戦うことを選ばなかった凡人   作:ロック大佐

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 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 最後の更新日がいつかは覚えていますか? そう、12月02日です。
 これが2023年だったらまだよかったんですが、2020年なんですよね……。
 今年に限定すれば本当に初投稿です。オラッ! お年玉!

 正直このままだと永遠に続きを投稿できる気がしなかったので駆け足で行きました。
 更にリハビリ目的でもあり、お年玉に間に合わせる為にいつもより短めです。
 クッソ情けない作者で本当に申し訳ない。サクシャ人の面汚しめ!

 前回のあらすじ。裕司くんが料理して赤ちゃんと交流してた。以上。
 書けるところまでは、せめて一区切りまでは書きたい……カキタイ……(切実)


でっかくなっちゃった

「さて、飯を食って食器を洗い終わって自室へ帰還したわけだが……これからどうしよう?」

 

 三人の赤ん坊を前にしながら俺は真剣に悩む。

 先ほどの反応で赤ん坊の中身は元のままである可能性が高いことがわかった。

 つまり赤ん坊が喜ぶ高い高いやいないいないばあっ! にそこまで魅力は感じないと思われる。

 かといって赤ん坊にゲームやろうぜって誘うのは明らかにおかしいしなぁ。

 既に何回か摩訶不思議な現象と遭遇しているが、俺はあくまで一般人だ。

 赤ん坊とゲームしてる場面を誰かに見られたらその時点で疑問を持たれるだろう。

 何故この藤原裕司は赤ん坊がゲームをプレイできることを受け入れているんだと。

 まだ玩具で遊んでるなら疑問なんて持たれないだろうに……うーん。

 

「そもそもなんで赤ん坊を預けられたんだろうか、俺」

 

 冷静に考えてみるとたかが人格、性格をチェックする為だけに赤ん坊を預けるか?

 何か別の目的というか、何か企んでそうという思考が頭の中で膨れ上がる。

 極寒の地にある施設での初めての仕事がベビーシッターってのも大分アレだが……。

 なんとなくマーリンの差し金であることはわかるんだけど、なんの為なのかがわからない。

 マーリンは人、特に女を弄るのを楽しむ糞だが、ここまで大規模な悪戯はしないはず。

 でも目的が全然わからん! 思わず手を頭に当ててため息をつきそうになった。

 

「あーうー!」

「お?」

 

 色々と考えていたらやんちゃな赤ん坊が服を引っ張ってきた。

 なんかよくわからんが、とにかく放置はしないで欲しいらしい。

 とりあえず赤ちゃん用玩具で楽しめるかは不明だし、ネットの動画でも見せるか。

 俺は一旦立ち上がり、パソコンのディスプレイを床に下ろして動画視聴の準備を進めた。

 どうせ普通の赤ん坊じゃないし、悪影響とか気にしなくていいのは幸いである。

 

「そんじゃ全員で動画見るぞー! ただしお前の指定席はここだ」

 

 俺は動画再生の準備を整えると、やんちゃな赤ん坊を膝の上に座らせた。

 そのまま逃げられないように腕をベルトにして拘束する。

 さっき冷静な赤ん坊に喧嘩売ってたし、視聴中にまた売られても困る。

 案の定ジタバタし始めた赤ん坊の頭を撫でながら動画の再生ボタンをクリックする。

 

「はい、よーいスタート」

 

 最初はジタバタしてた赤ん坊も動画が再生され始めると大人しくなった。

 動画とは関係なく諦めただけの可能性もあるけど、どっちでも同じようなもんじゃろ。

 やんちゃな赤ん坊を見てた二人も、動画が再生されるとそっちに釘付けとなった。

 これで時間稼ぎをしつつ、今後の赤ん坊への対応を動画を見つつ考えて行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………」

 

 動画を見ながら考え事などと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。

 そもそも面白い動画を見ながら考え事とかできるわけなかったんだよなぁ。

 昔から面白いことには熱中しちゃうタイプだった。考えようとしても無理だった。

 時間稼ぎ自体はできて、もう寝る時間にまではなった。時間だけ稼げても……ねぇ?

 赤ん坊三人が退屈することなくお眠の時間になったのは良かったんだけどね。

 

「ほら赤ちゃん三人衆。良い娘はもう寝る時間だぜ」

 

 俺は眠たそうにしている赤ん坊三人を一気に抱き上げる。重すぎて背骨逝きそうだった。

 そのままフカフカなベッドに三人を寝かせ、よく眠れるように頭を撫でていく。

 やんちゃな赤ん坊も眠気が強いのか、暴れようとする気配はない。

 頼むからそのまま大人しく寝てくれよ……そんな願望を手に込めてナデナデ。

 

「おや~すみ~ベイビ~……安~らか~に~寝ろ~」

 

 俺は即席で作り上げた子守唄を歌いだした。ちゃんと子守唄になってるかは知らない。

 睡眠の邪魔にはきっとならないはず。うるさい音量で歌ってはいないし。多分。

 

「ん~」

 

 赤ちゃん達の頭を撫でていると、突然ギュっと手の指を握られた。

 ……握ってきたのはやんちゃな赤ん坊か。こいついっつもなんらかの行動起こすな。

 俺は握られた手とは反対の手で頭ナデナデを続行する。

 三人の赤ちゃんはとても気持ちよさそうな顔をしている……気がする。

 いいぞ、その調子だ……ドンドン夢の世界に近付け、ベイビーちゃん達よ。

 

「すぅ……すぅ……」

「………………」

「Zzz……Zzz……」

 

 就眠確認、ヨシ! ちゃんと寝かしつけられて良かった良かった。

 まあ中身が普通の赤ん坊じゃないからここまで上手くいったんだろうが。

 これが中身まで赤ちゃんならここまで上手くはいかなかったに違いない。

 

 それじゃあ俺も寝ることにしよう。今日は色々ありすぎて疲れた。眠い。

 俺は事前に床に敷いておいた布団に潜り込んで寝る準備を進める。

 ……あのダンボール箱、何故かベビー用ベッドがなかったんだよなぁ。

 中身大人疑惑があるとはいえ、流石に赤子を床に寝かせるわけにはいかない。可哀想だ。

 なので普段俺が使ってるベッドを赤ちゃん達に使わせ、俺はお泊り用布団で眠ることにした。

 正直俺にベビーシッターが務まるとは思えん。早く赤ん坊達が大人に成長しますように。

 その為にも今夜はさっさと寝て疲れを取らなくては……おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すぅ……すぅ……」

「お腹が空きました……むにゃむにゃ……」

「ぐ~……が~……」

 

 朝起きてふとベッドを見ると、そこには三人の()()()()()()()寝てました。なんで?




手紙「三日もしない内に大きく成長する(嘘は言ってない)」

 例え渡された次の日に少女にまで成長したとしても三日以内に成長だから嘘じゃないよ。
 ちなみに全裸な理由は着ていた服が体の成長に耐え切れずに破けたからです。
 赤ちゃん用の服を少女が着ようとしたら当然そうなるわな。

 さて、藤原裕司くんは果たしてこの窮地を乗り越えることができるのでしょうか?
 少なくとも胃が犠牲になることは確定してます。そろそろ胃薬、飲もう!

 赤ん坊その1。
 他の二人と比べて一番大人しい。
 その正体はマシュ・キリエライト。ヒントを言ったら爆速ですぐに大正解された。

 赤ん坊その2。
 他の二人と比べて一番行動的。
 その正体はアルトリア・ペンドラゴン。裸を見られて動じない女性は中々のレア。

 赤ん坊その3。
 他の二人と比べて一番やんちゃガール。
 その正体はモーさん。なんでこんな簡単に言い当てられたのか謎。マジでなんで?

 ちなみに三人はギャラハ込みなら円卓関係。
 ギャラハ抜きでも出生に人の手が加わってるという共通点がある。

単刀直入に聞きます。皆さんは主人公にどんな結末を迎えて欲しいですか? ちなみに原作勢のハッピーエンドだけは確定しているものとする(このアンケートの結果は物語の結末に影響……するかもしれないししないかもしれない)

  • ご都合主義万歳! 完全無欠ハッピーエンド
  • 最高じゃないが良い終わり! グッドエンド
  • 幸福だが失った物も多い! ノーマルエンド
  • 上の中で一番感動できそうなエンドを頼む
  • 上の中で一番立香が喜びそうなエンドを頼む
  • 上の中で一番愉悦できそうなエンドを頼む
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