スバル一行がプレイアデス大図書館より帰還して早二年が経過した。
王位選抜戦の激動の三年間が終わり、ルグニカ王国は新たな王を迎えることとなった。

しかし国王即位式を目前に控えたある日、各国から糾合した首脳たちとの顔合わせで予期せぬ狂いが生じる。それはナツキ・スバルの人生を大きく揺るがすものであり、螺旋を描く大きな崩壊の始まりだった。
信じていたものが、ふとした躓きを皮切りに覆っていく。際限ない殺意と愛に呑まれて食われながら──。
身の丈に合わない幸福は、いずれ終わるものだ。
  ついに終わった幸せ
  そして交わる殺意2019年04月08日(月) 00:00()
  なおも続く因果2019年04月22日(月) 00:00
  やがて始まる不幸()
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ