アーランドに転生したのでエスティさんをヒロインにしたい 作:血濡れの人形
~シルド・エスティ宅 庭~
今日は節分の日だ。といっても、この世界にはそんな文化はない。まぁ、当たり前といえば当たり前だろう。そして、実は大豆とかも用意するのが面倒だった。てかなかった。ので、今回は別のアトリエに登場するもので代用していこうと思う。
「【ウニ】だ。これを豆だと思って、鬼は外、そして、中に投げ込むのはこれだ。【かぼちゃドール】といって、本来の使用用途とは全く違うように改造した、全自動お掃除人形だ。これなら無害だし、なにより一定時間たったら灰になって消えるから、後処理もあまり気にしなくていい」
「ウニって・・・私が知ってるのは、こんな風に全体が鉄っぽくない、うに林に生えてるようなものだったのだけれど・・・」
「お父さん!私このお人形ほしい!後で頂戴!」
ちなみにこの二つは、たしかシャリーのアトリエで登場するアイテムだったと思う。その前の二つの作品は(作者がまだ)やってないからわからん。
「それはいいが・・・シエル、お前の部屋、そろそろ人形で埋め尽くされるんじゃないか?俺の記憶が正しければ、もうすでにぷにシリーズとリスシリーズ、ヤギシリーズにドラゴンシリーズまで入れてたと思うんだが・・・まあいいか、とりあえず始めるぞ」
~豆?まき中~
さんざんウニやかぼちゃドールを投げて疲れたのか、椅子の上で舟をこいでいるシエルの前に、海苔巻きを置く。本来は太巻きだが、忘れるな。彼女は六歳の少女である。誰だ、こんな子にショットガンとか見たいな重火器系統渡したやつ。はい、作者です。まあそれは置いておくとして、彼女はまあ同年代に比べれば多少大人びてはいるが、身長も口のサイズもごくごく普通である。太巻きなんて出しても食べずらいだろうからということで、今回は海苔巻きになったのだ。シルドはエスティと自分の分を置くと、席につく。今もどこかでトトリと旅をしている三姉妹は何を食べているのかとふと考えながら、挨拶をして食べ始めるのであった。
~以下文字数稼ぎ~
【ウニ】
シャリーのアトリエで登場した鉄球。作者はあれをウニとは認めない。てか蹴って使うのかよそれ、と思ったりした。
【かぼちゃドール】
魔力消費の代わりに相手にデバフつける例のあれ。シャリーのアトリエのなかで登場したものだが、シルドがいろいろいじくりまわしてル〇バ並みに優秀な掃除機具になった。というより、雑草抜いたり、なんだったら素材採取して物事に分けることまでできる優れもの。ホムちゃんよりのちむちゃんである。報酬がいらない(投げるときになぜか魔力が回復する)のでとても扱いやすい。残った奴は家の前で便利グッズとして売られていた。ちなみに魔力回復の原理は、本来使用される魔力を最初から込めておき、使用時に空気中に霧散する魔力を使用者に譲渡するからである。灰になるのは、魔力が無くなり、形を保てなくなったからである。