なんなんでしょうかこの速さ。
恨みたい。
それはそうと何だかんだで付き合っていただいてる方。
ほんっっっっとうにありがとうございます。
自己満だけど許してな。
「・・・かねぇ・・・えいかねぇ!」
「・・・ハッ!」
ばっと布団をのけて栄華は起きた。
「いったい何があったの?」
園子がたずねると
「神樹様と会話してたら突然とてつもない量の情報が流れこんできて・・・」
栄華は状況を整理していた。
「あぁ、なるほど。で、そんな情報量が流れ込んできて大丈夫なの?」
「あ、うん。それは大丈夫なんだけどね。晴明に全部流したから。そのせいで、晴明ダウンしてるけど。」
「晴明さんかわいそう・・・」
どうやらいくつかのことがわかったようだ。
まず最初に
次に天の神が侵攻計画を早めていること。
神樹の寿命はもうすぐ尽きてしまうということ。
「・・・そして、捧火祭で生け贄にされた人。東郷三森って人なんだけど。知ってる?ちょっと記憶になくって・・・」
すると園子と凛空はハッと気づいてお互いに見つめあった。
「それだ。なんで忘れてたんだ・・・」
「わっしーもしかして・・・」
すると栄華が割ってはいって言った。
「助けに行くんなら早くした方がいいよ。魂が燃え尽きれば死んでしまう。少しでも残っていれば私たちで回復できるから。」
すると園子は早速動き出そうとした。
「・・・となるとアレが必要だね。」
「直接殴り込みに行ったら?大赦に。」
と凛空が言った時にはその場にいなかった。
「早いな・・・」
「えぇほんとに。」
二人しかいなくなった空間に新たな風をもたらしたのはダウンしていた晴明だった。
「あぁ・・・ひどい目にあったよ。」
「晴明さん。」
「やぁ。」
ひょうひょうとした口調で話す晴明だった。
「高天原が現れたってことは、天の神・・・もとい天津神の侵攻がもうすぐ始まるということだよね。」
と、切り替えも早い晴明。
「うん。そうなんだよねぇ。そしてもうひとつ、記憶から消された東郷美森。」
「神樹様が関わってるとしか思えないな。」
「まぁ、その辺は美森さんに直接聞くとして。」
栄華は振り替えって言った。
「行きなさいよ、凛空も。大事な仲間なんでしょ?」
すると凛空は少し笑みを浮かべて、
「まぁ友達、だな。」
といいながら歩いていった。
栄華は凛空の大きくなった後ろ姿を見ながら晴明に聞いた。
「ねぇ、晴明。穏麓家ってずっとあんたの宝具使って来なかったのよねぇ。」
「ああ、そうだけど。」
「伝承からなーんとなく察しはつくんだけど・・・一応教えてくれない?」
晴明は少し迷った。何故なら・・・
「私の宝具はあわよくば世界の理を書き換えかね・・・いや書き換える。生物の生命という理論に反逆しかねないからな。」
栄華はもう後がないと考えた。
「
栄華、久方ぶりの再登場!!
やはり登場回数が少ないからか少し謎めいてますね。
これからの活躍に期待したいところ。
まぁそんな彼女から(この作品知ってる人)なら嫌な単語が出てきたとこですがそれはそれ。
ではまた次回でお会いできたらいいなと思います。