艦隊これくしょん~巨竜達の咆哮~   作:超甲形巡洋艦

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ミッドウェー攻略戦3

「さあ、襲撃だ!」

 

単縦陣で航行する水上打撃部隊に後ろから笑顔で襲いかかり、一番後ろの駆逐艦をまず切り沈める。気付いて対処しようとした軽巡ト級が雷撃の姿勢を見せるが手取の20.3cm三連装砲三基が火を噴いた。至近距離での水平射、この砲撃は外れる筈もなく軽巡洋艦を爆沈させる。先頭の戦艦三隻と重巡洋艦リ級が砲撃してくるが、剣は体を捻ることで全て回避&装甲で防ぎきり、リ級の上半身と下半身を切り離す。噴水のように黒い液体が噴出、それに気にも掛けず戦艦ル級にその牙を向けた。三隻とのすれ違い様に一隻の首をカッターでサクッと切り裂き、血が吹き出す。直ぐに切り返し、片方のル級に手刀で心臓に当たる部位を突き抜き、黒い『何か』を抉りとる。もう1隻の砲撃を『何か』を抜いて動かなくなったル級を盾扱いし、近くに投げ捨て、残りの1隻を縦に一刀両断した。この間僅か10秒

 

「航空隊は到着せずと・・・戦果一人占めだぁ」

 

そして手取からのぶん取り品の対水上電探が大規模水上部隊を検知していた。

 

「これは・・・大和の艦隊か。おっせえな。」

 

「おい剣、合流するのか?」

 

「そりゃな」

 

─────大和艦隊─

 

「大和さん!見えました!赤城さん達です」

 

「Hey!大和、25号が大型反応を発見したネー。どうもこっちに向かって来てるみたいヨー」

 

「分かりました。このままその艦隊を撃滅、のち合流します。観測機発艦始め!」

 

金剛の25号が捕捉したのは剣と手取だ。25号は試作品故にまだ精度が良くないのだ。おまけにさっき剣が斬り飛ばした残骸で電波が乱反射し、金剛から見たら大艦隊に見えた

 

「お姉様、観測機が敵艦?視認しましたが・・・どうも重巡洋艦リ級系列の新型、見た目大和さんそっくりな戦艦の二隻らしいです」

 

霧島から『重巡洋艦リ級と自分そっくりの戦艦』の報告で大和は凄く嫌な予感がした。

 

「総員、一応戦闘準備。撃ってくるまでは絶対に撃たないでください」 

 

「大和さん、何で攻撃しないんですか?」

 

「多分剣です、というか絶対に剣です」

 

大和の予想は的中していた。勝手にソロモンに出るような戦闘狂、ここに来るぐらいは予想できていた。だがリ級までも連れてくるとは思っても見なかったのだ

 

「やっほー、大和。ついてきちゃった(*ゝω・)ノテヘッ☆」

 

「言いたいことはたくさんありますが・・・なんで捕虜まで連れてきたんですか?」

 

「面白そうだからだよ。それに今のこいつは『手取』という名前がある。あと無断出撃は反省する気無いからな」

 

大和はあたまに手を当てて、こいつの処遇をどうしようか考えていた

 

「でも今は作戦中、俺を咎める時間はあるかね?」

 

「はぁ、分かりました。単縦陣の後ろについて下さい」

 

「お兄さま、お久しぶりです」

 

「おっ?黒姫か久しぶりだな。お前の解体日以来か?」

 

「そうですわね、また会うとは思ってもいませんでした」

 

その後は赤城旗艦の空母機動艦隊と無事合流。

その後大和、剣、黒姫が三式弾で対地艦砲射撃を加え飛行場姫を完全に破壊しつくした。防衛の為に待機していた敵空母機動艦隊も撃滅され、イレギュラーの水上打撃艦隊も剣と手取が殲滅し、作戦目標は全て達成された

 

「霧が晴れない・・・」

 

赤城が呟く、全員が回りを警戒しているが、残りの艦隊も見当たらない

 

ただ、剣はある一点だけを見つめている。

というのも剣もとっくにこの世界には『何らかの力』が加わっているのに気付いているのだ。そして、三式弾を潰した筈の飛行場姫に降らせる

 

「つ、剣さん!?」

 

「え?お兄さま?」

 

「やっぱりだ、あいつは死んでねぇ」

 

飛行場姫が、中間棲姫に進化した

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