身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!!   作:あるれしあちゃん

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第10話

 

 

「いっ......え、」

 

目がさめると体がものすごく痛い。体というより腰とか肩とかそういう明らかに打撲しましたってところがメキメキしてる。あまりの痛みっぷりに、生理的に涙が出そうだった。

 

「お目覚めかねジェフィフィーナ」

 

そして、スネイプ教授が怒りの顔で私を見つめていた。

 

あまりのキレ具合に、私はそんなにやばいことをしたかなぁぴえん、と心の中で言い訳する。違うんですぅ、信号渡る直前に黄色になって!!ほんと!!赤信号に途中なったけど!!!!ブレーキ踏んで!止まらない!ってなったから進んだんですぅぅ!!

 

あ、これは初心者マーク貼って走ってる時にポリスメーンの目の前でやった信号無視のときの心の中でしてた言い訳でした。あ、結局捕まらなかった。信号無視してしまった瞬間に窓開けた。いつポリスメーンに《そこの車、止まりなさい》って言われても気付けるようにね!!

 

「貴様.....何があったか説明してもらおう」

 

「あ.......ここはどこでしょうか教授」

 

「医務室だ、さっき貴様を担いで来た」

 

「いむ..しつ。ありがとうございます。えっと...私が嘆きのマートルさんとお話しをしにトイレに行きましたら、グレンジャーさんとちょうど会いまして...えっとその、私友人がまだ作れなくて一人なので、パーティにいづらくて....その、.....グレンジャーさんが帰った後、トロールが急に」

 

「そうか。ポッターとウィーズリーもいたが、なぜ扉の前にいた」

 

あらかた把握していたかのように返している教授だけど、興味がないだけなのか、それとも本当に把握しているのか。

 

「グレンジャーさんを探しに来た二人と扉の外まで逃げました。仮にも15歳です。11歳を守るのは当然なので、知ってる呪文でなんとか対処した、というようなところです」

 

教授がため息をついて私に肋骨が折れていると伝え私にスリザリン一点減点三点を渡すと言った。二点、これだけやって二点。

 

「お手を煩わせてすみません」

 

「構わん」

 

血の匂いがかすかにする教授。意識しなければわからないくらいだ。

あの、三頭犬のところに行ってきたのだろう。私が痛みに呻いていると自業自得だと言わんばかりに鼻で笑われた。もっと心配してもらえるのが転生の醍醐味じゃないだろうか。

 

「魔法使いとは思えない怪我ですな」

 

「...魔法使いのまの字もない半人前です」

 

しばらくいい子に呻いていたら明らかにやばそうな匂いのする薬がやってくるのが見えた。美しきかなホグワーツの女神、ポンフリー様です。

 

そのままマダムポンフリーから薬を渡されて渋々飲むとすぐに肋骨は治ったみたいだった。骨がくっつくようにパキッと体の中で音がしているのがなんとも恐ろしい。それ以上に不味さに口の中をやられた。

 

無心に音がなり止むのを待っていたら最後の一つなのかパキッとひときわ大きな音がなって私の骨はピクリとも動かなくなった。

普通に痛かった。

 

帰っていいのだろうかとマダムポンフリー見つめると検診されるようだった。

 

「マダム...その、もう治りましたので」

 

「いいえ、ちょっと服を脱いで」

 

「スネイプ教授...どうにかしてください」

 

虐待痕はほぼ消えかけだが、全く綺麗さっぱりというわけではない。見る人が見ればわかるだろう、というわけで慌てて教授を見上げると、興味なさげなスネイプ教授がそっぽをむいてイライラしたように腕を組んでいた。

 

「マダム、ジェフィフィーナは我輩が薬を調合する」

 

「はい、スネイプ教授が見てくださっているので」

 

「そう....」

 

結局、マダムは軽く私の検診をして終わりにした。服を脱がなくてよくてよかっですほんとに。

検診の結果、完治。おめでとう。

その日のうちに退院となり、私は教授に送られてスリザリンの談話室に戻ってきた。もちろん、道中の会話は無しだ。教授は私をいたわる気ゼロでした。

 

苛立った顔の教授がバンッと談話室への扉を開ける。一瞬で静まりかえるスリザリンの談話室。

ハロウィンパーティを談話室でやっていたんだろうことが伺える。

 

スネイプ教授が羽目を外しすぎるなと一喝して、トロールが退治されたことを伝え帰っていった。

 

私にはやっぱりヒロイン気質は無いようです。

 

抱きしめられて心配したとかそういう類はもちのろん無し。スリザリンに冷ややかな目でみられ、お前は何でスネイプ教授に送られてきたのかと監督生に聞かれた。

 

「すみません、授業の後に熱が出てしまったので医務室で寝ていました。熱が下がるのに時間がかかってしまって...。でも、トロールが出たということで教授の迎えで寮へ戻ってきたんです」

 

35歳は嘘をつくのとくいでーす。納得したらしい周囲は次第にパーティへ戻っていき、私もパーティに参加する理由がないため、さっさと自分の部屋へ帰った。

 

シャワーを浴びるために、あらためて鏡を見ると、怪我をする前の私がきちんとそこには写っていた。




なかなか文字数が増えないですね。
もう秘密の部屋まで書きあがっているので今更増えることはないのですが........
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