帝征のヒーローアカデミア   作:ハンバーグ男爵

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エスピナス復活ッ!!エスピナス復活ッ!!


F産、私の好きな言葉です








35 大事件のそのあとに

 

 

「当校は超常黎明期、個性研究を目的として建設された施設をそのまま流用、一部改築して建てられております。

あちらに見えます木造校舎は後から増築したもので、理科室や家庭科室などの多目的教室が設置されていますね。

…ちょうど今二年生が技術の授業の最中みたいです。」

 

先頭を歩く生徒会長、天廊に案内されながら白塗りの校舎の中を進む爆豪とベストジーニスト。

ツアーガイド顔負けの流暢な喋りと共に説明してくれる彼女の視線の先には、左腕がチェーンソーに変異している筋骨隆々の教師らしき人物が雄叫びと共に丸太を切り刻み、独創的な彫像を象る。彫刻刀や(きり)を持った生徒がそれを真似するように各々の手元にある小さな木を刻んでいく。おそらくは技術の授業なんだろうと爆豪は辛うじて理解できた。

 

「あちら、学年ごとに建屋が分かれておりまして手前から一年棟、二年棟、三年棟になります。

どの棟も元々あった研究室の壁を抜き、窓を無理やり開けて作られたものなので少々歪な印象を受けると思いますが、きちんと建築法にのっとった施工をしておりますのでご安心を。

これから向かうのは本館、職員室や理事長室のある棟ですね。」

 

「いつもスキニージーンズのようにタイトな案内をありがとう凍皇梨君。

最近はヴィランの動きが活発でね、ゴタついてて挨拶にも来れなかった。すまない、帝君に君たちを託された身でありながら…」

 

「いえいえそんな!

お忙しい中来て頂いているのですから袴田先生はお気になさらないで下さい。

先輩から受け継いだものは本来なら我々現生徒会が行うべき行事ですから。」

 

「…ふっ、おろしたてのジーンズのように清々しいその心意気、君を後継に選んだ帝君の判断は間違っていなかったようだね。

彼女は任期中いつも君の事を気にかけていたよ。」

 

「先輩が、ですか…?

やだそんな…私の事を…愛してるだなんて♡」

 

「うむ、いつも通り飛躍したね。今日も元気そうでなによりだ。」

 

「…」

 

並走するベストジーニストと談笑を交え、時折頬を赤らめながら廊下を進む天廊の後ろ姿を眺めながら爆豪は思う。

 

 

(背ぇ高ェ!)

 

 

天廊凍皇梨と名乗るこの生徒、ホントに中学生か!?と疑いたくなるような身長だった。

爆豪の身長は172cm、A組女子でも高身長層は八百万が173cmで最高でも178cmの帝がいるくらいだ。

それを差し置いても彼女の身長は目算180cm以上はある、隣の高身長(多分首が長いだけ)のベストジーニストと比べても遜色ない程背が高い。加えて出るところは出てるモデル体型、美少女というより美人という言葉が似合う女性であった。

深い青紫の長いポニーテールにライトパープルの瞳、端正な顔つきとは裏腹に穏やかな口調と落ち着いた雰囲気は先代会長の龍征とはまた違ったカリスマを醸し出している。

しかしそれらをふまえても、爆豪は出会っ時から感じる違和感を拭えない。

 

(なんてモン引っ提げてんだこの女…)

 

天廊の腰のホルスターにはその長い足の先まで届く刀がぶら下がっている。

刀身を覆う鞘、柄から見える目釘の模様、黒塗りながらしっかりとした存在感を放つ鍔部分もバッチリ見えていて、ただの玩具や模造刀と思うには気合いが入り過ぎていた。

 

心の中でツッコミ入れまくりである。

アニメやマンガじゃあるまいし、いくら不良校とはいえいち中学生で真剣を引っさげ彷徨いている奴が居てたまるものか。

しかしベストジーニストがなんの反応も示さないところを見るにこれが彼女のスタンダードなのだろう、爆豪は現実を受け止めきれない。

 

「本物じゃねえよな…」

 

ぼそりとそんな事を呟いてしまった爆豪に気付いた天廊は振り返り、穏やかな表情のままにこりと微笑む。

 

…だけだった

 

 

「せめて否定しろや!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私立餓鬼道中学校。

世間から不良の溜まり場、世紀末中学校と揶揄される国内有数の不良校である。

恐怖と暴力が支配する魔境。その実態は謎に包まれており、悪い噂ばかりが世を渡っていた。

 

爆豪も当然、碌でもない連中の溜まり場だと認識している。自分は絡まれた事はなかったが、中学校時代に何度も同級生がカツアゲされただの喫煙姿が目撃されているだのといった話を小耳に挟んでいた。

しかしそれも1年生の前半まで、夏頃には喧嘩騒ぎもカツアゲも殆ど噂が立たなくなりそれからめっきり餓鬼道の悪評を聞くことは無くなった。

 

その理由を爆豪が知ったのは最近の事、どうやら同じクラスの女子が餓鬼道出身で生徒会長だったらしい。最初は半信半疑だったが、自身が無様を晒した戦闘訓練の日、轟の氷と互角に立ち回る姿を見て『只者ではない』と悟る。

その悔しさをバネにし迎えた体育祭決勝戦、彼女の〝全力〟に爆豪はまるで歯が立たなかった。

 

あの圧倒的な巨躯から繰り出される気迫に膝を突かぬように自分を奮い立たせるので精一杯だった。あの巨龍を前にした時の、生物としての桁の違いを見せつけられるような絶望感は今思い出しても身が凍る。

結果として巨龍は脚を踏み外しリングアウト、呆気なく爆豪の勝利となったのだが、「全力の相手を完膚なきまでに叩き潰す」覚悟で望んだ彼は不完全燃焼のまま表彰台に立たされる(張り付けられる)事になる。

このままでは納得がいかない、誰より負けん気の強い爆豪は悶々とした気分のまま職場体験を迎えようとしていたそんなある日の休憩時間、姦しくお喋りに興じる女子達から偶然にもこんな会話が聞き取れた。

 

 

 

『ねぇ〜帝っち、結局職場体験先どうしたの?』

 

『メチャクチャ指名来てたもんね、羨ましーなーコノコノ〜!』

 

『多けりゃいいってもんじゃないでしょ。

私はアレよ…バックドラフトの所に決めた。』

 

『けろっ?意外ね、帝ちゃんならもっと上位のヒーローからの指名が沢山あるのに。』

 

『たしかに、帝の体験候補、ビルボードチャートの上位勢殆どから指名来てたじゃん。それ蹴ってローカルヒーローのトコ行くの?』

 

『エンデヴァー事務所は第二候補に選んだよ、後の上位陣は戦闘ばっかでレスキュー要素無いだろうしパスパ〜ス。

ジーニスト〝先生〟のとこも考えたけど中学生の頃散々世話になってるからもういいかなって。』

 

『先生?』

 

『昔ね、色々とご厄介になってたのさ。

…臨時教諭として餓鬼道に出講して貰ってたの、授業の監督役としてね。』

 

『なにそれ初耳!No.4ヒーローが餓鬼道中学校の教師やってたってこと!?

そんなんテレビでも全然言っとらんかった!』

 

『目立たないように隠してたんじゃね?県内最悪の不良校に超有名ヒーローが出入りしてると見栄え悪いし。』

 

『はぇー。』

 

『あの人には週に2、3回生徒の個性指導に協力して貰ってたんだ。その為にわざわざアポ取って事務所まで行って事情説明して、了承してもらったの。』

 

『個性指導…普通の中学校のカリキュラムではそのような授業ありませんわよね?どうして餓鬼道で?』

 

『ウチの生徒はね、本人の性格がアレなのが殆どだけどそれ以上に難儀な個性持ちが多いんだよ。

異形型なんて序の口で、突然変異で威力が高過ぎて加減が利かなかったり、発動条件が分からないまま勝手に暴発して周りを傷付けたりする奴が結構居んの。そんな子供を荒れた環境で放っとくから〝ヴィラン養成所〟なんて不名誉なアダ名で呼ばれる。

だから理事長と掛け合ってヒーロー監視の下で個性指導の授業を設けることにしたんだよ。で、必死に教師探し回った結果ベストジーニストが引き受けてくれたってワケ。

いやーあの人の個性多人数制圧するのに超便利だからいちいち馬鹿共の顔面凹ます手間が省けてラクだったわ〜。』

 

『『『へコます…』』』

 

『個性は千差万別だものね、危ない個性を正しく使えるようになればそれだけで周囲の評価はぐっと変わると思うわ。』

 

『そういえば中学の時、一度も個性関係の授業ってなかったかも。

学校では個性使っちゃダメー!ってずっと言われてて、それが当たり前だと思っとった。』

 

『世の中が「ヒーローは個性使ってOK、それ以外はダメ!」みたいな風潮だからね、基本的に個性はないものとして過ごさなきゃならんし。それっぽい法律は無いけど学校側も日常生活に個性を意識させたくないんじゃないかな。

身体の一部なんだから使えて当たり前、なーんて言われてるけど〝普通〟も〝当たり前〟も、餓鬼道じゃ通用しないから。

分かんないなら教えてやるしかなくない?』

 

『まぁ…!とても立派なお考えですわ帝さん。』

 

『さすが餓鬼道生徒会長!』

 

『さすガキ…!』

 

『その略し方は悪意あるなぁ!?』

 

 

 

どうやらベストジーニストは餓鬼道中学校へ定期的に来訪しているらしい、元々声を掛けられたヒーローの中では一番チャートの順位が高かった事務所だったためなし崩し的にそこに行こうかと考えていた爆豪だったが、その話を小耳に挟んでから迷いなく第1志望に彼の事務所を記載した。

全ては己が目指す〝必ず勝つヒーロー〟になる為に。

 

(って来たはいいものの…)

 

ぐるりと校舎を見回してみる。

研究所を改築して作られた校舎は外から見た限り要塞のようだったが、内側から眺めると天廊の言う通り、多少歪であるが普通の学校のような作りをしている。

 

(もっと落書きやら吸い殻やらで荒れ果ててるモンだと思ってたぜ。)

 

不良校と言う割にはそこまで荒れていない。

壁も床も掃除が行き届いており、吸い殻が転がるなどの非行の跡も無かった。

天廊の話すところによると帝の就任後に建物の洗浄と美化清掃を重点的に行い、定期的な掃除を義務付けていて今も伝統的に続けているらしい。学校外部の更地になった土地も嘗て壊した瓦礫を放課後などの空いた時間を利用して生徒たちが撤去している途中なのだそう。

 

 

(龍征(クソ痴女)に全員牙抜かれちまったか…?

腑抜け共に勝ってもなんの意味もねぇ、アイツより上に行くにはもっと…)

 

 

 

 

「理事長へご挨拶を終えたらいつも通り生徒会室で授業の打ち合わせを行います、本年度の生徒会メンバーの紹介もそこでさせていただきますね。

でも驚きました、袴田先生が職場体験生の方を此処へ連れてこられるなんて。」

 

「ああ、彼にも是非この学校を肌で感じて欲しいと思っていてね。

勿論〝指導〟にも参加してもらうつもりだ。」

 

「まあ!そうなんですか?

でも大丈夫でしょうか、先生のサイドキックの方ですらあの子達の相手は難しいと仰られていたのに…」

 

「体育祭の彼の活躍を見ただろう?

爆豪君なら寧ろ彼等と好相性かもしれない、本人の意識も高いからね。無様を晒す、なんて事もないだろう。」

 

「確かに帝先輩と互角に立ち回れたのでしたら…

でも長い間先生がお出でになれませんでしたし、いつもより溜まってますよ?」

 

「それも考慮し、問題無いと判断した。」

 

「あぁ?本人差し置いて何の話してんだコラ。」

 

相変わらずの喧嘩口調で爆豪が問うと振り返った天廊は少し困ったような表情で爆豪へ向けて微笑む。

 

 

「爆豪先輩、死なないでくださいね?」

 

 

さも当たり前のようにそう言う彼女の瞳に妙な寒気を感じた爆豪であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『デクくん昨日は大丈夫やったん?

突然一括送信で送ってくるからびっくりしたんよ。』

 

「う、うん。もう平気だよ…

心配してくれてありがとう麗日さん。」

 

『そっかぁ…良かった!

何かあったんじゃないかって心配してたの。』

 

「後でグループトークの方で謝りを入れておかないとだね…」

 

『せやね、それが皆も安心すると思う。そんでね…

っはーい今行きまーす!

ごめんデクくん、ガンヘッドさんに呼ばれてとるから切らな。じゃーね!』

 

「うん。う、麗日さんも職場体験頑張って…」

 

『んッ!!頑張る!プルスウルトラー!』

 

 

そう告げて通話が切れる。

件の事件の後、緑谷が咄嗟にクラスのグループトークに送ってしまったヒーロー殺しの位置座標、傍から見ればなんの事やら分からない数字の羅列を見たクラスメイト達にひょっとすると事件に巻き込まれたのでは無いかと心配され、翌日に電話を掛けてきた麗日との通話を終えた緑谷はまだ熱の篭もるスマホを膝に置き、静かに呟いた。

 

 

「女子との通話って…スゴい…ッ!声ちか…」

 

 

うーんこの陰キャ(クソナード)

 

 

「緑谷、震えてるけどどうした?」

 

「あっ!?いやなんでも!」

 

産まれてこのかた、母親以外の女性と電話などした事の無かった緑谷出久16歳。最高のヒーローを志し、邁進する彼は痛みに対する耐性はあれど女性への耐性は皆無だった模様。

案の定その挙動不審隣ぶりを轟に心配された。

 

「それより飯田くん遅いね、破柘榴さんに呼ばれて出て行ってから随分経つのに…」

 

「腕、結構深いところまで刺されてたからな。

個性で治療できるとは言ってたが、後遺症とか残らねえといいが。」

 

俯きながら物憂げに「また手か…」と呟く轟。

 

見習い看護婦、破柘榴による事前の診察で治療に問題はないと言われていた飯田の傷だったが、その後に1人だけ呼び出され病室を出ていった事を考えるとやはり心配だ。つい悪い予想が頭をよぎってしまう。

 

因みに帝は既に此処には居ない。持参していた林檎を切り終えた後、眠くなったのか欠伸しながら自分の病室へ帰っていった。まだ緑谷の皿に残る某連邦型モ〇ルスーツを象った林檎は彼女の作った最後の作品である。緑谷曰く「完成度高すぎて食べるの躊躇うんだけど…」との事。その隣で夜嵐は某公国型機体にカットされた林檎を「うまい!うまい!」と頭からかっ食らっていたが。

そんな夜嵐も今は自身のベッドで横になり(いびき)を掻いている。先程まで緑谷と興奮しながら推しのヒーローについて語り合い、過去にオールマイトの解決した〝ビネガースーサイド事件〟について傍にいた轟が聞き取れない程の速度で各々の感想を述べていたのだが、喋り疲れたのか眠ってしまった。

 

(緑谷の高速語りに付いていける奴初めて見たな…)

 

体育祭以降、漫画の貸し借りなどで緑谷と話す機会が多くなった轟だがそれでも重度のヒーローオタクである彼に〝スイッチ〟が入った時、始まる高速詠唱についていけないことがある。それに初見で対応してみせる夜嵐に心の内で感心していた。

 

(俺の勉強不足だ。

今まで背けてきた分は大きい、これから気付いていかねえと。)

 

いや、別にオタク特有の高速詠唱は勉強しなくていいと思うぞ轟君

 

 

 

 

 

 

それから暫くして、ガラリと病室のドアを開け病人服姿の飯田が顔を出す。何やら神妙な顔付きで思わず二人にも緊張が走った。

 

「お、おかえり飯田くん。

随分かかったみたいだけどどうし…ッ!?!?」

 

無言で自分のベッドに腰掛け、俯く飯田。

よく見れば肩は小刻みに震え鼻をすする音が緑谷の耳に届く、その様子を見て緑谷は先程まで考えていた〝最悪の場合〟を想像してしまう。

飯田の傷は傍から見ても重傷だ。あの戦いの中、生かされた2人と違い飯田はヒーロー殺しの執念を一身に受け続け深い傷を負わされた。それが今後のヒーロー活動に影響する程のものだったなら…

夢半ばにしてヒーローへの道を閉ざされる悲劇に緑谷はどんな言葉を掛けていいか分からない。

 

「飯田、何かあったか?

言いづらいなら言わなくてもいいが…」

 

「ああ、違うんだ轟君。

別に悲しいとかでは断じてないんだッ…ただ…

嬉しくて…ッ!!」

 

((嬉しい…?))

 

 

 

時は少し遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

破柘榴に呼び出された飯田は彼女の後を付いて行き、たどり着いたのは見覚えのある病室。掛札には「飯田天晴」とある。

 

「ここは…兄さんの病室じゃないか?」

 

飯田の兄、天晴はヒーロー殺し襲撃で負傷した後地方の病院へ搬送されたのだがあまりにも重傷だった為、より医療機器の整った保須の大病院へと移送されたのだ。その事は天哉も家族から聞かされていた。

 

「はい、中へどうぞ。

婦長様からお二人に話があるそうです、病院の方からご両親にも連絡して頂いてますが弟さんには先に聞かせておくべきだって婦長様が。」

 

「てっきりぼ…俺の腕の事で呼び出されたのかと思っていたが、兄さんの事だったとは。」

 

「飯田さんの腕は問題無く完治できますよ?

傷を負ってから時間も経っていませんし、私の個性もありますから。」

 

「そうか…ありがとう破柘榴君。」

 

微笑むウルルに自嘲気味な笑みを返しながら飯田は思う。

この傷は言わば己の未熟が招いた結果だ、だからできるなら戒めの為に残しておくべきだと考えていた。

しかし彼女、ウルルの笑顔に気圧され言い出せずじまいだった。そもそもさっき自分自身を殴り付けて自傷した夜嵐にあれほど怒っていた彼女だ、身勝手な理由で傷を残しておきたいなど言った日にはどんな説教を受けるか分からない。

 

(説教だけで済むかも不明瞭な所が余計に怖いッ!!)

 

 

 

扉を開ける。

 

目の前にはあの事件以来変わり果てた兄と、椅子に腰掛ける看護師の姿。

その痛々しい姿に思わず今でも目を背けたくなってしまう。兄、天晴の身体に巻き付いたいくつものチューブは入院当初より数が減ってはいるものの、依然として予断を許さぬ状態だ。飯田が最後に聞いた限りでは再び歩けるようになるにはリハビリに多大な時間を要する、仮に歩けるようになったとしてもヒーロー活動を続けるのは不可能だろうと、そう宣告された。

 

「おう、天哉。」

 

いつもの軽いノリで話しかける天晴だったが、その笑顔は無理くり作ったものだと弟である自分にはひと目でわかる。件の負傷で誰よりショックを受けているのは他でもない天晴本人なのだ、それを押して弟を心配させまいと気丈に振る舞う彼に喉で引っかかっていた言葉を漸く搾り出した。

 

「……久しぶり、兄さん。」

 

 

 

「飯田天晴さんの御兄弟の方ですね?保須中央病院勤務の天使と申します。

どうぞ此方へお座り下さい、破柘榴研修生は私の隣へ。」

 

立ち上がった婦長の座っていた椅子に座るよう促され、大人しく従う。

待ち人が揃った所で、咳払いとともに婦長はつらつらと述べ始めた。

 

「まず、現在の飯田天晴さんの負傷について確認致します。

まずは左脚、大振りの刃物による深い刺傷3箇所、ふくらはぎから太腿にかけて大規模な裂傷。

右腕個性結合部に殴打による破損及び骨折、左手首を刃物が貫通、その他全身に細かい切り傷が多数。

そして一番重症なのが、背部の脊髄損傷。間違いありませんね?」

 

「違いありません。」

 

「そしてヒーローとしての復帰は絶望的、と。」

 

「……はい。」

 

重苦しい雰囲気が室内を包む。

暫く婦長がペンを走らせる音だけが響き、顔を上げた彼女はまっすぐに天晴の目を見つめながら言い放った。

 

「飯田天晴さん、我々から提案があります。

…もし、成功すれば貴方の傷は後遺症も残らず完治しヒーロー活動に復帰できるようになるでしょう。」

 

「「ッ!?!?」」

 

二人の顔が驚愕に染まる。

天晴の傷はこの病院の医師たちでさえ完治は不可能と断言した程の重傷だ、それを看護婦が覆すなど俄には信じ難い。

 

「ッ気休めではないんですね?」

 

「勿論、看護婦としての誇りにかけて嘘は言いません。

ただ、前例の無い治療方法になります。100%成功するとは断言できません。」

 

「それはどのような…?」

 

「〝個性〟を用いた集中治療。

破柘榴研修生の個性を使って損傷した脊椎を修復、再生させ損傷前まで復元させる試みです。」

 

 

士傑高校1年看護科、破柘榴羽瑠々

個性『瘴気活性』

湿気で成長する微生物を含んだガスを体内で生成し放出できる個性。生み出される微生物には細胞の成長を活性化させ修復を促す未知の成分が含まれている。

それを用いて、天使婦長は天晴の傷を治療すると申し出た。

 

「…そんな事が?」

 

「破柘榴研修生の個性は治癒に近しいですが根本の部分にあるのは〝修復〟と〝再生〟。こと人体に対して彼女の能力は無限の可能性を秘めています。

過去、彼女は喫煙によって劣化した生徒の肺を修復し健康体まで戻した記録も残していますし。」

 

人間は細胞レベルで自身の形を記憶している。爪や髪が伸びるのも、細胞が元の形を覚えていて、戻ろうとしているからだ。

ウルルの個性はその作用を促進させ、本来傷ついてしまったら決して戻ることのない人間の臓器すら修復してしまった。

それを天晴にも施して、傷付いた脊椎の神経を修復しようというのだ。

 

「兄さんの身体でも同じ事ができるというのですか!?」

 

思わず椅子から立ち上がり、ウルルを凝視する。

ウルルも突然自分の個性を使うと言われて驚いたらしく小さい声で「へぁっ!?」って聞こえた。

 

 

「彼女は学生であり個性を自由に使える身ではありません、手続き等に少し時間を要しますが強引にでもこじつけましょう。

破柘榴研修生、どうかしら?」

 

「えっと、できない事は…ないと思います。

傷を負ってから時間が経ちすぎていたり、臓器そのものを摘出してしまっていたら戻せませんけど、損傷部位が完全に塞がっていないならそこから個性を触れさせて、修復すれば…」

 

で、でも!と逡巡するウルル。

 

「臓器の修復…ただでさえデリケートな脊髄の神経を修復するとなると患者さんの負担も大きいですし、もし失敗してしまったら神経同士がぐちゃぐちゃに繋がってしまうかも…そうなったらヒーロー活動どころか日常生活にも支障が出てしまいます!

だから、これは治療というより人体実験に近いような…」

 

ウルルは過去に多くの患者をその個性を使い治療した。帝の学校統治に伴う被害者(チンピラ)達を手当り次第にだ。擦り傷、切り傷、打撲骨折その他諸々の患者を片っ端から個性を使って治療して、その経験に基づいて今の彼女はそれぞれの傷に対して適切な分量の個性を生成し、行使している。(なお肺の修復は過去に起こした暴走の結果なのでカウントしないものとする)

 

しかし今回、脊髄の復元は全くの未知であり、ウルルもやったことが無い。ならば過去に医学界で起きた似たような事例を探してそこから治療法を模索すれば良い、と言いたいところだがそもそも個性治療そのものが業界に浸透しておらず、医療データも極わずか…いや皆無と言ってもいい。

超常以前より人の営みと共に積み上げられてきた医療技術であるが個性という不確定要素が関係者の頭を悩ませ、『日常生活に個性を用いない』国の方針も相まってなかなかデータも思うように集まらないのだ。

 

つまり完全に手探りの状態で天晴の治療を行わければならない。前例のない処置がどれほど危険な賭けであるか、発案者の婦長が一番分かっているはずだ。

 

「確かにこの治療には前例がありません、“賭け”と言われるのも仕方がないでしょう。

しかし今、破柘榴研修生の在籍するこの時しか提案できません。

僅かでも治療の(すべ)があるのなら、私は貴方に伝えます。」

 

 

可能性は、希望はまだ残っていると

 

 

そこまで伝え、天使婦長は言葉を切った。

 

病室に沈黙が訪れる。

誰も喋らない、いや喋る事ができない。天晴の怪我の重さ、かかるリスクとリターン、〝人体実験〟と称されるほど前例の無い試み。しかし成功すれば全快するという希望をぶら下げられ、飯田兄弟の心情は推し量るに難いだろう。

本来なら家族全員を交えたうえで話し合い、決定すべき事柄である。そのために予め病院側から飯田家の両親へ声掛けも行った、彼等には考える時間が必要だ。

 

 

 

 

「やってくれ。」

 

「兄さん!?!?」

 

天晴の決断は早かった。

 

「元々歩けなくなる覚悟だったんだ、希望が見えたなら俺はそれに縋りたい。」

 

「ッだが!失敗するかもしれないんだろう!?

個性という不確定な要素を使い、前例の無い治療方法だと!危険すぎる…ッ僕は反対だ!」

 

「…聞け、天哉。

俺はヒーロー殺しに負けて、一度心が折れた。

直に対面して分かったんだ。ニュースで報道されているより奴の意思は本物で、情けない事にその殺意と執念に俺は脚が竦んだよ。サイドキック達を逃がすので精一杯だった。そんで、結果はこのザマだ。

…奴の言い分が僅かでも正しいって、一瞬でも考えた。

自分は偽物かもしれない。

たとえ身体が治ったとしてももう二度とヒーローには戻れない、そう思っちまった。

だからお前にこの名(インゲニウム)を託した。」

 

「兄さん…」

 

「けど天哉がヒーロー殺しと交戦したって聞いた時、自分が許せなくなったよ。

お前の事だ、俺のせいで変に気負って奴に挑んだんだろ?俺が名を託したから、諦めちまったから、天哉が代わりに抱えるハメになった。」

 

「……ッ!!」

 

「図星か、お前らしい。

…俺はもう諦めない。弟に余計なモン背負わせといて、自分勝手に終わりを決めるなんてみっともない真似できねえよ。

僅かだろうが希望があるならそこから必ず這い上がる、これは一家の矜恃だとかそんなもんじゃねえ。

俺の、飯田天晴の〝覚悟〟だ。

困ってる人がいる限り、〝インゲニウム〟はどこだろうと駆けつける。そこに真偽なんて要らないんだよ。

丁度いい所に困ってる天哉が居るからな!俺が駆け付けてやらねえと!」

 

それに、だ。

 

「弟心配させて兄貴の俺がいつまでも寝てちゃカッコつかねえだろが!

待ってろ天哉。こんな怪我さっさと治療して、復帰したら真っ先にインゲニウムは返してもらうからな!」

 

そう笑う天晴に、天哉は過去の面影を見る。

幼い頃見た、救助の現場で泣く子供の手を引いて一緒に母親を探していた兄。凶悪なヴィランに仲間と共に立ち向かい、激闘の末チームワークで勝利した兄。いつも明るく家族を照らし、常に至らぬ自分の先を走り続ける、飯田天哉が憧れた兄の姿を。

 

 

(ああ、帰って来たんだな…飯田天晴(インゲニウム)が)

 

 

それは入院してから一度も見せなかった、天晴の心からの笑顔だった。

 

「ッああ…!待ってるよ…兄さんッ…!」

 

「バッカお前そこは『この名を取り返したけりゃ俺を倒してみろ!』って言う場面だろ、せっかくインゲニウムの名前継いだんだから!」

 

「まるでヴィランみたいな台詞!!

兄さんの中で僕のイメージはどうなってるんだ!?」

 

 

ついいつも学校でやってるノリでツッコミを入れてしまう天哉だが、声は心做しか嬉しそうである。

その後、合流した両親と共に婦長が再度説明を行い、治療を受けることが正式に決まった天晴。傷の進行や状態の確認など万全の対策を講じるために検査を行うとして彼はウルルと共に連れて行かれ、天哉は緑谷達の下へと戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな事が…」

 

「万全の状態を期すそうで、本格的な治療は明日からだそうだ。破柘榴君の都合もあるからな。」

 

「あの士傑生の個性、すげぇな。

壊れた神経まで治せちまうのか。」

 

「うん、凄い個性だよ。

リカバリーガールはあくまでも治癒力を高める個性なのに彼女の個性は失った細胞まで修復可能なんてしかもリカバリーガールは本人の体力を引き換えにするのに対して破柘榴さんは時間が掛かる代わりに水だけで治療可能この時点で即効性はないもののほぼ制限なしに対象を回復できるから2人の個性で差別化も出来ているし単純に癒し手が増えるということはそれだけ助けられる数も2倍だヒーロー業界いやもはやこれは医療業界の革新に繋がるんじゃないかな!」

 

「緑谷、息吸え。ノンブレスは酸欠になる。」

 

「ん''ッ!…ごめん、つい…」

 

興奮する緑谷の背中をさする轟の対応も慣れたものだ。

この後飯田の傷を憂いた轟が呟いた一言に2人が大爆笑し、寝ていた夜嵐を起こしてしまうのだがそれは割愛しておこう。

 

 

 

これにて、卵たちの職場体験は一件落着。

 

 

 

 

しかし、全てが丸く納まった訳では無い。

彼らの入院中、ヒーロー殺しステインの逮捕は瞬く間に世間に広がり、彼の主張、思想があらゆるメディアで垂れ流される事になる。

彼に感化されてしまう人間も現れるだろう。

抑圧された超常世界、今まで分散していた悪意はひとつの意志に集まることでその脅威は何倍にも膨れ上がる。

裏社会では密かに、だが確実に彼との繋がりが示唆された〝敵連合〟の存在が広がりつつあった。

 

 

この騒動、この流れを死柄木は予測しての事だったのか、それとも…

 

 

 

 

 

 

 

 

と こ ろ で

 

我らが主人公、龍征帝はというと

 

「ふわぁ〜…

昼間っから学校サボって貪る惰眠最高ぉ〜♡」

 

病室でお日様の光を浴びながらだらしない格好で怠惰を満喫しておりましたとさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とぅるるるるるるっ

 

とぅるるるるるるっ

 

 

「ハイ…おおホークス君!

久しぶりじゃあないか、調子はどうだい。聞いたよ君のところも職場体験生、取ったんだろう?

その若さでもう後進の育成を始めたなんて流石『速すぎる男』…何?手短に?ああそう。」

 

時刻は夕暮れ時の保須某所、道路脇を歩く男はスマホ片手に笑っていた。

逆ポケットにしまわれていた装置を慣れた手つきで起動させ電波の暗号化を行う。これは世に広まっていない、ヒーロー公安委員会のエージェントのみに配布されている特殊アイテムだ。

 

「接触したよ。

拝借したスマホも予想通り、トラッキング機能が…いやトラッキングどころの話じゃないな。

ありゃ位置情報から心拍数まで持ち主の全てを監視、記録する為のスパイ装置だ。その昔、()()()()も捜査に使ってた。安心と安全の公安産だねえ…」

 

自嘲気味に肩を竦めるも、電話の向こうには伝わらないだろうに。彼の肩の上では猿のエイプリルが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を夕日に照らしながら弄んでいた。職場体験初日、電車の中で帝の鞄に潜り込んだエイプリルがこっそりすり替えた物だ。今彼女の手元にあるのは男の用意した普通のスマートフォンである。

猿の頭を撫でながら彼は言葉を続ける。

 

「もちろん、無力化したよ。お上への言い訳はこちらで適当に考えておくさ。

…そうだねえ、この手の機械を扱える権限のある者は公安内でも限られている。幾人か見当は付くが…まあ問い詰めてものらりくらり躱されるだけだし、決定的な証拠が出るまではなんともね。」

 

『……、……。』

 

「ハッハッハ、手厳しい。

しかしそれに関してはお互い様だろう?同じ穴の狢なんだ、仲良くしようじゃないか。

…信用できない?よく言われるよ!

まァなんだね、私の話に乗った時点で君の負けさ。精々最後まで一緒に踊りきって貰うよ。」

 

目標に向かって最速、最短は君の本懐だろう?

 

 

通話が切れたのか耳元からスマホを離しポケットに戻すと、男はエイプリルを呼び寄せた。弄んでいたスマートフォンを取り上げて一瞥した後、橋の手摺から滑らせるように眼下の川へ静かに落とす。

 

とぷん、と

 

重力に従って落下する鉄の塊はあっという間に川に沈み、薄暗い夕暮れ時も相まって見えなくなるのにさほど時間は掛からなかった。

 

それを確認した男は猿を方に乗せて歩き出す。

 

「臭い物には蓋を、疑わしきは罰せ。

連中、オールマイトにおんぶにだっこで慣れ過ぎだ。まったく、正義の味方が聞いて呆れるよ。

委員長にしても、どうもレディの一件で過敏になり過ぎてるな。」

 

 

あの娘に裏稼業は似合わんよ

 

 

 

笑顔を張り付けたまま、男は吐き捨てるように呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ドクター

 

………ドクター?

 

ドクター

 

『…ほああああいっ!?

なんじゃ先生、ワシに何か用かの。』

 

「さっきからずぅっと呼んでたんだが、返事が無くて心配したんだ。

僕が呼んでも応えないなんて随分集中していたんだね。珍しいじゃないか。」

 

『あー…それはの。

ちと面白い動画を見つけたんじゃよ。先生も…ああいやスマン。

音だけでも聞いておくか?こればかりは先生も()()()じゃろて。』

 

 

 

 

あの日、オールマイトによって全てを失い、この身体になってからもう5年、個性で補いつつも未だに聴覚以外は不自由なままだ。その聴覚ですら骨伝導を個性で拡張したもので、完全ではない。まったく不自由な身体だよ。

ドクターにその映像とやらを転送してもらう。聞こえてくるのは何が燃える音、人間の悲鳴や消防士らしき男たちの怒号…恐らく火事なんだろう。

大して珍しくもないと思ったが、ドクターが魅入る程の何がこの音声の先にあるらしい。

 

次の瞬間、大砲が着弾したかのような轟音に続いてそれを掻き消すように轟く爆発音。

いや違う、これはなんだ?

咆哮のようでもあった、しかし地球上に存在するどの生物もこんな声は発せない。次点で候補として上げられるのは声帯を強化された何らかの個性保有者か、過去に声を爆弾のように炸裂させる個性持ちには会ったことがある。

しかしここまで…この身を芯から打ち震わせるような咆哮を発する個性持ちは嘗ていただろうか。

 

『聞こえたか先生。

此奴(こやつ)は…フフッ、〝龍〟じゃよ。』

 

「ほぉう?」

 

『是非実験用にサンプルが欲しいもんじゃ。

直感じゃがな、あの龍は世界をひっくり返す特大の厄ネタじゃぞぉ。

これは〝起源論〟の方も漁った方がいいかのう。楽しくなってきたわい!』

 

ドクターは随分楽しそうだ。

個性研究において僕が一目置く程の君が言うならそうなんだろうねえ、この目で見えないのが残念だ。早く治してくれよ。

 

『〝超再生〟を手に入れるのがあと5年早ければのぉ…治ってからでは意味の無い期待外れの個性だった。』

 

ま、仕方ないか。

 

 

しかし、龍ねぇ…

 

随分と面白そうじゃないか、弔の駒になりそうなら少し調べてみるのもまた一興…『おい、先生。』

 

ドクターと話しているのとはまた別のモニターから声が響く、そろそろ帰ってくる頃だと思っていたよ。

 

「やあ弔、ちゃんと見届けたかい?ヒーロー殺しは無事役目を果たしてくれた。後は君がどう利用するかだ。」

 

『そんな事は今いいんだよ、今は。

それより調べてくれ、雄英に居た赤目で金髪の女の事。』

 

なんだい、藪から棒に。

もしかして弔、その娘に気があるのかい?

良いよ良いよ、今度異性を堕とす調教のイロハを教えてあげよう。僕も若い時はそりゃもうブイブイいわしたもんさ。いや今も現役のつもりだけどね?

反抗的だった女を心身ともに屈服させ物欲しそうな目付きで僕の靴を舐める無様な姿を晒しているのを眺めるのは癖になる、得難い幸福さ。

 

『ちげーよ気持ち悪い、先生の昔話なんて興味無い。』

 

……しょぼん。

 

『龍になれるんだよ、そいつ。

脳無に殴られても平気な顔して起き上がって、容赦なく腕を掻っ切るようなバケモンだ。そんな奴がヒーロー目指してますなんておかしな話だろ?』

 

ふむ、君も〝龍〟に興味があるのか。

 

なら本格的に調べさせようか。

 

 

 

 

 

 

すべては君の為に、ね。




特に意味もない本作キャラ解説

緑谷出久
フルカウル習得、原作と変わらず。
女子に耐性のないクソナード。

轟焦凍
闇ろき君を無事卒業、帝の指導で炎の扱いが原作より上手くなった。
夜嵐の事は言われるまでマジで忘れてた模様

飯田天哉
心のしこりもなくなり、兄復活の可能性に歓喜する。インゲニウムの名はどうしようか本気で考えてる

飯田天晴
インゲニウム復活ッ!!インゲニウム復活ッ!!

破柘榴卯瑠々
モンハンの能力を持ってきたハズなのに気付いたら傷付いた神経すら修復するリカバリーガールの上位互換になってしまった。ち、ちゃんとナーフ(摘出した臓器は治せないし時間が経ちすぎてすでに治った傷は治せない)はしてるから…

主人公
お昼寝だいしゅき!隙あらば怠惰を貪る社会不適合者の素質がある


ベスジニ先生
餓鬼道に通ってるおかげで爆豪への態度が軟化、矯正方針も取り敢えず拘束してジーパン履かすのではなく同伴させ自分から「ヒーローとは何か?」に気付いてもらう方向にシフト。

爆発三太郎
まだ帝の事が気に入らない、本人と決着が付かなかったので同じ条件で不良共をのせば何か変わると思っている。まだ〝勝つ〟概念しか存在していない。
帝がやった個性の授業ってどんな事するんだろうね?(すっとぼけ)


ヒント:大連続狩猟



これで職場体験終わり!閉廷解散!やっと期末試験編Deathゾ
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