うちの客の勘違い度合がもう手遅れレベルなんじゃが⋯ 作:セイハラン星人
毎度のごとくYESなサブタイトルを考える方を尊敬するよ、俺は。
とっととダークプリキュアや月影ファミリーの話が書きたいんじゃー
あと書いてて思ったのは本編より後書きに時間を使ったなってことだな。
基本的に客が少ないアンダンテでは一人でいることが多いため、営業準備が終了した後は趣味興じるかニュースを見るぐらいしかやる事がない。しかし、最近のニュースは芸能人の不祥事などが多く、朝から気分が悪くなるのが悩みどころだ⋯
コーヒーを飲みながらニュースを見ていると遠くのほうから爆発音が聞こえてきた。
「⋯⋯」
これでいったい何度目かと、どうでもいいことを考えながら救急箱の準備をする。しばらくすると、店に一人の女性が入ってきた。
「お邪魔するわ」
「今日はさっちゃんか」
「さっちゃんって呼ぶんじゃないわよ!」
相変らず声がでかくてやっかましいなこの人⋯
「あたしにはサソリーナって名前があんのよ、サ・ソ・リー・ナ!!」
「やったね!さっちゃん!」
「だからやめろってんのよ!?」
「はいはい、とっとと座ってくださいよ消毒するんで」
なにやらまだ言いたい事がありそうだが、長くなりそうだったので無理やり座らせる。
「痛っつ」
「ほら、動かない」
毎度毎度よく怪我をするもんだ、『本気で戦えば』結果は違うのだろうに⋯⋯
「年下を傷つける趣味なんてないわよ、それに本気で戦ったわよ?全力ではないけど」
「まったく⋯」
なんだかんだ、こいつらのこういったところは嫌いじゃない、そのせいでどうしても甘くなってしまうのが、自分でも駄目だなと思う。
「しかし、なあ」
「なによ」
「怪我するたびに店に来なくても惑星城で治療したほうが早いだろうに」
「このまま帰るとあの2人が煩いのよ⋯⋯」
相変らず仲がよろしいことで、それをいったらまた面倒なことになるので黙っておくことにしよう。
「はい、おしまい」
「ありがとう」
「何か食うか」
「カレーピラフって出来るかしら」
「ちょい待ち」
頼まれたカレーピラフの調理を始める。少しオリジナリティはあるが、特別美味いものでもないのだがね。
「気になったんだが⋯」
「なによ?」
「どのくらいの強さだった」
「あんたも大概よね」
「定期的に抜かないと溜まるだけだ」
「⋯⋯うわぁ」
「貴様ァ!」
分かったうえでからいやがって、ほっといたら『溢れて暴発する』から発散させなきゃならないと言ったはず⋯⋯その心嗤っているな!!
「怒んないの、でもそうねえ⋯⋯今はまだ私たちのほうが強いだろうけど、そう遠くないうちに抜かれるでしょうね」
「随分と高評価じゃないか」
「正当な評価よ、だって彼女センスがいいもの」
「ゆりちゃんが、ねえ」
人は見た目だけじゃ分からないものだな。
「彼女のセンスとプリキュアとしての力がうまい具合いに噛み合ってる、今までのプリキュアの中でも群を抜いて強いわ」
「プリキュアの力、地球のバックアップってなかなかインチキだな」
「あんたが言っても説得力皆無なのよね⋯」
「その呆れた顔をやめろ、カレーピラフ俺が食うぞ」
「出来たのならすぐ出しなさいよ!?」
適当に返事をして対応しながら、横に置いた調味料たちを見て笑みが零れる。
「グフォッ!?!?」
食ったな
「あ、あんたこrオ”ッフ!?何入れたの!?」
「デスソース」
「とち狂ってんのかい!!」
「馬鹿を言うな、カレーピラフは頼まれたら作るが、そもそもメニューにはない裏メニューであり、俺好みアレンジが加えれただけだ。つまり、ろくに内容を確認しなかった貴様の落ち度というわけだ」
「それが店主のやることかい!!」
「店主だから!やるんだろ!」
自分で言っといてなんだがその理屈はおかしいな。
俺=作者
女=プリキュアハートキャッチオーケストラの女神パンチをしている女神的サムシング
俺「後書きを書いてみた、何故だかわかるか?」
女「何故でしょうか?」
俺「何も書かれていない後書きを、この俺、そのままにはできなかった。ネタが浮かばず意味を無くす。前話には、悪いことをしたと思っている」
女「良いことをしたのですね」
俺「助かる」