その海域は常闇に包まれていた。
周りには小さな島が沢山有り、身動きが取りずらい
ソロモン海、幾度となく日米が衝突した激戦の海域、多数の艦艇、航空機が沈み海底を埋め尽くしている。そこはアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)と呼ばれた。そして人の手によって作られた海の神の眷属はどの世界でもその咆哮を轟かせた。
「おらぁ!相手が戦艦だろうと関係ない。沈め!」
「もう一度行きます武蔵、信濃、甲斐、準備は良いですね?統制射撃。てぇー」
「SGレーダ射撃モード固定、openfire」
「主砲、四基八門、一斉射!、てぇー」
そして、この度の海戦でも、巨竜達はその咆哮を轟かしていたその名は以下のとうり
超弩級戦艦
双撃の巨竜 長門・陸奥
瞬撃の巨竜 大和・武蔵・信濃・甲斐
迫撃の巨竜 尾張(旧サウスダコタ)
超大型巡洋艦
砲煙の巨竜 剣・黒姫・鞍馬・大雪
上の人らの性能は次の話に乗せておくのでそこを見てくれよな。
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~トラック泊地~
今トラック泊地を管理しているのは史実の戦艦大和ただ1隻、
「掃除終わり!・・・・やっぱり誰も居ないですね・・・・」
「ソンナコトナイヨ。ワタシタチヨウセイガツイテルジャナイカ」
足元に大和の艤装の操作をする妖精さんが集まっている
「そうでしたね。いつここが拠点になっても良いように掃除と点検をしましょう」
「リョウカイシマシタ」ビシィッ(敬礼
~トラック泊地沖~
とある一隻の巡洋艦が航行していた。航行といっても絶賛敵航空隊に襲われている。
「うっぜえな。これで何回目だよ」
「ゴドメダナ。剣」
剣の肩に乗っかっているのはかつての剣の司令、大家と
「シレイチョウ、ソロソロダンヤクガココロモトナクナッテキマシタ」
かつての艦長、橘
「ダソウダ.剣モウスグヨルニナル。」
「うへぇ、つまり何とかしろと?」
「ソロソロクルラシイ。カイヒウンドウハジメ」
「あー、こいつら確か基地航空隊だろ、大家司令」
「ラシイナ」
「沈まず逃げ切って航空基地艦砲射撃する機会があったら1機残らず消し去ってやる」
「ソノココロイキダケトッテオケ。イマハメノマエノテキニシュウチュウシロ」
「各対空兵器、使用許可、もう一踏ん張りだ。弾幕を張れ」
剣の艤装、65口径九八式10cm高角砲がくるりと回転し砲身を天に上げる。先制して剣が三式弾を撃ち上げる。が、効果は薄い。深海棲艦の濃い黄緑に塗ったたこ焼きが目視距離に入った、高射砲群、対空機関銃は射撃を開始する。剣にとって有り難いのは敵が魚雷を持つ陸攻でなく重爆であることだ。高高度爆撃は命中率が低い。
10cm高角砲が下の給弾ベルトを取り込んで発砲
乾いた炸裂音が連続し、25mm機関銃が火を吹く
「あー、やっぱ高高度爆撃機は当たっても落ちないな。無駄に硬い。お、1機撃墜。高角砲が直撃したか」
「シカシゴエイセントウキナシトハ」
「ジュンヨウカンノタンカンコウコウヲオソウナラゴエイハイラナイダロウ。テキキチカラカナリキョリガアルダケナノカ」
「よっ、ほっ、痛ってえ!」
剣の回りに水柱が乱立する、そして小型爆弾が一個命中した
「うん?・・・・どこも壊れてないな。よし、対空戦闘続行
出来るだけ撃墜しろ!」
しばらくして、全ての敵機が爆弾の投下、被弾による退避で第五次空襲は幕を閉じた。
「オワッタヨウデスネ」
「後はトラック泊地に逃げるだけか。機関巡航速度を維持、だがトラック泊地で補給か何かできれば良いが。」
~トラック泊地~ side大和
フォーンフォーンフォーンフォーンフォーン
「敵襲!?」
「ヤマトサン。ソナエツケノタイスイジョウデンタンニカンアリ。イゴアンノウントシ、カズハイチ、オソラクコウソクセンカントオモワレマス。サラニタイクウデンタンニカンアリカズハニ」
「分かりました。索敵機の発進をお願いします。情報の収集と解析を」
「アンノウンノシンロ、マッスグコチラニムカウ」
「サラニサクテキキガハッシン、アンノウンノカンサイキトセッショクスル」
[トラック泊地空域]
高高度を飛行する零式水上偵察機、眼下には海が広がっている
⊂( ・ω・)⊃ブーン《アンノウンハコノヘンノハズダガ。ン?アソコニイルノハ・・・・レイシキスイテイ?・・・・ナルホドアンノウンハカンムスカ。アノギソウ・・・ヤマトガタ?》
海面を見ると単艦航行している剣の姿が見えた。剣もこちらの零式水偵を発見したらしかった
『ジジッ あーあー、こちら巡洋艦剣。上空の零式水上偵察機へ、こちらに交戦の意思は無い』
⊂( ・ω・)⊃ブーン《コチラトラックハクチコウクウタイショゾク ゼロテイ。キセンノスガタヲミトム、コレヨリトラックハクチニユウドウスル》
『了解、誘導よろしく頼む』
~トラック泊地~大和side
「ヤマトサン.アンノウンニツイテノジョウホウマトマリマシタ。アンノウンノカンメイハツルギ。カンキュウハジュンヨウカンラシイデスガ、ギソウガヤマトサントソックリラシイデス」
「私に?ですか・・・そんな艦居ましたっけ?」
「ウーン,ワタシタチニモココロアタリガアリマセンノデ、ミセイカン、マタハケイカクダケノフネカモシレマセン。ソノヘンノホンニノッテマセンカ?」
「でも、うーん?・・・」
大和が『世界の軍艦wwⅠ~ wwⅡ』で日本の巡洋艦の項目を探すとB65型超甲型が目に留まった。
「これ?ですかね?」
「タシカニニテマスネ。デモケイカクダケノフネハタマシイガコンポンテキニタマシイガナイハズデス。マアホンニンカラハナシキケバイインデスガ」
「そうですね。」
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「ふー、トラックで補給は受けられそうだな」
「ソウダナ、ヒトマズアンシンダ」
「お!あれだなトラック泊地は・・・俺が知っている所とは色々違うな。只の森?橘艦長どう言うことだ?」
「ツルギ、アレハヒミツキチラシイ。カンムスハフツウノフネトチガッテダイキボナセツビガイラナイカラキチヲカクシヤスインダダカラアアシテルンジャナイノカイ」
「はえー」
「ツルギキイテキタワリニキョウミナダロ」
「何を言う、秘密基地は男のロマンだ。興味ないわけがない」
「ソウカ,ワカランナ」
「そうっすか」
「ツルギ,オレトチョウカンガツイテイラレルノハココマデダ」
「はい?」
「カンチョウクラスノヨウセイガカンムスヲシキスルノハドコカニチャクニンスルマデナンダ」
「ここで別れか。じゃあ二人ともお元気で」
「ジャアナ、ツルギ」
「マタアオウ」
大家司令長官、橘艦長は光の粒子となって消えた
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剣は適当なところから上陸、秘密基地を目指し歩く。
「舗装された道、この先か。天然のトンネルみたいだ」
道の上には木が枝を伸ばし葉をつけることで道を隠している。
少し歩き目についたのはコンクリートの建物。所々窓がついていて、どちらかと言うと宿泊施設に見える。扉の横についている呼び鈴を鳴らすと、妖精さんが5人出てきて大和がいる部屋まで案内してくれた。
「ヤマトサン、ハイリマス」
「入ります」
「こんにちは、えっと艦名は剣で良かった?」
「ああ、巡洋艦剣だ。よろしく頼む。あんたは大和で良いか」
「はい、戦艦大和です。まず聞きたいことがいくつかあるんですが」
「知っていることなら出来るだけ答えよう」
「えっと、あなたは艦娘、で良いんでしょうか」
「まあ、こんな成だがな」
「二つ目です、ここにある資料を片っ端から漁っても貴方の艦としての情報がありませんでした。それであなたに近そうなB65超甲巡案、これに当たりましたが、あなたで間違い無いですか?」
「うーん・・・ちと細部と武装が違うな。魚雷搭載してるし。細かいのは筆者が別で纏めるだろう」
『おう剣メタイ事言うのやめーや』
「筆者さんは引っ込んでてください!」
『( ;´・ω・`)』
「えっと、邪魔が入りましたね。取り敢えずこれに近い船ですか・・・」
「うん、そいやここに来るまでに五、六回程空襲受けたんだけど切り刻んで焼き払いたいからさ、どこに基地あるか知らない?」
「っ!!、空襲を受けたんですか!?」
「うん、数は一回の空襲で30機程、後の空襲は撃墜した数だけ減ってった」
「ここからどの程度離れた地点か分かりますか?」
「取り敢えずここに着いたのが朝で、最後の空襲は夕方だったから・・・俺の巡航速度から考えてそんなに近いとは言えね。その代わり遠いとも言えない。少なくとも護衛戦闘機は確認できなかったから普通に遠いだけかもしれん」
「ヤマトサン、コレハコノヘンニアタラシイヒコウジョウガデキタトシカ」
「分かっています。至急、呉鎮守府に通信を」
「それはオススメしない。この辺に潜水艦が居たらたとえ暗号でも発信源を特定されるぞ」
「ですがトラックの回りに深海棲艦航空基地があってその基地がここを射程内に納めていようものなら大規模作戦の時に支障が」
「秘密基地として本格運用する前に見つかったら意味は無い。だが俺が空襲を受けながらここに来た以上敵さんもどこに逃げたのか位は調査に来るだろう。俺はかなりの大型艦、船時代に大和型戦艦と間違われたこと結構あった。殺すために近いうちに捜索艦隊が来るかもな」
「・・・そうですね、迂闊でした」
「ま、連絡はしなきゃなならんだろうし。定期便みたいなのは無いのか?」
「確か三日後に物質等を載せた定期潜水艦が来るはずです」
「そんときか、連絡するなら。この間に・・・・何だ!」
フォーン,フォーン,フォーン
「ヤマトサン、シンカイセイカンノチュウキボカンタイガセッキンチュウデス。コチラノキチニキヅイテイルカハフメイナレドチカズイテイマス」
「来ましたか、第一種戦闘配置!、対艦迎撃戦用意」
「深海棲艦の艦隊構成は分かるか?」
「エット、ソクドジュウシノジュンヨウカンタイトシカ」
「戦艦や空母は確認されたか?」
「イエ,イマノトコロハ」
「了解、俺が迎撃して見せよう」
椅子から立ち上がり、軽く準備運動をしながら部屋を出ようとするが、大和に腕を捕まれ、行くなと言われた。だが、剣は『空襲ばっか受けて苛ついている。生き血を浴びたい。敵を殺させろ』と何か変なことを言い出した挙げ句、大和ごと引き摺って行く
※大和16.8万馬力 剣17万馬力
建物から出かけたところで大和が折れた。生きて帰ってくることを条件に迎撃を許可した。
「でもここは備蓄が余り有りません。大規模な修理は難しいです」
「了解した。じゃあいってくる。」
そう言って艤装を纏い、水偵を発艦。敵の居る位置に向かって最大戦速で向かう。
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『ツルギノナンセイ50kmニテキカンタイハッケン。ヘンセイハ重巡洋艦1 軽巡洋艦2 駆逐艦3 シンロハホクセイ』
「了解、そのまま見つからないように監視し続けろ。弾着観測射撃するから射程内に入り次第連絡する」
剣の艦載機が敵艦隊を発見。剣は進路を調整し射程に入るのを待つ。
どうでしょう?勿論巨竜シリーズの戦艦だけでなく、海外の戦艦(実装済み)も登場するのでお楽しみに