魔法科高校の神童生   作:RAUL85

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EPISODE15:帰還と姉弟共闘

「…あふ……」

 

「どうしたのよ隼人?さっきから欠伸ばっかじゃない」

 

生徒会室での一幕のあと、特に何事もなかった俺は真っ直ぐ家に帰ってきていた。そこにはいつも通り姉さんが居間で寛いでいて、大学のほうはどうなってんのかと疑問を覚えつつ適当にニュースを見ていたときだった。

 

「そうかな?まあ、それくらい平和ってことじゃないのかなー?」

 

なんて呑気なことを言ってたら思い切り姉さんに溜息をつかれた。

 

「平和ボケもいいけど、腕は鈍ってないでしょうね?」

 

「平気だよ。一応、修行はしてるしね。なんだったら、試してみる?」

 

姉さんの言い方に少しカチンときた俺は、少し挑発気味にそう言ってみた。負けず嫌いな姉さんなら、すぐ食いついてきそうだけど。

 

「遠慮しておくわ。昔あなたとやって消されそうになったもの」

 

「あ、あれはまだ制御がうまくできなかったときだったから!」

 

多分、俺が消失を使い始めた頃のときの話しだろう。あの頃は自分の能力がうまく制御できなくて、暴走させてしまっていた。よく勝手に移動魔法が発動して食器割ってたなあ…その後、母さんとお仕置きという名のリンチだったけど。

う、思い出したら寒気が。

 

「あの頃は制御が失敗する度にお母さんからお仕置き受けてたものねえ…」

 

「それ今思い出して寒気してたんだから言わないでよ」

 

うぅ…今でも鮮明に思い出せる…避雷針体験ツアーとか、絶対零度体験ツアーとか、火達磨体験ツアーとか……

 

「うわぁぁ……ごめんなさいごめんなさいぃぃ…」

 

「なに急に謝りだしてるのよ?ああ、そうだ言い忘れてたわ」

 

「ん?なに?」

 

「今日、お父さん達が帰ってくるから」

 

「…………」

 

たっぷり固まること数秒。

 

「そういうことはもっと早く言えーーー!!」

 

 

 

 

 

☆★☆★

 

 

 

 

 

「そろそろ着くか……」

 

「そうね。久しぶりねー…あの子達は元気でやってるかしら?」

 

日が落ちてきた夕暮れ、二人乗りのキャビネットの中には、二人の男女の姿があった。

男は肩まで届く青い髪をもち、スラッとした鼻筋に鋭い目つき、雰囲気そのものが刃のように尖っている。そんな男と仲睦まじく談笑する女性は、濃い茶色の髪を腰の辺りまで伸ばし、男性とは対象的な、穏やかな雰囲気を纏っていた。

 

「先週だってテレビ電話していたんだぞ?そん時はなんともなかったらしいし、大丈夫だろう?」

 

「それはそうだけど…」

 

まだ煮え切ら無い様子で溜息をつく女性を見て、男性は微笑みかけた。

 

「スバルと隼人なら大丈夫だよ。それとも、お前はオレ達の子供が信じられないのか?」

 

「そ、そんなことないわ!スバルも隼人ももう私より強いし、仕事の心配はしていないけど……」

 

「けど?」

 

「学校でイジメられてないか、とか…」

 

俯いてそう言った女性を見て、男性は思わず吹き出していた。

 

「な、なんで笑うのよ…?」

 

「すまんすまん…だがセラ、それこそ杞憂だぞ?なにせあの人心掌握術のプロのスバルに、天然タラシの隼人だ。うまくいっていないわけないだろう」

 

「う…隼人の天然タラシは納得したくないけどそうね……まさか、櫂、貴方の悪いクセが隼人に遺伝するなんて思ってもみなかったわ」

 

女性ーーセラにジト目で睨まれた男性ーー櫂は口をへの字に曲げた。

 

「隼人はおいといて、オレはタラシじゃないぞ?オレは最初からお前一筋だからな」

 

なんの気もなしにそう言ってのける櫂に、セラは顔を赤くした。しかし、次の瞬間には、彼の頬を抓っていた。

 

「そーんな甘い言葉を軽々しく言っちゃうから貴方はタラシなのよー!それに自覚がないから天然タラシなんて呼ばれるの!」

 

「や、やめろセラ…!痛いって、ってててて、おいなんかシャレにならないくらい痛いぞ!?」

 

グギギギ、と音が聞こえてくる程に抓りあげてくるセラに本格的な危機を感じたのか、櫂はセラを引き剥がしにかかった。本人たちは真剣な話しの最中なのらしいのだが、はたから見ればそれはもはや新婚ホヤホヤのカップル同然だ。隼人が見たなら、やつれた顔で砂糖を吐き出し始めるほどの。

二人だけのキャビネットからは、そのあとずっと男女の口論が聞こえ続けたという。

 

 

 

 

 

☆★☆★

 

 

 

 

 

「……なんだなんだ?今日はラグナロクでも起こるのかな?」

 

完全に日が暮れて、夜の帳が舞い降りたときだった。

台所で料理をしていた俺は、荒れ狂う雷と炎を目にした。明らかに自然現象ではない異常な光景は、それを引き起こした犯人を急速に弾き出させた。

 

「姉さん、帰ってきたよ」

 

後片付けをして、居間で寛いでいる姉さんに呼びかける。

 

「あら、予想以上に早いご到着ね。さて、おもてなししようかしら。隼人も、早く着替えていらっしゃい」

 

「分かったよ」

 

姉さんと言葉を交して、自分の部屋に戻った俺は徐にクローゼットを開いた。そこにかかっている、漆黒の燕尾服を手に取り羽織る。長年、仕事着として扱ってきたこいつは、急に取り出したにも関わらずしっかりと体にフィットしていた。ズボンもしっかりと履き替えて、最後に白い手袋を嵌める。完全にどこかの英国執事のような服装になった俺は、机の脇にかかっていた狐の面を手にとって部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、どう攻めるの?」

 

九十九家の、所謂勝負服に着替えてきた俺は、玄関で姉さんにそう問いかけた。

 

「いま少し外の様子を伺ったけど、二人は固まっているようね。私が正面から強襲するから、隼人は裏に回ってくれるかしら?」

 

刀型のCADの柄を握りながらそう提案してきた姉さんに、俺は頷いた。

 

「行くわよ」

 

「おーけー」

 

合図を交し合った刹那、姉さんがドアを開いてーーーー、いや、吹っ飛ばした。

 

「ええええ!?」

 

「うるさいわよ隼人。このくらいしないと、あの人達は接近も許してくれないでしょう?ほら!さっさと行動!」

 

「ら、ラジャー!」

 

姉さんに叱咤されて、俺は溜息を吐き出しつつ雷を纏った。

それを見た姉さんは、瞬間、途轍もないほどの音を鳴らして地面を蹴った。その轟音を、俺の周囲だけ振動数を変えて防ぎ切り、俺も姉さんに負けじと地を蹴った。

外に飛び出して最初に見えたのは、俺と同じ恰好をした男と、女性用スーツに身を包んで鬼の面を被った女の姿だった。

その姿に懐かしさを感じつつ、気配を捕まさずに二人の背後に回り込む。

眼下では、姉さんが刀身を鞘なら抜き放ち男に斬りかかっていた。

姉さんの、刀の形状をした武装一体CADの刀身はそのまま抜き身の刃だ。当たれば、すぐにでもその刀の錆となることは間違いないだろう。今回の敵は、殺してはならない人物。だが姉さんは躊躇いなくその凶器を振るった。

それは、そうでもしないと、この二人に勝つことはできないから。

 

「くッ…!?」

 

男の懐に潜り込んでいた姉さんが、急にバランスを崩した。足元を見ると、姉さんの立つ地面に大きな亀裂が走っていた。そのまま、男の蹴りが姉さんに迫るーーー、そう知覚した瞬間には俺の体は動き出していた。

素早く右ポケットの中を探り、目当てのものを掴むと、それを男に向かって放つ。狙ったのは、蹴り上げている足ではなく、男の体を支えている軸足。極細のそれが男の足に巻きつくのを見て、俺はそれを思い切り引っ張った。すると、男のバランスが崩れて姉さんの左肩を狙っていた蹴りは軌道が逸れた。その隙だけで、姉さんが体制を整えるのは十分だった。

崩したバランスを素早く元に戻し、牽制の突き。それを体を捻って躱した男は、一度姉さんから距離をとった。

思わず溜息をついた俺は、残る一人の姿が消えていることに気付いた。

瞬間、

 

「っ!?」

 

背後から、無数の火の玉が迫ってきていた。慌てて俺は迫り来る火の玉に意識を向けた。

対象を設定、消失。

手を翳しただけで、俺を焼くはずだった火の玉は一つ残らず消え去った。だが、安心なんてしている暇はない。

 

「っ、そこだ!」

 

背後に現れた気配に向けて手を振るう。そのすぐ後に、ドライアイスの吹雪が駆け抜けた。だが、それは急速に蒸発して濃い霧となってなくなった。

濃密な霧のせいで、視界が悪い。だが関係ない。景色を把握することは難しいけど、俺の能力で人の位置を探るのは簡単に可能だ。見れば、今まで背後にいた人が正面にまで接近してきていた。

だがそれは想定できた事態のため、焦りはしない。コンパクトに突き出される白手袋に覆われた華奢な拳。それを、体を右に傾けることで躱し、カウンターとして軸足を払う。体格が小柄なため、その上濃密な霧のせいで視界が悪いために簡単にバランスを崩すことができた。

 

「ハッ!」

 

泳いでいる体に向けて全力の回し蹴りを放つ。

ズドッ、と鈍い音をたてて蹴りがスーツの女の体を捉え吹き飛ばした。けど、流石に綺麗にキメさせてはくれないようだ。力の差があるために、女の体は押しやられているが、右腕でしっかりと蹴りの威力を殺していた。

 

「隼人!」

 

「チッ…」

 

姉さんの声が聞こえた途端、俺の目の前の霧が左右に裂けた。その左右に割れていく霧の真ん中から伸びる銀の刃。それを、俺は体を右に逸らして躱す。見切った、そう思った瞬間、俺の体は仮面の男による移動魔法で吹き飛ばされていた。

 

「しゃがんでちょうだい!」

 

背後からの姉さんの指示に素直に従い、しゃがみ込む。

 

「いくわよ!」

 

「え?なにーーゲフッ!?」

 

なにを行くんだ、と尋ねる直前に、俺の背中に鈍い痛みと衝撃が突き抜けた。それは、姉さんが俺の背中を足場にして跳んだのだと一瞬で理解して、苦笑いを浮かべながらすぐさま立ち上がり様子を見る。

空中に躍り出た姉さんが、刀の持っていない左の手を二人に向ける。刹那、重苦しい音をたてて二人の足が地面にめり込んだ。

九十九家の中でも、姉さんにしか使えないBS魔法『圧神(プレッシャナー)』。

地球上にあるものには必ず重力がかかっている。しかし、それをなんの装置もなしに改変することは不可能。しかし、姉さんにはそれができる。

圧神(プレッシャナー)』は、圧力を操る魔法の総称だ。水圧、重力、など自然界に存在し、重さに例えることができる力全てを改変することができる。

今回、姉さんが操ったのは重力だ。俺には分からないが、仮面の男と女には俺らより数倍の重力がかかっているのだろう。そうなれば、動くことすら難しい。

 

「隼人!」

 

名前を呼ばれて、すぐさま行動を起こす。

 

「さあ行け!」

 

掛け声と共に吹き荒れるドライアイスの吹雪。俺の今出せる八割くらいの出力のドライブリザードだが、恐らくあの二人には足止め以上の効果は期待できない。だったら、最初っから攻撃ではない使い方をすればいいだけだ。

 

「姉さん!」

 

「任せなさい!」

 

打てば響く返事から一瞬置いて、濃い霧のヴェールが辺りを覆った。

ドライアイスの礫を発生させる魔法ーー『ドライブリザード』。それによるドライアイス気化によって空気中の水蒸気を凝固し、気化した二酸化炭素を溶け込ませた電気伝導性の高い霧。それがこの白いヴェールの正体。

霧は周囲に充満。姉さんは既に退避済み。そして、標的は行動不能。

さあ、準備は整った。

 

這い寄る雷蛇(スリザリン・サンダース)!!」

 

別に魔法名を言う必要はないんだけど、まあ、今回は殺しちゃいけないからね。一応、防げるように大声で警告しておく。けど、手加減はしない。

俺の右手から、バチバチと弾ける雷が放たれた。

瞬間、世界が発光した。目を灼くほどの光量にやりすぎたかな、とか考えつつ、俺は焼け焦げた地面を見て溜息をついた。

だがーーーー

 

「そんなものか?」

 

「ガッ!?」

 

気づいた時にはもう遅かった。いつの間にか俺の懐に入っていた仮面の男の回し蹴りで吹き飛ばされる。

 

「やっぱり、あれだけじゃあ倒せもしないか…!」

 

態勢を立て直しながら、俺は素早く周囲に目を走らせた。仮面の男は俺の目の前に、姉さんは俺の後方に…仮面の女、は。

 

「姉さん!後ろだ!」

 

そう声を上げたと同時に、姉さんが動いた。

素早く身を翻すと、抜刀の態勢にはいる。

 

「まったく、隼人が味方でよかったわ」

 

そのまま、突然現れた仮面の女と交戦に入った。

 

「認識阻害魔法か…まったく、厄介なものを…!」

 

姉さんの無事を確認してから、意識を目の前に佇む仮面の男に向ける。

さて、これからどう戦おうか。

 

「ーーーー滅ーー」

 

「っ!」

 

考える暇もなく、男の持つ刀の切っ先が襲ってきた。それを首を捻って躱し、一歩男に向かって踏み込む。

 

「雷帝!」

 

雷を纏って肉体活性し、男に立ち向かう。こっちは素手で、相手は刀。懐深くに潜り込んでしまえば、こっちが有利。

 

「とか思った一瞬前の自分をブン殴りたい!」

 

そう叫んで、小太刀を振るい始めた男から距離をとる。

流石に色んな武器を仕込んでるよね。まだ、他にもありそうだ。注意していこうか。

 

「さて、と。じゃあ俺も、新武器を披露しようかな」

 

本当はさっき一回使ったんだけどね。

男が動いたらすぐに対応できるように腰を落として、燕尾服の右ポケットに手を伸ばす。

 

「滅」

 

「遅い!」

 

俺が取り出したものを悟ったのか、仮面の男が動き始めるが既に遅い。

俺の左手から、極細のワイヤーが放たれた。真っ直ぐに伸びるそれは、動き始めた男の小太刀に触れた。

 

「インライト!」

 

「ぐっ…!?」

 

カランカラン、と小太刀が地面に落ちた。呻き声を上げた男は、小太刀を握っていた右手を押さえている。

インライトーー俺が最近編み出した攻撃用の魔法だ。電気伝導性の高い素材で作ったワイヤーを通して、標的を感電させる魔法。本来は暗殺系に優れた魔法だけど、電流を弱めれば敵を無力化することだって可能な意外と使い勝手のいい魔法だ。

今の電流は死ぬほど強いものではない。軽く、全身が痺れるくらいのものだ。

まあ、一般人相手だったら相当強いのだが、今回の相手はあの人だしね。

 

「さあ、終わりだよ」

 

ーー『陸津波(くがつなみ)』ーー

 

土を掘り起こし、土砂の塊を叩きつける移動系魔法。

周囲の地面がゴッソリと盛り上がり、それが麻痺して動けない仮面の男へ降り注いだ。

 

「ふう、こっちは終了っと。久々にいい運動になった」

 

ほんとに、最近は姿を隠さなきゃいけない仕事とか、全力出せない模擬戦とかであんまり思いっきり戦える機会が少なかった。

 

「さてさて、姉さんのほうはどうなってるかな?」

 

 

 

 

 

☆★☆★

 

 

 

 

 

「ハァッ!」

 

「ッ!」

 

白刃が閃き、仮面の女のスーツを破る。女の掌から放たれた直線状に伸びる雷を紙一重で躱して、順手に握っていた刀を逆手に握り替えて一閃。真っ赤なネクタイを半分に分断する。そして再び順手に持ち替えて斬りかかる。

九十九家の家督であるスバルの流れるような剣技に、仮面の女は自分のペースが掴めないでいた。

流麗かつ、強か。それを根幹とするスバルの剣技は、誰から教わったものではない。剣術の基本的な型は、名家、千葉家から盗んだものの、現在敵を追い詰めている剣技は完全にスバルが一人で考えて、会得した暗殺剣技である。

本来ならば、暗闇から気配を眩ませて一息に敵の急所を斬るのに適した剣技だが、例え正面戦闘になったとしても、相手を惑わし確実に息の根を止めることのできる、スバルの剣技。

 

「あらあら、随分息が上がっているわよ?」

 

刀を振りながら、余裕ぶった口調で相手を挑発する。

 

「ほらほら、脇が甘い!」

 

相手の弱点を指摘して、そこを突く。

 

「その程度かしら?」

 

刀を振るうのを急に止め、わざと隙を晒す。

ここまでナメられたことをされれば、少なからず敵の怒りを誘える。そしてそれは、大きな隙となる。

仮面の女の纏う雰囲気が変わった。周囲のサイオンが異常に活性し、吹き荒れる。常軌を逸した光景を前に、スバルは、驚くどころか懐かしいものを見たような顔をしていた。

仮面の女の周囲のサイオンが、無数の火を灯した。一帯の気温が急激に上がる。本能的な恐怖が、スバルに逃げろと告げる。しかし、彼女はそれを笑って流した。

 

「引っかかった」

 

残忍な笑みを、仮面の女は見た。大技を使おうと力んだ瞬間に、スバルの刀が、女を捉えていた。

 

重圧剣・壱ノ段(グラビティソード)

 

刀の峰が、女の肩口に当たる。瞬間、途轍もない重量感が女を襲い、そしてそのまま、地面が陥没するくらいの威力で叩き潰された。

 

「ふー。流石に終わったわよね…まったく相変わらず短期ねー。お母さんったら」

 

「悪かったわねぇ、スバル…お母さん、短期で…!」

 

スバルが愚痴ったとき、潰されたはずの仮面の女が立ち上がった。傷一つなく、そして疲労した様子もなく。

思わず呆れ顔で女を見たスバルはため息をついた。

 

「復活早いわねー。ま、いいや…とりあえずは」

 

仮面を外した女の顔をみて、スバルは微笑んだ。

 

「おかえりなさい。お母さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーto be continuedーー

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