ある日、普通なはずの事務所に嵐が…

ヤンデレな春香と凛、提督家業に勤しむP―

――さて、どうなってしまうのか?

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これはたまに続きを書いてきます。


P「助けてください!元帥!」元帥「が、がんばってねー…」

小鳥「それにしても平和ね~」

 

春香「ですよね~数ヵ月前まで深海悽艦と戦争してたのに急に停戦ですからね~」

 

小鳥「ほんとほんと」

 

P「おはようございます!」

 

春香「あ、プロデューサーさん!お早うございます!」

 

小鳥「おはよう~Pさん」

 

P「それじゃあ営業行ってきます!」ダッ!

 

ー30分後ー

 

???「すみません。P(本名)さんはいますか?」

 

凛「ん?どうしました?」

 

凛(ずいぶん綺麗な人だな~…てか、この人Pさんの何?)

 

???→青葉「実はPさんがお弁当を忘れていったので届けに来ました」

 

凛「は、はぁ」

 

青葉「よろしくお願いしますね。それじゃあ失礼します!」

 

ーー

 

凛「むむむ~」ジィー

 

小鳥「どうしたんです?凛ちゃん。お弁当箱なんか睨んだりして」(これは…青葉ちゃんの?)

 

凛「…このお弁当箱プロデューサーさんのなんだよ」

 

小鳥「ピヨッ!」

 

小鳥「り、凛ちゃんのじゃないのかな⁉」

 

凛「ちがう」フルフル

 

小鳥「じゃ、じゃあ誰が…」

 

凛「さっき綺麗な人が来て『プロデューサーさんが忘れていったので届けに来ました』だって…」

 

春香「やっほ~」

 

凛「」

 

小鳥「」

 

 

春香「どうしたの?ふたりとも固まって」

 

春香「ん?これ凛ちゃんのお弁当箱?」

 

凛「」フルフル

 

小鳥「」フルフル

 

春香「じゃあ誰のなんですか?」

 

凛「は、春香?実はこれプロデューサーさんのなんだよ」

 

春香「これがプロデューサーさんの?…マジ?」

 

凛 小鳥「「マジ」」

 

春香「…なら開けてみましょう!」

 

凛小鳥「⁉」

 

凛「や、辞めといたほうがいいんじゃないかな!」アセアセ

 

小鳥「そ、そうそう!」アセアセ(あれを見るのはヤバい…)

 

春香「だって二人も気になるでしょ?お弁当箱の中身」

 

凛「」ギク

 

小鳥「」ギク

 

春香「もう開けちゃいましょう!」

 

凛「ち、ちょ!」

 

春香「えいっ!」

 

春香「」絶句

 

凛「どうしたの?」

 

凛「」絶句

 

小鳥「えっ?えっ?どうしたの…」

 

小鳥「」(あーあ、見ちゃった)

 

愛妻弁当「気にするな、俺は気にしない」

 

春香「な、何これ」プルプル

 

小鳥「じ、実はちょっと前に女の人が…届けに来たの」

 

春香「」ゴゴゴゴゴゴ~!

 

凛「」コレハヤバイ

 

春香「プロデューサーさんが帰ってきたら聞かないといけませんね」ニッコリ

 

小鳥「」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

凛「」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

ーーーーーーーー

 

P「ただいま戻りました~」

 

春香「…」無言の威圧

 

P「は、春香?!ど、どうしたんだ⁉」

 

春香「…プロデューサーさん」

 

P「は、はい!」ビクッ

 

春香「このお弁当箱…」

 

P「ん?それ俺のお弁当箱…」

 

凛「プロデューサーが営業に行って直ぐに女の人が持ってきたんだよ?」ハイライトオフ

 

P(り、凛のハイライトが…まさか!青葉ワレ!)

 

青葉(がんばれ!提督!)

 

P(あいつ!直接脳内に⁉)

 

ダン!

 

P(あっ、壁ドンされた)

 

凛「ねぇ、あの女の人だれ?」ハイライトオフ

 

春香「誰なんですか?プロデューサーさん?」ハイライトオフ

 

P(ヤバイ!これはマジでヤバイ!)

 

P「そ、そいつは俺の妹だよ!妹!」

 

凛 春香「「妹?」」

 

春香「本当にですか?」

 

P「ほんとだよ‼」

 

春香「ならいいんですよ♪」ハイライトオン

 

凛「よかったわね~♪」ハイライトオン

 

P(こえ~!なんなの?!ヤンデレ?!ヤンデレなの⁉)

 

P「ふ、二人とも次収録じゃないのか?」

 

凛「あっ」

 

春香「ほんとだ!」

 

P「さ、さぁ!行ってらっしゃい!」

 

春香「はい!行って来ますね、プロデューサーさん!」

 

凛「それじゃあ、行ってくるね!プロデューサー!」

 

P「行ってらっしゃ~い」

 

凛「あっ、プロデューサー」

 

P「ん?どうした?」

 

凛「ツギハナイカラカネ?」ハイライトオフ

 

P「」

 

凛「じゃ、プロデューサー。行ってきま~す」

━━━━━━

 

P「…はぁ~、焦った…」

 

律子「どうかしたんですか?提督」つお茶

 

P「青葉の奴が弁当持ってきたんだよ」

 

律子(以下大淀)「?それがどうしたんです?」

 

P「見たことあるだろ?俺へのあいつが作った弁当」

 

大淀「あっ」(察し)

 

大淀「けどそれと疲れるのとどう関係があるんですか?」

 

P「春香と凛がヤンデレだった」

 

大淀「…は?」

 

大淀「…もう一度お願いします」

 

P「いや、だから春香と凛がヤンデレになってた」

 

大淀「」

 

大淀「マジで?」

 

P「マジ。で、この状態」

 

大淀「あっ」(察し)

 

大淀「お疲れ様です」ガシッ

 

P「大淀~‼グスッ」( ;∀;)

 

大淀「提督、さっさと社長…もとい元帥に報告しに行きましょう」

 

P「お、おう!行くで!」

 

大淀「はい!」

 

━━━━━━━━━━━━

 

~社長室~

 

P・大淀「「高木元帥~‼」」ドアバーン!

 

ドア「ゆっくりと押しt…」

 

ドア「」大破

 

P「あれ?元帥は…ん?」

高木元帥(以下元帥)「」大破

 

P「元帥⁉アイエー!大破⁉ナンデー?!」

 

元帥「」ムクッ

 

P「」ビクッ!

 

大淀「」ビクッ!

 

元帥「」全回復

 

元帥「どうしたんだね。あとここでは社長だぞ」つコーヒーズズー

 

P・大淀((…この人、本当に人間なのかな?))

 

P「は、はいすいません…って、ちが~う!大変なんです‼春香と凛がヤンデレになってます‼」

 

元帥「ぶぅぅぅぅぅぅぅ‼‼‼」

 

P「熱ッ!」ビタビタ

 

元帥「なんだと⁉」

 

大淀「だから、ヤンデレ化してたんです。春香と凛が」

 

元帥「なん…だと…」

 

P「元帥、ネタが古いですよ」

 

元帥「そ、そんなことより何があったんだ!」

 

P「うちの青葉が持ってきた弁当を発見されましたハイ」

 

元帥「ハァー、その青葉って君の嫁だろ?その弁当って…よく生きてたな」

 

P「妹って誤魔化しましたよ」

 

元帥「で、どうなったんだ?」

 

P「最後に凄い爆弾落としてきましたよ…」つスマホ

 

元帥「」コリャヤバイナ…

 

元帥「て、提督君‼君、一週間くらい休暇出すから休んでくれ‼」

 

P「へ?」

 

元帥「このヤンデレをさらに悪化させないようにせんといかん!」

 

元帥「だから鎮守府から出ずに軍務に専念してきてくれ‼」

 

P「し、しかし。大丈夫なんですか?」

 

元帥「だ、大丈夫だ。変わりの人間も手配しておいてある‼これは海軍元帥命令だ!」

 

P「わ、分かりました‼」

 

P「元帥命令!拝命いたします‼」

 

━━━━━━━━━━

凛「なんなんだろ?」

 

春香「さぁ、だけどいきなり社長?呼び出しなんて珍しいし…何かあったのかな?」

 

小鳥「アイドルだけじゃなくて私も何て…」

 

ガヤガヤ

 

トントン ガチャ

 

元帥「やぁ、諸君。今日は一応業務連絡をしておく」

 

元帥「実はPくんが一週間ほど休みを取ったからその間は小鳥君、君がアイドル達の面倒を見てくれ」

 

小鳥「えっ!!私が!?」

 

凛「社長?なんでプロデューサーが休みなの?」ハイライトオフ

 

春香「なんでなんです?」ハイライトオフ

 

元帥(怖っ!!)

 

元帥「ぴ、P君の実家の仕事の手伝いに専念したいらしい」ビクビク

 

凛「…なら仕方ないですね」

 

春香「なら小鳥さんで我慢します」

 

小鳥「ピヨッ!?」

 

元帥(えっ!?)

 

凛「ちゃんとモドッテクルノナラ、ネ…」

 

凛(ネ…プロデューサー…)

 

元帥・小鳥((何この娘怖っ!!))

 

元帥「じ、じゃあ小鳥君、よろしく頼むよ~」スタコラサッサー

 

小鳥「ちょ、社長!…ってもう行っちゃった」

 

小鳥(本当に大丈夫なんだろうか…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、Pはというと?

 

P「ブエックショイ!!」ハクション!

 

P「凜か?…絶対噂されてるな…」ズズズー

 

スタタタタ~!

 

P「ん?何か足音が…」

 

青葉「提督~!第一艦隊、並びにこの青葉!帰還しました!!」ドアバーン!バーニングラーブ!!

 

P「うおわっ!!あっぶな!」ヒョイ

 

青葉「へ?あわわ…ぶへらっ」カベニドーン!

 

青葉「あいたた~…提督!急に避けないでくださいよ!」

 

P「あ、ああ、す、すまん…じゃなくて、急に飛び込んで切るな!!」

 

青葉「えぇー」(・3・)

 

P「そんな顔してもダメだ。それに、後ろのドアをみてみろ」

 

青葉「え?後ろのドアって……あ」

 

ドア「燃え尽きたぜ…真っ白にな……」

 

青葉「す、すいません!!」

 

P「今度からゆっくり開けてって……は?」

 

ドア「治ったぜ!」

 

P「は、早くないか?」

 

青葉「ああー」

 

グッ、グッ

 

P「ん?妖精さんか?」

 

妖精さん「ガンバッタ!チョコクレ!」

 

P「あ、なるほどね」つチョコ

 

妖精さん「アリガトー」トコトコトコ

 

ドアガチャ―バタン

 

P「妖精さんって謎多いな…」

 

青葉「ですね…」

 

 

 

 

 

 

 

~~~~二日後~~~~

 

 

~~横須賀鎮守府・執務室~~

 

電話ジリジリジリ!!

 

P「電話かよ…」

 

電話 ガチャ

 

P「はい、こちらは横須賀鎮守h『提督!!助けてくださいよ!!』……どうした。夕張メロン」(厄介事かよ…)

 

小鳥(以下夕張)『だ、だれが夕張メロンですか!それより提督が居なくなってから仕事が全部私に回ってきてるんですよ!!』

 

P「おー、災難だなー」(棒)

 

夕張『ちょっと!こっちはまじめな話なんですよ!!』

 

P「はいはい」

 

夕張『はいは一回にしてください!』

 

P「そんなにカリカリするとハゲるぞー」

 

夕張『だれがそうさせてると…ハァー』( ´Д`)ハァー

 

夕張『…って、そんなことより大変なんですよ!!』

 

P「仕事か?それなら大淀がいるだろ?」

 

夕張『仕事は大丈夫なんですけど…その…』

 

夕張『あの2人がハイライトオフで提督の名前を延々とてるんですよ!どうにかしてくださいよ!!』

 

P「ブフゥゥー!?な、なんだってッ!?」

 

夕張『だ・か・ら!春香と凛がハイライト消して提督の名前を延々と繰り返してるんですよ!なんとかしてください!』

 

P「そ、そんなヤバかったのか…」

 

P「……」

 

青葉「……」

 

P「なぁ、青葉」

 

青葉「はい?」

 

P「俺、今日から一週間ここから出ないからな」

 

青葉「え?」

 

P「絶対に出ない」

 

青葉「でも提督、アイドルのプロデューサー業務は?」

 

P「休暇だ」

 

青葉「でも鎮守府の仕事は?」

 

P「やる」

 

青葉「なんでです?」

 

P「命が惜しいからだよ!!」

 

青葉「???」

 

P「お前には分からんだろうな……」

 

青葉「失礼な!」

 

P「俺はな……」

 

P「この前、春香と凛のハイライトが消えたんだよ」

 

青葉「あー」

 

P「『あー』じゃねぇよ!!」

 

青葉「まぁまぁ」

 

P「しかも二人とも俺の名前を呼びながら笑ってたんだぞ!?」

 

青葉「愛されてますねぇ」

 

P「怖いわ!!」

 

青葉「でも提督、モテモテじゃないですか」

 

P「嬉しくねぇ!!」

 

青葉「贅沢な……」

 

P「お前も原因の一人だからな!?」

 

青葉「え?」

 

P「お前が弁当届けに来たせいだよ!!」

 

青葉「……」

 

P「……」

 

青葉「じゃあ次から届けません」

 

P「そうしてくれ」

 

青葉「代わりに直接食べさせに行きます!」

 

P「もっとダメだ!!」

 

青葉「えー」

 

P「えーじゃない!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

~~765プロ~~

 

春香「……」

 

凛「……」

 

夕張「……」

 

小鳥「……」

 

春香「プロデューサーさん……」

 

凛「プロデューサー……」

 

小鳥「二人とも……?」

 

春香「今日で三日目です」

 

凛「うん」

 

夕張「何がですか?」

 

春香「プロデューサーさんがいなくなってから」

 

凛「三日」

 

春香「長いですね」

 

凛「長いね」

 

小鳥「……」

 

夕張「……」

 

小鳥(この二人、完全に禁断症状じゃない……)

 

春香「プロデューサーさん……」

 

凛「プロデューサー……」

 

夕張「……」

 

小鳥「……」

 

春香「会いたいなぁ……」

 

凛「会いたいね……」

 

夕張「……帰ってきたらどうするんです?」

 

春香「普通に迎えますよ?」

 

凛「もちろん」

 

夕張「本当に?」

 

春香「……」

 

凛「……」

 

夕張「その沈黙は何ですか!?」

 

春香「だって……」

 

凛「三日も待たされたし……」

 

春香「いっぱい我慢しましたから……」

 

凛「ね?」

 

夕張「何をする気ですか!?」

 

春香「企業秘密です♪」

 

夕張「怖いよ!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

~~横須賀鎮守府~~

 

P「……平和だ」

 

青葉「平和ですねぇ」

 

P「やっぱり鎮守府は落ち着くな」

 

青葉「ところで提督」

 

P「なんだ?」

 

青葉「電話鳴ってますよ」

 

P「……」

 

電話「プルルルルルル!!」

 

P「……」

 

青葉「出ないんですか?」

 

P「出たくない」

 

青葉「仕事かもしれませんよ?」

 

P「どうせ夕張だろ」

 

青葉「当たりです」

 

P「……」

 

電話「プルルルルルル!!」

 

P「仕方ない……」

 

ガチャ

 

P「はい、こちら横須賀鎮守府」

 

夕張『提督!!』

 

P「やっぱりお前か」

 

夕張『やっぱりってなんですか!!』

 

P「で、何だ?」

 

夕張『大変なんですよ!!』

 

P「今度は何だよ……」

 

夕張『春香さんと凛さんが……』

 

P「……」

 

夕張『二人で何か相談してます』

 

P「……」

 

夕張『しかもすごく楽しそうに』

 

P「……」

 

夕張『怖いです』

 

P「俺も怖い」

 

夕張『どうしましょう?』

 

P「どうもしない」

 

夕張『え?』

 

P「俺はここにいる」

 

夕張『いやいや!!』

 

P「鎮守府に籠る」

 

夕張『プロデューサー業務は!?』

 

P「知らん!!」

 

夕張『アイドル二人が暴走したらどうするんです!?』

 

P「……」

 

P「その時は……」

 

夕張『その時は?』

 

P「元帥に任せる」

 

夕張『無責任!!』

 

P「軍務第一だ」

 

夕張『それ絶対逃げてるだけですよね!?』

 

P「では切る」

 

夕張『ちょ、提督――』

 

ガチャ

 

P「……」

 

青葉「逃げましたね」

 

P「戦略的撤退だ」

 

青葉「逃げましたね」

 

P「戦略的撤退だ」

 

青葉「二回言いましたね」

 

P「大事なことだからな」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

~~その頃・社長室~~

 

高木元帥「……」

 

電話「プルルルルルル!!」

 

高木元帥「……」

 

電話「プルルルルルル!!」

 

高木元帥「……」

 

秘書「元帥、電話ですよ」

 

高木元帥「知らん」

 

秘書「え?」

 

高木元帥「私は何も知らん」

 

秘書「でも元帥……」

 

高木元帥「私はただの社長だ」

 

秘書「……」

 

高木元帥「海軍元帥ではない」

 

秘書「……」

 

高木元帥「ヤンデレアイドルの問題など知らん」

 

秘書「……」

 

高木元帥「知らんったら知らん!!」

 

電話「プルルルルルル!!」

 

高木元帥「……」

 

高木元帥「誰だよこんな時間に……」

 

ガチャ

 

高木元帥「はい、高木です」

 

春香『社長~♪』

 

高木元帥「」

 

春香『ちょっと聞きたいことがあるんですけど~』

 

高木元帥「な、なんだね?」

 

春香『プロデューサーさんって、どこにいるんですか?』

 

高木元帥「……」

 

春香『社長なら知ってますよね?』

 

高木元帥「……」

 

春香『ね?』

 

高木元帥「し、知らないなぁ!!」

 

春香『そうですか……』

 

高木元帥「う、うむ!」

 

春香『じゃあ……』

 

高木元帥「……」

 

春香『凛ちゃんと探しますね♪』

 

高木元帥「」

 

春香『失礼します♪』

 

ガチャ

 

高木元帥「……」

 

秘書「……」

 

高木元帥「……」

 

秘書「元帥」

 

高木元帥「なんだね」

 

秘書「顔が死んでます」

 

高木元帥「……」

 

高木元帥「私はもう疲れたよ……」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

~~横須賀鎮守府~~

 

P「……」

 

青葉「提督」

 

P「なんだ?」

 

青葉「大変です」

 

P「今度は何だ」

 

青葉「艦隊が帰還しました」

 

P「それは普通だろ」

 

青葉「春香さんと凛さんからです」

 

P「……」

 

青葉「ビデオレターが届いてます」

 

P「いらん」

 

青葉「でも見ないと」

 

P「見たくない」

 

青葉「再生しますね」

 

P「おい!!」

 

ピッ

 

春香『プロデューサーさーん♪』

 

凛『どこにいるの?』

 

P「……」

 

春香『私たち、ちゃんと待ってますからね♪』

 

凛『一週間って言ったけど……』

 

春香『一週間後には……』

 

凛『絶対、会おうね』

 

春香『約束ですよ?』

 

P「……」

 

青葉「……」

 

P「……青葉」

 

青葉「はい」

 

P「俺、もうちょっと休暇延長していいかな」

 

青葉「ダメです」

 

P「なんでだよ!!」

 

青葉「提督がいないと鎮守府が回りません」

 

P「……」

 

青葉「それに」

 

P「それに?」

 

青葉「私も提督に会えなくて寂しいですし」

 

P「……」

 

青葉「……」

 

P「……」

 

青葉「……」

 

P「お前は普通に帰ってこい」

 

青葉「はい!」

 

P「……まぁ」

 

P「一週間くらいなら……大丈夫だろ」

 

青葉「そうですね」

 

P「きっと」

 

青葉「きっと」

 

二人「……」

 

P「……なんか嫌な予感するな」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

~~三日後~~

 

P「元帥!!」

 

高木元帥「どうしたね!?」

 

P「助けてください!!」

 

高木元帥「何があった!?」

 

P「春香と凛から毎日電話が来ます!!」

 

高木元帥「……」

 

P「しかも毎回『今どこですか?』って!!」

 

高木元帥「……」

 

P「どうすればいいんですか!?」

 

高木元帥「……」

 

P「元帥!!」

 

高木元帥「……が、がんばってねー……」

 

P「元帥ぃぃぃぃぃ!!」

 

高木元帥「私だって怖いんだよぉぉぉぉぉ!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━

 

――そして一週間後。

 

P「……帰るか」

 

青葉「はい!」

 

P「……」

 

青葉「どうしました?」

 

P「なんか……」

 

P「鎮守府から出たら負けな気がする」

 

青葉「提督」

 

P「なんだ?」

 

青葉「もう手遅れですよ」

 

P「……」

 

青葉「ほら」

 

P「ん?」

 

青葉「向こうに誰かいます」

 

P「……」

 

P「まさか」

 

春香「プロデューサーさーん♪」

 

凛「やっと見つけた」

 

P「」

 

青葉「……」

 

P「青葉」

 

青葉「はい」

 

P「俺、今日から鎮守府に帰る」

 

青葉「え?」

 

P「ここを新しい家にする」

 

青葉「それは無理ですよ」

 

春香「プロデューサーさん?」

 

凛「……帰ろ?」

 

P「……」

 

P「元帥……」

 

高木元帥『……が、がんばってねー』

 

P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

――こうして、提督Pの戦いは始まった。

 

なお、深海棲艦との戦争よりも遥かに過酷だったという。

 

【完】


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