身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!! 作:あるれしあちゃん
「アルレシアさん、4番テーブルに頼むよ」
「はーい。4番テーブルですね」
トムさんから魔法で渡されたアイスティーが二つ入ったトレイをもって、4番テーブルに向かった。
「お待たせしました、アイスティーです」
「あぁ」
アイスティーを置きながらお客さんを見ると。なんと、マルフォイ親子だった。シシーちゃんはいない。残念、絶世の美女がみたかった。
「久しぶりだ、ジェフィフィーナ」
「お久しぶりです。医務室に差し入れをくださったんですね。ありがとうございます」
少し大人っぽくなったのだろうか。金髪イケメンのマルフォイは此処には全く似合わないけど、何か用があってきたんだろうか。
「いや.....いい」
マルフォイの歯切れ悪い回答はほどほどに、私はマルフォイの向かいに座ったマルフォイパパに向き合った。
「はじめまして、アルレシア・ジェフィフィーナと言います。マルフォイさんにはホグワーツでお世話になりました」
「君が..その、マグル生まれの子か。ドラコが世話になった。噂はかねがね、グリフィンドールの秀才を差し置いて学年トップの成績だったそうだね」
「えっ.....そうなんですか」
だって、知らなかったんだもんクソ。目が覚めたら休暇だったし。通知表みたいなのは一応貰えるから全てO(優)?なのか、それだったから特に気にしてなかった。
「ジェフィフィーナは知らなかったのか」
「えぇ、私は休暇に入ってからこちらに来たので....順位は見れなかったんです」
「グレンジャーとは205点差だったぞ」
「え、そんなにですか.....なんだか申し訳ないです」
「ところで、ジェフィフィーナ。君のバイトはいつ終わるのかね」
「えーと、あと30分ぐらいですかね」
「すまないが、ドラコの相手をしてもらっても?成績が目に余るものでね」
ため息をつくように、マルフォイパパはそういうと、私は用事があるのでと去っていった。飲み物には一切手を付けない。当主ともあろう人が手をつけるべきではないのは当然のことだろう。
「マルフォイさん、課題はどのぐらい進みましたか?」
「少しだけだ。魔法薬学と魔法史が手を付けれていない」
「なるほど、私がご指導しても?」
「あぁ」
「それじゃあ、バイトが終わるまではほかの課題をしていてください。では」
仕事に戻ると、トムさんが友達ならと仕事を終わらせてくれた。いや、むしろ仕事増やしてくれ。マジで。
そんな思いも虚しく、私はエプロンを脱ぐと自分の出来上がった課題と教科書。それから、参考書を持ってマルフォイのところに戻った。
「お待たせしました。では、始めますか」
「あぁ、魔法薬学から頼む」
「はい。では、課題文第一。【満月草の育てかた】
満月草は名前からして満月の光で咲くことができます」
「あぁ、だったらそれをそのまま書けばいいと思った。だか、規定の長さに足りない」
「そうです。スネイプ教授からの本当の課題は、ただそのまま書くのではなく何処を注意すればいいのかを明確にし、どのような土を使うべきかなどを考察を混ぜて欲しい。そういう考えをと思っています」
「しかし、そんなのは何処にも.....」
「いえ、この教科書の最後から2番目のページを見てください」
マルフォイに教科書を開かせると、私は自分の教科書から線引きをしてある部分を読み上げてまとめた。
「満月草は基本的な薬の調合に使われてくるものです。スネイプ教授としては育て方を覚えさせたいのでしょう。
さて、まず書き出しは何種類かありますが......。
ここまで大まかなレポートですから書き方は自由という事です」
「自由?書き方などそれしか......そういうことか!なるほど......様々な育て方から効率の良いものや質良いものを作るのに最も最適なものを考えればいいのだな」
うーん。まぁ、まぁいいのかな。マルフォイがしっかりと理解してくれたのならそれでいいや。
「それじゃあ、あなたの書き出しを決めたら情報収集しましょう」
マルフォイは頷くと、特別上質なものを作る方法として考えると羊皮紙の切れ端にメモった。
これからこれを書き上げるまでが長いだろうなぁ。遠くへの見通しを立てて、自分の書き終わったレポートの羊皮紙を綺麗に整えた。