身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!!   作:あるれしあちゃん

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それは当たりだ

 

 

私が部屋に入ってくるとスネイプ教授はまたもや本を読んでいた。

 

この人ほんとに本の虫ダナ......。

 

軽く頭だけ下げるとすぐに私は自分の部屋に入ってシャワーを浴びた。

 

すこし熱めのお湯が私の体に降りかかった。

 

「【ポッターに会うことは十分にあり得る。もちろん、ダンブルドアにも.......。

スネイプに試験管をひとつ貰っておこう】」

 

シャンプーやボディーソープでタイルが泡だらけになる頃にはしっかりと私の思考はまとまっていた。

 

体を充分に拭いて下着をつけようとするがだいぶ肉がついたせいでいい加減キツイ。

 

まぁ、Hカップまで行くだろうし....西洋の食文化でもっと行ったらどうするかな。

 

製品では65アンダーになるのかな?

 

とりあえず試着しないとどうにも言えない。

 

私はワイシャツに袖を通すとしっかりとネクタイを結んでスカートを履いた。

 

 

靴下も履いてローブを着ると杖を振って髪を乾かした。

 

またスネイプ教授の自室にノックした。

 

 

 

「ジェフィフィーナ、午後は何処にいたのだ」

 

「午後はクィレル教授のところに質問に....」

 

そんなことを言うとスネイプ教授が私に迫ってきた。

 

「あいつの所にはもう行くな」

 

「え......」

 

ドンっと壁に背中をぶつけて大男が迫ってくる、普通に怖い。

 

「クィレルは此方側ではない」

 

「えっと.......よくわからないのですが......はい、わかりました。スネイプ教授」

 

「わかれば良い」

 

そう言うとスネイプ教授は私に向かって杖を振った。

 

「何か掛けました?」

 

「貴様が何故こんなものを盛られたかは知らんが、少しは身を守れ」

 

クィレル教授やっぱり何か盛ってたのか.....。

 

「よくわかりませんが、はい。

以後、気をつけます」

 

スネイプ教授はその言葉を聞くと鼻を鳴らして私から離れた。

 

「貴様はさっさとクリスマスディナーを食べに行け」

 

「スネイプ教授も一緒にどうですか?

私もスリザリン一人で寂しいです。

良かったらお隣でどうです?」

 

「ふむ、良かろう」

 

そう言うとスネイプ教授は私の腰を抱いてエスコートしながら廊下まで出た。

 

こう言うところはモテるんだろうなぁ......。

 

「スネイプ教授、ひとつ尋ねたいことがあります」

 

「言ってみろ」

 

私はヒンヤリとした廊下でコツコツと音がなるのを聴きながらバリトンボイスが響くのを感じた。

 

「ハリーポッターは賢者の石にたどり着きそうなのですがクィレル教授の件は大丈夫なのですか?」

 

「貴様、校長の入れ知恵か?」

 

「いいえ、私個人の意見です」

 

「何処で賢者の石について知った。

まさか、足の怪我が治っていたのは貴様が.....」

 

「どうやら森番さんが口を滑らせたようです。これは、恐らく......いえ、むしろダンブルドア校長先生が滑らせる人物に秘密を共有したというところです」

 

「故意にということか?」

 

「そうですね、森番さんの事を考えると恐らくはそうかと思います。

現在はニコラス・フラメルが何を成し遂げた人なのかについて図書館で調べまわっているようなのでご注意を......

 

あと、教授の足を治したのは私です。

最近本で読んだエスピキーを」

 

「あれは一年用ではないようですがな」

 

「15歳ですよ私は」

 

「貴様どこまで知っている」

 

ここで私が踏み込んでしまっていいのかと本当は迷う気持ちもある。

 

でも、今日、みぞの鏡を覗いたら間違いなく彼女は立ってるだろう。

 

親友はスネイプファン。だから、救済してー!って旗振ってくるに決まってる。

 

「スネイプ教授がまだ知らない、いえ......ダンブルドア校長先生が教える気がしばらく無いような事を私は知っています。

あ......情報源は内緒ですよ」

 

私はそう言って笑った。

 

「良かろう......ディナーが終わったら続きを話そう」

 

「お願いします、スネイプ教授」

 

2人で大広間に足を踏み入れた。

 

七面鳥のサンドにクリスマスケーキ、バター煮やハッシュドポテト。

 

隣に座ったスネイプ教授をちらりと見るとその食事に嫌そうに口を引き締めていた。

 

たしかにこの食事は胃に来そう、ケーキもみんなが好きそうなあのショートケーキじゃなくて驚くぐらい緑と青と赤の変なやつ。

 

カルチャーショックやね。

 

そんな事を思ってるとあっちこっちからドーンと大砲が破裂するような音が聞こえてくる。

 

「クラッカー?」

 

「あれは魔法界のクラッカーで色々出てくる。気をつけろジェフィフィーナ」

 

「はい、スネイプ教授」

 

私は早々とハッシュドポテトとサンドを手に取るとゆっくりと口に運び始めた。

 

「美味しいですね」

 

「.......」

 

スネイプ教授は黙々と食事をしていて、これなら一人で食べてるのとあまり変わらないのではないだろうか?

 

「Ms. ジェフィフィーナ...くっ、クラッカーっをし、してみませんか?」

 

そう言って斜めに座っていたクィレル教授が私にふつうの見た目と何一つ変わらないクラッカーを渡してきた。

 

「ありがとうございます、クィレル教授。

スネイプ教授、鳴らしてみませんか?」

 

「我輩はやめておく、クラッカーを持っていてやるから貴様が紐を弾け」

 

「はい、教授」

 

スネイプ教授はクィレル教授をちらっと見ると、私のクラッカーを受け取って筒を持った。

 

「よいしょっと」

 

ドオーンッ

 

「ひょえ.......」

 

すごい破裂音とともにピンクの袋に入ったなにかとハツカネズミ、紙が落ちてきた。

 

キラキラと光る花吹雪のあれみたいなのも落ちてきたけど魔法なのか消えてしまった、残念。

 

「ジェフィフィーナ、ピンクはおそらくあたりだ」

 

「そうなんですか?.......えーと......あ、ヘヤゴムと櫛とパック」

 

まさかの女子仕様ですか......。

 

「良かったなホグワーツからのクリスマスプレゼントだ」

 

私はそれを袋の中に詰め直すと笑った。

 

「えぇ、嬉しいです。

ありがとうございます」

 

口が裂けても初めてのプレゼントとは言えまい。

 

私は一緒に落ちてきた紙を拾って開いた。

 

【魔法薬学の教授の良いところを個人的に伝える】

 

「はい?........」

 

それを持って困っているとダンブルドア校長先生と目があった。

 

貰っても嬉しくないなぁ......あ、私が与える方ですかね。

 

「スネイプ教授.......」

 

「なんだ」

 

「今日も素敵なバリトンボイスです」

 

そう言って私は笑いかけるとスネイプ教授に紙を手渡した。

 

そういえば、スネイプ教授って誕生日1月の8日か9日....9日かな?

 

親友と毎年ケーキ食べてお祝いしたからよく覚えてる。

 

「スネイプ教授....私もう部屋に戻りますね」

 

「あぁ」

 

そういうと私は席を立って周りに軽く挨拶すると歩き出した。

 

少し遠くではポッター達が大砲のようにどーんどーんとクラッカーを鳴らして遊んでいた。

 

 

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