2.善人なら殺せない
3悪人なら殺せる
4.たとえ悪人でも殺すことはできない
という選択肢の4に注目して作った短編小説です
もし
君は戦わなければならない時があるとしたら
君は、どこまでやれる?
もし、相手が悪人だったら殺せる?
それとも、人間を殺すことはできない?
まあ、色々あるだろう
時と場合によって、それは変わってくるはずさ
君はどうなんだい?
何?
そんな経験をしたことがないからわからない?
たしかにその通りだ
場合によっては、そんなことをしないと思われた人でも
人を殺す
殺人を犯す
じゃあ想像でいい
想像したまえ
じゃあ選択肢をやろう
1.たとえ善人だろうが立ちふさがるなら殺す
2.相手が善人なら殺せない
3.相手が悪なら殺ろせる
4.悪人でも殺せない
さあ?どれだい?
君は、その場所に出会った時
どう行動する?
何?
悪人と善人の区別はどうするかって?
それは簡単さ
自分から見て悪か善かさ、
なぜならば、善悪の問題など視点で変わるからさ
ほほう、
どんな状況でも人は殺せないか、
なるほどなるほど
まあ、面白みのない一般人の回答だ
だがしかし、君はどうして人を殺せないと言い切れる?
もしかしたらってあるじゃないか?
どんなに臆病な人でも
条件が揃えば人を殺すさ
なぜなら、闘争というのは人の本能だからさ
弱者を蹴落とす
悪を殺す
別におかしいことじゃない
たしかに君達には、ルールがあるかもしれない
モラルがあるかもしれない
でも、そのルールやモラルは
ころっと揺らいでしまうほど
危険なものさ
人間たちは欲を抑えようと生きてる
そして、欲を抑えられない人間を
異常者
狂人
犯罪者と呼ぶ
たしかに
欲望で動く人間はバカだ
猿だ
でも欲望っていうのは
一つの大きな原動力だと考えてる
殺すしたいっていう欲望は
誰しもあるはずさ
でもルールやモラルに阻まれて
みんなしない
したら負けだと本能的にわかってるからさ
だから言動では『殺す』と言えるが
行動はしない
まるで小者のようじゃないか
しかし
人間とはそういう生き物だ
生物としての本能に殺しがある
そうしなければ生きていけないからさ
でもさ
それってどっちなんだろう
生きていくためにから殺すのか
殺す本能があるから殺すのか
私たち人間は
幸運にも
現在、地球のトップの捕食者として君臨してる
だから
普通の生き方をしてれば
食料以外で
殺すことはないだろう
でも仮に
自分たちより高位の存在が突然現れたとしよう
君達は争うか?
それとも服従して
大人しく狩られるか?
いや
まず最初に抵抗し、争うだろ
なぜなら
嫌なこと、納得できないことに抵抗するっていうのは
本能だからさ
そう
殺害行為というのは
抵抗の延長さ
つまり、どういうことかというとさ
君は人殺しはできないと答えた?
そうだろ?
でも今説明した通りさ
殺しというのは
本能なのさ
仮に今君に
殺し合いをしてもらうとする
相手は君と同じくらいの強さの相手さ
そして武器を持ってるとしよう
そう
この状態ならどちらも
殺せる可能性がある状態だ
均等にね
そして
終わらせるには
どちらかが死ななければいけないのさ
さあ君はどうする?
諦めて死ぬか?
それとも争って相手を殺すか?
よく考えてみてほしい
さあ、
考えたかい?
じゃあもう同じ質問をしようか?
君は人を殺せるか?
end