そういえばお気に入り登録が3000を突破してたご様子です。絶大感謝おーり感激
PS:結局骨董屋の魔女がわからんと感想で未だに云われたけどとりあえずタグ読んでや。この宵闇っての作品名だから
戦車について、詳しいだろうか?
全ての地上兵器を直接射撃で破壊出来得る高初速砲の『攻撃力』。
その自身の砲をゼロ距離で防ぎきれる複合装甲の備える『防御力』。
そして総重量50t前後に至る巨体を時速70キロで駆け巡らせられる『機動力』。
以上三つの『戦地に於いて重要視される要素』をバランス良く、高スペックな状態で併せ持つが故に敵陣を思う様に蹂躙し得る、『最強の地上兵器』。
人間の地力だけの『武力』では点か線かでしか対応し切れないことに対して、面による『蹂躙』を如何無く発揮出来る『武器』だ。
怪獣映画なんかでは『咬ませ犬』みたいに踏み潰されるからといって、まかり間違っても舐めてかかってはいけない
話だけで知るジャコランタンの一部にはアンチタンクトルーパーなどという『対戦車歩兵部隊』とか云うのもあったが、それだって根本的に脳のネジがぶっ飛んでいるから出来る対処だ。
正気でヤられて堪るかい。
……どっかの英国紳士はそれを演習だとか言って「
やっぱ頭おかしいよぉ、ラスキnあ、いやどっかの英国紳士ぃ……。
――話を戻すが。
それくらいの評価を得ているのだから、相応に
「で、それが小猫を『改造』した言い訳かしら?」
「暇だったので。つい」
「おうコラ」
リアスぶっちょらしからぬ荒ぶる声音と視線でドスを利かせられた。
ふぇぇ、ガチで怒ってるよぉ……。
「待ってください部長。私も、強くなりたいと云ったのは事実なんです。だから、烏丸くんを責めるのはやめてください」
「塔城ちゃん……」
守るように俺の前へ立つ塔城ちゃん。
身長が足りない。
リアスぶっちょと俺の間に自ら挟まれると、喩えるなら親の喧嘩を諫める娘みたいな差異が生まれるわけだけども。
しかしながら、そうして俺のことを守ろうとしてくれることにトゥンク…と涙腺が緩む。
ちっさいのに、おっきくなって……!
未だお互い苗字呼びだけども、そんな心の距離もナチュラルにスルーできるくらいにはお互い仲良しだよね!
「……小猫、私は、貴女にも怒っているのだけども……!?」
「……手加減できずに兵藤先輩を半殺しにしてしまい申し訳ありませんでした」
ああ、うん。
あれは、嫌な事件だったね……。
同じ改造悪魔ということで、同スペック対決としゃれこませたのだけども。
……まさかイッセー先輩が手も足も出せずに、手も足も捥ぎ取られるとは。
おしゃかさまでもわからねぇはなしだったよね。
なんでか、ブリキ●ダンスを思い出したわ。
あと化●語劇場版。
「……おかしいなぁ。イッセー先輩はコカビエルに負けたとはいえ、ドラゴンとしての性能を発揮できるスペックに仕上げてあるはずなんだけど。塔城ちゃんの性能なら相討ちならさておき、あそこまで惨敗するなんて」
「この子反省してないわよ。小猫、良いの、コレで?」
「部長が言っても説得力は無いです」
「私は良いのよ」
なにがよ。
「んー。違和感とかは無いんだよな? 戦闘時の意識ははっきりしてた?」
「はい。やってしまった私が云うのもなんですが、負けるわけにはいかない、と悪魔の先輩としてやる気を漲らせたら、つい」
「ついじゃ仕方ないよな」
つい、じゃあ仕方がない。
わかるわ。
なお、半死半生を彷徨ったイッセー先輩はアーシアの神器で既に回復済みだ。
いつものごとく慌ててたアーシア(可愛い)がヘヤァホヤァ! と手足を付け乍ら
手足の付け所を間違うわけもなしに、と考えかけたが、もしそうだったら正しく回復系として推論を考察し直す必要がある。
勿体無いことしたかねぇ。
頷き合っている俺たちに、呆れたようにぶっちょは溜め息を吐いた。
「……小猫、最近ソラに毒され過ぎなんじゃないかしら。あんまりおイタが過ぎると、おやつも減らすわよ……?」
……部長、刑罰、甘すぎません?
思わず敬語で思考が纏まってしまう。
あと半死人出欠けてて『おイタ』って。
最近、命の軽さが悪目立ちしてます。
「じゃあ兵藤先輩の更衣室覗きをなんとか辞めさせてください。他の女子からも苦情が来てるんですよ」
おっと塔城ちゃん怯みもしねぇ!
思えば、先の模擬戦ではそういう不満が爆発した形でスペックを上回ったのかも知れん。
阿良●木暦を嬲り殺すドラマ●ルギーみたいに振り回してたし。
でもカイゾウニンジャレポートから察せられる獣成分が塔城ちゃんのほうに強めにあった、という考察も捨てがたい。
ううむ、悩む。
「う、っそ、それは……。……? ソラ?」
「……元から強化されていた骨格筋と即応筋の筋繊維密度の過密化は成功。反射神経の鋭敏化も、意識も付いてきている。しかし【僧侶】レベルの心臓からの血流高圧速化を割り振るには体格が圧倒的に足りないし、でも足りないからと継ぎ足すことは美学に反する。『このまま』からの強化……、魔力は詰め込み過ぎると過剰供給で暴走する危険もあるし……。くそっ、やっぱり塔城ちゃんのおっぱいを膨らませるしか道は無いのか……!」
「真面目な話かと思って聞いてたら方向性完全に間違えてるわよ!? 大丈夫なのソラ!? イッセーみたいなこと言い出したのだけど!?」
「むしろその方向性ならどんとこいです。手術みたいな最終手段に頼らないのなら」
「『改造』を受けた
小スペック&ハイパワーの科学の先達ならば誰でも嵌まる
思考途中、荒ぶるぶっちょに遮られた気もしたのだが。
とりあえず、まともに獣の因子を取り入れさせると体格がずんぐりするだけで人間型の女性としての美しさは削られるので、その辺りを考慮しつつ改造計画を詰めていこうと話し合いました
■
激動の数週間であった(小学生並みの感想。
何時の間に約束を取り次いで居たのか、セラフォルー相手に魔法少女オーディションなどというけったいなイベントに合同参加したり。
テニス部の安倍清芽が契約していたラミアに惚れられて、里へ連れて帰られようとしていたり。
非公式集団の駒王学園四天王『幻の五人目』として、彼らの集団ポージングに『お仕置きよ!』のポーズでしれっと紛れ込んでいたり(尚、未女装。
これらが烏丸の関わった大体の出来事だ。
キィキィ鳴くだけで言葉は分からなかったが、何故だかあのラミアには妙な親近感を覚えたのをリアスは忘れていない。
ちなみにイッセーはイッセーで、契約先で不可解な人間関係を構築しているらしい。
何の因果か、珍妙な依頼人と事件に遭遇するのに暇が無い。
あの二人が特に色々と問題児、……なのは否定できないが、主犯となって事件を起こしてきたわけでも無いので、彼らが悪いとはリアスとしても思いたくは無いのだが……。
そんな激動を乗り越えて、彼女と眷属は冥界へ里帰りの時期に差し掛かっていた。
手の空いたオカルト研究部員+アルファでグレイフィアも同道して、今は冥界へ続く列車に揺られている。
「えっ、改造じゃなかったの?」
「私だって、そんなほいほい身体を許したりはしません。大体、寝て起きたら強くなれるとか、漫画じゃ無いんですから。キチンと経緯くらいは自分でも把握したいです」
「俺は問答無用で放り込まれたんだけど……」
「イッセー先輩の時は、まあ暇ってわけじゃ無かったっすからね。手っ取り早い手段を執るのは常套でしょう?」
「許可くらい取ろうぜ!?」
小猫との会話にイッセーが愚痴り、烏丸がそのくらいで死ぬわけで無しに、と草でも生やしているかのように言い捨てる。
お蔭でより激昂するイッセーなのだが、元はと云えば自分に相談も無しに
烏丸は烏丸で、赤龍帝にでも成られたらルフェイに狩られる未来しか見えない、との理屈で
ともあれ、今は小猫との会話が重要だ。
隋心的に、リアスはふたりの言い分をスルーすることと決めていた。
ストレスフルの意味合いも兼ねているかも知れない。
「小猫……」
「なんでしょう。言っておきますけど、私は烏丸くんに頼ること自体は否定しませんよ。手段を選んで強くなれるのですから、取れる手段で進歩することは間違いじゃないはずです」
「うん、それは問題ないわ」
「……?」
てっきり説教が来るのかと思っていた小猫は真顔になる。
表情に差異が無いので、違いが誰にも分からない。
「それよりも、もっと言ってやって。あの人妻なのに自由に身体を預けてしまっている元義姉に!」
「まあなんて言い分なのでしょう。そんな育て方をした覚えはありませんよ?」
「私だってこんなひとに育てられたくは無かった……!」
ずびしぃ、と指を指されたのは他でもないグレイフィアだ。
気が付けば、この義姉妹の溝は随分と深くなってしまっていたらしい。
そして件のグレイフィアは現在、烏丸に横から抱く形で貼り付いている。
時折見るアーシアの『何とも言えない顔』が普通に怖いリアスだが、それよりもこれから実家に行こうというのに何してんじゃこの人妻は、という感情の方が勝っている。
領内の住人に目撃されでもしたら、目も当てられない。
「本当に酷い言い分ね。悪魔として、欲望に忠実になることを教えたのは誰だと思ってるのかしら」
「同時に、コレと決めた人以外には貞淑になることを教えてくれたのも貴女よ。お願いだからもっと自重してお姉さま……!」
「リアス……」
最早懐かしい呼び方だ。
加えて泣きそうな声で縋るような在り方なので、同性であっても鼓動が走るほどの威力がある。
「私はもう貴女の姉では無いわ」
「にべも無い!」
が、グレイフィアさん揺るがない!
バッサリ斬り捨てられたリアスは、チクショウ!と
ちなみに、同じように『女』を教わっていた朱乃は、イッセー相手にグレイフィアと同じように貼り付いていた。
牽制の意味も込めているかもしれない。
それはともかく。
「それに、リアスの心配は杞憂だわ。私たちの目的地はグレモリー領ではありませんから」
「……ミリキャスに顔も見せないの……?」
「どのような顔をして会えと」
確かにそうだけど。
確かにそうだけど!
大事なことなので二回、リアスは心の中で繰り返した。
「私たちの目的地はフェニックス領です。だから、私としては里帰りでもなんでもないですね」
「フェニックス領?」
言葉にされて、思わずレイヴェルを探した。
アーシアやルフェイと一緒の席で、談笑していた元婚約者の妹を見つけると、ほぼ同時のタイミングでグレイフィアが説明を続けた。
「なんでも、彼女は彼女で実家の方からソラ様との関係を探られていたようで。駒王に残れる手段として、仲の良さを見せつけるのだとか。元々フェニックスはソラ様には好意的ですし、そんなわざとらしい手に頼らなくとも杞憂だと思いますけどね」
「へー……。……? ちょっとまって?」
生返事を返して、気づく。
「それなら、貴女じゃなくてレイヴェルがソラと近くなくては説得力が無いんじゃないかしら」
「自領に着いたら否応なしに近くなられる小娘ですよ。譲ると思いますか?」
この人妻、単に自分が貼り付いていたいから
「離れなさい」
「いやです!」
力強い拒否で、キャットファイト第二戦目が始まった。
当初の相手である小猫は放置である。
放置された小猫は、同じように火中なのに放置されっぱなしの烏丸に、ふと、気になる点を問いかけた。
「……そういえば、冥界は人間にとっては毒だと以前に聞いた覚えがあるのですが」
「ああ。そういやそうらしいね、知ってたんだ?」
「逆にそれを把握してたのに来れる精神が気になりますよ」
思わず、ドン引きする。
当然対策くらいはしてあるのだろうが、奨んで毒へ飛び込むのはどういう心理で執れる行動なのか。
勝てるか負けるか分からない戦いへ身を投じさせられる、海賊王の息子みたいな少年漫画的なスタンスは烏丸に似合わないなぁ、と引いた脳裡で思考した。
「暇なので、是非語ってみてください。どういう理屈で冥界は人間にとって毒なのか」
「奨めて来られる辺りホントに暇なのナ。うーんと、毒である理屈は、そもそも影響力の違いだ。自我の脆い、他者の認識を鵜呑みにしたような価値基準の甘い存在は、イドに引き摺られて自己の形が変わってしまう世界。其処が冥界だ。先ずは、冥界が
さらっと、説明を始められたわけだが。
しかし現状、烏丸はリアスとグレイフィアがもみくちゃにキャットファイトを繰り広げているお蔭で、おっぱいサンドに絡まって晒されているので真面目さが伝わらない。
とりあえず、この爆乳義姉妹もげればいいのに。
そんなことを、小猫はふっと思い描いた。
・魔法少女オーディション
原作展開踏襲。ミルキーは無いけど、多分一種の収束点。えるぷさいこんぐるぅ。外交官であるセラフォルーを持て成そうと烏丸がアホみたいな思考で閃いた。時に道化を演じてでも悪魔の旨味を得ようとする、外交官の鑑なのでは、と烏丸は意外とセラフォルーを評価している。多分過言
・ラミア
某モンスター娘に於いては精力の在る雄を本能的に求め、更に乱交でまぐわって子孫を残す習性があるという。リアスが親近感を覚えたのは果たしてどういう理由なのか…
・駒王学園四天王
初等部から大学まで、幅広く『なんか特殊っぽいじつりょくしゃ』を選りすぐった年齢層バラッバラな四人組。スカウトされたので参加したけど場をかき乱す気も無いから顔だけ出すね、とは本人の談だが、そんな適当さで対峙した生徒会の胃の痛みは半端ない。その経由でオカ研に話が来てリアスも頭を悩ませた
ずっと前に書いてた『理由』の伏線をあっさり回収
でもみんな予想くらいついてたと思うの
まあ此処からどれだけ二転三転できるかが腕の見せ所…(ハードル上げ
あと人妻強調し過ぎて別段問題ないんじゃないかな、って最近思うようになってきた
ヤバイ(語彙消失