日輪凛空は勇者である〜太陽の子〜   作:マッキーりょう

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前書きはなし!!


四話 太陽の華

 「凛空くん!」

 

 凛空が部室に入ると勇者部一同は片手にスマホもう片手に握りこぶしを作っていた。

 

 風が凛空に近づいて聞く。

 

 「状況は乃木から聞いたわ。東郷を助け出すわよ。」

 

 「天津神に直接ちょっかいかけることになりますよ。そしたら無事に全て終わるとは言い難いですし。それでも?」

 

 風はさらにつめよっていい放った。

 

 「当たり前よ!東郷は大事な友達よ!」

 

 凛空はフッと笑って

 

 「よかった。やっぱ風さんでした。さっさとやっちまいましょう!」

 

 凛空は手にスマホを持ち、勇者システムを起動した。

 

 本来、男が勇者になることはできないが神性適合で勇者適正をごまかしている。

 

 凛空達は変身した。

 

 勇者システムは最新版にアップデートされた。

 

 主な変更点は満開ゲージは最初から満タン。但し散華が廃止されたので満開ゲージがたまることはない。精霊バリアは五画の満開ゲージを消費して使用する。すなわち満開を使うと精霊バリアが張れなくなり攻撃を受ければ命に関わることもある。

 

 満開は真の意味で勇者システムの切り札となったのだ。

 

 「銀、瑠奈。ここは任せるよ。何かあったらここを守ってくれ。」

 

 「おう!須美のことは任せるぜ!」

 

 「気をつけてね凛空。必ず戻ってくるんだよ!」

 

 凛空は少しだけ振り向いて短く

 

 「ああ・・・」

 

 とだけ答えた。

 

 凛空達は遥か遠くまで飛んでいってしまった。

 

 瑠奈は少し心配そうな顔をして言った。

 

 「大丈夫かな、凛空・・・。」

 

 銀は瑠奈を励ました。

 

 「大丈夫だよ、きっとな。」

 

 「そうだよね。」

 

 (凛空・・・。蓮、凛空のこと頼むわよ。)

 

~結界外~

 

 「久しぶりにあったらブラックホールになってるやつなんてはじめてよ・・・。」

 

 風は当たり前の感想を言った。

 

 「まぁ、普通の感想だよなぁ。風さん、アレが高天原です!あのなかに須美がいます!」

 

 すると友奈が凛空にたずねた。

 

 「でも、あそこまでどうやって行くの?」

 

 確かに高天原までは陸続きになっていない。

 

 すると園子が

 

 「私があそこまでみんなをのせていくよ!満開!!」

 

 と、切り札をあっさり使った。

 

 樹は

 

 「園子さんすごいです・・・」

 

 園子の満開は美森の戦艦に対して高速艇のイメージが強い。

 

 それを見た風が

 

 「東郷といい、乃木といい、あんた達ずるくない!?」

 

 と文句を言った。

 

 夏凜も少し文句を言っていた。

 

 「みんな、のって~!!」

 

 みんなのせると、友奈が

 

 「そのちゃん、まかせるね!」

 

 と園子に言った。

 

 「任せてゆーゆ。最大速度で突っ込むよ~!!」

 

 高天原の近くにくると、嵐がひどいひどい。

 

 夏凜は

 

 「ひどい嵐ね!・・・ちょっと待ちなさいよ、あれは!」

 

 となにかに気づいた。

 

 大型のバーテックスが守護していたのだ。

 

 「気づかれないよう近づくのも難しいな。しかも、高天原には満開状態でも破れないとてつもなく固い結界が張ってある。」

 

 凛空は友奈をみて、

 

 「俺が結界を破壊する。破壊したら高天原に入っていけ。」

 

 とだけ言うと、すかさず

 

 「樹、俺が突撃したら宝具展開するから無防備になる。援護射撃、頼んでもいい?」

 

 ときくと

 

 「もちろんです。まかせてください!」

 

 と承諾の返事が帰ってきた。

 

 すると、園子が凛空の宝具展開という単語に反応した。

 

 「ちょっと待って。りっくん今宝具使うって言ったよね?でもりっくんが持ってる宝具って・・・」

 

 「天之瓊矛だよ。」

 

 すると園子はなおさら反応した。

 

 「ダメだよ、りっくん!それを使ったら生命力を消費しちゃう!」

 

 すると夏凜が

 

 「なによソレ・・・、一人助けるのに一人を失うっていうの!?それが神に歯向かった代償だっていうの!?」

 

 と叫んだ。

 

 「ダメよそんなの!」

 

 風が叫ぶが、凛空は聞かない。

 

 「大丈夫、死ぬ訳じゃないですよ。じゃあ、約束します。ここでいなくなってもいつか絶対に帰ってくる。勇者部の一員として、友として約束します。」

 

 「・・・いいわ。その約束、聞いたわよ。」

 

 凛空は蓮に近づいた。

 

 「しばらく日輪は任せたよ。」

 

 「ハイ・・・いってらっしゃい、()()()。」

 

 そして凛空はみんなに背を向け一言だけ残した。

 

 「あとのことは任せた。」

 

 と言って園子の艦から飛び降りた。樹の援護射撃が星屑達を切り裂いていく。

 

 「満開!!」

 

 そして、凛空は向日葵を纏ったのだ。

 

  

 

 




長めです。

次回はちょっとはやく出せるかな?

ともあれこれからも自己満小説にどうぞ付き合ってください。

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