日輪凛空は勇者である〜太陽の子〜   作:マッキーりょう

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 ハチャメチャ最終回を先に呼んでくださいまし

 ちなみに星の章はアンケート作って多かった方のend の続編を作りたいと思います。

 勇者部一同がレオに打ち勝った後のお話です。


Another end  神と人間

 「・・・ん、んぅ。」

 

 「目覚めたか。」

 

 凛空はゆっくりと目を開けた。

 

 「綺麗だ・・・」

 

 ただ、感嘆の声が出た。

 

 光輝く塔が近くにあるにもかかわらずそれに負けないぐらい夜空の星々は輝いていた。

 

 「アルジュナの宝具と俺達の宝具が共鳴しすぎたな。()()()に来てしまった。魂だけな。」

 

 「ふぅん・・・というかさ。カルナって霊器あるんだ。」

 

 「最果ての地限定だがな。」

 

 凛空は最果てにて輝ける塔から他の星々がうっすらと繋がっているのを見た。

 

 「なるほど。星を繋げておくだけではなく、他の星との因果も繋げているんだね。」

 

 すると、塔からフードを被った少女が近づいてきた。

 

 「『全て遠き理想郷(アヴァロン)』ではなく、こちらに至ってしまったのですね。」

 

 凛空は警戒心を見せずに言った。

 

 「名前は?」

 

 「(せつ)の名前ですか?グレイと言います。元々は墓守りでした。顔はあまり見ないでいただけますか?」

 

 「なんで?」

 

 と凛空は不思議そうに首をかしげた。

 

 「拙の顔はその・・・かの騎士王に似せてできていて亡霊を見ているようで・・・なるべくこの顔を嫌っていてほしいです。」

 

 「なるほど。じゃあ要望通りに。だから最果ての地なんかにいるんだね?ということはその手にある封印霊装は・・・」

 

 「はい。最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)です。」

 

 「はぁ・・・俺の友達にも使うやつがいたよ。というか、なんでここにいるの?」

 

 不思議といえば不思議なのだ。普通の人間に至ることのできない地なのだ。

 

 「拙は・・・肉体が朽ち果てた後、それまで手に持っていたのが最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)でした。」

 

 凛空は納得した。

 

 「それで死後最果ての地に至ったんだね。」

 

 「あなたも神槍を所持していたからこの地に至れたんですよ?」

 

 これは凛空の理解におよぶ理屈だった。

 

 「最果ての地には、時間の概念がありません。見たいと思った時間を見ることができます。ただし、確定していない、分岐する可能性のある時間は見ることができません。あなたの神槍の能力を使ってあなたの魂が去った時間に戻ることはできますが、死後至るのは最果ての地です。」

 

 「わかった。」

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 なんだかんだしていると、この世界で一ヶ月たったようだ。友奈達の時間は二週間しかたっていないようだ。

 

 凛空は過去を覗きこむように友奈達の姿を見た。

 

 凛空は首をかしげた。

 

 「友奈だけ寝たきり?まぁ、俺の身体も腐らない眠り姫状態だろうけど。」

 

 凛空は前後の状態を見た。どうやらその時間には外側に謎の空間があった。虚無空間だ。

 

 「・・・友奈?なんでその世界の中に魂だけおいてきたの?その無の世界にあっていいのは神の魂だけなのに・・・」

 

 凛空は神槍の力を使い一度きりの時間干渉をした。

 

 「いいのか?」

 

 「いいよ。どうせ、過去の世界を見つめ続けるのもあきてくるし。友奈の記憶に残らないように導く位のことはしたい。それに、身体も置いてきたから。」

 

 神槍を掲げ

 

 「じゃあ、行くよ?」

 

 とカルナに言った。

 

 「ああ。」

 

 と短く返した。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 身体と魂が糸で繋がっている桃色の少女がいた。

 

 そこは見渡す限り静かで、暗くて、寒いところ立った。

 

 「寒いよ・・・」

 

 少女はすがるように言う。

 

 「風先輩、樹ちゃん、夏凛ちゃん、東郷さん、凛空くん・・・」

 

 少し上を向いた。

 

 届くはずもない言葉で

 

 「助けて・・・」

 

 と、力の無い声で言った。

 

 その時だった。

 

 『勇者は傷ついても傷ついても、決して諦めませんでした。』

 

 聞こえ無いはずの声が世界に響いた。

 

 「とうごう、さん?」

  

 『全ての人が諦めてしまったら、それこそ、この世が闇に閉ざされてしまうからです。』

 

 今度ははっきりと聞こえた。

 

 「東郷さん!」

 

 声の元を必死にたどっていた。

 

  『勇者は自分がくじけないことがみんなを励ますのだと、信じていました。そんな勇者を馬鹿にする者もいましたが、勇者は明るく笑っていました。』

 

 次第に少女はそのお話を浮かびながら深く深く聞いていた。

 

 『意味がないことだと言う者もいました。それでも勇者は、へこたれませんでした。

 

 みんなが次々と魔王に屈し、気がつけば勇者は、ひとりぼっちでした。勇者がひとりぼっちであることを、誰も知りませんでした。』

 

 「ひどい・・・」

 

 『ひとりぼっちになっても、それでも勇者は戦うことを諦めませんでした。諦めない限り、希望が終わることはないから・・・です。

 何を失っても、それでも・・・』

 

 次第に美森の声は嗚咽を含んできた。

 

 「友奈。」

 

 少女は振り返った。

 

 「凛空くん・・・」

 

 「ごめんな、迎えにこれなくて。」

 

 すると、凛空は炎に包まれた神槍で道を示した。示した先が輝き始めたのだ。

 

 「友奈、行くんだ。東郷が勇者部がみんなを待っている。」

 

 「凛空くんは?」

 

 「俺は友奈たちとはお別れだよ。俺の魂は神に近いものになったんだ。だから君達の世界にはいるけど、会うことはない。君は、幸せになるべきなんだ。」

 

 「待って!」

 

 そういうと、凛空は消えてしまった。

 

 一枚の山桜の花びらを残して。

 

 「りく、くん・・・」

 

 涙をこらえながら、呟いた。

 

 「凛空くん。勇者部はどんなことがあってもいっしょだよ!だから、だか、ら・・・」

 

 精一杯叫んだ。

 

 「また、会おうね!!!」

 

 そういうと、友奈は凛空が示した光に向かっていった。

 

 

 

 「なせば大抵なんとかなる、か。まぁ会えるさ。きっと、ね?」

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 外側の果て

 

 「おもしろくない結果になってしまいましたね・・・。ですが、もう猶予は無い。大人しく人間とともに裏切りものの地の神たちには滅んでもらいましょう。」

 

  




 どう?

 疲れたよん。

 感想でどっちがいいか教えてください。

 normal end かanother end か

 そのうちアンケートも作ります。

 ではまた。

どっちのend?

  • normal
  • Another

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