今後ようやくわいわいガヤガヤ騒がしくなっていきます。
あれ以来、沢山の妖精達が我が家に訪れた。そしてなぜか、最近我が家の近くが建設ラッシュになっている。
南北に道が通っており、西側に俺の畑、東側に建物が建っている。俺の敷地として定められた範囲では、元々あった俺の家と食糧倉庫に加え、ハル用の部屋を含む、俺の家をそのままコピーしたような建物が建っている。
その他にも、制服種や普通種の家などがちらほら見られる(この辺りは俺の畑のサトウキビが盗みやすいため人気らしい)。
しかし、森の中に突然集落が現れれば、当然一部の人々は興味本位で覗きに来たりするのだ。
「すいませーん!」
畑で農作業をしていると、向こうから人が歩いてきた。サイズ感的に人間らしい!ようやく現地住民とファーストコンタクトできた!
その人は金髪で、大きな目立つ黒い帽子を被っている。服も白黒で、藁の箒を持っている。
………はっ、どっかで見たような(確信)
「こんにちは。私に何か用ですか?」
「ああ、妖精達からここの集落の代表があんただって聞いたんだぜ!」
はて、そうだったかな。俺はただここで農業をしていただけなんだが。
「それにしてもその服は………外来人か。なぁあんた、どこか話せるところはないか?出来れば妖精達と一緒にが良いんだぜ!」
誰かは知らんが魔女っぽい人(すっとぼけ)がそう言うので、俺達は第二の母屋の、半ば交流部屋みたいになっている部屋に場所を移した。
「ゆうやさんがおんなのひとを連れ帰ってきたの~!」「お持ち帰りです~?」「おいしくいただく?」
家に帰ると、帽子種がたむろっていた。この三人は、最近この部屋に入り浸っている妖精さんたちだ。
最初のはハル。完全に俺の家に定住してしまった。
次のはユズ。○○です~、というしゃべり方が特徴。
最後のはユウ。この辺では珍しい男の妖精。
「違うわ!ただのお客さんだからな。」
「私は霧雨魔理沙って言うんだぜ!」
「ゆうやのかのじょ~?」「かわいいー!」「………ロリコン?」
「おいユウ、お前魔理沙さんに失礼だろ!おやつ抜きにするぞ!」
「やだ。」
全く、妖精さんってのは何を考えてるのかよく分からん。
「あっははははは、こんな妖精見たことないぜ!」
なぜか大笑いする魔理沙。妖精さんなんて、その辺歩いてたらいくらでも居るだろうに………
「ゆうや、だったか?なぁ、いつの間にこんな町が出来たんだ?元々何も無かったはずなんだが………」
魔理沙はそう問いかけてくる。
「ちょっと前からですよ?って言っても、俺も詳しくは知らないんですけど………」
「ああ、そうか。お前、外の人間だったもんな!
………まあ、それも含めて、話を聞きたいんだが………」
「ええ、構いませんよ。」
その後、夜遅くまで話して、ついでに魔理沙はどうこう理由を付けて今晩は泊まっていった。
………何もしてないからな?
そしてこの後、空き部屋の一つに魔理沙が居候するようになるとは、このときの俺には知る由も無かった。
因みに魔理沙が居候するのは、家が汚いのと、主人公を原作介入させるための伏線です。ヒロインは活動報告で募集していますのでそちらも宜しくお願いします!