身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!!   作:あるれしあちゃん

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第12話

 

 

厨房に入るとしもべ妖精は夕食の準備中だったのかガヤガヤしてた。

 

ひとりのしもべ妖精が私に気づいて、キーキーと声を上げて駆け寄ってきてくれた。私も膝を折って目線を合わせると頼み事をしようと口を開く。しかし、それよりも早いしもべ妖精。

 

「どうなさいましたかお嬢様!」

 

「あ......厨房お借りしても?」

 

「もちろんでございます!寒いのにマフラーもなさっていなくて冷えたでしょう!どうぞどうぞ!今紅茶を入れますね」

 

厨房の隅にあるテーブルに案内してくれる紅茶やお菓子を出してくれて、軽くいただいてから私は厨房の隅で薄味のポトフを作成。

 

すでに夕食用なのか皮の剥かれたジャガイモや玉ねぎやら人参がゴロゴロと転がってくる。私がポトフを作ると言ったら材料をドンドン持ってきてくれたのだ。ありがたいけど、私の体は一つなのでホグワーツ生のご飯感覚で作らせないで。

 

スープは薄味に準備すると、野菜を適当に切ってぶち込む。

 

そして、ベーコンを入れてローリエを入れて煮込み始めた。

ローリエがなんなのか、この葉っぱになんの意味があるのかいまだにわからないけど、

美味しくなりそうなのでなんとなくいれる。

 

煮込んでいる間にまたお菓子をいただいて無事に体重増加した。

 

私を案内してくれたしもべ妖精に味見係をお願いして一緒に食べることに。どんなご飯でも多分妖精たちは多分美味しいって言ってくれると思うので何を言われても気にしない。ハイ。

 

「お嬢様!美味しいです!」

 

「ありがとうございます。

寒い日にはやっぱりあったかいものがいいですね」

 

という感じでのほほーんとしていたら、非常に言いにくそうにしもべ妖精は私にこうといかけた。

 

「お嬢様、不躾な質問とは思いますがマフラー等はなさらないのですか?」

 

...マフラーを買うお金がないので...とはなんとなく恥ずかしくて言えない。さて、暑がりだから!とかなんとか言うしかないのだろうか。

 

そういえば、時々厨房で何か作る時に考えてたんだけど、お菓子とか作ってホグワーツで売っちゃダメだろうか。一つ5クヌート、的な感じで。

 

あ、衛生面的にアウトかな。私は頭の片隅でそんなことを考えながらも一度口を閉ざした。

 

「スリザリンとはいえ、私たちしもべ妖精にも優しくしてくださり......。

ここにいる全員のしもべ妖精はお嬢様を心配しております。

もしかしたら、お嬢様は有名なお家ですがその優しさ故にご両親とも合わずろくにお金を出してもらえてないのではと.....」

 

目線をきょろきょろとしながらしもべ妖精は私に上目遣いにそう言った。全然有名な家の出なんかじゃないし、なんなら売られたンゴ!!言えない言えない。

 

「心配してくれてありがとうございます。

でも大丈夫です。私は孤児院の出なんです。実はこのホグワーツも校長先生のお陰で通えているんです.。

なので、えっと...もう少し寒くなったらマフラーとかも検討しようかなって思ってます。

学校に行かせてもらえるだけでありがたいですし」

 

「防寒具が無いということでございますよね。風邪を引いたら大変です!ホグワーツには毛糸なんかもありますし、マフラー私が編みましょうか?」

 

私はその言葉に首を振った。

毛糸のマフラー、と聞いて私が思い浮かぶのは祖母のマフラーだった。前世、祖母は私にマフラーの作り方を教えてくれようとした。

 

しかし、私はそんなマフラーつくれない。無理無理。というわけで怒られに怒られ挫折し、祖母作のマフラーを貰ったが、私は肌が弱く痒くて堪らなかった。やはり、市販のものと違い、ごわつきやかたさに私の顎と首は死んだ。

 

私にとって毛糸のマフラーはいい思い出ではない。だから、もらってもつけることはないだろう。

 

「いえいえ、大丈夫です。

ただでさえ沢山の仕事をなさっているのですから。気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます」

 

そっとしもべ妖精の頭を撫でた。申し訳なさげに、小さく笑みを浮かべると、私は頭を下げて厨房を出た。

 

ホグワーツはとんでもない寒さになって来た。風が吹く廊下を、ローブを体に巻き付けて凌ぐ。すれ違うスリザリン生に少しだけ嫌な顔をされながらも、私はなんだテメェとすました顔のまま歩く。

でも、流石にそろそろ櫛は欲しいわ.....。2ヶ月も櫛を通してないと思うと自分の髪にぞわりとするけれどそれを無視してスリザリンの寮に向かった。アメニティーセット買えよ!マフラーよりもマジでそれ重要。

必要な部屋とか入らせて欲しい。入り方わからんけど。

もうマジでやばい時には誰かの強奪するしかねぇわ、なんて思いながらも有力候補スネイプ教授は髪の毛に櫛通さなそうで泣いた。

 

 

 




オリ主のバスルームはこんなこんじです。


向かって正面にバスタブ。そして右にはシャワー。その下にシャンプーとリンス。ボディーソープ。で、櫛はないけどシャンプーする時に使う頭皮マッサージのやつ、あれはあるのであの太足がいっぱいついたやつをなんとか櫛がわりにしてます。小判みたいな形でマジでコーム以下の櫛擬。ないよりマシって感じで使ってます。
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