「君ってキラキラやドキドキを感じた事、ある!?」
満面の笑みで求める彼女の背中に僕の心は容易く奪われた。何の変哲もない、普通だけが取り柄の僕にとってあの日から君は唯一の希望の星となった。
きっと一番星みたいに輝く君にとって、僕という存在は隣で掠れる五等星以下のような物だろう。
それでも構わない。むしろ、好都合。
君の笑顔を守る為。そして、僕自身の為にも―――
―――パシャリ、と一枚。
そう………カメラは全てを撮す魔法の鏡。
「そんなに私を撮るのが好きなの?君もなかなか懲りないよね!」
今日もまたいつも通り。
僕の指はシャッターを押し続ける。