ただでさえ勉強が忙しいのに、同級生の新しいYouTubeチャンネルのラジオ番組一つをすることになりまして。その台本も書かなくてはならないのです。チャンネルの話は今はしまませんが、動画が上がって軌道に乗れば、こちらでもそっちの話をしようかとも考えています。
ともあれペースがなかなか上がりません。
ですが、何度も言います。
私 は 失 踪 し な い !
「いらっしゃーい………あや?これはこれは優弥さんじゃないですか!こんにちは!」
店はそこまで大きくないが、店内にはそこそこの数のお客さんが入っていた。
「こんにちは。今日は砂糖を売りに来たんですが。」
「そうですか!在庫が無くなりそうだったからちょうどよかったです!」
俺が砂糖の入った麻袋を出すと、射命丸は嬉しそうにそれを受け取った。
しかし、月に五、六度更新される新聞の対価にしては些か少ないような気もしなくはない。この麻袋だって、そんなに大きい訳ではない。
「これだけで大丈夫ですか?」
俺がそう聞くと、射命丸は一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに元に戻った。何を考えてたんだろうか。
「いえいえ、
そう言って、射命丸さんは容器に砂糖を入れ替えようとして、麻袋を開けた。
そして、大きく目を見開いた。
ん?何があったんだろうか。
もしかして中身を間違えたか?いや、確かに砂糖が入っているはず。そもそも麻袋に入れる粉末なんて砂糖しか無い。だから見ればそれが砂糖だって分かる。
何でだ。
何がそんなに不思議でそんな顔をしてるんだ。いや本当に気になる。
完全に固まってしまっているそっと袋の中を覗く。
「やあ(・ワ・)ノ」
そこにはハルとユズとユウともう一人、知らない妖精さんがいた。
三人はずっと中で砂糖を食べていたようで、ぐでーんと転がっている姿はどこか苦しそう(ユウ以外)。
ユウは袋を開けられても未だに砂糖をを食べている。
そして、新入りが一人。青いバンダナを巻いた、セーラー服の女子。
「お前ら………これは売り物なんだから勝手に食ったら駄目だろ………ごめんなさいね射命丸さん。明日、新しいのを用意します。………射命丸さん?」
射命丸は未だにボーッと妖精さんを眺めていた。前の時といい、射命丸は妖精さんが好きなのかも知れないな。
しかし、話が進まないので、揺さぶってみた。
「………はっ!い、いえいえ、別にかまいませんよ?少しくらいは気にしませんから!」
そう言って、射命丸は改めて砂糖(妖精さんが土足で入っていた)を容器に流し込んだ。
「やった!これで甘味の値段が抑えられます!ありがとうございました!」
「(あ~………衛生的に大丈夫かな………)いえいえ、払うべき対価を払ったまでです。」
まぁ、幻想郷にそういう衛生概念がないのは仕方ないかも知れないな………まだそこまで発展していないし。
「そうだ、よければコーヒーを飲んでいきませんか?」
射命丸はそう誘ってくれる。正直ほかの物も早く買って帰って、妖精さんたちに説教をしなくてはならないのだが、見るからにやる気満々の射命丸の好意を断る気にはなれなかった。
「ええ、よければお願いします。」
「はい!ちょっと待ってて下さいね?」
射命丸はそう言って店の調理場のほうに行った。そのすきに、新入りの妖精さんを確認する。
「君は誰?」
「12.7㎜たんそうきじゅうです」
なるほど。制服種であろうことは想定していたが、名前は自分の受け持つ艤装なんだな。
「そっか。分かった。よろしくな。」
「はい!」
こうして、また一人新たな仲間が増えた。
今日、新しい活動報告を出しました。また読者の皆様から意見を頂こうとしているのですが………
できるだけ自分で考えないと………
ヒロインのエラー娘について、どんな性格だと思う?
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恋に無自覚