拾われないネタが多すぎる。供養しなきゃ…
誤字報告感想多謝
こんな前書きがくどい作品を続きも読んでもらっていつもありがたいです
本日もまた、お飲み物などを片手にお読みください
そして別段更新もしてないのになろうの方でもお気に入り登録が増えたりしてる謎
世界ってまだまだ神秘に満ちてる
追伸
感想で予測が的中してたけども続き書いたよ。――押し通すッ!
「使い魔、っすか?」
球技大会も無事終わり、普通の学生生活と悪魔の活動、両立にヒイコラ言い始めた頃。
俺はリアス部長に、あることを提案されていた。
「そう。イッセー、貴方にも必要になってきたと思ってるのよ」
「えーと……、それって部長の蝙蝠ちゃんみたいな?」
口に出してハッと気づいた。
それって、俺にも美少女の手下が出来るってことじゃね?
部長の蝙蝠ちゃんも人間サイズに変身出来てたし、ペットに美少女が出来るということじゃね?
つまり、合法的にエロいことし放題――、
「イッセーくん?」
「や、やだなぁ朱乃さん、何も不埒なことは考えてないっすよ!」
「その発言が全てを物語っているよね」
美人で爆乳な彼女だけども他の女子に色目を使うのを見逃してはくれない。
無論、朱乃さんに不満なんてあるはずも無いので必死で否定するのだが、冷ややかな声音は完全に見透かされているようであった。
つーか俺に信用が無いのか?
其処はフォローしてくれよ木場ァ!
「ケダモノフレンズ……今その話を出す、ということは、予約が取れましたか」
「ええ。来れない子たちには悪いけど、今を逃すといつになるか分からないのよ。そもそも、これって悪魔の問題だからあの子たちにはあんまり関係無いのだけどね」
小猫ちゃんが高級レストランに行くかの如くのノリで問い、部長もまた気負うことなく応える。
しかし予約制とか、高級志向な捉え方は庶民には難しいっす!
つーか小猫ちゃん? よく聴こえなかったけど、最初の方なんかボソッと小さく呟いてなかった?
部内に居ないのは、アーシアちゃんにミッテルトちゃん、レイヴェルちゃんに烏丸だ。
つまりはいつもの面々。
ひとりを除いて悪魔では無いから、確かに関係は無さそうだ。
興味は浮かびそうではあるけどな、誰だって。
「とりあえず、イッセーくん、私、リアス、祐斗くん、小猫ちゃん、この5人で転位ですわね」
「あれ? ギャスパーちゃんはいいんすか?」
ちらっと、先日の球技大会だけ見かけた眼鏡の娘を気に掛ける。
後輩だとは教えられたが、その後は交流が碌に無い。
そもそも普段何処に居るのかすら知らないって、どうよ?
「ああ、あの子はそもそもアウトドアも苦手な傾向にあるから……。というか、元々封印指定されてるから勝手に出歩くのも許可は下りてないはずだったのだけど……。あと、ギャスパーはだんs」
「スイマセン部長、私も今回は不参加で」
部長の科白を遮るようなカタチになっていたが、小猫ちゃんが挙手する。
なんだろう、最後らへん、どうしても聞いておかなくちゃならないことを口走っていた気がする……。
「ルフェイさん、彼女が正式に来日する前に北欧家具に負けないイイ感じのモノを確保しておきたいので、町の雑貨屋さんを巡りたいのです」
「町の雑貨屋にどれだけの
「あっ、おなか痛くなってきました、いたたたた、これは生理ですね」
「明らかに棒読み! なんで其処まで行きたくないの!?」
よ、よくわからねーけど、女の子の身体に関することには俺には触れらんねぇ。
ていうか俺の用件だから付き合いたくないとか、そんな理由じゃ無いよね? そうだと信じたい。
とにかく、俺たちは使い魔を探しに出発――(以下略。
■
たとえ火の中水の中~。
RPGならば攻略済みダンジョンへ参入初期キャラをレベリングのために向かう火力&周回重視なパーティを編成し、彼らは使い魔の森へと旅立った。
その地で「使い魔ゲットだぜ!」と宣う任●堂に喧嘩売ってるとしか思えないおっさんと出会ったり――、
人体に害を及ぼさないが何故か衣服だけを溶かすスラ太郎と名付けられし粘体に襲われ小猫が危機回避していたことが明るみに出たり――、
筋骨隆々身の丈3メートルのウンディーネたちのガチ肉弾バトルにイッセーが滂沱の涙を流したり――、
偶然出くわしたユニコーンに乙女の敵と云われんがばかりにイッセーが股間を潰されたり――、
「御意」と鳴いて襲い掛かる直立歩行人寸大の齧歯類と対峙したり、と。
まあ色んな出会いがあったのだが、――割愛する(無慈悲。
一方で、頑なに異界探邦を拒んだ白髪幼女は何をしていたのかと云うと――。
「……ふむむ、普通に男子の恰好ですか。遊びでは無いようですね」
トレンチコートにサングラスに古新聞という、見るからに妖しい恰好で。
電柱の陰からひょっこり顔を覗かせ、とある人物を尾行していた。
視線の先に居るのは毎度おなじみ色黒白髪。
なんかもう、此奴を尾行する、っていうだけで危険度がウナギライジングに至るのは作者の感性だけであろーか。
気分的には幻影旅団を追いかけるゴンとキルアなのかも知れないが、気配を絶っすることが出来るわけでも無いので普通に怪しい。
道行く人たちはそんな幼女の奇行を垣間見てギョと目を見開くのだが、数舜後には「この町だからなぁ」みたいな顔で頷いて去って行く。
訓練されている。流石はT葉県。奇っ怪の集約する地方として名高いだけはある(偏見。
さておいて。
「しかし、アーシアさんやグレイフィアさまの姿が無いですね。そのうえで単独とは、やはり言ってないのでしょうか」
思い返すは先日のこと。
球技大会最中にてラヴレタァなる珍妙なアイテムを晒された小猫は、その送り主はどれほどの奇特なモノなのかと問い詰めた。
それをあっさりと
しかも本日この通り、いつもの面々を連れ出さずに町へ遊びへ出掛けた烏丸、という現行犯。
体育祭では女装して
どう鑑みても修羅の戦場という連想しか浮かばなかった小猫は、そういうなんやかんやを回避するためにも烏丸を尾行していたのである。ホントである。
そうして尾行して数十分、人気の少ない公園に烏丸は辿り着いた。
以前に殺人事件があった場所だ。理由はお察し。
「――出てこいよ、居るのはわかってるんだぜ?」
正面へ向けて烏丸が口を開いた。
すわバレていたのか、と身構えた小猫であったが、何気に殺気にも似た緊張感を醸し出している烏丸の前へは、顔を覗かせるのも普通の女子高生には及び腰にならざろう得なくなる。
普通の女子高生は『すわ』などという表現を扱いはしないが。
そしてその数舜で、彼の前へ姿を顕わとした集団が居た。
小猫のことでは無かった様だ。
「……」
「素敵なラブレターどうも。簡潔で心に響いた。あんな返事を返すことしかできなかったのが、実に心苦しい」
彼らは、姿を現したのは良いとして、何を口にすべきかを迷っている様子であった。
その隙間に、烏丸が飄々と口を開く。
相手を小莫迦にしているような、しかし常と変わらぬ普段使いのままの口調で。
小猫からは伺えないが、恐らくはいつものように愉しそうに、猛禽にも似た笑みを浮かべて居ることであろう。
相手は誰だかは知らないが思わず、小猫は相手にしんみりと同情の思いを抱いた。
「……っ、わかっていながら、何故ゲオルクを殺した……! 俺たちが、何をした……!?」
「? なんだ、誰か死んだのか?」
中華的なコンセプトと思しき恰好の青年が、怒りを込めた形相で睨みつける。
周囲の者たちも、似たような感情を烏丸へ向けていた。
それを必死に抑えつけているかのようだが、当の本人には伝わりはしない。
「惚けるな! ゲオルクの神器を、どうやったかは知らないが奪い取ったろう!? 神器使いは神器を奪われると死に至る……! 俺たちの仲間を殺しておいて、無事で済むと思うなよ……!!!」
「ああ、アレ神器だったのか。雑魚っぱw」
後ろから覗いていてもわかる、メタクソにヒトを舐めた笑顔を烏丸は向けていた。
瞬間、対峙していた奴らが殺気を膨れ上がらせる。
しかし、
「……今更武装しても。しかも、ケルベロスより脅威が無いですね、アレ」
小猫は冷静に分析する。
剣を構えた少女に、白髪の青年。
拳を構えた大男と、槍を顕現させたのは烏丸と言葉を交わしていた青年だ。
誰も此れも『人間』。
何処かに強靭さのようなモノを潜ませてはいるが、恐らくはまだ悪魔に及ばない。
そうすると、悪魔や堕天使なんかの人外を凌駕できる、烏丸には一切脅威に至らないのだと、過不足なく判断がついたのだ。
「ッ貴様ァ!」
「うん。なに?」
「なぶッ、」
ゴリャメシャァァァ――、と。
叫んだ槍の青年が、顔面を膝で砕かれた。
見ていたが、画像をコマ落ちしたように烏丸が其処に至っていたのだ。
悪魔の動体視力は多少はヒトを凌駕するものの、超越とまでは行きはしない。しかし、
「相変わらず、人間とは思えない動きで不意打ちしますね、烏丸くん……」
『見えなかった』事実を、小猫はゴクリンコと息を呑んで唸って嘆息した。
単に、意識の外側を、呼吸の合間を縫うように稼働する『達人の動き』をトレースしたに過ぎない。
スペックが向上しているのだから、あとは技術でカバーする。
その程度の話だと、烏丸は云うだろう。
しかしそれは余り周囲には知られていない話で。
序でに言うと、その技術的な部分をあまり『理解しようとしない』のが、超越していると思い込んでいる神話や幻想の住人らの言い分である。
人間の限界値を、人間がそもそも把握していない。
だからこそ起こる『意識の格差』。
それを明確に明白に出来るには時間がかかり、その『かかる時間』を座して待つ程、烏丸は其処まで甘くは無かった。
「おいおいおい、こんな不意打ちでダウンするなら殺気なんて飛ばすなよ」
「ぁ、が、ぐ……!」
フライングニードロップで真っ先に潰した槍のヒトの頭を掴み、会話の続きを彼は促す。
尚、序でのように周囲の者らはバラけさせられていた。
剣を構えた青年は、脱力からの腰の力で放たれた速く鋭く重い突きで内臓を潰された。
大男は両の脚を、ローキックで紙屑のように圧し折られた。
少女は睨まれただけで腰を抜かし、地に染みを造っていた。
――どいつもこいつも、再起不能だ。
「答え合わせをするけど、転位系転送系壁抜け系は大概対処済みだ。『こっち』に許可なしに触れて来たんだから、そりゃあ悪意ありと見做して逆干渉して原因を取っ払うわ」
「……!? そ、んな、真似……! じん、きに、干、渉……!?」
「……自分らが使う物くらい把握しとけ。道具は道具、武器は武器、そんでもって技術は技術だ」
呆れて、しかし烏丸は言葉を続ける。
「例えば、お前らがこうやって強硬手段に出て来たことから、『そういう』白兵戦専門の武装集団、つまりは自分の肉体に自信を持つ武闘家のようなモノだとして話を通そう。そういう『武闘家』が体を鍛えることと同じように、『俺たち』は現象を分析し把握し理論に換え、仕組みを解析し問題を解決し仕組みを利用する。例えば火薬を調合したり、例えば内燃機関を汲み上げたり、例えば飛翔体を制御したり、例えば核反応を発見したり。それが『学者』っていう人種だ、覚えとけ」
何が言いたいかっていうと、こういう後詰めを巡らせるのはお前らだけじゃない、って謂う話だ。
そう続けて、指を鳴らす。
合図を受けて、そこいらの藪からグレイフィアが姿を現した。
その手には数人の少年少女らが、首根っこを捕まえられていた。
場外試合に定評のあるグレイフィアさんである。
「早くに不意討ちを仕掛けるものですからタイミングが、多少手間取りました」
「悪いね。でもまあ、これで俺がそこらの女児に言い寄られてホイホイ付き合いに赴いたのでは無いのだとわかっただろうからアーシアにしっかり証言してほしい」
「それは構いませんが……私が助言しても、効果は無いのでは……?」
やや恐縮したように、烏丸の科白後半が迫真に迫った声音に聴こえたのは恐らく気のせいではない。
どうやらアーシアには疑われていたらしい。
ジットリとした目で不満そうに「むーっ」と剥れる彼女を、小猫も思い出していた。
「そこはもうひとりの証人に頼もうかと」
「ああ、成程」
二人の目がこちらに向いていた。
バレテーラ。
北アメリカ訛りで小猫は内心独り言ちる。
「さて。こうしてお前らの援護役も再起不能なわけで、打てる手がもう無いと思うのだけどその前に、ひとつだけ聞いておきたいことがあったんだ」
割と『最強なふたり』が、怯えた目を浮かべる少女や、卑屈な負け犬の眼差しを晒す青年たちを前にする。
このふたりがいっそプリキ●アの原点的な立ち位置に値するのでは、と小猫は益体も無いことを考えて傍観していた。
悪くない見世物だったので、駄菓子のひとつでも持ってくればよかったと後悔もしていた。
「――お前らさ、結局誰?」
そして烏丸のそんな質問に、明らかに青年たちの心も圧し折れていた。
出番が増えたよ! やったねリアスちゃん!
・ケダモノフレンズ
ひともじ加えるだけで印象は随分変わる
作者はポピーザクラウンを思い出しました
・御意
縦皴が目立つ齧歯類
さぁ!紐に吊るされて鍋の具材を漁るが良い!シーラタキ!シーラタキ!
・ウナギライジング
何処かで見た覚えがあるのだけど何処でだったのか曖昧
響きが悪くないので採用しました。未許可です
・すわ
それを使ったかつての女子高生も実はコスプレだったことが発覚
詳しくはスパイラル外伝小説にて
・バレテーラ
某プレイストゥプレイスで名を馳せた北アメリカ訛り
元はトリコロールな日常系女子の先駆け四コマなのだが、多分知ってる人は少ない
もっと更新速くナリターイ…