身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!!   作:あるれしあちゃん

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お粗末様です

 

 

私は昼のピークが過ぎた頃、やっと漏れ鍋を出てダイアゴン横丁にきた。ん、漏れ鍋はもうダイアゴン横丁かな?

 

制服姿は少し目立つ。

買うものリストはもう脳内で出来てる。教科書類は古本屋でなるべく揃える。

そして、服、これはマダムの所で下着類と私服、タイツ、ハンカチを揃える。

次に何処でもいいからトランク売り場、これは何かというと【ふぁんたっすてぃっくびーすと】という映画をご存知だろう。そこのニュートがトランクに魔法をかけてさながらそこで生活出来るようにしていた。

あれを私も作ればおいおい生活しやすいと思うし秘密ごとにはぴったりだろう。

あとは膝掛けがあると嬉しんだけどなぁ....,予算も考えているとそうも言ってられないし。

優先順位的には、

 

教科書>服>トランク>メイク用品

これってこの向きであってるんだろうか。逆向き?

 

正直36歳にはメイク用品とかほしい。すっぴんで表歩けないんですけど.....。今は16歳だけど、普通にその頃はバリバリメイクしてた。お堅い女子校だけど、トーンアップ日焼け止めして、すっぴんパウダーで色白して、ビューラーでまつ毛上げて透明マスカラ塗って、グロス塗って、最後にミストを噴射。眉毛はフサフサだから書かなかった。そんだけって思うかも知れないけどこの歳にしてはやってる方だったなぁ.....。

 

まぁ、教科書については休暇中にどの本を買うか通達されるんだけど.....何故か私の場合だけ事前に渡された。理由は不明だけど1つわかったことは休暇中に教員会議するんじゃなくて追々してくのね。ギロディー?ロックハートが一杯名前あるのがものすごくムカつくですはい。

 

私は古本屋を求めてダイアゴン横丁を彷徨った。沢山いるローブ姿の魔法使い達や子供が箒を見つめて騒ぐ声。いろんなものが入り混じる中、ようやく私は目当ての古本屋を発見して中に入った。

少し薄暗い店内には山のように本が連なっている。店員さんらしき30代前後の男性。長めの髪は天パなのかクルクルとしていてそれを1つにまとめている。

 

「何かお探しかい?嬢ちゃん」

 

「はい、このリストにある本って古本でありますか?」

 

「あん?......そうだなぁ.....あぁっ...ロックハートの本をホグワーツで使うのかい!?」

 

店員は驚いたように私の事を見つめるともう一度リストに目を通した。本当に、どうしてらあのポンコツが教員になれるのやらね。

 

「えぇ....そうみたいなんです。

ロックハート先生は闇の魔術に対する防衛術担当のようで.....ロックハート先生の本って高いですし....」

 

店員はホグワーツで使う教科書がどうやらあったようで次々に本を魔法でアクシオしていくとテーブルの上に積んでいった。

 

「あぁ、この胡散臭い××野郎の書いた本つうのは信憑性がねぇんだ。功績だけが残って変な野郎。嬢ちゃん、こいつの本は全部定価の7割引で買えるぜ」

 

「本当ですか!?ありがとうございます....これで予算にも余裕が出来ます!」

 

「嬢ちゃん、わざわざ此処で買うって事は金銭的に問題でもあるみてぇだな。安心しろ、ここの本は大体定価の7割引で買える。教科書も7割型新書でもない限り卒業まで揃えられる」

 

いい店みっけったラッキー。私は清算される本達を見つめながら貰った巾着からお金を取り出していく。

 

「よし、3ガリオン4シックルだな」

 

前回のフル揃えで10ガリオンちょいぐらいだったからだいぶ安くなったなぁ。私はお金を払うと学校で使うカバンに教科書達を詰め込んだ。

 

「ありがとうございました、来年もよろしくお願いします」

 

「あいよ!いつでもきな」

 

頭を下げて古本屋を出ると、今度はマダムマルキンの服屋に向かう。古着屋でもよかったんだけど、なんせローブしか売ってないんだわ。服のサイズ的にもそこまで良さげなのもなさそうだし。下着も買い換えたい。身長が伸びない事を考えても子供服で間に合わせれば充分だろう。

 

ちなみに足のサイズは2.5インチ、21.5センチの靴がぴったりぐらいだ。靴も、みんなが小学生ぐらいで履いてた...わかる?あの、足の甲あたりにマジックテープってやつ?あれがついてるタイプくらいしか無い。

 

前世では、某にゅーなバランスとか、某なんか動物がエンブレムのプから始まるやつとか、某ニケッて読めちゃうやつとかさ、サイズないし22から22.5が一番小さいからネットでランニングシューズ ジュニアで検索してたなぁ.....。それか、つま先に綿詰めてた。パンプスの時は脱げまくるし大変だったなぁ....。

 

今履いてるローファーは2.5インチ子供サイズだけど11歳だと私より低い子ってザラにいるんだよ。143センチが平均だけど135センチとかすんごい小柄な子でだいたいは私以上だけど年内には抜かれてく。

靴も買い換えるべきかと思ったけど案外行けそうなので気にしない。

 

大量の人を掻い潜って店の中に入ると新入生なのか女の子が一人制服を図っていて可愛らしいなぁとほっこり。

 

「いらっしゃい〜!あら、お嬢ちゃん去年の子ね」

 

「えぇ、お久しぶりです。今日は私服を見たくて...」

 

「えぇ、どうぞどうぞ。いま、新入生の寸法をしているから終わったら声をかけますね」

 

「ありがとうございます」

 

仕事に戻るマダムを見つめつつも私はポケットから羊皮紙を出しておいて私服になる洋服のある店の奥に入った。

だいたいがロープだけど、ドローレスアンブリッジの来ていた感じのスーツ擬きも数多い。サイズは大体160センチ前後が中心だ。

でも、グレンジャーの私服見てもだいたいがカッターシャツにカーディガン、ジーパンって感じであまり参考にならないし。

かといって、沢山種類があるわけでもない。非魔法族と大差ないと言うかこちらの方がダサいというか。

 

取り敢えず冬用のネグリジェとして黒を基調とした足首まであって萌え袖可能なやつを1つ見繕った。ワンピースみたいな感じで人様の前に出てもそこまで恥ずかしくないはず。

あとは下着だけど、謎に伸縮可能下着が売られていた。ホグワーツ生にオススメと看板まであるようで残ったいるのはベージュと赤と黒との事だったので悲しくも3つともお買い上げた。そうこうしているうちにマダムが私のところに来てくれた。

 

「あ、すみません。今日おはなしした方にマダムにお渡ししてくれればとお手紙を...」

 

そう言って羊皮紙を渡すとマダムはクルクルと広げて目を通すとエプロンのポケットにしまい込んだ。

 

「はい、ロズワールさんからお嬢ちゃんの私服一式を3セット、とびきり可愛く。承りました」

 

「はい?.......え、そんな沢山買えるお金なんて....」

 

「ロズワールさん持ちだそうですから大丈夫ですよ」

 

マダムはズイズイ私を商品の所に連れて行った。若い人向けの所で、可愛い服がたくさんだ。というか、サイズ大丈夫だろうか.....。

そんな気も必要ないのか、マダムはどんどん洋服を選んでカゴに入れていく。

 

「あ、あの、ロズワールさんって....」

 

「えぇ、このお店にある服の半分を製造するロズワール服店の人よ。

お嬢ちゃん親戚か何かだったのね〜!」

 

「....」

 

え、シャチョーだったの?というか太っ腹すぎでしょ。孤児との事でお偉いさん耳に入ってた可能性もあるし奨学金の一部だと思ってサクッと貰っておこう。私としても有難いし。お金浮くし。

どうしてもトランク欲しいしなぁ。前みたいにパーキンソンに記憶媒体とか取られても困るし。

そんな事を思っていると服を選び終わったのかマダムが空中にその服を並べていた。

 

「この辺りでどうかしら?

お嬢ちゃん小柄だし、顔立ちも可愛らしいからいいと思うわ」

 

紺色に白の花が散らばったワンピースと軽い黒のサマーカーディガン。足元は白のサンダルでこれからぴったりだろう。

それから桃色のカッターシャツにコンのカーディガン、赤のラインがvラインに入っている。それに黒のスキニーぽいパンツ。足元は黒の靴下にカーキーのスニーカー。見たい目は某アから始まってスで終わるスポーツメーカーぽい。

それから厚めの赤色のセーターと黒のコート。ざっくり編まれたカーディガンはカーキー。それとブーツに黒のスカート。

 

「わぁ.....素敵ですね」

 

36歳じゃなきゃ飛びついてますはい。

コートがあるのがすごくありがたいところ。私は喜んでお会計を済ませようとほかの商品と一緒にレジにマダムと向かうと全て無料にされた。渾然の意。ありがたいけど、またロズワールさんって人に会えるんだろうか。会えたらしっかりお礼を伝えておこう。

ハリポタワールドが私に優しくなってきましたはい。

 

ルンルンと袋を手に、私はトランクは一時中断と漏れ鍋に帰ることにした。日はまだ高いけど4時ごろだ。そろそろお店の手伝いをしよう。バイト代ほしいし。

 

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