感想が来てないかなと期待と不安を感じながらログインする日々。
でも、やっぱり来てなくて……来ているのは、一冊のノート
そこには私がひたすら書いてきた戦国時代末期の歴史の流れと歩んできた史跡の事
そして・・・何度も鉛筆の線で修正してきた後。
今、見返すと……情報が足りてない上に……構図すらなってないと思い返す。
構図は今もなっていないけど……(苦笑
相変わらず……拙い文章書きの私ですが……これからもよろしくお願いします。
後、感想とかでどこがいけないか等の御指摘も戴きたいと考えています。
さて、長い前置きを終えて……
関ヶ原円舞 第5話の始まりです。
─平馬side─
和尚から佐吉が秀吉さまに仕えたと聞いて半年が経った。
あれから……長浜の噂は聞こえない。
今は、仕官の話は足りているのだろうか……。
私はそう思い……重い腰を持ち上げて長浜の街へ向かった。
─side out─
時は平馬が長浜の街へ向かった時より少し前に遡る。
─与吉side─
「なぁ、長右衛門。」
「何でしょうか、若姫。」
「算盤侍……小一郎とはどの様な人なのだ?」
「菱屋殿が申していた通り……算勘に長けていて羽柴軍の生命線を握っている人ですよ。」
「そうか……」
私、藤堂与右衛門高虎は懇意にしている菱屋の勧めにより長浜城主羽柴筑前守秀吉殿ではなく、その弟御である小一郎秀長殿に会うために長浜に向かっていた。
供は郎党の大木長右衛門ただ一人だけであった。
長浜に着いて……私は門番に話を通してもらったが通されたのは……台所であった。
「おお、そなたが与吉か……あの時は世話になった!」
目の前にいる白色の顔をしているのが羽柴小一郎秀長だった。
そして、あの時と言うのは……彼が山賊に襲われていたところを私が助けた時のことだ。
「さて、こんなところで悪いが……単刀直入に言わせてもらう。」
私は相手の要求を知っていたが息を飲んだ。
「与吉、私の家臣となってくれ。」
菱屋の話から知っていた。この御仁には武官が居ない。
そもそも、私は多くの家を追放されていたのに迎え入れようとするこの御仁が馬鹿なのだ……と考えた。
しかし、会ってみて分かった……私はこの人に仕えるべきだと。
そして、私が承諾するまでには時間が掛からなかった。
追記とはなるが……この後に出てきた赤味噌をベッタリ塗った握り飯で意識を失ったことは今でも笑い話の種となっている。
─side out─
─幸盛side─
「ふふ、七難八苦……正しくこの言葉は私以外には合いませんね……」
私は毛利との戦に破れ……後ろ楯であった伯耆の山名豊国に裏切られ……京に落ち延びていた。
「これで・・・三難四苦め・・・」
最初の頃の半分まで減ってしまった旧尼子家臣団を見ながら呟く。
本当は無理だと分かっていた。でも・・・尼子再興の夢は諦めきれなかった。
もう、次で最後にしよう。
そう考えながら、私は織田信長の支配する京に落ち延びていた。
─side out─
─平馬side─
長浜に着いて……私は門番に何故か連行された。
聞けば……秀吉さまが私を見かけたら連れてこいと命じたらしい。
私は・・・苦笑しながらその命令を出すように頼んだ才気煥発な少女の姿を思い浮かべた。
「そなたが……大谷平馬か?」
謁見の間に通されてすぐ、そう尋ねられた。
「如何にも。某が大谷平馬でございます。」
平伏をしていて顔は分からないが……おそらく秀吉さまなのだろう。
「時に平馬よ。佐吉が儂に仕えるように根回ししたのはお主か?」
「・・・・・・」
言葉が出なかった。そこまで見抜かれていたとは思えなかったから。
「言わずとも顔に書いてある。」
「御見逸れ致しました。確かに私が吹き込みましたが、策を練ったのは佐吉自身です。」
最早、ここまで来れば隠す必要もない。
「そうかそうか!お主の腕前には感心した!儂に仕えよ!」
は? ・・・最初は何を言ってるんだと思った。しかし、頭が追い付いて言葉の意味を理解した。
「・・・御意。この大谷平馬、羽柴筑前守様に仕えさせて頂きます。」
─side out─
─佐吉side─
秀吉さまの近くに侍っていたが……これには驚いた。
目の前に平馬がいた。
私はそれだけで興奮を隠せなかったが・・・頑張って感情を抑えた。
多分、この後平馬は私の元を尋ねてくるだろうという淡い期待を秘めながら。
─side out─
現在書いている第の1章はまもなく完結ですが……上手く纏めることもできずに
ずるずると伸びています。ひ単に私の文章構成能力の低さが原因で皆様に不快な思いをさせていることを深く御詫び申し上げます。
頑張って……次の話で中編を終えて後編、そして第2章に入れるように努力いたしますので温かい目で見ていてもらえると幸いです。