アーランドに転生したのでエスティさんをヒロインにしたい   作:血濡れの人形

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家族旅行?

~アランヤ村付近~

 

というわけでアランヤ村にやってきました。シルドです。え?唐突すぎるだろうって?いや、ずいぶん前(ある日のシルド・エスティ宅(アイドルと近所で人気のお兄さん)参照)に企画してたけど、いろいろとあって今の今まで流れてたから、せっかく冒険者免許もらったし行くことになったのだ。

「あたしと勝負しなさい!」

のだが、どうしてこうなったのだろう。折角だしアランヤ村の方にも少し寄ってみるか、なんて思ってきたのだが、速攻でメルヴィアに喧嘩を売られたのだ。

「唐突だね?俺たちはあくまで家族旅行できただけなんだけど、まさか勝負を申し込まれるなんて思ってもなかったな」

「そりゃあ唐突よ!だってあなた、あのシルドなんでしょう?だったら、一回戦ってみたいじゃない!」

どうやら俺のことを知っているらしい。少し前にふらっといなくなったロロナやステルクが話したのか、それともギゼラさんが原因か。冒険者としてギルドに来て、その時に俺の噂でも聞いたのかもしれない。

「あのギゼラさんを倒したっていう噂、本当かどうか試させてもらうわよ!」

どうやら噂を聞いたらしい。ところで、その噂の大元ってどこなのだろうか?その話を周辺の人間に話した記憶なんてないのだが・・・なんて考えていたら、唐突に大斧が飛んでくる。ジャンプして、その斧の上に乗る。

「いやいや、君気合い入れすぎでしょ。娘たちも見てるんだから、あんま流血とかさせたくないんだよね」

そういって、斧の柄を持って地面に降り、それを回収する。当然、俺も武器など使うつもりはなく、斧を地面に突き刺した。そこで思い出すことが一つ。

(あ、こいつそういえば武器がリミッターしてるやつじゃ・・・)

直後、拳が飛んできた。スレスレで回避し、腕をつかんで地面に叩き付ける。が、なんと両足ついて逆に俺のことを地面に叩き付けようとしてきたので、咄嗟に手を放して投げ飛ばされるように体を動かす。

「あ、それじゃあ私達釣り体験行ってくるから」

エスティたちはそういって、俺を置いて去っていく。とりあえず倒さないと俺も合流できそうにない。一歩横にずれ、飛んできた蹴りを回避する。軸足を蹴りつけ、少しバランスを崩したところで肩に足を引っ掛けてメルヴィアの首に張り付き、頭を両足ではさみ地面に叩き付ける。足をばたつかせているので、とりあえず無事だろう。

「ふぅ、まったく、急に勝負が発生するとは思わなかったわ。一応大丈夫だと思うが、引っこ抜いて傷治しておくか」

そういって俺はメルヴィアを引っこ抜くと、エリキシル剤をつかって傷が残らないように治す。

「うぅ、負けちゃったわー。まさかあんなに強いとは思ってなかったわ」

「これに懲りたら勝負を申し込むはやめてくれ・・・」

まぁ、俺たちの家族旅行はこれからだ、ということにしておくとしよう。




旅行らしいことを一切してない家族旅行。ちなみにメンバーはシルドとエスティ、娘四人にクロです。作中に書いてある通り、もう少しだけある・・・かも?

三人)むぅ~・・・!
エ)お疲れ様シルド。シエルすごかったわよ?一人だけ魚を取り続けて、お姉ちゃん三人がむくれちゃうぐらいには
シ)あぁ、それであんなに頬を膨らませているのか、あの三人は
ク)主よ。体験させてくれた相手が釣り上げた魚を焼いてくれるそうだ

学校始まったので更新速度は落ちると思います。
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