向に舵を切らねばならず
重ねてお詫び申し上げます。
貴殿の原作での活躍、特に横浜騒乱でのアニメでの活躍は出色だったかと存じます。
作者としましても、貴殿の原作内での立ち位置や設定は非常に運用しやすく
都度、利用させていただいております。
本件につきましては、何かしらの救済措置、または補填対応を現在検討しております。
ただ恋愛については対応する弊スタッフの意向等が関係しますので
必ずしも救済・補填を確約するものではございませんが
出来得る限りの対応に勤めさせて頂きたく存じます。
今後も本作へのご出演についてご快諾頂ければ幸いでございます。
何卒宜しくお願い致します。