神器使えや神器使い!   作:おーり

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誤字報告・感想多謝。本日もお読みにいらしてくださり誠に感謝です


まあまあ、堕ち付いてくださいな
作者としてはチキンレースをやりたかったわけでもエロ方面へシフトしたかったわけでも無しに、単純にどの程度まで自分が『書けるのか』を試したかっただけ、執筆力の確認と18との境界線の見極めなので。荒ぶる勿れ感想欄ヨ鎮まり給え(愛鷹の如く

とりあえず、反響やら反省やら猛抗やらと感想欄での上へ下への大騒ぎは良くも悪くも耳が痛い反面面白かったので、推測販促なんでも御座れ。あれ? 俺この調子で書いても良いんじゃね? みたいな精神状態に一周廻って成り欠けてた感じ。反省しろよ

でも速攻で続き上げて物事の事態や推移を説明果たすつもりだったけど仕事がねー!
疲れもあるからねー!
書くだけの時間も取れないってねー!

そんなわけで遅れたことへの謝罪もこの場で、
諸々併せて色々御免!


レイヴェルの『理由』については書かないとは言わないので、今後にお待ちください
あるだろー、こういうのー
物語の伏線を忘れた頃に回収するやーつ!

頂いたご意見ご感想は今後に活用しもす


とりあえず、この作品のコンセプトは

ぼくのかんがえた神様転生じゃないチートキャラで何処までむそうできるかな?

みたいな、普通の二次創作な部分があります
現実的な目線とツッコミをぶちかます、最低限アンチ・ヘイトに至らない二次を心掛けていますので、
此処が変だよニホンジンなところがあったらこれからもビシバシご意見をください
でも単なる罵倒や陰口は簡便な! おれそんなにめんたるつよくない

なお作者は鈴村●一のCVで脳内に幾度となく「アンタって人はァーーー!」と叫ばせながら書いてます(無許可



PS:骨董屋の魔女がわからないと感想でちらほら見かけましたので店の名を追記(カキコ)。とりあえずこれで誤認は無いだろ、とクロス先を読ませる仕事をしました

もいっこPS:あらすじの無法がわからないとの声も頂いたのですが、造語ですので不法との差異と捉えてください。多分『不法侵入』以上にドアウトです



怨念「ワイがなにしたっていうんや…」

 会談は(つつが)なく終了した。

 

 何か途中、色々と妙な方面へ話題がシフトしたが其処は其れ、雑談の範囲内だったので問題は無かった。

 何処かの団体がテロリストの如くに乱入してきたりなども無く、誰かの眷属が無断使用されるような事態も無かった。

 自分でも云っててなんのことかわからんが、少なくとも会談の場に『居ない人物』は『いなかった』のでこれもまた問題ナシ。

 本日結ばれた協定は、学園の名を取って『駒王協定』と名付けられることとなる。

 

 神器の名付けを真っ先に執ったと思われる聖書陣営が名付けたとは思えないくらいに安直だった。

 さては偽物だなオメー?

 

 

「それで、ガブリエル様とソラさんはどういうご関係なんですか?」

 

 

 終了直後、アーシアの質問が出たその瞬間、会議室中の目が向くのが判る。

 

 むしろ此処からが本番だ。

 生き延びるために、神経を尖らせろ……っ!

 

 

「アーシアちゃんさぁ……、それ今聞かなきゃダメなこと……?」

 

「いえ、普通に皆さん気になってると思いますけど。私もですし」

 

 

 そんなことねーよ。

 大人な『皆さん』なら空気くらい読むよ。

 読むだろ?

 

 

「まあそうだな。大方のところは予想が付くが、詳しいところはお前自身の口から聞きたいね」

 

 

 と、口を開いたのがアザゼル。

 此れだから堕天使は。そのニヨニヨとした厭らしい笑いを辞めろ。

 

 懸念があったから連絡したが、ミッテルトの授業参観で先立って来れる『名目』を教えるんじゃなかった。

 雑談だし口が滑ったことも事実だったから個人的な悪評は黙認したが、お前らが神器狩りとかで人間食い物にしてきた歴史忘れんじゃねーぞべらぼうめぃ(江戸弁。

 

 

「私としても気になるね。いや、これはこちらから出向要員が居るから聞くことであって、個人的な意図など無いけれど」

 

 

 と、追従したのがサーゼクス。

 魔王のブルータス! そんなんだから嫁さんがいつまでも帰らないんだ!

 

 いや、言外に「自分たち(悪魔)と協定結ぶ以前から付き合いが濃厚だけども、それと付き合いのあったとみられる天使を上位に据えて天界どうなの?」と訊いているのはわかるんだ。

 でも、実際そっちより自分の方どうにかしろよ。

 ほんとに、これからどうするつもりなの?

 

 

「『ガブリエル』の座は暫定ですが、私の見立てでは問題は無いかと思いますよ。それとソラ、ウリエルのことはもうやめて差し上げてください。いつまでも泣かれていると仕事に差し障ります」

 

「あー、炉の管理でしたっけ? わかりました。程々に泣かせます」

 

「やめてください」

 

 

 と、事の序でに注意してくる超上司(ミカエル)

 このひとは、まあ、うん。

 良いけどね、別に。

 応えるべき点は其処じゃない、って誰もが思うけども、うん、善良な証拠だ。

 

 

「炉?」

 

「天界のシステムだそーですよ。信者の信仰を集めて、天使や他の人間に奇蹟として再配布するためのモノを、俺が便宜上そう呼んでます。今じゃ大雑把なモノで、効率良く動いちゃいませんが」

 

 

 リアスぶっちょの質問に適度に答える。

 直接見たわけじゃないが、学徒としてエネルギーの行き先と収束点、あと使い道くらいは把握してある。

 魔力を観測できるんだから、ヒトの思念の成れの果ての、その転換先を測れれば源流だって辿れるさ。

 

 問題はそのエネルギーが足りなくなったらこの先どうするのか、っていう点なのだけどもね。

 システム造った奴は其処を考えなかったのかね? 空焚きとか熾したら本気でやっべーぞ。

 

 

「………………いえ、それを明け透けに言われては、困るのですが……」

 

「其処は俺が『間違ってます』くらい言って誤魔化してくださいよ、最低『沈黙する』とか」

 

「善処します……」

 

 

 ほんと善人だなぁ、ミカエルさまは。

 

 

「お前ならなんとかできるんじゃねーのか? 『神の矢』だろ?」

 

「それやった途端に神罰が何処までも下ってもイイって云うのなら試すけど」

 

「やめろ」

「やめるんだ」

「やめてくださいね」

 

「じゃあ提案すんじゃねーですよ」

 

 

 攻撃属性が強すぎるからね。

 トップ3が揃って止めに来たので、使う予定の無い神器はしまっちゃいましょうねー。

 

 で、何の話だったっけ?

 

 

「いや。そっちはさておき、この場は少人数で纏まってるからな。本当に言い辛いことだって云うのなら、いっそ此処で明け透けにしておいた方が先々悪くねぇと思うぞ? 最悪、俺らも物事の隠蔽に回れる」

 

 

 ぐむ。

 忘れていなかったか。

 神器莫迦ってだけじゃねーな、このヒト。

 

 

「あー。まあ、其処まで深い話でも無いんだ。ただ、ハニエルが俺の筆卸しの相手だったってだけで」

 

「いやそれ結構重要なのでは……!?」

 

 

 おっとミカエル様にクリティカルのご様子。

 まあこのひと童貞っぽいからなぁ、経験のアレコレじゃなしに、潔癖性というかなんというか。

 

 でも実際、言いたくなかっただけなのよ。

 初めてのお相手とか、恥ずかしくない?

 

 

「……え、ありなの、それ……?」

「手慣れてるから私じゃないとは思っていたが……」

「なんでもないことみたいに言われると然程の問題じゃないようにも聴こえますけど……」

「……。おねしょた、ですか?」

「「「トスカ(ちゃん)!?」」」

 

 

 天界所属組がこそこそ話してた。

 うん。トスカので割と合ってる。

 当時の年齢&身体的にそれくらいだわ。

 

 

「どんどんソラの女性遍歴が明らかになるわね……」

「……いつかの槍トリアさんじゃなかったのですね」

「そっちで覚えている小猫ちゃんも相当だよ?」

「お、おとなな関係ですぅ……!」

 

 

 と、オカ研組。

 ちなみにイッセー先輩には一瞬それなりの憎悪の目で睨まれた気がしたが、姫島先輩のアイアンクローで沈黙してるので誰も触れなかった。

 

 

「……堕天、してないッスか?」

 

 

 ミッテルトのその一言に、全員がバッとハニエル――現ガブリエルの方を向いた。

 

 

「……詳しくは語りませんがぁ、『生で半日ズッコンバッコン』ですぅ……♡」

 

「「「「「「いやそれ充分詳細だから!!!」」」」」」」

 

 

 ドアウトな言い分が飛び出した。

 誰がとは言わないが、方々からツッコミが捗った。

 

 (シモ)の意味じゃねーぞ。

 

 

 

  ■

 

 

 

 なんで堕天してないのか、とより詳しく聞くと「私はぁ、愛していますからぁ♡」と意味深な科白で返されてなんとも言いようの無い会談終了直後雑談終了。

 

 まあ、愛してるなら問題は無いな。

 そういう事例は、そこそこあるし。

 ぼくせかのモクレンとかね。

 

 うん、終わった話なんだ。

 獲物を狙う目でロックオンされているとか、そんなことは無かったんだ……!

 

 誰もが言葉を選べないまま、なあなあに解散すべきかと迷い出したところで、

 

 

「そ、そういえば、気になっていたことがあるんですが!」

 

 

 またアーシアちゃんなのぉ?

 多分、そんな目をしていた。

 

 

「こ、今度のは大丈夫ですってば!」

 

「大丈夫の意味は詳しくは聞かない。で、何?」

 

「は、はい! えーと、今回の協定は、聖書陣営の私たちが連携して、他の神話からの影響に対してどうするべきか、みたいなことでしたよね?」

 

 

 おお、ほんとに真面目な話だった。

 

 

「うん、まあ概ね合ってるな」

 

「はい。それで、気になっていたのですけど、それを何故日本でやってるのでしょうか?」

 

「あー」

 

 

 まあ、其処はアーシアには通じ辛いのか。

 コカビエルが神の不在を言っちゃって、それをとりあえず其処のリアスぶっちょとその眷属が知っちゃった、というのが問題点で、知ってる奴らを遠ざけるのも目を付けられる理由になるから『事の次第』を片づけるまでは話に付き合わせよう。

 というのが理由なのだが。

 

 というか、日本以外だと『被害者&加害者&外周』の反骨精神が強すぎて協定結ぶ以前に足並み揃わねぇからね!

 

 

「まあ、そうね。ほら、駒王町って冥界への入り口があるじゃない。他の入り口が塞がれちゃってるから、三種族が集まりやすいのが此処なんだよ」

 

「……? あれ? 『神曲』ではエルサレムの地下に地獄の門があるとか……」

 

「そっちはもう塞がれてるし、そもそも『地獄』だし」

 

 

 『隠れ里』的な異界は数多くあるが、元より『こちら』に居る大半の悪魔が日本で活動しているのだ。

 入り口が他に在ればそっちで行き来できるのだろうが、そうでなければ此処に『はぐれ』が集まる理由にならない。

 

 ……そう考えると、神の『年齢』も見えて来るけどな。

 とりあえず、デビ●マンみたいに人間の歴史より以前から地球上に存在していた、とかでは無いだろうなぁ。

 

 

「でもそうすると……、日本神話の方には、話を通さなくて良いんですか?」

 

「それは……、ジッサイどうなん?」

 

 

 と、折角なのでこの場に居る面々に話を振る。

 が、

 

 

「……おい、どいつもこいつも小首を傾げるって、どうよ?」

 

 

 誰もが、疑問符を浮かべて、答えに詰まった。

 

 

「ぶっちょう?」

 

「なんか呼び方のニュアンスが可笑しいけど……、とりあえず、私は会ってもいないわね。土地神みたいなのも居なかったし、地元の神社は朱乃の家になってるわ」

 

「……悪魔なのに巫女服着てたのはなんでかと思ってたら」

 

 

 あれって神の眷属を意味したはずなのだがね。

 教会のシスターがC教の尼さんなのだから意味合い的には同じはずだから、悪魔からするとかなり敵対行為してるはずなんだけども。

 

 

「此処は、僕ら(悪魔)が来日した時には色々と手が届いていなかったからね。冥界への入り口を確保してからは100年から150年くらい時期を見て、戦後の復興に合わせて日本に違和感の無い町を造ったんだよ。住んでいる住民は人間だが、その頃には人間との共存も視野に入れていたから。試し始めた政策のひとつ、だったかな」

 

「ソドムやゴモラほどじゃないけど、悪魔が仕事を『しやすい町』っていうコンセプトだったのよね☆」

 

 

 と、魔王側の意見。

 ふむ。まあ堂々と動いていられるのだから、それくらいの前提はあって然るべきだよなぁ。

 それに合わせて堕天使やはぐれエクソシストまでうろつけるのだから、安全マージンゼロな町だけども。

 

 

「で、日本神話勢は?」

 

「……一切姿を見てないな。神社とかには結界が敷いてあるのもあったから、完全にいないというわけじゃないと思うのだけど……」

 

「神社ブッコミしたんか」

 

 

 場合によっては日本神話勢に喧嘩売る行為だろうよ。

 しかし、それで反応なし、となると。

 

 

「……ひょっとして、日本神話って実在してない?」

 

「はぁ? いや、そんなわけはねえだろ。確かだが、邪龍の中にヤマタノオロチっていうのが居たはずだぞ、封印されてる」

 

「あー、ヤマタノ。つーか、そいつって何処に居る妖怪……龍? 神? いやオロチだから蛇、蛇神か。つーことは、土地神? 三輪山の主と混合に値するのかね」

 

「待て待て、邪龍っつったろーが。つーか、出雲の神話、だよな。なんで奈良の山が出てくるんだ」

 

「はぁ? スサノオのオロチ退治は奈良の神話だろーが」

 

「んん?」

 

 

 学者のクセにナニ言ってんだコイツ。

 専門違うからと言って調べもしないで、文句を挟むんじゃないよ。

 

 

「しかし、まあそうか。そう考えると納得だ。形骸化されてて概念上だけの神話だから、悪魔がずんどこ侵入していても無反応か。懸念が一つ減ったぞ、良かったなお前ら」

 

「……いや、待て。独りで納得してないで詳しく語れ。つーかよくもまあ上から目線で云えるなお前」

 

 

 えっ。やること『やらかしてる』ひとたちだからあんまり敬意も払う必要も無いかな、って一瞬思ったのだけど、

 

 

「まあ、それもそうか。反省反省、すみませんミカエル様。上から増上慢になり過ぎました」

 

……いや、反省点違うだろ

悪い子ではないのですが、彼なりのルールに則って生きてますからね。それに、下手に口出しして歴史を比較されると、ウリエルみたいに泣かされますし

お前の甘やかしがこうなった原因か?

そもそも育てていません。『暴力』に訴えないだけマシじゃないですか

……ああ、それもそうか

 

「いいや、気にしていないさ。それよりも、懸念とはなんだい? 気づいたことなら教えて欲しいのだがね?」

 

 

 こそこそと、しっかり聴こえるのだが囁き合うアザゼルとミカエル様を他所に、にこやかにサーゼクスが俺の謝罪を受け入れた。

 お前じゃねーよ。

 

 というか、

 

 

「……ソドムとゴモラを反省に活かせて無いのなら、懸念とは言わねーと思いますがね」

 

 

 神話上、アレはやり過ぎて『怒りに触れた』はずなのに。

 人間堕落させ過ぎると社会にも迷惑だ、ということを此奴らマジで理解してねぇのか。

 神が居ないからと言って、人間を舐めても良いってわけじゃねーからな、おい。

 

 

「え?」

 

「いや、なんでも。憶測で推測ですがね、日本神話勢は多分実在してません。日本人の執り立てる儀式や生活の中には形骸化されているのでしょうけど、他の神話群みたいに『人格』は働いてないかと思われます」

 

「それは、あるのか……? 仮にも此処まで名の在る神話だぞ?」

 

 

 アザゼルが疑惑の眼差しのまま口を挟む。

 

 

「あるんでしょうなぁ。つーか、そもそも日本神話って異色なんですよね、他の神話と比べても」

 

「そうなのか?」

 

「……読めばわかるでしょう。大事な要素がすっぽ抜けてんですけどね、『人間の創造』っていう、何処の国の神話にも必ずあって然るべき事項が」

 

「……なんだって?」

 

 

 神話の名を冠しながら、其処を描かないのだから本当に異常だ。

 聖書ですら土塊から人間生み出してるのに、この国の『神』は人間を作りも産みもしなかった。

 つまり、

 

 

「この国の神話は要するに『歴史』なんですよ。切った貼ったで辻褄併せだけれども、『過去』であるから『今』には『居ない』。他の神話にも見習ってほしいですね」

 

 

 特にラヴクラフト神話群な!

 おめーら目覚める(顕現)だけでこの世が終わるじゃねーか!

 呼んでねぇ出てくんな!

 

 

 

  ■

 

 

 

 雑談も終わり、そろそろマジで解散するか、とみんなの意識が傾いてきた最後の最後に。

 

 

「――そういえばアザゼル、ひとつ、疑問があるのですが」

 

「なんだよ」

 

 

 ややぶっきらぼうに。

 ミカエル様の言葉に返すアザゼル。

 自分が知らなかった事実を年下の、しかも人間に教えられて不機嫌なのかも知れぬ。

 『学徒』ではなく『研究者』を自称するのならば、未知を既知とすることは掛け替えのない悦びに勝るはずなのだが。

 

 

「貴方は神器使いを集め、研究していましたね。それは、私たちは戦争を再び起こすためなのだと、そう思っていたのですが、」

 

「僕も聞きたいね。そのはずだったキミから、今回の和平の話が出て来た。それでも僕らはキミを信用できない。何故、其処まで戦力を集めようとしていた?」

 

 

 ――まあ、よっぽどの使い手でも出ない限りはそうそう軍事バランス崩すようなのも無いけどな、神器って。

 過剰に評価し過ぎな気がするわ。

 

 あと悪魔、お前らも多種族転生させて戦力拡張してるじゃねーか。

 『国民』を増やすつもりなだけなら目を瞑れたけど、貴族がやってることぁ堕天使の神器狩りと然程も変わらねぇからな?

 信用できない? そんなの『敵国』なんだから当然だろうが。何言ってんだ『国家元首』。

 

 

「――備えてたんだよ」

 

 

 胡乱な目を魔王へ向ける俺だが、それとは関係なしに会話は続く。

 

 

「備える? いったい、何に」

 

「今はまだ全体像も掴めちゃいねぇが、きな臭い動きが各地にある。そいつらに対抗するために、俺の研究が役に立つ、そう思っていたわけだ」

 

「要領を得ないな。いったいなんだ、そいつらは?」

 

「――そいつらの、名前だけは把握してある。【禍の団(カオス・ブリゲード)】、奴らは、そう名乗っている――」

 

「――え?」

 

 

 思わず、

 

 声を上げたのは、他でもない俺だった。

 自然と、みんなの目が集まる。

 

 

「それって……、4年くらい前にサタナエル、堕天使が設立した神器使いの集団じゃなかったっけ?」

 

 

 だからこの間の襲って来たソウ……? 早漏? とかいう奴らも、あんまり追撃せずに見逃したのに。

 堕天使への牽制やら目溢しやら、色々と使えるかなと思って。

 

 ていうかそれを『俺がやっちゃった☆ テヘペロ』みたいな結末だったからアザゼルへも俺が授業参観の話を教えたのだけども!?

 袖の下のつもりだったのにぃー! 教え損かよぉー!

 




・ハニエル
 愛の天使。アフロディテとかと習合もしたりするいわゆる『性愛』も司る天使
 この世界線では天使はおせっせ致すと打点するとかいう設定があったけど、そしたら人間の繁栄もねぇので『愛のあるなんとか』なら問題ナシになるんじゃねーの? とこういう立ち位置の属性持ちを想像してみた。つまり、捏造では無く解釈なので問題も無い
 某ドロップアウトにそんな名前の天使も居た気がする。つまりそういうことか。ヤダ、厭らしい娘…

・ブルータス
 常に「お前もか!」と罵られるのでそういうタイプの代名詞
 某ご町内系魔法少女な作品では「ブルータスも言ったわ。お前もか、と」と主人公が言う科白がある。ブルータスは言ってない

・トスカ
 聖剣計画で木場といっしょに実験動物にされてた娘。処分される直前に結界みたいなので自分守って誰にも手出しできなくした所為で肉体年齢が云々という合法ロリ。でも木場と同年なのだろうから未成年なので合法じゃない。トラップだ!
 この世界線だとアーシアがほいほい動き回っていたので早めに復活。その辺り割愛されてるけど、多分みんな想像ついただろうからイイヨネ?
 アーシア教信者

・ぼくせか
 やや古い漫画の『僕の地球を守って』というタイトルなのだが何故かみんなそう略す。ルビがあるのか?(勘違いの可能性が微レ存
 主人公の前世であるモクレンさんは処女の証をおせっせしたのに失わなかった聖女。現在その子供世代の物語が継続中。終わらない…終わらない…

・エルサレムの地獄
 ダンテの『神曲』に記載されてる聖書の『あの世観』。マレブランケなんかも此処に載っており、DD世界の『古い記録に彼らの名が記されてる』という設定を読むと現冥界の総年数と悪魔の最大年数なんかが割り出せる。やっちまったなぁ!
 なんでかっつーと、その『事件』がサーゼクスが魔王に選任された事件で、旧魔王の前世代が軒並み死ぬから。仮に此れがダンテが詩を書く前の事件だったとすると、少なく見積もって800年前の事件になる。サーゼクスがそこまで高齢になっていると、息子と妹が出来たタイミングが遅すぎて(家族)愛を注ぐ云々はとうに枯渇してると思われる。そもそもその頃にようやく『悪魔の活動』が表沙汰になっている歴史があるので、それまで秘匿していてなんで今更?みたいな、または其処で零落したのか…みたいな感想に至る。おいおいおいサーゼクスが魔王になって悪魔がより堕落してるイメージ出て来たぞ。つーかそうなると活動当初から『悪魔』を自発的に遣り出す偉く姑息な魔王になるぞ。まさかあの好青年キャラでそんなわけはないよね? という理屈。サーゼクスアンチではなくて人格考慮しての解釈よー。推してるのさ!
 そんなわけで。神曲が所謂『古い文献』で、冥界の歴史は千年未満だと推測。エルサレムの地獄が当初よりあったけど、200~150年前くらいに引っ越しで日本に悪魔が来た説を推します。沖田の転生的に

・日本神話
 実は現存するといっちゃん日本人に厳しい神話
 出てくる神様大体怨霊! 逸る祭りは大概座礁! 人死に多めでイケニエ希望! 此れが神道俺たちゃ仏道! 崇め奉れご利益頂戴、逆逆ご利益なんだそりゃ? 神様大体不活動前提、邪魔されたくなきゃ鎮めて祀れ! YO! YO!
 そんな感じが日本神話。とりあえず韻踏んでみた。製作時間1分弱の即興作。才能あるんじゃね?(自画自賛
 だって主神が一日に千人殺すとか宣う神話だしぃー?
 何処の神社だって『どうかなにもしないでください』が前提です。間違えんな
 そんなわけで作中の解釈。DD世界はそうなんじゃねーの? と、クロス先も『そう』なので乗っかって見た。そうでなければ神剣勝手に使い廻されてNoリアクションの説明が付かん。アレもそれなりに神様宿ってるはずだしなぁ

・デビルマン
 永井豪の有名な漫画。ヒロインとその一家や主人公の仲間たちが魔女狩りにあって身体的にバラバラにされる話
 色んな漫画家がリメイクを繰り返しており、高遠るいの作品だとヒロイン生存ルートに突入。悪魔の正体についても語られた。解釈なのかオリジナルなのかは不明
 件の漫画家は色々とネタを備えているのだが、いまひとつ一世を風靡するに至ることにまでは届かないマイナーな作家。最近はHカップグラビアアイドルの拳闘漫画を描いている。絶対運命黙示録拳とか好きなのだが(うろ覚えなので間違ってる可能性が微レ存

・ラヴクラフト神話群
 『そのもの』ではないですが、『この世界線』はクロスオーバーなので『居ます』
 原作には出ない? それは原作者の(勝手な言い分)でしょ? 神話矛盾ドチャクソ起こしておいてそれだけ逃げるとかできると思ってるの?

・追記
 スサノオ自体は登場するが、彼のオロチ退治は出雲神話をまとめた出雲国風土記には載ってない
 つまり、『大和出雲』の神話。QED

・おーりせんせいの『なんだこいつら』講座
 ヴァーリ裏切りは無し
 普通に考えてアイツが裏切る意味が本気でわからない
 そもそも、三つ巴で『他の奴ら全部敵!』みたいな態度だったのが今更結託したところで足並みなんて揃うはずも無いのは当然で、それを周りだって良く思うはずも無いのだから邪魔やら横槍やらが入ってくるのは目に見えているよね?
 それなら、ヴァーリの『強い奴と戦いたい』という欲求はそこそこ満たせる。まさか敵だらけで孤軍奮闘する泥船に乗るのが嫌だったとか、そんなわけはないでしょう? テロリストなんてそういうモノの筆頭やん
 つかあいつ心理状態かなり曖昧だぞ。ダディやじーじのことを嫌ってるのに誇らしげにルシファーの名前を名乗ったり。大体強い奴と戦いたいなら一番強いのがお前の頭にいるじゃねーか、オーフィスっていう夢幻がよぉ!?
 そんなわけで。この世界線のヴァーリは周りから突かれることを覚悟でwktkしながら敵を待ってます


おっと予定文字数突破。また次回
今後ともよろしく。カいたら出す!
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