関ヶ原円舞   作:紅夜猫

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纏まらない。
何年も前のノートだから加筆修正を加えてるのが原因だと理解している。
でも、読者の皆様に読みやすいものを書きたい。
でも、理解しやすいものにもしたい。
そんな思いで纏まらない小説を書いている今日この頃です。


茶と鹿と両川(中編・3)

─平馬side─

秀吉様との謁見の後、宛がわれた部屋に向かい荷物を整理した後、

 

私はある人物の部屋の前に立っていた。

 

「佐吉、入るぞ?」

 

「良いよ。」

 

部屋の主に入室の許可を求め、許可が降りたので入室する。

 

佐吉の部屋は……書物と報告書で溢れていた。

 

「ごめんなさいね、平馬……」

 

佐吉は苦笑しながら私を迎え入れてくれた。

 

さすがに私も驚きを隠すことができない。

 

「兵站の管理の勉強をしていて書物を取り寄せたり、報告書を纏めていたら……こう、なってしまったわ。」

 

「・・・片付けた方が良さそうだな。」

 

頭が追い付かない。羽柴家は・・・私を驚かせてくれる要素が満載みたいだ。

 

それから半刻の後、私達は片付いた部屋の中で向き合っていた。

 

「さて、改めて某も羽柴家に仕えるようになってお主の手助けをするぞ!」

 

意気込んでそう言ったが……佐吉は肩を震わせ笑いを堪えるのに必死な様であった。

 

「平馬がこの家に仕えることになったのは少し前から知っていたよ?」

 

初耳だった。

 

「だって、私は秀吉様の小姓も勤めているから……平馬が謁見の間に居たときに私も居たんだよ?」

 

うん、そこも初耳だった。

 

「本当に、平馬が敬語を使っている姿は笑えたよ」

 

「そこまで言うか!?」

 

「まぁまぁ、怒らずにね?積もる話もあるからそっちを優先しようじゃないか。」

 

私は不承不承ではあったが……私達は暫し歓談を楽しんだ後、部屋に戻った。

 

─side out─

 

─佐吉side─

 

平馬が羽柴家に仕えるようになって2、3年が経った。

 

この日、私と平馬は揃って元服を迎えた。

 

「佐吉、これからは石田 三成と名乗るがよい!」

 

「続いて平馬!御主は大谷 吉継と名乗るがよい!」

 

こうして、ここに石田 三成と大谷 吉継は生まれた。

 

「さて、二人は元服したから兵役を課そうと思うが・・・」

 

秀吉様がそう告げたのを見計らい、私は告げた。

 

「畏れ多くも申し上げます。淀川と宇治川の葦や萩に税金を掛ける権利を御許しください。」

 

秀吉様は驚いていたが・・・

 

「面白い、葦や萩に税金を掛けると申すか・・・認めよう!!」

 

「有り難き幸せ!必ずや10000石の軍勢を揃えて見せます!」

 

こうして私は・・・葦や萩に税金を掛ける権利を受けた。

 

─side out─

 

一方、その頃。安芸国では

 

─隆景side─

 

悪い雰囲気が家中に漂っている。

 

無理もないか・・・織田家が毛利を征伐しようという噂が広まっていては。

 

確かに我が毛利家は父・初代元就以来の鉄の結束を誇るが皆が皆、元春兄者の様な猛将ではない。

 

そして、この軍議の場の沈黙も大きい。

 

「隆景叔父、どうされた?」

 

甥の輝元が訊ねてきた。

 

「いや、何でもありませんよ。輝元」

 

内心は和睦をするか最後まで抵抗するかで悩んでいた。

 

山陰筋は兄者に任せている

だから私は山陽筋の対策を練れば良いのだが……備中境目七城だけでは不安を感じていた。

 

百万一心の御心の元に。それが初代元就よりの教えであるが……此度ばかりは毛利家を残すために……逆臣の汚名を被ろうとも構わぬ。

 

そう心に秘めて私は上座に鎮座している現毛利家当主に1つの策を講じた。

 

─side out─




中編・2を完成させた勢いで書いたので読みにくくなっているかもしれません。
そこはごめんなさい。
漸く……毛利家の登場です。
毛利家は基本は筑前宰相・小早川隆景の視点になってきます。
また、初代が毛利元就になっているのは毛利家を戦国大名にしたのが元就で元就を初代とする説を用いてる為です。
そして、次は遂に・・・第1章最終話(予定)です。
そして、最終話の後には1話幕間の話を入れるつもりです。
それでは、第1章最終話(予定)の投稿まで御別れです。
また、逢えたら逢いましょう♪
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