うちはサスケに転生して、欲望の限りを尽くす   作:量々

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第5話 中忍試験目前

「来たか」

 

 俺は自宅で寝転びながら、影分身による報告を受け取った。中忍試験が近い今、数々の忍びが木ノ葉の里に滞在する。故に、变化させた影分身に里の出入り口を見張らせていた。誰が出入りするかを。

 

 正確には、どんな女性が入ってくるかを!

 

 とりあえず、原作初対面でサスケに気があったテマリ辺りは外せない。草隠れの香燐は……機会があれば。アイツ、容姿はいいが、噛み跡だらけなのがなぁ。能力も有能だけど、する気になれない相手を手元に置くというのも。後は大蛇丸の部下だが、キンも欲しいな。敵キャラでありながら良い容姿してるし。

 

 先程の報告はテマリが里入したという報告である。

 

 さて、どうやって会うか。まず、原作再現は不可能だ。ナルトが卒業試験を一発合格したせいで、火影への写真提出が早まった。結果木の葉丸と出会うことなくココまで来てしまっている。よって、ナルトと遊びに木の葉丸が外へ出るというイベントそのものがなくなっているのだ。

 これでは木の葉丸はカンクロウにぶつからないし、そこをナルトや俺が助けようなんて展開にはならない。

 

 じゃあいっその事木の葉丸を幻術で操ってカンクロウにぶつけるか? ……ありえん。三代目火影の孫を、四代目風影の息子にぶつけるとか、バレればガキの悪戯ではすまない。一般人とヤル時の常套手段も……やはりだめだな。写輪眼を使って周囲を操り、それでも警戒を解けないなら本人の感情だけ一時的に操作するなど、バレた時のリスクが高すぎる。

 仕方ない。影分身で見張って、ちょうどいいタイミングができたら行くか。流石に女性一人口説くのに命は掛けられん。

 

============

 

「隣いいか?」

 

 誰だ?

 

 私が木ノ葉に付いたのは数日前。カンクロウが中忍試験の受付に、我愛羅がその辺を散策しに行った今、私の知り合いがいるわけがない。

 

「い、いいぞ」

 

 そこにはイケメンが居た。私好みのかっこいい系の年下だ。アレか、ナンパか! 柄にもなく緊張しつつ、顔がニヤけるのを必死に抑える。

 

「この辺りで見かけない顔だと思ったが、その額当て」

「あ、ああ。砂隠れの忍だ。中忍試験を受けに来ててな」

「だからか」

「うん?」

「こんな美人、見かけたらそうそう忘れるはずがないからな」

「ッ!

 そ、そんな」

 

 ヤバイ。ニヤける。私は自分でも整った顔立ちをしているとは思うが、目付きがキツく、気が強い。更に背が高いせいで好みが分かれるタイプだ。その上風影の娘ともあれば、砂隠れの里では男が早々寄り付かない。怖がられるくらいだ。忍びとして強いのもマイナス要素らしい。カンクロウに言わせれば、守ってあげたくなるくらいが男としては響くのだとか。

 

「もっと話が聞きたい。奥の部屋で話さないか?」

「え?」

「ここの茶屋、実は常連向けに個室が用意されてるんだ」

「へ、へぇー」

 

 ここ、団子屋じゃなくて茶屋だったのか。確かにここの茶はうまい。……ってそうじゃない!

 

「どうだ?」

「い、いいんじゃないか?

 特別っぽくて。私も一度入ってみたいな……なんて」

 

 俯いて、顔が上げられない。最後の方はこの子にも聞こえてなかったかも。

 うわー、私の顔絶対真っ赤だよ。

 

「よかった。

 すいません、店主を」

「あ、ちょっと待った!」

「ん?」

「さ、先に名前を教えてくれないか?」

 

 飲食店とはいえ、個室に入ろうと言うのに私は相手の名前すら知らなかったのだ。

 

「サスケ」

「……サスケ、かぁ」

 

 砂の里には名字という文化がない。だから、この子が名字を名乗らなかった事にも、違和感を覚えることはなかった。もし、ここで名字を聞いていれば違う結末があったのかもしれない。

 

 ・

 ・・

 ・・・

 

 ヤってしまった。

 案内された個室は畳式で、なぜか奥に布団が敷いてある部屋。

 明らかにそういう事を目的とした部屋だった。

 

 初めてだったんだけどなぁ。こんな軽い女だった覚えはないんだけど。リード上手だったし、たぶんサスケは初めてじゃないんだろうなぁ。

 

 そんなことを連々と考えていると、疲れたのか段々と眠くなってくる。

 

「あー、サスケぇ。ちょっとねむ」

 

 私が覚えているのはそこまでだった。

 

==================

 

 ふー。

 予想以上にうまくいったな。テマリと会う目的は二つともしっかり成し遂げた。後は香燐とキンだが、中忍試験まで後数日。時間がないな。香燐はともかく、キンは…………性格悪いし、何か能力があったりするわけじゃないんだよなぁ。どうせキンは大蛇丸の部下だし、後先考えなくていいなら強引に行くか。

 

===================

 

 コン、コン。

 

「ん?」

 

 ノック?

 ザクとドスはココに居るし、大蛇丸様は今頃風の国にいるはず。この宿は飯付きだけど、昼ごはんが終わったばかりだ。

 

「はーい」

 

 来客があれば私が出る。ザクもドスも悪人面だし、騒がれると面倒だ。ただでさえ音の里は木ノ葉に警戒されている。大蛇丸様が頭なのだから当然だけど、面倒事を理由に中忍試験資格を剥奪されては不味い。中忍試験で勝ち進むのが大蛇丸様の望みなのだから。

 

「どちらさまでしょうか?」

 

【幻術・写輪眼】

 

「あっ」

 

 私の周囲に、黒い何かが纏わりつく。 

 幻術か!

 

 いつの間にか体がピクリともしない。幻術タイプで耐性のある私がここまで完璧に縛られるとは。これでは幻術返しの印も組めない。が、ココに居るのは私一人ではない。声を上げられずとも、こちらの様子がおかしいのはわかるはず。特にドスは耳が良い。視覚に頼らず僅かな音から見てもない相手の状態を把握するくらいには。

 

「ッ!

 ザク、敵襲ですよ!」

「はぁ!?」

 

 ザクも驚いているようだ。そりゃぁ、まだ何も行動起こしていないうちから対処に当たるほど、木ノ葉も張り詰めては居ない。どちらかというと平和ボケした里、という方が正しい。それに、大蛇丸様からよっぽどのことがない限り木ノ葉側から襲撃されることは無いと聞いている。

 つまり、これは――

 

「…………」

 

 ――コイツの私事か!

 

 よくよく見るとコイツの視線が私の体を這っているのが分かる。まさか体目当てで他里の忍を襲撃する馬鹿がいるとは。それも中忍試験で立ち寄った忍を、だ。いくら今後木ノ葉に敵対するであろう音の里とはいえ、こうも白昼堂々と襲撃を掛ければ木ノ葉に対する他里の信用はガタ落ちだ。今後合同で中忍試験などということはありえないほどに。

 

【斬空波】

 

 あ、あいつら私ごとッ!

 

【スサノオ】

 

 !?

 こ、これは……チャクラで出来た骨の巨人?

 これで風の衝撃波を防いだのか。

 

「ちっ。

 ありゃなんだ?」

「……油断しましたね。キン。

 あなたが幻術に捕まるとは」

 

【幻術・写輪眼】 

 

「なっ!」

「んッ!?」

 

 馬鹿が!

 油断じゃねぇんだよ!

 

 声も出せないから知らせようがなかったが、警戒してなお幻術タイプの私が幻術に嵌められたのだ。相手は大蛇丸様がおっしゃっていた写輪眼を持つうちはサスケ。私でだめなら、ドスとキンがどれほど警戒しようと目を見た時点で終わりだ。ドス達に勝ち目があるとすれば斬空極波などで宿ごと破壊し、騒ぎにしてしまうことだった。こちらは潜在的な敵対里の者とはいえ、写輪眼を持つサスケがわざわざこんなところに来ている事を周囲に知らせられればそれで十分。砂も、他の里も、追求は木ノ葉にするはず。そのほうが他里にとっても都合がいいから。

 

 それから私達は洗いざらい吐かされた。大蛇丸様に言いつけられた任務。大蛇丸様の居場所。音の里の内情

 

 そして――

 

「キン、来い」

 

 ギリッ。歯を食いしばるが、私の体は言うことをきかない。

 

「ああ、ザクとドスは床に座って見てろ」

 

 そういって、私の腕を掴み、ベッドに連れて行く。悪趣味な。

 それにしても、コイツは分かっているのだろうか? 私はこれが初めてだ。そして、外部からの痛みは幻術が解ける要因の一つ。それに斬空波である程度音は響いた。それも木ノ葉が警戒する音の忍の宿泊する施設で。この騒ぎに誰かが駆けつけないとも限らない。そこでサスケが私を襲っていたら言い訳のしようがないだろうに。

 

「ん?

 ああ、心配するな。

 防音用の結界は張ったし、痛みで幻術が解けても」

 

【スサノオ】

 

「これでしっかり押さえつけてやる」

 

 …………この術、明らかにチャクラの塊。なら、チャクラの消費は尋常じゃないはず。

 時間さえ稼げば!

 

 ・

 ・・

 ・・・

 

 すごかった……。

 ぶっちゃけ私も楽しんでしまった。初めてなのに、五感を支配する幻術のお陰でとにかく気持ちいし、どうせ逃げ出せないし、時間を稼ぐためには相手に楽しんでもらわないといけないから、仕方ないし。後、イケメンだし。組み敷かれるのも悪くない。性格的に組み敷かせてもらう方が興奮したけど。

 

 ザクが涙を流しながらこっちを見ていたのも、悪くない。ザクも顔は悪くないし。所詮この中忍試験のために組まされたチームだから、あいつらの前で楽しんで悪いとは思わない。

 

「ふぅ。じゃ、記憶を消させてもらうぞ」

「……うん」

 

 もし、大蛇丸様にこんな事がバレたら物理的に首が飛ぶ。しっかり記憶も痕跡も消してほしい。……ちょっと惜しい気もするけど。

 大蛇丸様はサスケを狙ってる。そして、もし大蛇丸様をサスケが殺すようなことがあれば。

 

 ありえない仮定だとは思う。

 

 でも、そんなことがあるのなら、私はこの記憶を忘れてたくない。

 

===============================

 

 かなり強引だったが、うまく行ったな。一応防音結界の他に、周囲に影分身を配置していざとなれば幻術を張って対処できる状況にはしていた。最悪音忍を始末し、飛雷神の術で屋敷に逃亡できるようにも。ここに来るまでは飛雷神と变化を使っているし、恐らくは誰にもバレていない、はず。

 

 最後は草隠れの香燐、か。コイツは、コイツに噛み付いた相手をチャクラで治癒する特異体質が災いし、草隠れの里で忍を回復させるための道具として扱われていた。母親も同様の体質を持ち、道具として扱われる過程で死亡している。原作二部で大蛇丸の元に居るのは草隠れの忍として激戦区へ放り込まれ、死にそうになったところを大蛇丸が救い出したからだ。

 

 中忍試験の内に助け出せば原作通り靡きそうだが、同じように行くかは分からん。最悪、この中忍試験の後、影分身で草隠れの里を監視し、大蛇丸の代わりに助け出すというのもないではないが、恐らく中忍試験後は原作のような歴史を辿らない。

 俺が変えるからな。

 

 どの道声を掛けるか迷っていたやつだし、放っといていいか。

 

「あ、サスケ!」

 

 そう呼び捨てにしたのは武器屋の売り子をしていたテンテンだ。コイツは木ノ葉の里の者なので当然関係を持っている。今日は中忍試験に参加するモブくノ一を漁ろうとしていたので大した目的地もなくブラブラしていた。

 

「テンテンか」

「珍しいね、この辺を歩いてるの」

「たまたまこの辺に用があってな」

「ふ~ん。

 てっきり中忍試験に出てくる他里のくノ一を探してたんだと思ったけど、違うんだ」

 

 なぜバレた。

 

「やっぱり。

 ねぇ、提案があるんだけど」

「ん?」

 

=================

 

「へー、こんな形のチャクラ刀があるんだー」

「木ノ葉の元守護忍十二士の上忍も使っている忍具です。実用性バッチリですよ!」

 

 メリケンサック型の忍具刀かぁ。うちの雨隠れにこんな忍具はないなぁ。ただ、実用性が行方不明だけど。この忍具店の売り子兼店員のテンテンさんは、この忍具の使い手が、12歳で中忍になった天才で、木ノ葉有数の現上忍だと語っているけど、その人以外に使える人がいなかった忍具です、としか聞こえない。近接攻撃も投擲もできるって、それクナイ型でいいじゃん。むしろクナイよりメリケンサックのほうが近接の射程落ちてるよね。しかもクナイ型と違って習熟し直さないといけないって新手のギャグかな?

 まぁ、お土産としてみれば悪くない。ただ、一発ギャグとして買っていくにはちょっと高いかな? …………クナイ型より高いし。大して量産もされてないのなら仕方ないけど。

 

「んー、お土産にしてはちょっと高いから手がでないかなー」

「……そうですか」

 

 お土産扱いされたことがちょっと頭に来たらしい。もしかして、その上忍ってこの子の担当上忍だったりするのかしら?

 

「他に木ノ葉でしか使われてないような忍具はないの?」

「それでしたら…………あ、サスケ!」

 

 そう言うと、テンテンさんは客の私を放っておいて、男の元へ走り寄ってしまった。

 

「客を放って置いて、それはどうなのかしら。

 テンテンさん」

「あー、いつ見てもカッコいいわー。で、今日はどうして?」

「テンテン、あの客いいのか?」

「いいのよ!

 木ノ葉の忍具を小馬鹿にするし、一々言動が気に触るのよ」

 

 店員が口に出していい言葉じゃないでしょ。

 苛つくわね。

 あのサスケって子は本当にカッコいいけど……

 

「あなた、テンテンの彼氏さん?」

「ちょっと!

 呼び捨てにしないでよ、オバさん」

「おば……私はこう見えても15。あなた達とそう変わらないはずよ」

「えー。んじゃ老けてるってことね」

「大人びてるっていうのよ。こういうのは。

 んで、どうなの?」

「いや、テンテンが一方的に纏わりついてくるだけだ」

「えー釣れないなぁ」

「へー。

 ねぇ、あなた忍具には詳しい?」

「それなりには」

「木ノ葉特有の忍具って何かあるかしら?」

「それなら……」

 

 私はサスケくんから風魔手裏剣やその中間型、それらをワイヤーなどである程度操作する忍具が一時期流行っていた事を聞く。

 

「へー。確かにそれなら汎用性も高いし、持っておいて損はないかも」

「だろ?」

「どっかのメリケンサックとは大違いだわ」

「あぁ、それは木ノ葉でも使い手がほとんどいないからな。在庫を捌くために勧めてたんだろうさ」

「忍具店も大変ねぇ。そんなのを勧められる方は溜まったもんじゃないけど」

 

 それから、テンテンはいつの間にか別の人の案内をしていたが、こちらが気になるのかチラチラと視線をやってくる。

 

「ねぇ、サスケくん」

「ん?」

 

 私はサスケくんに体を密着させ、それをテンテンに見せつけるようにして問いかける

 

「これから時間ある?」

「あぁ。今日は忍具を補充しに来ただけだからな」

「じゃぁ、これから里を案内してくれない?

 昼ごはん、どこで食べるか決まってないのよ」

「いいぞ。

 俺もアンタともっと話がしたい」

 

 うっ!

 近くでカッコつけられると効くわね。このイケメン面といい、声といい、本気になっちゃいそう。

 

 それから案内されたのは、見て分かるぐらいの高級店。

 

「サスケくん、あまり高いところは……」

「今日はおごってやる。

 だから、素敵な一時を過ごさないか?」

 

 こ、これって、もしかしなくても誘われてる?

 

「えっと、私も夕方までには部屋に帰らなくちゃいけなくて」

 

 流石に会ったその日に体を許すほど、私も爛れてはいない。そもそも、最近チームを組んでる男の子を意識してオシャレしてるけど、私も生娘だ。この誘い方は、ちょっと怖い。

 

「安心しろ。

 店に入るのはここだけだ」

「……本当?」

「あぁ。

 ここを出た後は、そうだな。

 時間の許す限り、観光スポットを連れ回してやる」

「デートしろってことよね?」

「そういうことだ。

 嫌か?」

 

 そんなことはない。

 こんなイケメンを案内役に使えて、しかも高級店にただで入れるなんて、役得だ。こうなると、切っ掛けになってくれたテンテンに感謝ね。

 

「いいえ。

 こちらこそ、お願いするわ」

「よし、行こうか」

 

 ・

 ・・

 ・・・

 

 最初に訝しんだのは、個室に通されたときだった。和室で、焼き肉用のコンロが置いてある一室。ただ、高級店ならそういうこともあるかと1人で納得した。帰りは行きとは違う方から出るように言われた事は、そういう店もあるんだとしか思わなかった。履物もそちら側に運んでくれるらしい。そこまで聞いて、なんだか高級店っぽいなと実感が湧いた。

 焼き肉も、少量の付け合せにと出された生魚も、本当に美味しくて、最初に感じた違和感はどこかに吹き飛んだ。お腹いっぱい食べて、時間があるから休みながら話そうと言われたときは、食べてすぐ外に出なくていい店なんてあるのかと感心した。次第に張り詰めていたお腹も楽になって、そろそろ外へ出ようかという雰囲気になった

 

 私も、消化が終わって火照った体を冷やしたいし、外へ出るため、奥の襖を開けた。開けてしまった。その時、私の頭は真っ白になって何も考えられなくなってしまう。

 

 襖の向こうにあったのは帰り道ではなく、大きめの布団が置かれた一室だったからだ。

 

「きゃっ!」

 

 背後からいきなり抱き上げられて、お姫様抱っこされて、私は布団に押し付けられた。

 

「こんなところで二人っきりになるなんて、誘ってるのか?」

「ち、ちが」

「違わないだろ?

 こんなになって」

「えっ」

 

 その時、私はようやく気づいた。自分の体が出来上がっていることに。そこはまるで1人でシタ後のようだった。

 

「あ」

 

 次の瞬間、私は快楽に染まった。

 

 ・

 ・・

 ・・・

 

「うぅ」

「初めてだったのか」

 

 一息付くと、同じ班の男の子が頭をよぎる。

 

 ごめんなさい。

 多分、私はアナタのことが好きで、それでおしゃれを初めて、私の初めては、アナタとするんだろうなって思ってて。

 ごめんなさい。

 気持ちよくなって、ごめんなさい。

 

「終わったみたいだねー。んじゃ私も」

「へ?」

 

 わたしが顔を上げると、そこにはテンテンさんがいた。

 

「いやー、ホント綺麗だねぇ。私のタイプだわ」

「え? ……むぐッ!」

 

 私は唐突に唇を奪われた。それも同じ女の子に。ファーストキスはサスケくんだったけど……ってそうじゃなくて、この状況は何?

 あ、唇柔らかい。

 

「ぷはっ。 

 安心してね。サスケのこと、忘れるくらい気持ちよくしてあげるから」

「俺も、休ませる気はないぞ」

 

 その日、私は3人ですることの楽しさも知った。

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