酒呑物語   作:ヘイ!タクシー!

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フゥゥウウウウ! 待たせたなぁ!
前回よくわからないほど愚痴を吐いちまったが仕方ねぇ、忘れてくれ!
そんなことより前回の振り返りだ皆! はい前回の話ぃ!!








『酒呑起っき』
以上!!





地底世界

「さあお姉さん、着いたよ。目の前の建物が地底の管理者であり、私のご主人様であるさとり様が住む地霊殿さ!」

 

 坂の道を登り歩き、漸く目的地らしき場所に辿り着いた。

 先程私が目覚めた場所よりは幾分か暑さが和らいだが、それでも溶岩は地上から露出し、まだまだ汗が止まらないほど熱く住みづらい立地の上にその建物はあった。

 

 …………とうとうやって来てしまった。

 

「まだお姉さんは新人だから、一度さとり様に挨拶しないと。さとり様は書斎にいるかな?」

 

 私の様子に気付いていないのか、お燐ちゃんは建物の入口らしき扉を開けると、どんどん中に突き進んで行ってしまう。

 

 私はそんな彼女の後をおっかなびっくり付いていく事しか出来なかった。

 

 

 

 お燐ちゃんの話を聞いたとき、私は周りの熱さも忘れるほど頭が真っ白になった。

 お姉さんは鬼だからその辺はあんまり気にしなくて良いんじゃないかい? なんて気休めにもならない言葉にすら反応できず。

 気付いた時には話が勝手に進められていて、私はこんな物騒な世界の管理者に会うことになっていたのだ。

 

 

 

 怖い。怖い。

 一体どんな人物なのだろうか、そのさとり様と言う人は。

 

 私の知っているさとりとは『覚』妖怪の事を指すのだけど、正直違うと思っている。なにせ『力がルール』だとか宣うこの世界の管理者が、あんな心優しくて良い子達の覚達に務まるとは思えない。

 

 大体、覚妖怪の名前がさとりって安直過ぎるでしょ。覚がいっぱいいる中で名前を呼んでも誰を指してるのかわからなくなるわ。

 

 妖怪最強とも名高い鬼が住んでいるらしい地底。そんな世界の頂点? に君臨して世界を管理する者。

 きっと、筋肉ムキムキで顔も厳つくて、性格も横暴で屑で最低な野郎なんだろう(偏見)。

 ああ……私はどうなってしまうんだろう。無事に以前の場所に戻れるのだろうか。

 

「さとり様ぁ。いますかー?」

 

『いるわよ』

 

 日ノ本では見掛けることのない洋風な扉をお燐ちゃんがノックする。

 返ってきた声は扉で遮られていて僅かにしか聞こえなかったが、それでも女性の声だとわかる。

 

 私の中で想像していた恐ろしい男性像が崩れていくが、それでも緊張は抜けることはなく。お燐ちゃんに促されてぎこちなく挨拶しながら扉を抜ける。

 

 

「あら、これは珍しい。鬼のお方が一体わざわざこんな場所に何の用かしら?」

 

 中は思った以上に広い部屋であった。

 日ノ本では御目にかかれないカーペットが床に敷き詰められていて、壁には沢山の書物が入った本棚。中央にはちゃぶ台程度の高さの四角い大きな洋風机に、添えられるように鎮座した大きなソファ。

 

 そして部屋の奥には私の下半身を越えるくらいの高さのこれまた洋風な机。そしてその向こう側にちょこんと座る少女が一人。

 

「………」

 

「あれ? どうしたのさお姉さん」

 

 女の子が一人、ちょこんと大きな机の前でふんぞり返って座ってる。

 

「………小さくて悪かったわね」

 

「あ、お姉さん。さとり様は覚妖怪だから変なこと考えない方がいいよ」

 

 どうやら世界が世紀末らしい地底。その管理者を名乗る人物が、この小さな少女。

 

「………お燐。一体この鬼はなんなの? さっきから人の話を聞かないで失礼な事ばかり考えてるのだけど」

 

「あれぇ? おかしいですねぇ…………おーい! お姉さぁん!」

 

 お燐ちゃんから聞いていたから、一体どんな筋肉ガチムチ屈強世紀末野郎かと思ってたけど。

 

「な、なんて想像してるのよ。お燐………貴女、この鬼に何を言ったの?」

 

「へっ? ……いやいや! あたいは特に何も言ってないですってさとり様!」

 

「じゃあなんでこんな事になるのよ………ねえ、そこのどなたかわからない鬼の方。いい加減私の話を……」

 

 

 

 

 めっちゃ可愛いやん。

 

「し……へっ?」

 

 可愛いやん。てか可愛いやん! 

 何この子! 滅茶苦茶可愛い! なんなのこの愛くるしい見た目は! ああ! 子供時代の華扇みたい! もしくは透花! 凄く可愛いよ! 

 

「えっ、ちょっ……そんな目で見るのは止めなさい!」

 

 さとりって名前も良いわぁ~。まさか名前同様に本当の覚妖怪だったなんてね。

 まんまやん。覚妖怪まんまやん。でも逆にそれが愛らしい。

 

「お初に御目にかかります、地底の管理者殿。私は鬼の酒呑と言います。どうぞよしなに」

 

「おおっ? 元に戻った」

 

「いや、おかしいでしょ貴女! 思考と言動が全く一致してないわよ!?」

 

 はー何言ってんだこのロリっ子。可愛いからって言動が不思議ちゃんだと皆から嫌われちゃうよ。ま、私は嫌わないけどね。

 

「先程はすみません。まさか、こんなに可愛らしい方が地底の管理者とは思いませんでしたので。驚いて固まってしまいました」

 

「そうだったのかい? ま、確かにさとり様の見た目はパッと見て偉い人だとは思わないけどさ」

 

「嘘よ! この鬼、嘘を吐いてるわ! いや、言ってる事自体は嘘では無いけど………でもやっぱり違うわ!」

 

 ぐへへ………それにしても柔らかそうな肌してるぜ。ペロペロしたいな。

 

「ひっ!」

 

「まあまあ。そんな気を立てないで。ほら、仲直りの握手」

 

「絶対目的が違う!?」

 

 むむむ………さっきからこの子はどうしたのだろうか。私の超☆社交的話術に一切傾いてくれない。

 

 ……あ、そっか。目の前の子は覚妖怪だった。なら別に声に出して言わなくても直接伝えれば良いんだよね。

 

 えー……酒呑です。よろしくね☆ 私と仲良くしてくださいな。

 

「出てって! ここから出ていきなさい! 私の前から………私の視界からどっか行ってぇ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやぁ~……てっきり嫌われた者達が集まる世界ってどんな地獄かよって思ってたけど、全然そんな事無さそうで安心したわ。

 お燐ちゃんは良い子だし、なにより管理者のさとりちゃんは可愛い! 最高ですわ。

 

 ただ会ってすぐに放り出されたのが残念だったけど………まあ、体調不良なら仕方ないか。なし崩しで出てきたからお燐ちゃんにもちゃんとお礼出来無いのは申し訳ない。

 まあ、いいか。今度また会いに行った時にすれば良い。一応挨拶はしたしね。

 

 

 挨拶ついでに、ついお酒を盗んでしまったけど……

 

 

 

 いや、本当に申し訳ねぇ。 ちょっと魔が差したっていうか………アルコールが切れてたからさ。禁断症状が、ね。

 あん? なんだよ。あんだけ可愛い可愛いって言ってたさとりちゃん達から酒を盗むのは良いのかって?

 …………仕方がなかったんだよ! だってお酒だよ!? ちょーっと洋館から出るときにフラフラしてたら丁度よくお酒が目に入っちゃったからさ! それに今の私はお酒ゼロ! お酒の無い私なんてそれはもうただの『呑』じゃん! 存在が半分欠けてるじゃん! 

 

 大体私は悪くない。

 私だって我慢したよ? 確かに私はお酒が欲しいなぁ。いいなぁ。って考えてたけどさ。ちゃんと見て見ぬふりをしてた筈なんだ! 

 そ、それが気付いたら私の手にお酒があっただけなんだもん! わざとじゃないんだもん! 私は悪くねぇ!! 

 

 …………罪悪感が半端無いけどね。あんないい子達の家からお酒盗むとか、マジ屑なのは認めるよ……。

 ま、そこは鬼だしさ! 種の本能と言うか、存在意義と言うか………見逃してほしいな! 

 

 今度会ったら謝ります。ごめんなさい。

 

 

 

 ……と、取り敢えずだ。お酒をゲットしたからには、次に寝床を探さねば。

 特に何も尋ねずに出てきちゃったから行く宛も無いし…………まあ、この場所からちょっと離れた位置に、誰かしらが絶対住んでそうな建物が並んでる巨大な都市が見えるから、そっちの方に進んでみればいいと思うんだけどね。

 

 

 ………それにしても、さとりちゃん。私の知ってる覚妖怪と似ていたなぁ。妖怪の山でも数少ない私の友達だったから一目で似てるってわかった。もしかして親戚の子供なのかな? 

 

 ああ言う子達が今から向かう場所にもいっぱい居てくれたら嬉しいな。鬼とかマジ勘弁だわ。アイツ等、害悪でしかないし。

 妖怪の山で言うなら、河童とかかなぁ。物造りに必死になってるのが見ていて可愛い。あと、天狗の子供。白狼天狗は毛がフカフカでコロコロしてて可愛いし、鴉天狗は『しゅてんさまぁ~』ってワラワラ寄ってくるのが凄く可愛い。

 

 そう言えば、ついこの間も鴉天狗の子供と遊んだな。確か、百年に一人の天才だとか天魔が言ってたっけ。可愛さに才能とかどうでも良いけど。

 確か、射命丸 文って名前だったかな。自分の後継になるのはこの子だって、あの時の彼女は柄にもなく興奮していた。

 

 皆、今頃どうしてるかな………妖怪の山の頭目って立場は凄く嫌だったけど、妖怪の山自体は好きだったから。こうして離れてみると寂しいものね……。

 

 

 なんて柄にもなく感傷に浸ってみていたら着いてしまった目的の都市。何やら街の奥から喧騒が聴こえてくるから、誰かいるのは確実だね。

 さて、一体この街にはどんな可愛い子達が────

 

 

「テメェ! やりやがったな!?」

 

「んだとゴラァ! 俺様と殺るってのか!?」

 

「喧嘩だ喧嘩ぁ!!」

 

 どんな可愛い娘達が…………

 

「窃盗だぁ!」

 

「待て貴様! その商品置いてかねぇならその首捻じ切るぞ!」

 

「建物が倒れるぞぉ!!」

 

 どんな………

 

「おう姉ちゃん。そんな身なりじゃ、夜は寂しいんじゃないか? 今夜俺と……」

 

「死ね」

 

 

 せ、世紀末だ………。この世の、終わりだ………。

 なんじゃこの世界。どこに可愛い娘がおるんねん。

 骨が巨大化したがしゃ髑髏とか、蜘蛛の体に虎の手足とかよく分からない生態系の土蜘蛛とか…………そして最も見たくなかった妖怪No.1の鬼共がうようよと蔓延ってやがるッ……。

 

 ふざけるな! 私は可愛い子達が溢れ返るようなメルヘンチックな世界を予想していたんだよ! それがなんでむさ苦しい鬼達のいる世界になるって言うんだ! 

 

 くそっ、こんなところ居られるかッ……

 離れよう。すぐここから離れよう。善は急げだ。戻ってさとりちゃんとお燐ちゃんに癒されよう。

 

 さらば! 

 

「おいそこの女ぁ」

 

「ぴぃ!?」

 

 うぎゃぁぁああああああああああ!!!? 

 

 びっくりした! びっくりした! びっくりしたぁ!!? 

 

 あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ。私はこの危険な街から離れようと振り返った。と思ったらいつの間にか私の後ろに巨大な肉塊があったのさ。

 

 な…何を言っているのかわからねーと思うが (ry)

 

「テメェ……見ねぇ顔だな。どうやら鬼みてぇだが、どこの鬼だ?」

 

「ッ……」

 

 最悪だよ! 目の前に超危険生物と名高い鬼がいやがる! 絶対、ロクなこと起きないよ! だって鬼が居て良いことがあったなんて一回も無いんだから! 

 

 鬼の私が言うのもあれだけどね! 

 

「ふむ……別嬪だな。どうだ姉ちゃん。今夜俺と良いことしねえか?」

 

 てかこいつさっき土蜘蛛の女性にフラれてた鬼じゃん! 節操なしか! 

 

 くそ! ここでチンタラ油売ってたら私の貞操が不味い。

 早くここから離れねば! 

 

「あっ、こら! 待てや!!」

 

 フハハハ! 待てと言われて待つ馬鹿がいるか! ばーか! ばぁか! ヴぁー

 

 

 

 ズンッ! 

 

「逃がしやしねぇ」

 

 ちょっ!? 跳躍で追い越すとかありか!? ふざけろ! 

 

「お前はもう抱くと決めた! 俺に抱かせろ!」

 

 ひぃぃぃぃいいいい! 

 なんでこいつこんな執念深いんだよ! さっきフラれたときは普通に落ち込んでたくせに! 弱気な女には強く出るくせに強気な女には弱気になるとかヘタレしゃないか! このクズ! 甲斐性なし!

 どうせお前なんて粗○野郎だからフラれたんだろ!  

 

 くそっ………何もない場所に逃げても追い付かれる。

 こうなったら背に腹は代えられない。建物が建ち並ぶ街の方に逃げるしかない! 

 

「まてぇ!」

 

 ふにょぉあ!? 危ッ、突っ込んできた!? 

 ギリギリで避けれたけど、今の当たってたら無事じゃ済まないよね!? 抱くとか抱かないとか以前の問題として、私の体が木っ端微塵になるよ!? 

 

 だあああぁぁぁぁああああああああああ!!! 

 これがあるから、鬼は嫌なんだ! サノバビッチ! ◯ね! 地獄に落ちろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 数十分の追いかけっこの末、私は漸く◯◯(ピー)野郎を撒く事が出来た。ただの追いかけっこと侮るなかれ。私は命懸けの………マジもんの鬼遊びから生還することが出来たのだ。

 

 全力疾走し続けたための疲れや、逃げ切った達成感、そして見事生存する事が出来た事による感謝などでごちゃ混ぜになった私の感情。

 

 そんな状態だったから私は気づかなかった。私があの鬼を撒くために逃げた場所がどんな場所かなんて考える余裕も、気にする余裕も無かったのだ。

 

「ねえそこの貴女…………そんなところで何やってるのかしら?」

 

「ッ!」

 

 またまた後ろから掛けられる声に私はビビった。まさか、あの野郎に見付かったのかと思ったからだ。

 慌てて振り返り、その顔面を思わず確認して………私は密かに安心してしまった。

 

 だって、見るからに声を掛けてきた人物は男ではなく女の人だったから。

 

「…………」

 

「見たところ鬼のようだけど………見ない顔ね。鬼の貴女がどうしてこんな庭の片隅にいるの?」

 

 金髪に翠色の目、特徴的な耳をした女性だ。外見ではわからないが、人間でないことは確実だ。また、鬼の象徴とも言える角も生えていないから、確実に鬼ではない。

 

 なんの妖怪はわからないが、見た限りだとこちらの話を聞いてくれそうな良識のある妖怪に出会えたことに私は感謝した。

 

「………実はしつこいストーカーに遭遇してしまいまして。あまりにも気持ち悪く、思わずここに逃げ込んでしまったんです。貴女は、ここに住む方なのでしょうか? でしたら不法侵入して申し訳ございません」

 

「鬼が逃げた……? それに、随分と丁寧な言葉遣いなのね。貴女のような鬼は見たことがないのだけど…………もしかしてその角は偽りか作り物じゃ無いでしょうね?」

 

「いえ、私は歴とした鬼ですよ。まあ変わっているとはよく言われますがね。我が角に誓って、嘘は吐きません」

 

「そう。随分と変わった鬼なのね。妬ましい………」

 

 彼女は私をジト目で見ながら親指を噛んでそう言った。

 

 妬ましい……? 彼女は鬼が羨ましいのだろうか? 悪いことは言わないから止めておきなさい。鬼になっても強さで序列が決まってしまう縦社会が待っているから、半端な鬼になって虐げられるだけだよ。

 

 …………まあ、例外はあるけど。

 

「さて……ストーカーから逃げきれたことですし私は出ていきます。いつまでもここに居ては迷惑でしょうから」

 

 妬ましい妬ましいと呟き続ける彼女の前にいるのに段々耐えられなくなり始めたので、私は踵を返してその場から立ち去ろうとした。

 

「あ、待ちなさいよ」

 

 しかし突然復帰した彼女が私の肩を掴み待ったを掛けてきたのだ。

 

「なんですか?」

 

「この敷地は私の住処ではないわ。ここはある鬼が仕切る賭博場なのよ。さんざん負けて持ち金が無くなったからここにいただけだし…………妬ましい」

 

「賭博?」

 

「そう。だから私の顔を伺って去るような真似はしなくていいわ。そっちの方が逆に気分悪くなる。…………何なら貴女もやって行くかしら?」

 

 なにやら聞き慣れた単語に反応してしまう私。

 賭博。つまり賭け事。それは鬼として生きるには、切っても切れない関係である。

 

「それならそうと早く言ってくださいよまったく……。ここが賭博場だと言うのなら遠慮は要りませんね。何処から入ればいいですか?」

 

「えっ? …………な、なんか急に図々しくなったわね貴女。妬ましい…………って言うより、目が怖いわ。見かけによらず貴女も鬼なのね」

 

 おっと。賭け事と聞いてちょっと興奮してしまった。いや、すいませんいきなり。結構勘違いされるんだけど、実は賭け事は大好きなんですよ私。

 

 大人しい……とか、俗世に興味無さそう……とか言われがちだけど、そこはやはり鬼。平和主義を掲げる私でもやっぱり刺激は欲しいと言うか。刺激は欲しいけど命の危機に陥るのは嫌と言うか。

 そういった意味では、安全で尚且つ刺激が貰える賭け事は最適とも言える。

 

 つまり何が言いたいのかと言うと…………

 

 

 

 

 賭け事、酒呑大好き!! 

 

 

「ほら、何をボーっとしてるんですか。早く行きましょうよ。賭け事が私達を待ってますよ」

 

「わ、私が案内するのは決定事項なのッ? あ、ちょっ、こら! 引っ張らないでよ! …………クッ、油断したわ。やっぱり見た目はあれでも、中身は鬼なのね。妬ましい………」

 

 ほらほら行くぜ行くぜ! さっきまで追われてたせいでストレスが溜まってたからなぁ! ここで一気にパァッと発散するぜぇ!! 

 

 

 

 

 …………あ、そう言えばまだ自己紹介してなかったわ。

 

 忘れてた。ごめん。

 

 

 


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