酒呑物語   作:ヘイ!タクシー!

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オリキャラ一人出ます。これに関しては数が足りないのでご容赦を。

ついでにAIイラストで描かせたのも置いておきます。

【挿絵表示】




決着とその後

「『三歩必殺』!!!」

 

勇儀が構えたまま脚を一歩踏み締める。

次の瞬間、踏まれた大地から振動が伝わり、酒呑を呑み込む。

ソレは大地を大きく揺らし、近くの地面に立つ生き物全てをその場に縫い付ける。かつて華扇が故郷の村で起こした地震とは雲泥の差。立つことが困難なほどの揺れは、離れた位置にある都の人々を恐怖に陥れる。

 

そして二歩目。

踏みつけたインパクトで大気を揺るがし、振動を伝える。空にいる烏天狗と華扇すらも痺れさせる強烈な振動。

あまりにも強力な技に二人は戦く。

 

しかしこれは勇儀にとって前座だ。本命は次。むしろこんなもの目の前の敵には何の意味すら無い。

本来なら一歩目で動きを制限させ、二歩目で強引に封じる、技とも呼べない力業。勇儀は元から実力的に格上の酒呑に効くとは思っていない。

それに対応している間に、右腕に全ての力を溜める時間が欲しいだけだ。

 

そして、三歩目。

力を最大まで押し込めた拳は限界だとばかりにギチギチと音を立てる。

 

これが、正真正銘最後の一撃。

 

「あああああああ"あ"あ"あ"あ"!!!!」

 

そして拳が振り抜かれ

 

その瞬間、世界に亀裂が迸る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで原爆が落とされたような土埃の煙が天にまで届く。

急激な空気の膨張に超強烈な衝撃波が起こった現場は、後を追うように強風が吹き荒れ続けている。

 

次第に強風が弱まり、今度は気圧の薄まったその場所は新しい空気を求め、逆向きの強風が吹いた。

低気圧による上昇気流。砂塵が上空に飛ばされ始めたことで、視界がゆっくりとクリアになっていく。

 

「はぁッ、はぁッ……」

 

まず始めに見えたのが勇儀。身体はボロボロで、息も荒く限界が近い。それでも倒れてなるものかと片膝を地面に突きながら真っ正面を睨み続けていた。

 

そして、更にその奥。

爆心地の中心とも言えるその場所に、一人の影が見えた。

 

「………ああ、クソっ。やっぱり勝てなかったか……」

 

その姿を見たとき、勇儀は確かに己の敗北を認めた。

 

現れた酒呑の身体もボロボロだった。

全身から血を流し、彼女の一張羅である金の着物は返り血と己の血の判別が付かないほど真っ赤で、色んな箇所が破れ傷だらけ。見るに耐えない状態だ。

 

そして最も被害があり、かつ異様な事になっているのが彼女の右腕。指先から肩までに掛けて何故か灰化しており、今も尚ポロポロとその形を崩している。

腕が灰化している原因は定かではないが、彼女の再生を越えるレベルで灰化が進んでいるのは確かだ。

 

しかし、それでもその場所に彼女は立っていた。何処にも隙を見せず、腕は今も崩れ落ちているにも関わらず表情を変えずにしっかりとその足で立っていた。

 

それは彼女が勇儀の攻撃を耐えきった証拠である。

 

そしておかしな事に、アレほどの爆発があった筈なのに彼女の後ろにある妖怪の山は全く被害を受けていなかった。酒呑達の部下や敵の鬼一人も欠けずに呑気に眠っている。

 

勇儀が周りに被害を与えないよう配慮した? そんなわけがない。あの状況下でそんな余裕があるはずもなく、彼女自身も酒呑に全力でぶつかるために出し惜しみなく力を使いきった。

 

「はっ……よくやるよ」

 

何をしたのか勇儀にも詳しくはわからない。

ただ攻撃を放つ直前、自分と勇儀を囲むように強力な結界が二人を覆い、酒呑自身も勇儀の奥義を迎え撃つために拳を振り被っていた事だけはあの瞬間に見ていた。

その結果が、自分達の中心にできた巨大なクレーターと、勇儀の拳をまともに受けたことで炭化している右腕なのだろう。

 

確かなのは、自分の全力を酒呑はその身で全部受け止めてくれた。それさえわかれば勇儀はどうでもよかった。

 

「私の敗けだ……もう身体も、動かん。煮るなり焼くなり……好きにしてくれ」

 

その事実を受け止め、勇儀は限界とばかり地面に倒れ込む。意識を失っていないのは流石と言うべきだが、しかしその言葉通りまともに動けないのだろう。

ゆっくりと近寄っていく酒呑に対して、彼女は何の反応も見せない。

 

勇儀としては、ここまでやった自分は殺されるだろうと腹を括っている。勝手に攻めいって、やりたい放題したのだ。首魁の自分は当然殺され、仲間達も運が良くて殺されない程度に罪を償わされるだろう。

 

「天晴れでした」

 

しかし予想に反して聞こえてきた声は勇儀を誉める言葉だった。

閉じていた目を思わず開けて、視線だけで酒呑に向ける。

 

彼女の顔は実に穏やかで、先程まで本当に命を懸けて闘っていたのが幻だったのではないかと思わせるほど、柔らかかった。

 

「まさに怪力乱神。この『酒天』の力を持ってしても押さえられなかった力。貴女の在り方は私以上に鬼として正しい」

 

謡うように語り掛けるその様子は、嬉しくて堪らないとばかりに声を弾ませている。

 

「そんな貴女が私は欲しい」

 

本当に嬉しそうに告げられたその一言が。何故か勇儀にはどうしようもなく魅力的に感じた。

 

「私は貴女が欲しい。どうですか? 私の仲間になりませんか?」

 

倒れた勇儀に酒呑は手を伸ばす。

勿論敗者である勇儀は本来ならこれを断る権利がない。しかし、酒呑は手を伸ばすだけで強制してこようとはしなかった。

 

嫌々仲間になってもらうのを嫌っているのか。それとも、他に何か考えがあるのか。

……わからない。いくら考えても彼女の思考を勇儀は理解できなかった。

 

ならば直感に従おう。

元より勇儀は己の勘を信じて行動してきた。この闘いもそう。楽しそうだと思ったから妖怪の山を攻めたわけで、実際彼女にとってみれば酒呑との闘いは夢のような時間であった。

 

そして彼女の勘が告げている。この人に付いていくことこそが正しいのだと。自分は、この人のためにこれから闘うのだと。

 

勇儀は伸ばされた手を掴んだ。

 

「ふふっ。ようこそ勇儀……いえ、その前に貴女が私の仲間になる祝いです。貴女には私が姓を与えましょう」

 

一度掴んだ手を離すと、彼女は懐から大きな盃を取り出した。

それを勇儀に渡すように彼女の前に突き出す。

 

「これは『星熊盃』と言って私の秘宝の一つ。餞別です。これを貴女に託しましょう。そして、この盃の名と共に……私の下に付いて尽くしてください。…………ふふっ。これからよろしくお願いしますね、『星熊勇儀』」

 

 

 

 

 

 

▽ ▽ ▽ ▽ ▽

 

 

 

 

皆、おそようございます。酒呑改め、酒呑童子です。

何時ものように私は普段使っている布団の上で寝ていたんですが、何やら外が騒がしく目が覚めてしまいました。

 

まだまだお天道様も真上に輝く真っ昼間。しかもさっきまで夢心地も悪く、何やら屈強な身体を持った鬼達に追われる悪夢を見たばかり。一体何事だと少し苛立ちながら廊下に出て大部屋に続く襖を開けてみれば。

 

「「「お早うございます!! 頭ぁ!!」」」

 

「ピッ!?」

 

大部屋のど真ん中に道を作るように二つの列を組んだ屈強な鬼の群れが頭を下げている光景が目に飛び込んで来たのです。

 

なんという悪夢。なんというトラウマ。

あまりのショックに変な声が漏れたわ。恥ずかしい………。いや、そんなことよりこいつら全然顔を上げないんだけど。

え? 私が声掛けるの待ってるの? て言うかまずなんだよコイツら。いつ山に住み着いた。認めてないぞ!?

 

見ないものに蓋をするように襖を閉めて廊下に戻り、自分の寝室へと帰る。

現実逃避だ。頭の整理が付かない時は二度寝をするべきだってじっちゃん言ってた。

 

布団に潜り、枕に頭を乗せて完璧な寝る姿勢。

そのまま悪夢を見ないよう二度寝を洒落込もうとして―――

 

「ほら起きな大将。いくら宴の後だからって二日も寝るもんじゃないよ」

 

そんな女の声と共に私の布団が引っぺがされた。

 

「………はっ?」

 

「まったく。私も悪いと思ってるんだよ(かあ)さん? まさか母さんがあんなに酒が強いなんて思わなかったからさ。一人残して潰れちまったのは悪かったよ」

 

いつの間にいたのか。

不法侵入を白昼堂々とかましている美女。私と同じように額から一本の角を生やしていることから見て同類だとはわかる。

 

でも、私の知り合いにここまで特徴的な服を着た鬼はいない。そもそもこんな風に自分の寝室に勝手に入ってくるような知り合いなど華扇一人だけだ。

 

「貴女、誰ですか?」

「ちょ、そんな不機嫌にならなくてもいいだろ!? ごめん、悪かった!! この通りだから!」

 

取り敢えず何者か尋ねなければ始まらないと思い尋ねたら、何故か土下座で返された。なんだ。不法侵入に対して謝ってるのか? ならさっさと出てけ。て言うか、謝るくらいなら入ってくるなし。

 

「起きたかしら酒呑? よく寝たわね………って。なんで勇儀が酒呑の部屋にいるのよ」

 

起き抜けに知らない美女が土下座をしてくるというカオスな状態に私がどう対応するか考えていると、襖が開くと同時に見知った声が。

我がマイスイートプリティこと華扇である。

 

「おん? 華扇じゃないか。いや、母さんが長いこと寝てたからね。起こしてやろうかと」

 

「起こしてやろうかと……じゃないわよ! 酒呑の面倒を見るのは私の仕事なの! 勝手に盗るな!」

 

「お? なんだい。やるってのかい? いいねぇ、私もケンカは大好きだ!!」

 

「この単細胞が!」

 

そんな可愛い華扇が入ってきて早々、謎の美女と喧嘩をおっ始めてしまった。

部屋の襖を壊しながら外へ向かっていく二人に、私は事態についていけず呆然とするしかなかった。

 

 

 

あの後話を聞いたところによると、何でも勇儀率いる鬼の集団が私達の部下になったらしい。私の力に惚れたのだとか。

 

意味がわからない。私の力に惚れたってなんだ? そもそもいつ私がお前らに力を見せた。初対面だろう。

そんな言葉も勇儀と華扇との喧嘩の光景を思い出して呑み込んだ。触らぬ神に祟りなし。せっかく強い妖怪が味方に付いたんだからラッキー程度に思っておこう。

 

その考えはものの数分で粉々に砕けるのだが、それは置いておく。

 

 

それから数年。私の(華扇の?)妖怪組織も更に大きくなった。

 

「そんな馬鹿な………私の百鬼夜行が……」

 

「はっ。いくら自分の分身を増やそうが数を揃えようが、本物の百鬼夜行には敵わないさ。これが本物の大将の器だよ」

 

「貴女の敗因は、酒呑を侮ったことね」

 

萃香と言うロリな元気の良い鬼が攻めてきたから、勇儀や華扇を中心とした部下総出でフルボッコにして従え。

 

「貴女の姿に惚れました…………どうか、私を弟子に……」

 

「なにこの子……可愛い……」

 

私に憧れて弟子になりたいと懇願してきた無口系黒髪美幼女・金熊透花ちゃんを弟子にし(出会った瞬間に私を越えていたので私はお役御免となった)。

 

時には華扇の母性(完全に立場が逆転した)に甘え、時には勇儀の理由なき部下への暴力にビビり、時には萃香のヤンチャな行いを嗜め、時には金熊の可愛らしさに頬を緩め。

 

そうやって過ごすうちに、私達は日の本全土に知れ渡るほどの強大な妖怪組織へと成っていった。

組織も大きくなれば妖怪の数も増える。次第に末端の妖怪は把握できないほど人数は増え、管理も出来ないほど山に妖怪が溢れた。

 

 

 

私はこの組織を立てた時に皆に宣言した言葉がある。『人を殺すな。殺戮で恐れを集めるな。危害を加えるな。ただ、畏れられる存在であれ』。

 

それは誓いの言葉だ。

盗みは良い。人を拐うのも良い。しかし、やり過ぎはいけない。それはその行為自体が目的なのであって、それが人から畏れを集めるための手段ではあってはならない。

 

私は生涯で一度足りとも人間に危害を加えたことはない。

…………そりゃぁ、盗みの一つや二つ処か数えられないくらいやったけど。でも、それも人間達に気付かれない程度だ。バレたり反撃されたりしたら私は抵抗せずに逃げた。

 

え? 私が弱いから反撃しないだけだろって? …………ち、ちがうわい! いや、そうだけど! でも違うから! 理由があるから!

 

言っては悪いけど、人間は私達より遥かに弱い。ぶっちゃけ一対一なら私でも勝てるくらいには人間は弱いぞ?

勇儀辺りなら一人で国の一つや二つ簡単に落とせるだろう。それくらい彼等は弱い。

 

 

だからこそ、彼等を侮ってはいけないのだ。弱いからこそ、人間を軽んじてはいけない。

私は弱いから、弱者の怖さを知っている。強いからこそ持つ矜持とか、誇りとか、そんなものは弱者にはない。

あるのは手段を選ばずにどんな事をしてでも目的を達成させる為の信念だ。

 

 

だから私は妖怪達に人間への危害を加えることを止めるよう注意し、この組織を使って人間達に危害を絶対に加えないと言う誓いを立てた。

 

まあ、その誓いも次第に忘れ去られてしまったが。人間へ危害を与える妖怪は増え、略奪と人拐いが後を絶たない。

 

それは噂となり、そして『妖怪の山』は悪名高い妖怪の巣窟と呼ばれるようになってしまった。処か、何もしていない私達の名前すら悪名ばかりが広まっていく。

 

次第に噂は飛び交い………『妖怪の山』は、最強最悪の鬼・酒呑童子を筆頭に、鬼の四天王である茨木童子、星熊童子、伊吹童子、金熊童子の四人を従えた最強の軍団として恐れられるようになってしまった。

 

 

そしてある日の事だ。今までは何とか越えていなかった境界を誰かが越えた。

とうとう私の組織の誰かが村を襲い、快楽のため殺戮の限りを尽くし村人全員を全滅させたらしい。

 

そんな一報が私の耳に届いた。

 

 

「はぁ…………」

 

「どうしたの酒呑?」

 

「何か………悩み事?」

 

華扇と透花を隣に侍らせて酒を飲んでいたが、先程届いた報告を思い出して溜め息を溢した。

せっかく可愛い女の子と一緒に酒を呑んでいるのに、お酒は不味くなる一方。溜め息の一つや二つ溢したくなる。

 

「ねぇ華扇。私は、やはりこの『妖怪の山』の大将に就くべきでは無かった……そう思わずにはいられません」

 

「なっ………何を言うのよいきなり。酒呑はこの山最強の鬼なのよ? 貴女以外に誰がやるのよ」

 

「(コクコク)」

 

私が溢した弱音に過剰に反応する二人。

でも違うのだ。私は彼女達を欺き、この地位にいる。何故鬼の四天王や山の妖怪達が私を最強と勘違いしているのかわからないが、やはり私は弱いのだ。

 

最初は良かった。まだ華扇と小・中妖怪だけなら私が頭でも統制が取れていた。

しかし今は違う。無いにも等しいメッキは剥がれ、私はこの組織の統制をまったく取れていない。

勇儀や萃香が好きに行動しているのが良い証拠だ。あの二人は人を殺すような事はしないが、それでも若い娘や気に入った人間を拐う。

 

身近な家族ですらこの始末。下の天狗や、末端の妖怪達が度を越した行いをしていても不思議ではない。

 

私は上に立つ資格がないのだ。

 

「皆に私の声は届きません。それが現状の妖怪の山では?」

 

「っ……確かにそうだけど…………でもそれは酒呑が強く禁止すれば!」

 

「妖怪は基本欲望に忠実です。嫌なものは嫌とはっきり言うでしょう。現にあの二人にはそう言われました。例え強引に禁止しても、約束を固く守る鬼はともかく、他の妖怪は破るでしょう」

 

「なら罰すれば!」

 

「そのような権限は私にはありませんよ。良いですか華扇? 罰を与える事とは、それが不当であると皆が認めた上で行うもの。皆が認めなければ、それは私刑と一緒です。私個人が『妖怪の山』を作るときに立てた誓い。それを破るのは個人の自由なのですよ」

 

そう。結局のところ組織の誓いは私個人の誓いであって、掟ではない。皆に無理強いは出来ない。

むしろ、私が立てた誓いを律儀に守ってくれるこの二人が奇特なのであって、人に危害を加えるのは妖怪の本質なのだ。皆が悪いわけではない。

 

要は皆がついて来てくれる程の、妖怪の本質を覆すほどのカリスマ性も魅力も私が持ってないのが悪いだけなのだ。

 

「なんで…………酒呑様は、人間に危害を与えない、の? 妖怪は………人間に恐れられるものでしょ?」

 

透花の疑問は酷く真っ当なものだ。

そもそも何で私がこんな誓いを立てているのか。

多分、何も聞かない華扇も、ギリギリで私の誓いを守ってくれているあの二人も同様の疑問を持っているだろう。

 

「……透花も華扇も、この事は心に留めて置いてください。

この世には因果応報と言うものがあります。善行を繰り返せば良いことが訪れ、悪行を繰り返せば破滅が訪れる。誰かにした行為は巡り巡って自分に返ってくるものです」

 

「……酒呑は、人間が報復に来ると思ってるの?」

 

「わかりません。彼等は私たちから見れば弱いものです。しかし、弱いからと反撃しないわけではない…………。

覚えておきなさい。弱いものとは虐げられる者の事を指すのではありません。世界を知らず、自分を強者と驕った者こそが真の弱者なのです」

 

かつての私は間違えた。自分を強者と勘違いし、馬鹿みたいに馬鹿な行為を繰り返した。

私は弱い。例えどんなに力を付けようが、どんなに叡知を兼ね備えようが、どんなに秘宝を集めようが、どんなに配下の妖怪を増やそうが。

 

私はどうしようもなく弱いのだ。

 

 

 

 

 

そして遂に、あの日が訪れた。

 

 

 




そう、ストック切れだ

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