蜂の子の触感とか味のデータはウナギの白焼きと同じらしいですよ。私はまだ未体験ですが機会があれば一度食べてみたいですね。まぁ、市販の蜂の子の佃煮は成虫とさなぎが混じるのでバリバリしているらしいですが。エビが好きなので行けるはず・・・
※ブラックバスなどの特定外来種の生きたままの持ち帰りは法律により禁止されております。
また、在来種保護のためにも釣ったらその場で〆ましょう。
スズキの仲間なのでしっかり臭みを抜けば、美味しい魚です。川魚なのでしっかり火は通しましょう。
―――い!!返事をしてくれぇぇ!!戻って来たんだろぉ!!」
暗い街を1台の黒いDホイールが疾駆する。
「シンジを止められなかったのは俺の責任だ!だからよぉ・・・」
それに乗る一羽のカラスは、届くはずのない声を上げて鳴いている。
「幽霊でもいいから・・・返事してくれよぉ・・・」
「ふぅ~やっと行ったか・・・」
どこの世界でも、マスコミっていうのは鬱陶しいねぇ。
ミスト・ボディと光学迷彩アーマーのカードの力とリアル煙玉を使って、幽霊っぽく消えて、Dホイールをカードにしてハイウェイを飛び降りた俺はその場所からそう遠くないところで、ディスクを停止させてカードの効果を解く
「遊矢殿。」
日影が来たか、こいつのミスト・ウォームの霧の演出もいい塩梅だった。
にしても、確かあの鼻長官が融合を使いだすのは大会からだったはずだが、すでに配布しているのか・・・
まぁ、わかりやすくていいが・・・
「日影、セキュリティは黒だ。」
「うむ、拙者も確認した。
だが、こうなってくると柚子殿を探すのも難しくなってくるでござるな・・・」
「なぁ~に、人探しするのに警察を使うまでもないさ。
特にこういう治安の悪そうなところはな。」
「う~む、あてがあると?」
確かに当てはある。
この世界でも彼が情報屋をやっているのかは謎だが、まぁ、外れた場合はそこら辺のチンピラから聞きだすしかない。
「まぁ、そこらへんは零児達の仕事だ。」
「うむ、では拙者はこのことを零児殿に伝えるとしよう。
しても、遊矢殿が最後に使ったカードはもしや?」
「あぁ、あのDホイールのエクストラ入れに入ってた奴だ。」
日影にシステム周りの整備を頼んだが、エクストラの認証が枚数オーバーでエラーが出ていた。
壊れたことによるバグかと思われたが、原因はあのDホイールのエクストラにカードが入りっぱなしになっていることが原因だった。
そして、どうにかそのカードを取り出そうとしたのだが、普通に取り出すには防犯のためパスワードがいるらしく、入り口は堅く閉ざされ、ボディごと取り外そうにも俺にそんな技術はないし設備もないのでそのまんまにしておいたのだ。
だが入っていたのがサテライト・ウォリアーとはな・・・
あのDホイールまさか本当に・・・
「う~む、それなら召喚条件を整えて取り出すしかないでござるな。
さて遊矢殿はこれからどうなされるか?
さっきの騒ぎで、警戒の目が厳しくなっておるでござるし・・・」
「そうだな、俺はとりあえず、図書館にでも行くとしよう。
長官が代わるとなれば新聞で記事にでもなっているだろうし・・・」
「それもそうでござるな。
ではお気を付けなされよ。」
そう言い、日影は暗闇に消える。
さて、休むにしても野宿なんだが、スラム街の所為でそこらへんで雑魚寝している奴が多いから野宿でも違和感ないんだよな。
どっか泊まってもいいんだがデニスの稼ぎも、積極的に使いたくないし
しかし・・・
「雑魚寝しているほどの割には、そんなに痩せてないんだよなぁ・・・?」
「あぁもう!!なんだよあいつ!
何が「俺はできるだけ目立ちたくないんだ。」だよ!思いっきり目立ってんじゃねぇか!!」
翌朝、売られていた新聞を購入した沢渡はそこの紙面のトップを飾っている、謎のDホイーラーに怒りを燃やしていた。
「どうせ遊矢のことだ。
身バレしていないから自分は目立っていないと、白を切るだろう。」
「だろうけどよぉ・・・言って2日でこれだぜ?」
「はは、でも意外だね。
彼がこんな、魅せるようなデュエルをするなんて・・・」
デニスは遊矢が適度に手加減して、相手が動けるように調節してデュエルしていたことに気付いていた。
状況的に破壊効果が使えた螺旋のストライクバーストの効果を使えば、オッドアイズ・ウィザード・ドラゴンも破壊でき、結果論であるが次のターン、セキュリティが大量のゴヨウモンスターを展開するのも阻止できたのだ。
「デニス、昨日の遊矢の行動は敵が潜り込んでいることに確信を得るためだったが、別に遊矢は魅せるデュエルが嫌いなわけじゃないぞ?」
「えっ!?」
権現坂の言葉に怪訝な顔をするデニス
それもそうだろう、遊矢は魅せデュエルの代名詞ともいえる榊 遊勝のことが嫌いである。
「遊矢はただ、デュエルに余計な‟間”を作られるのが嫌なだけだ。
実際、エンタメデュエリストを目指している柚子のことは応援しているし、ソリッドビジョンだけではなくて、プレイングでも魅せられる者は賞賛している。」
「あぁ、アイツ煽りとか気にしねぇのに、別の茶々入れられるとめっちゃキレるよなぁ~」
「あぁ、榊 遊勝は今思えば、余計な‶間”を作り過ぎていたのかもな。
あの相手の信条なら仕方ないと受け流す遊矢が憎悪するほどに
いや、あれは自分の信条すら裏切ったゆえか・・・」
「そう・・・なんだ・・・
だったら、僕も彼に賞賛されるようなエンタメをしなくっちゃね!
さて、僕も彼から与えられた任務をこなすとしよう!」
デニスは路地から出ると、ちらほらと人の集まり始めた噴水の広場に立つ
「レディース&ジェントルメン!Everybody!今日も共に楽しもう!!」
――ワアァァァ!
少なめだが歓声を受け、デニスはそれに応えるべく手品やジャグリングなどの大道芸をしてゆく
そして、それを見た道行く人も次々と足を止め、歓声の輪の中に入ってゆく
「・・・張り切ってんな、アイツ。」
「あぁ、任務とか関係なく、ただ笑顔が好きなのだろう。
遊矢への対抗意識もあるのだろうがな。」
「ちっ!俺様だって、あのらいでぃんぐ?デュエルをすれば、あっという間に目立ってやるのに!」
「沢渡・・・もうセキュリティ内に敵がいるのは確定なのだから悪目立ちは・・・」
「それでもよぉ!あっちでもこっちでも、アイツのニュースばっかしてんじゃねぇか!
あぁ、どっかに俺様が最っ高っ!!に目立てる舞台はねぇもんかなぁ~」
「・・・はあぁぁ~」
喚く沢渡を鬱陶しそうに見ながら、権現坂は大きくため息を吐いた。
「・・・ジャン・ミシェル・ロジェ、治安維持局長官着任。」
シティの図書館、そこは特に制限もなく入れる共同の物で、コモンズ対策なのか貸し出しはしてなかったが、それでもかなりの蔵書量を誇っていて、新聞も過去のものが大量にデータベースとして残されていた。
結局、ロジェについての情報といえばそのくらいで、その後の評判もトップス目線で書かれているためか、そう悪くない。
だがトップスでも権力のあるものが犯罪を行うと容赦なく逮捕しているともあったので、組織としてはかなり真っ当に警察をしているようだ。
ついでに、モーメントのことについても調べたが、これについてはなぜか開発者の名前が出てこなかった。
この街の住人が至極当たり前のものとして使っているにもかかわらずだ。
「この辺りは、ソリッドビジョンと同じか・・・」
実はというとスタンダードでもソリッドビジョンやデュエルモンスターズの開発者については、存在を抹消されたかの如く分からなくなっていた。
これは元々一つの世界が分離したことによる弊害だろうか?
「まぁ、これは深く追求しても仕方ないか・・・」
図書館ではこれ以上の情報は得られないと思い外に出る。
次に向かうのはスラム街の闇市だ。
正確に言えば地図によると商業エリアといい、違法な物以外は何でも売れる楽市楽座状態の場所らしい。
様々な屋台が立ち並ぶそこは、掘り出し物もあるのかトップスの人間と思われる身なりの良い人々もちらほらと見かける。
「いた。」
俺の目的、モンスターの模型やフィギュアを売っている小さなサングラスに中国帽を被ったエセ中国人風の太めの男、胡桃沢
「いらっしゃい。」
「なぁ、ここは買取もしているか?」
「買取ぃ?できなくもないが、俺の目にかなうほどの品じゃないとねェ?」
スタンダードで偶然手に入ったものなんだが、まさかこういう使い方になるとは・・・
こいつの好みが一緒なのか知らないけど
カバンの中から茶色い緩衝材に包まれたソレを取り出し、とりあえず全体が胡桃沢に見えるように包みを解く
「おぉ!?そ、それは!!?ア、アップル・マジシャンガールたん!?」
めっちゃ食いついた・・・
「とりあえず、これでどうだい?」
――サッ!
手で希望の買取値段をサインし、競りを始めるんだが・・・いきなり金を差し出された。
いや、吹っ掛けたのに桁が一つ多いんだけど・・・箱なしの中古品で50万って・・・
つぅか、よくそんな金あったな・・・
「交渉成立・・・」
「うぉおおぉぉぉ!ありがとう!!あぁ・・・まさかこんな所で会えるとは・・・」
感動して、涙を流し号泣している胡桃沢
まさか、一体でこれとは・・・この調子ならいけるか?
「つかぬことを聞くが、この街でユーゴってやつを聞いたことはないか?」
「ユーゴ?あぁ、修理屋のユーゴのことか?
そいつなら確かにこの街に住んでるぜ?俺は会ったことはないが・・・」
修理屋?この調子だとこいつはこれ以上知らなそうだが、まぁいい、これだけでも貴重な情報だ。
「ありがとう。
じゃあ、これはそのお礼だ。」
カバンから取り出す2体目、黄色い魔法使い族、レモン・マジシャン・ガールのフィギュア
「うひょぉぉぉぉ!!マジか!?マジでいいのか!?」
「えぇ、それは情報料ですからね。」
「情報・・・ぼ、坊ちゃん、も、もしかして・・・!?」
カバンからさらに1体取り出す、今度は顔だけのチラ見だ。
「おぉ!!?そ、それはで、伝説のブラ!?ブラマジ、ガー・・・」
なんか過呼吸起こしそうになっているな・・・大丈夫かこいつ?
「ユーゴの所在を教えてくれたら、あげちゃってもいいんだけどなぁ~?」
「きたああぁぁぁぁ!!それぐらいお安い御用だ!!
明日に、また来てくれ!今夜中に調べてやるぜ!」
「ありがとう、じゃあ明日また来るよ。」
「それと情報のことならこの俺にまかしてくれ!
あんたになら、俺にできる範囲の情報をやるぜ!何でも聞いてくれ!」
「あぁ、贔屓にさせてもらうよ。」
カバンにフィギュアを仕舞い、その場を離れる。
まさか、金と情報がフィギュア3体で手に入るとは・・・
裏路地に入ってフィギュアをカードに変えて、そのまま進む
にしても、本当にチンピラとかいないな・・・
セキュリティの目が厳しいとはいっても、俺みたいな、よそ者のチビ、しかもさっき金を貰ったのに全くと言っていいほど襲われない。
ドミノ町なら奇声を発するチンピラが、タイヤで拘束してきそうなものだが・・・
「なんていうか、気力のない街だな・・・」
ここまでひどい格差の街だと、ギャングやチンピラが横行しそうなものだが、セキュリティの目が厳しすぎてそんなものはいない。
外にいる子供をよく見れば、痣があり怯えていることから、家がないのではなく親に怯えて家に入れないのだろうということが分かる。
雑魚寝している男を見れば、顔が赤らんでいるところから酒に酔っているようだ。
世界は違えどもここも日本だからだろうか、飢え死にしそうになっている人間がいないことを踏まえると、配給や炊き出しみたいなことはしているのかもしれない。
生ごみを漁るような奴も見かけないし、垢だらけで皮膚病になって苦しんでいる奴も見かけない。
貧しいのは貧しいんだろうけど、本当に貧しいのかこれ?
「まぁ、俺には関係ないか・・・ん?」
裏路地を抜け、表通りに着くとDホイールを押してフラフラとこちらに歩いてくるヘルメットを被った人
そのDホイールはマフラーの部分に特徴的な翼がついており、カラスを連想させる意匠とカラーリングをしていた。
「あれって・・・!?」
「あぁ!?あ・・・ゆう・・・」――ドサッ・・・
「!?おい、大丈夫か!?おい!!
あぁ駄目だ、完全に気絶している・・・どうしよう、俺この人の家知らないぞ!?」
急に倒れたその男、クロウ・ホーガンをDホイールに乗せて、とりあえずゆっくり出来そうな場所に移動した。
――クロウ
「はっ!遊!?」
「おぉう!?脅かすなよ・・・」
俺は・・・そうか、徹夜で走り回って気絶しちまったのか・・・
起きて目の前にいたのは、黒い軍服みてぇな服を着た赤目の男
夏だっていうのにマフラー巻いて、帽子を目深に被ってやがる。なんだ?こんなやつシティじゃ見たことねぇぞ?
「お目覚めかな?」
「お、おう、おめぇは?見ねぇ顔だが・・・」
「俺はロゼ、人探しでこの街に来ていてね。
いきなり目の前で倒れられるから、何事かと思ったが、その眼の下の隈からして寝不足かな?」
背はちぃせぇし、覗く顔つきからしてかなり若いんだろうが、年上としゃべってるみてぇだぜ。
「あ、あぁ・・・」
「そう警戒するなよ。
熱中症かもしれないから、公園で水を汲んできた。飲め。」
「お、おう。ありがたくいただくぜ。」
差し出されたペットボトルに入った水を飲む
昨日の晩から、ずっと飲まず食わずで走りっぱなしだったから、ただの水なのにうまく感じやがるぜ。
冷静になって周りを見れば、ここはシティを流れる川の河川敷、そこに架けられた橋の下だ。
空を見ればもうお天道様は天辺を過ぎてやがる・・・
「ありがとうな。迷惑かけちまって・・・」
「いいさ、別に
ちょうど探し人の当たりがついたから、明日まで暇だったし。」
よそ者とはいえ、マーカーだらけの俺を暇だからって理由で介抱するなんて、悪ぃ奴じゃなさそうだ。
「俺も、人を探して一晩中・・・」
「で、倒れたって?無鉄砲な奴だなぁ~
腹減ってるだろ?もう少しで飯もできるから、待ってな。」
「飯?あっ、でも俺帰らなきゃ・・・」――ぐぅ~
いいタイミングで腹の虫が鳴りやがる・・・
「・・・また倒れられたら困るから、食ってけ。」
「すまねぇ・・・」
アマンダ、フランク、タナーもすまねぇ、帰るのは少し遅れそうだ。
「さて、貴方はDホイールに乗っていた、っていうことはDホイーラー、デュエリストってわけだ。
どうだい?飯ができるまで俺と一勝負しないか?」
「あぁ?この俺とデュエルだと?」
「あぁ、これでも俺もちょっとしたデュエリストでね。
助けたついでに、俺の暇つぶしに付き合え。」
変な奴、助けた見返りがデュエルかよ。
それに飯ができるまでの暇つぶしとは、このクロウ様が舐められたもんじゃねぇか!
「いいぜ!やってやるよ!この鉄砲玉のクロウ様がな!!」
「ふぅん、じゃあ、少し遊ぼうか?」
『『
「先攻は俺か、俺は
セカンドンキー「ブヒヒヒィン!」
ATK1000
出てきたのは帽子と蝶ネクタイをした茶色いロバ、妙なモンスターを使うな?
「こいつが召喚、特殊召喚されたとき、デッキから
俺が墓地に送るのは
カードを2枚伏せて、ターンエンドだ。」
高々攻撃力1000のモンスターを攻撃表示で突っ立たせて、伏せカード2枚だと?
そんな見え見えの罠、このクロウ様には通用しないぜ!
「俺のターン、ドロー!
へっ!いいカードが来たぜ!永続魔法、黒い旋風発動!
こいつは俺のフィールドに
そして、
来い、
暁のシロッコ「はっ!」
ATK2000
オレンジ色の頭をした黒羽の鳥人、暁のシロッコが俺のフィールドに現れる。
でもこんなもんで終わらねぇぜ!俺のブラックフェザーデッキはな!
「黒い旋風の効果で攻撃力1400の
さらに俺のフィールドに
来い!
黒槍のブラスト「フンッ!」
ATK1700
疾風のゲイル「クルゥゥ!」
ATK1300
黒い螺旋槍を持った鳥人と、緑色の小柄な鳥人が現れる。
ここまで展開してなんもしてこないところを見ると、伏せているカードは戦闘系みてぇだな!
だったら、さっそく決めさせてもらうぜ!
「手札からトラップカード、デルタ・クロウ―アンチ・リバースを発動!
こいつは自分フィールド上に
相手フィールドにセットされたマジック、トラップカードをすべて破壊するぜ!」
3体のブラックフェザーが巻き起こす旋風が、ロゼのカードを吹き飛ばす。
だが、防御カードを破壊されたつぅのに奴は涼しい顔をしてやがる?
「相手によって破壊された運命の発掘とミラーフォース・ランチャーの効果を発動する。
まずはミラーフォース・ランチャーの効果でセット状態で相手に破壊されたこのカードと、デッキ、墓地の聖なるバリア―ミラーフォース―を1枚選択し、この2枚を自分フィールドにセットする!」
「な、なにぃ!?ミラフォだと!?」
「さらに、フィールドで相手によって破壊された運命の発掘の効果で、自分の墓地の運命の発掘の枚数だけ、俺はデッキからカードをドローする。
現在俺の墓地の運命の発掘は1枚、よって俺は新たに1枚ドローする。
あぁ、そうだ、ミラーフォース・ランチャーの効果で伏せられたミラーフォースはこのターンでも発動できるから、気を付けるんだな。」
「セットしたターンでもミラフォが使えるだとぉ!?
インチキ効果もたいがいにしやがれ!?」
「手札からトラップ使っているあんたが言うか。」
おまけに1枚ドローさせちまった。
こいつ悪いやつじゃねぇが、なんて意地の悪ぃデッキ使ってやがるんだ!?
「だが、この程度じゃ俺のブラックフェザーデッキはへこたれねぇぜ!
疾風のゲイルの効果発動!
1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターの攻撃力、守備力を半分にする。
俺は
セカンドンキー ATK1000→500
DEF2000→1000
「よし!さらに俺はレベル4の
漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃!シンクロ召喚!
降り注げ!
驟雨のライキリ「はっ!」
ATK2600
左右非対称の紫の鎧を身に着けた日本刀を構えた鳥人、ライキリ
早速俺のエース様のご登場だぜ!
「驟雨のライキリの効果発動!
1ターンに1度、自分フィールド上のこのカード以外の
俺のフィールドには暁のシロッコが1体、よってお前が伏せたミラーフォースは破壊だぁ!」
これで奴の迎撃トラップはすべてなくなった!
ライキリの攻撃力は2600、シロッコは2000、奴のモンスターは500
「こいつで決まりだ!行くぜ、バトルフェイズ!」
「いや、勝負っていうのは終わってみないと分からないものさ。
メインフェイズ終了前に手札のホップ・イヤー飛行隊の効果発動。」
なっ!?そいつは昨日の!?
「相手のメインフェイズ時、自分フィールド上のモンスター1体を対象として、このカードを特殊召喚し、対象モンスターと共にシンクロ召喚を行う!」
ホップ・イヤー飛行隊 DEF600
「俺はレベル4の
シンクロ召喚!現れろ!オリエント・ドラゴン!」
オリエント・ドラゴン「ギャアァァ!」
ATK2300
新たに奴が呼び出したのは鳥みてぇな羽を持った祭りの龍の出し物みたいな頭をしたドラゴン
おいおい、こいつって確か!?
「このカードがシンクロ召喚に成功したとき、相手フィールド上のシンクロモンスター1体を選択しゲームから除外する。
驟雨のライキリには消えてもらおう!」
オリエント・ドラゴンの羽ばたきで起こされた風でライキリがどっかに飛んで行っちまう。
くそっ!せっかく呼んだのによ!しかたねぇ・・・
「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ。」
「おやおや、鉄砲玉の弾丸が止まってしまったなぁ?
しかも弾丸も尽きようとしているとは、情けない・・・」
「うるせぇ!」
ちゃんと手はあんだよ!
伏せたカードはフェイク・フェザー、手札の
こいつであいつのミラーフォースをコピーして、返り討ちだぜ!
「俺のターン、ドロー・・・・
魔法カード、手札抹殺を発動
互いのプレイヤーは手札をすべて捨て、捨てた枚数分デッキからカードをドローする。
俺は
「くっ!俺は
引いたカードは・・・よし!
こいつは墓地のこいつと
「さらにチューナーモンスター、森の聖獣 ヴァレリフォーンを召喚!」
ヴァレリフォーン「フォーン!」
ATK1200
新たに召喚される、背中に花が生えた小鹿
チューナーか、新しいシンクロモンスターを出す気か?
「ヴァレリフォーンの効果発動
1ターンに1度、手札のカードを1枚捨てて墓地のレベル2以下の獣族モンスターを表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
俺は手札の
ホップ・イヤー飛行隊 ATK300
「さらに
ギッタンバッタ DEF1200
1つの効果を発端にアッという間に立ち並ぶ2体のモンスター、この戦法・・・!?
「俺はレベル4のギッタンバッタにレベル2のホップ・イヤー飛行隊をチューニング!
天を焼くシリウス、孤狼の蒼き瞳よ、地に縛られた憐れな烏をかみ砕け!シンクロ召喚!
現れろ!天狼王 ブルー・セイリオス!」
ブルー・セイリオス「「「グオオォォォォォン!!」」」
ATK2400
三つ首の蒼い狼、ブルー・セイリオス、こいつはジャックの!?
「さらに闇属性のレベル6モンスター、ブルー・セイリオスにレベル2のヴァレリフォーンをチューニング!
闇が滲み、終焉へと導く、光なき世界へ!シンクロ召喚!
現れろ!ダークエンド・ドラゴン!」
ダークエンド・ドラゴン「グルルルル・・・」
ATK2600
ブルー・セイリオスから闇があふれ出して変わった姿は胸に顔があるずんぐりむっくりな黒いドラゴン
ブルー・セイリオスと200ポイントしか攻撃力は変わらねぇ、何を考えてやがる?
「ダークエンド・ドラゴンの効果発動!
1ターンに1度、自身の攻撃力を500ポイント減らすことで相手モンスターを1体選択して墓地へ送る。
暁のシロッコにもご退場願おうか?」
ダークエンド・ドラゴン ATK2600→2100
ダークエンド・ドラゴンの胸の顔の口から闇が吐き出され、暁のシロッコが飲み込まれて消える。
ぐっ!?これで俺に残されたカードは、フェイク・フェザーだけか・・・
「バトル!ダークエンド・ドラゴンとオリエント・ドラゴンでダイレクトアタックだ!」
かかった!!
「そうはさせねぇ!!トラップ発動!フェイク・フェザー!
手札の
俺が発動させるのはおめぇの墓地の聖なるバリア―ミラーフォース―だ!」
輝くバリアが2体のドラゴンを弾き飛ばす。これで奴のフィールドはがら空き・・・
――バリンッ!
「何っ!?」
ミラフォのバリアが割られている!?なんでこいつら破壊されねぇんだよ!?
「墓地の魔法カード、復活の福音の効果
自分フィールド上のドラゴン族モンスターが破壊されるとき、代わりに墓地のこのカードを除外することができる。
ミラーフォースの効果は同時に破壊される効果、そして俺のモンスターはどちらもドラゴン族、よって復活の福音は俺の2体のドラゴンを同時に守り抜く!」
「墓地のマジックカードだと!?」
「手札抹殺で捨てたカードの1枚さ。
バトル続行!2体のダイレクトアタックを受けろ!!」
「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
LP4000→1900→0
2体のドラゴンの衝撃で、俺は吹っ飛ばされる。
いてて、まさかこんなにあっさり負けちまうとはな・・・
「お~い、大丈夫か?」
「あぁ、おめぇ強ぇな・・・
まさか捨てたカードにぶち抜かれるなんてよ・・・」
「生憎、俺のデッキにただ捨てるだけのカードなんて1枚もないんでね。
ドローするカード、手札のカード、墓地に眠るカード、除外されたカード、そのすべてのカードが俺を勝利へと導くための切り札だ。」
――この世に不必要なカードなどない。
「!!?
はっ・・・昔、似たようなことを言ったやつがいたぜ・・・」
「・・・さて、丁度良い時間だ。飯にしよう。」
ロゼは携帯用コンロにかけてあった鍋の中からアルミホイルを2つ取り出し、それを木の皿にのせ、アルミホイルを解いてそのうち一つをスプーンとともに俺に差し出す。
皿の上にはアルミホイルの上に葉っぱが敷かれていて、さらにその上に米みてぇなのと魚の切り身が載せられている。
付け合わせなのかエビ?も一緒に蒸されているみてぇだが、なんだこれ?
いい臭いはしているけどよ・・・
「できるだけ骨は取り除いてるが、残っているかもしれないから気を付けろよ?」
「ガキじゃねぇんだからそんくらいわかってぇらぁ!いただきます!」
魚を崩して、下の米みてぇなのと一緒にスプーンにのせて食べる。うめぇ・・・
「なんだこれ、うめぇ・・・」
「口に合ったようで何より
う~ん、そこの川で釣った奴だが、割ときれいな川だからか、ちゃんと泥臭さは取れているな。」
「えっ!?そこで釣ったやつって・・・」
この川にこんなうめぇ魚なんているのか?
「あぁ、ブラックバスだよ。
皮引いて、塩振って、臭みを抜いたら十分食える魚だ。鯉とかブルーギルとかもな。
ちなみにそのエビっぽいものは、ザリガニだ。」
ブラックバスにザリガニ!?
「じゃ、じゃあ、この米っぽいものは?」
プチプチして変な触感しているから、米じゃねえみてぇだけど・・・
「あぁ、それは蜂の子だね。」
「は、蜂ぃ!!?」
「こぼすなよ、買うと高いし、苦労して取ったんだから。」
ロゼは何でもないという風にぱくついている。
確かに味はいけるし、出されたものを残すのはもったいねぇから、俺も大人しく食う。
「おめぇいつもこんなもの食ってんのか?」
「いつもじゃないな。
でも、今はあまりお金を使いたくなくてね。
その辺でとれるもので工面したのがこれだ。食いづらいものでもちゃんと下処理して火を通してやれば、うまいものになるだろ?」
確かに、別にこの川は釣りが禁止されているわけじゃねぇ
ブラックバスとかなら山ほどいる。
いつも俺がアイツらに持って行ってやれるもんなんて、缶詰とか菓子とかくれぇで、ちゃんとした食事なんて作ってやれなかった・・・
「ほら、そんなに湿気た顔してないで、飯の時ぐらい笑って食えよ。」
「ん?あぁ・・・」
そういえばあいつも、飯の時間だっていうのに眉間にしわ寄せてたな・・・
≪―――い、なんだぁ?また徹夜したのかぁ?
ほら、飯の時ぐらい眉間にしわ寄せんなよ。飯の時ぐらいニコニコしてなって!≫
「なんだか、言い返されたような気分だぜ・・・」
「ん?」
「いや、なんでもねぇ。」
不思議な奴だ。
あいつと全然違うのに、なんだかあいつと同じ匂いがする・・・
「なぁ、この街に来たばかりなら泊まるとこあんのか?」
「ん?いや、ないけど・・・」
「だったら、うちに泊まっていけよ。飯の礼も兼ねてな。」
だから俺は、こいつに興味がわいた。昔、あいつと出会った時のように
むぅ~月影、私もデュエルがしたいぞ!
だからこうして、テーブルデュエルをしているのでござろう?
そうではない!私は赤いのと同じようにあのバイクに乗ったデュエルがしたいのだ!
無茶を言いなさるな・・・
明日は遊矢殿がユーゴ殿の居場所を手に入れてくれるそうでござるから、そっちに行くでござるよ。
イヤだぁ!私もバイクに乗ってデュエルをするんだぁ!!
・・・月影、兄様から連絡
むっ?零児殿から?・・・・なんと!?
次回 遊戯王ARC-V Rーe:birth
『白からの依頼』
零児殿は、そんな人物とどうやって接触したのでござろうか?
「CC」カード群の効果について
-
制作したものをそのまま使用
-
後付け効果を削除
-
メインに入るカードの後付け効果のみを削除
-
EXのカードのみをアニメ寄りにして使用
-
完全にアニメカードそのまま