日常編が遠いェ………
それと、多分投稿頻度が落ちます。春休みの宿題をしなくてはならないので。
それから、ちゃんと確認していませんでしたが、UAが442件になっていました。驚きです。本当にありがとうございます。それにお気に入り登録者様も18名いらっしゃいました。評価も10を一つ頂きました。本当にありがとうございます。
数値は見ていませんが、コメントや批判、活動報告の返信等は目を通しております。私の技術の向上のためにも、どんどんコメント・批判をお寄せ下さい。重ね重ねよろしくお願いします。
結局あの後、家に帰ってハルに説教して寝た。ちょっといい気味。
そして今日、再び出発した俺たちは家の西側にある川沿いに霧の湖へと出て、湖沿いに二、三㎞歩いて妖精の村へ到着した。
村は魔法の森外縁部にあった。木々に穴を開けてその中で生活しているようだ。ここで、少しでも言動を間違えれば、銃を構えてニコニコしている制服種に、『ひさびさにちのあじがたのしめそうだ』『さぁ!ぱーりぃのはじまりだ!』『ようじょゆうかいのつみはおもい』とか言われながら殺されるかも知れない………
………
怖っ!なにがって、あり得そうなところが怖い!
「おとうさんをよんでくる~」
ああ、とうとう地獄へのカウントダウンが始まってしまった………
思えば、短い人生だった。たったの14歳で突如異世界に放り込まれたと思えば、そのまま不可抗力による幼女誘拐の罪で死刑にされるのか………
「ゆうや~、まりさ~、おとうさんだよ~!」
とうとう来たか。ハルのおとうさん。見た目は普通の妖精さんと同じようなかんじだ。
「やぁ、きみがゆうやくんかい?うちのこがおせわになったね」
ハルのお父さんは、爽やか系男子のような声でそう言った。見た目とのギャップが凄い………
「はい、私が茅嶋優弥です。こちらこそ、娘さんには色々助けていただいています。」
相手を刺激しないように、丁寧な挨拶をしておく。ハルのお父さんも、うんうんと満足げに頷いているので、ひとまずはセーフといったところか?
「ぱぱ~、ゆうやのとなりのひとが、ゆうやのかのじょのまりさ~!」
「だから、彼女じゃないんだぜ!霧雨魔理沙だ、よろしくな!」
ハルは相変わらず魔理沙を俺の彼女と紹介している。まぁ、もう慣れた事ではあるし、本人も否定しているから勘違いを防げている。
ところが、妖精さんというのはどうもアホの子らしい。
「わるいね、うちのむすめはよくかんちがいしてしまうことがあってね。でもわるぎはないんだ、ゆるしてやってくれないかい?
………ところで、けっこんしきはいつなんだい?ぜひともおいわいのしなをおくらせてもらおう」
妖精さんの生態とは、常に妖精さんとともにいる俺でも分からないことだらけだ。筆箱の中にワープゲートを作ったり、謎の力で雰囲気をごまかしたり、聞いたことを直ぐ忘れたり。
その生体が暴かれることは、恐らく今後永劫あり得ないだろう。そう確信した瞬間だった。
「結婚はしするつもりは無いn「そういえば、あたらしいともだちもできた~!」………」
魔理沙が誤解を払拭しようとしたが、ハルによって見事に失敗させられた。まぁ、後で事情を説明すれば良いか。
「おお!そうかそうか、それはよかった!」
ハルのお父さん、嬉しそうだな………娘のことを本当に大切に思っているのだろう………
一方、その横で、ハルはリュックをゴソゴソとあさって………
ユズとユウを取り出した。
お前そのためにそれを持ってきたのか!!!
なんで?!
狭いところに詰められるのが流行なの?!
「あたらしいおともだちなの~」
「………ユウ」
「ユズです。よろしくです。」
二人が自己紹介をすると、ハルのお父さんが、「なんと!なまえがあるのかい!」と大声で驚きを叫んだ。俺らの方が驚いた。
「わたしもおなまえもらったの~!ハルっていうの~!」
「そうかそうか、ゆうやさんはやさしいんだね!」
そ、そうかな………//
俺って優しいか?ハル//
「そうなの~!へんたいさんだけどやさしいの~!」
おっっっとここで使うか爆弾発言!俺のメンタルを一撃で大破へと追いやったァーーー!
いや違うんですよお父さんあれは決して下心でやったのではなくってですねなんというか筆箱の中にワープゲートを作るのはいささか人間としてはない発想でしてそれどころか鉛筆の代わりにハルが入っているだろうとは思わなかったんですよですからあれは不可抗力というか運命の力というか………
「そうか、へんたいさんか!ははは、まぁそういうお年頃だからな!
(きっとかのじょのまりささんとあーんなことやこーんなことをしているんだろう。いきものとしてそれはせいじょうだからな)」
必死に言い訳を考えていたんだが、ハルのお父さんは爆弾発言を軽く流した。
なぜだ………?なぜ怒らない………?
はっ、そうか!
ハルのお父さんも変態だったんだ!
ハルのお父さんは、自虐ネタとして『変態はおもしろい』なんて言ったのか!
で、俺が変態だと知って殺したい気持ちで一杯だが、自分も変態ゆえにそういうわけにも行かず………
なる程。ハルのお父さんも苦労してらっしゃるんだなぁ………
「なぁ、ハル、良ければこの村を案内してくれないか?
(新しい妖精さんの生態を知るチャンス!)」
「いいよ?いっしょに………きゃっ!」
ハルが魔理沙の誘いに乗ろうとしたとき、突然強い風か吹いた。ハルが道を間違えたときに使ったあの力とは対をなすと直感的に分かるような気持ちの悪い風が。
びっくりして風の吹いてきた方を見る。そちらは霧の湖を挟んで反対側の湖畔。確かに来たときには無かった赤色の洋館が、禍禍しい気配を放っていた。
「異変だ………」
魔理沙はそう呟いた。
そう、始まったのだ。windows版最初の異変。
紅霧異変が。
次々回から、紅魔郷の攻略です。
日常編が遠いェ………