身長160センチ無いと戦えんわ!って、その前にハードモードすぎて泣いた!!!   作:あるれしあちゃん

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この話までが修正済みです(2022/5/7)


第6話

初授業はなんともまあ呆気なく終わった。

 

何って、まあ。スリザリンが奇数で私はすべてのペア活動を1人でこなしたのだ。三人ペアになるかと思いきや、まさかの一人。いや酷くない!?鬼じゃん!!とは言えないので、私は曖昧に笑いつつ周りの人にシカトされようとも両サイドの人たちに困ったらお助けくださいね、と言っておく。

 

まぁ、教科書を読み込んだ私に敵などいない。

授業の内容は正直ちんぷんかんぷんだったけど、教科書に沿ってはいるし、教科書の内容はあくまで理論の話で、実技は手を振れ手をって感じだった。

 

まぁ...全ての授業で私の周囲はひと席空いてましたけどね!劣悪な孤児院に帰りたくなった。勿論、もうそんなところは潰れたけど。

 

それでも、課題をやるのは楽しいし、むしろ変な数学よりもよっぽど楽しくてワクワクするのでしばらくは気が紛れそうだ。

 

授業をこなした後、私は図書館に向かっていた。

上級生というかなんというか、もう周囲の人たちはみんなデカい。身長も高いし、体付きもいい。気をつけないとヒジが飛んできたり、潰されてしまうから、正直歩き回りたくない。

けど、図書館で本を読むくらいしかやることないってことですはい。孤児院に帰りたい。

 

図書館は広くて何を借りようかとても迷ったけど、日常生活で使える魔法集と図書館の一番奥の左一番上の本5冊を借りてきた。

 

適当に借りても、ちゃんと借りても、多分内容はちんぷんかんぷんなのでヨシ。

ちなみに、一番左だった本は魔法薬学についての考察書だったみたいでちんぷんかんぷんな内容で溢れかえっていた。一行目からわからないのでわからないものは全てリスト化する。

 

それを一冊してるうちにもう時間はかなり過ぎていて、私は変わらずボッチの夕食を終えると、お風呂に入って寝ることにした。

 

日常生活で使える魔法集には髪の乾かし方が載って非常に便利。髪がサラサラでありがたいし、色変え魔法や物をしまう魔法、洗う魔法に消したりする魔法も。

でも、この呪文を覚えていくのは骨が折れそうだ。

 

「あれ...無言呪文ってどうしたらできるんだろう」

 

残念ながら、そこまで特別原作を読んだわけではない私にはわからないことが多すぎる。

 

ベッドに沈み込んで、私はぼんやりと天井を見上げた。

誰とも喋らずに過ごす心細さを感じる初日は、思った以上に自分を精神的に浪費したらしかった。

 

 

 

次の日、朝食を食べようと大広間に出て空いた席に座った。

 

いつも通りにサラダと、今日はくるみパンを食べた。この学校の食事は油物が多いというか、学生たちはよく太らないな....なんて思うレベルのバランスの狂った食事がテーブルに並んでいる。

 

食後の紅茶を楽しんでいると机の端からリップクリームが転がってきた。この机は少し歪んでいて転がりやすいものはどんどん転がってくるのだ。

 

誰かのだろうか、そんなことを思ってそれを拾って、転がってきた方向に座っていた端の方の女の子たちのところに行った。

 

「あの.....転がってきたのだけど貴女のかしら?」

 

そう言ってリップクリームを見せると女の子はハッとしてポーチを漁って私のことを睨みつけた。え、なんで睨まれるの!?とは言えないので、私は本当に曖昧に笑うだけに留まる。

 

「触んないでよ穢れた血!」

 

キーキーと高い声で私を罵って私の手からリップクリームをもぎ取った。穢れた血が触るのは嫌!って言いながらも私の手に触ったら同じでは....?

 

「なによ、なんか文句あるの?穢れた血。なんであんたなんかスリザリンに来たのよ!」

 

女の子からドンっと肩を押されて尻餅をついてしまう。今時の11歳って怖いんだね知らなかったよ。周囲の人間もなんだなんだと見ながらも、私に対して好意的な視線はない。穢れた血がなんかやったんだろ、みたいな雰囲気が漂った。

あまりのクソ餓鬼加減にブチキレそうになりながらも、ここでキレてもいいことなんて何にもないと大人を見せるべく笑顔で対応した。

 

「ごめんなさいね。じゃあ今度からはスリザリンのものはなるべく触らないようにするわ...」

 

そう言って私は急いで立ち上がるとカバンを持って大広間を後にした。15歳が11歳にボコられるって結構悲しいものです。まって、今世の年齢だけでカウントすると、中学生が小学生にいじめられてる??なにそれ怖い。

 

10月の外は寒いのだけど仕方なく私は中庭のベンチで1人本を読む事にした。

これを読んだら図書館から新しい本を借りて.....そんなことを考えていたらいつの間にか自分の世界に入り込んでいたのか、廊下は生徒であふれていた。空き教室の時計を覗くと、確かに移動するには良い時間だ。

 

「今日も頑張りますか....」




別にパーキンソンちゃんは悪い子じゃないです。いや、がっつり悪い子ですが........
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