俺は魔王の女王で魔王の妹は俺の女王で婚約者   作:黒幻

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アンケートありがとうございました。
五つ子の本格参戦は原作開始後ですが、この章でも少し触れる予定です。


気付いたらお気に入りが1000を越えてました。
書き始めた時は自己満足な作品を書きたかっただけだったので、作者自身凄い驚いてます。
お気に入りにして頂いた方、高評価して頂いた方、本当にありがとうございます。
更新は不定期ですが、少しずつ書いているので、これからもよろしくお願いします(^-^)

7/30 本文編集


【13歳・②】使い魔

ある日の昼過ぎ。

 

セラ「あっ!」

 

仕事が一段落した頃、セラフォルー様が突然声を上げた。

 

レイ「どうしました?セラフォルー様」

 

セラ「そう言えば、レイ君もそろそろ使い魔を取りに行かないとね☆」

 

レイ「使い魔ですか?」

 

そう言えばそんな話しもあったけな⋯と俺も思い出した。

まあ、色々と忙しくてなかなか行けないんだけどね⋯。

 

セラ「うん、それでね?これから丁度ソーナちゃんとリアスちゃんが使い魔の森に行くみたいだからレイ君も一緒に行ってくると良いよ☆

この後のレイ君の予定は休暇って事にしとくから☆」

 

レイ「分かりました、けど⋯確か使い魔の森のあいつは一ヶ月に一つしか受付無いのでは?」

 

セラ「本当はね、でも今回ソーナちゃんとリアスちゃんは互いにまだ眷属が少ないからって、共同でも良いって言われたんだって☆」

 

レイ「成る程、二人の護衛も兼ねてって事ですね?分かりました行ってきます」

 

いくら危険が少なく案内人が居るとはいえ、使い魔になる様な強力な生き物が居る以上絶対安全って訳じゃ無いからな⋯。

にしても、相変わらずセラフォルー様は心配性だな⋯。

まあ、俺も人の事は言えないか⋯。

結局の所、俺もソーナの事は心配だし。

 

セラ「うん☆お願いね☆」

 

レイ「はい」

 

セラ「行ってらっしゃい☆気を付けてねぇ~☆」

 

レイ「行ってきます。

 

 

さて⋯リアスも来るんなら⋯あいつも連れていくか」

 

そうして、俺は部屋を出てすぐに眷属の一人に連絡をして使い魔の森に向かった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

使い魔の森の入り口に着くと、そこにはソーナとリアス、そして二人の眷属と思わしき集団があった。

 

レイ「ソーナ、リアス」

 

ソーナ「レイ君、お久し振りです」

 

リアス「久し振りね、レイ」

 

俺は地上に降り、二人の元に歩いて行きながら声を掛けると、二人は俺に気付き笑顔でそう言った。

 

レイ「ああ、久し振りだな二人共、今日はよろしくな」

 

ソーナ「はい」

 

リアス「ええ、レイが居てくれるなら頼もしいわ」

 

レイ「そうかい、ありがとよ」

 

ソーナとリアスとそんな話しをしていると。

 

「あの⋯ソーナ様」

 

「リアス、この方は?」

 

二人の眷属らしき女の子二人が話し掛けて来た。

 

ソーナ「そういえば椿姫以外は初めてでしたね」

 

リアス「そうね、私の方も小猫以外は初めてだったわね」

 

ソーナ「彼は支黒レイ君です、お姉様⋯魔王セラフォルー・レヴィアタン様の女王です」

 

リアス「そして、私達が知る限り、()()頼りになる人よ」

 

ソーナ「そうですね」

 

すると、二人は俺を挟むようにソーナが右にリアスが左に移動して、俺を紹介した。

て言うかリアス?最もとか言わないで、またサーゼクスさんが良く解らない嫉妬して来るから。

ソーナも笑顔で肯定しないで。

 

「魔王様の⋯」

 

「女王⋯」

 

ソーナとリアスの紹介に、話し掛けて来た二人だけで無く、後ろにいる椿姫と白音以外の他の眷属達も驚いているのが分かった。

多分、椿姫と白音はそれぞれソーナとリアスの邪魔をしない様にって思って、すぐに話し掛けて来なかったんだろう。

そう言えば、椿姫とはソーナが帰って来た時に会ってたから数ヶ月ぶりだけど、白音とは一年振りだな⋯こないだ帰って来た時に家に来たらしいけど、俺は丁度用事が有って居なかったからな。

 

レイ「ん?ソーナとリアスの眷属か?」

 

「は、はい!私は花戒桃と言います、ソーナ様の僧侶です」

 

「わ、私は仁村留流子って言います、ソーナ様の兵士です」

 

「由良翼紗です、ソーナ様の戦車です」

 

「私は姫島朱乃と申します、リアスの女王です、よろしくお願いしますね」

 

「僕は木場祐斗です、リアス様の騎士です」

 

俺がそう言うと、五人の男女がそれぞれ自己紹介をした。

 

レイ「ああ、俺は支黒レイだ、今二人が言った様にセラフォルー様の女王だ。

別に覚えなくても良いが、とりあえずよろしく、それと⋯」

 

そんな五人に、俺はいつもの様に挨拶をした。

当然の事だが、俺はソーナやリアスの眷属だからと言って、特別な扱いをする訳じゃない。

二人にとっては大切な眷属でも、俺からしたら他人と変わらないから。

まあ、椿姫と白音は俺が連れて来たから別だけど。

 

椿姫&小猫『お久し振りです、レイ様/レイ君』

 

レイ「久し振り、椿姫、白音」

 

椿姫&小猫『はい』

 

他の眷属達との挨拶をして。

俺は二人の方に行きそう言うと、二人は笑顔で返してくれた。

 

レイ「ああ、そう言えば白音は今、塔城小猫だったか?」

 

小猫「はい、でも⋯レイ君には今まで通りに呼んで欲しいです」

 

俺がそう聞くと、白音は俺の袖を掴み上目遣いでそう言った。

 

レイ「そうか?まあ、お前が紛らわしく無いなら俺は良いけど⋯じゃあ、これからもよろしくな、白音」

 

小猫「はい///」

 

白音がそれで良いなら俺としてはむしろ楽で良い、名前が変わるとか面倒でしかないからな。

 

レイ「椿姫も、元気そうで良かったよ」

 

椿姫「ありがとうございます、レイ様も⋯元気そうでなによりです」

 

レイ「そうだな」

 

そんな風に椿姫や白音といつものように話していると。

 

 

 

留流子「うわぁ、椿姫さんのあんな嬉しそうな顔⋯初めて見た」

 

桃「本当だ⋯」

 

翼紗「そうだね、いつもキリッとしてるけど⋯」

 

朱乃「あらあら、小猫ちゃんもいつもより可愛らしいですわ。

そして、あの方がリアスがいつも話してる殿方ですのね」

 

木場「みたいですね、たしか刀剣を良く使ってるってリアス様が言ってましたね、出来れば手合わせをしたい所ですけど」

 

朱乃「頼んでみたらいかがですか?」

 

木場「はい、機会があれば」

 

朱乃(⋯⋯⋯それにしても⋯あの方の気配⋯どこかで⋯?)

 

俺達の会話を聞いていた五人が離れた所でそんな事を言っていた。

それにしても⋯俺の知る限り椿姫と白音は二人共いつもこんな感じで笑ってるけど⋯学校じゃ余り笑わないのか?。

それと、手合わせはしない面倒臭いから、どうしてもやりたいなら俺と殺しあう関係にでもなるんだな。

そんな事を考えていると。

 

ソーナ「それではそろそろ行きましょうか」

 

リアス「そうね、レイも来た事だし」

 

レイ「あっ、ちょっと待った」

 

二人がそう言ったのだが⋯。

 

ソーナ「どうしたんですか?」

 

レイ「俺が呼んだ奴がまだ一人来て⋯「し~ろ~ね~」たった今来た⋯」

 

来てない、そう言おうとした瞬間、大声で妹の名前を呼びながら勢い良く飛んできた。

 

小猫「わぷっ、ね⋯姉様!?」

 

黒歌「白音~会いたかったにゃ~」

 

黒歌は小猫に抱き付いて頬擦りを始めた。

 

レイ「遅かったな黒歌」

 

黒歌「これでも連絡を貰ってから急いで来たにゃ!

いきなり使い魔の森に来いって言うからびっくりしたんだから」

 

レイ「白音も来るって事だったからな、それとも呼ばない方が良かったか?」

 

黒歌「そんな事無いにゃ~、呼んでくれてありがとう、レイ」

 

レイ「そうか、ああ悪いな二人共、もう良いぞ?」

 

俺は白音に頬擦りを続けながらそう言う黒歌に苦笑し、二人にそう言った。

 

ソーナ「そうですか、では今度こそ」

 

リアス「ええ、行きましょうか」

 

レイ「ああ」

 

全員『はい』

 

白音「行きますよ?姉様」

 

黒歌「分かったにゃ~♪」

 

全員の返事と共に俺達は使い魔の森に入っていった。

 

 

 

森に入って歩いていると。

 

「待ってたぜ!!」

 

木場「誰だ!」

 

突然木の上から声が聞こえた。

木場の声と共に、二人の眷属達はそれぞれの主を守る様に前に出て戦闘体勢に入った。

 

「俺は使い魔マスターを目指して修行している、マダラタウンのザトゥージ!よろしくな」

 

レイ「遅い、もっと早く出て来い!」

 

ザトゥージ「そう言うなって、セラフォルー様の女王。

登場の仕方は大切なんだぜぇ?」

 

レイ「あ?」

 

ザトゥージ「すいませんでした」

 

ザトゥージの言葉に、俺が殺気を込めて睨むと、ザトゥージは綺麗に頭を90°下げそう言った。

 

木場「えっ⋯と」

 

リアス「大丈夫よ、皆」

 

ソーナ「彼はこの森に住んでいる使い魔ハンターの方です」

 

木場「そうなんですか⋯」

 

朱乃「なら、安心ですね」

 

桃「でも⋯なんか⋯」

 

留流子「うん⋯そうだね⋯」

 

翼紗「どっかで見た事あるような感じだな⋯」

 

桃&留流子『うん⋯』

 

二人の言葉に全員が警戒を解くも、そこには何とも言えない空気が残った。

 

レイ「はぁ、聞いてると思うが、今日は前の椿姫と小猫の二人と同じ様にソーナとリアスの眷属達の使い魔を取りに来た。

とりあえず⋯俺は後回しで良い、最悪一人でもどうにかなるし。

だから、まずはソーナとリアスの眷属達が最優先だ。

頼むぞ、ザトゥージ」

 

ザトゥージ「なるほどOKだ、俺に任せておけ!俺にかかればどんな使い魔でも即日ゲット、完璧に案内してやろう」

 

この状況に、俺はとりあえず本題を伝えると、ザトゥージは自信満々にそう言った。

 

レイ「全く⋯こいつと言い、どいつもこいつも⋯馬鹿の相手は疲れるんだ。

最近は特にそうだ⋯」

 

俺は呆れながらそう言い、最近増えてきた、俺を人間の転生悪魔と見下してる癖に図々しくも頼み事をしてくる貴族(馬鹿)共の事を思い出していると。

 

椿姫&子猫『大丈夫ですか?レイ様/レイ君』

 

二人が俺の元に来てそう言ってくれた。

 

レイ「ああ、ありがとう二人共⋯大丈夫だ」

 

この二人は、それぞれソーナとリアスの元に行く前は俺の元で過ごしていた為、俺がそういった馬鹿な連中を相手にしてるのを知っている。

だからこうして心配してくれたのだろう。

しかし。

 

黒歌「にゃははは~レイも大変ねぇ」

 

その苦労を二人よりも知ってる筈の黒歌は大笑いしていた。

 

レイ「黒歌は後で覚えとけよ?」

 

黒歌「なんでにゃ!?こんなの完全に八つ当たりにゃあ!?」

 

だから、俺は黒歌の言う様に八つ当たりする事にした。

 

ザトゥージ「さて!皆はどんな使い魔が欲しいんだ?」

 

俺達のやり取りを切る様にザトゥージがそう言うと。

 

桃「そうですね⋯」

 

留流子「は~い可愛い子が良いです!」

 

翼紗「う~ん」

 

木場「どんなのが居るんだろう⋯」

 

朱乃「まずは見てからかしらね?」

 

それぞれがバラバラにそう言った。

 

ザトゥージ「まあ、時間はあるんだろう?だったらそこの嬢ちゃんが言う様に色々見てから決めるのが良いだろう」

 

それを聞いたザトゥージは、こうなるのに慣れているのか木から降りて来て、そう言った。

 

レイ「まあ、それが一番良いだろうよ」

 

ソーナ「そうですね」

 

リアス「それじゃあ、一番近い所から案内を頼めるかしら?」

 

ザトゥージ「おう!任せとけ!!」

 

俺は、もう面倒だしそれで良いかと思いそう言うと、ソーナとリアスが合わせる様にそう言った。

 

 

 

レイ「それで?まずはなにからだ?」

 

ザトゥージ「そうだな⋯一番近いのは⋯」

 

俺達は森の中を歩きながら、ザトゥージにそう聞くと。

 

ドカーン

 

全員『!?!?』

 

レイ「⋯⋯⋯」

 

ソーナ「今のは!?」

 

リアス「何!?」

 

突如少し離れた場所から、大きな音が聞こえた。

 

ザトゥージ「大丈夫だ落ち着け、恐らく何かが喧嘩でもしてるんだろうよ、ここじゃ良くある事だ、こんな事でいちいち驚いてちゃ使い魔探しなんか出来ねぇぜ?」

 

突然の事に、ソーナやリアスまで慌ててると、ザトゥージは当たり前の様にそう言った。

 

レイ「⋯黒歌」

 

黒歌「なんにゃ?レイ」

 

レイ「少し様子を見てくる、ソーナ達の護衛は頼んだぞ」

 

俺は翼を出しながら黒歌にそう言うと。

 

ソーナ&リアス『えっ!』

 

黒歌「分かったにゃ、お姉ちゃんに任せなさ~い」

 

ソーナとリアスは驚いていたが、黒歌は予想してたのかすぐにそう言った。

 

レイ「頼んだ」

 

黒歌の答えに、俺は一言そう言って音の方へ向かって飛んだ。

 

ソーナ「レイ君!?」

 

リアス「ちょっと!レイ!!」

 

黒歌「行ってらっしゃいにゃ~」

 

ソーナとリアスの叫ぶ声と黒歌のお気楽な声が聞こえる中で、俺はその場を離れていった。

 

 

 

ソーナ達と別れて目的の場所にたどり着くと、そこは激しい戦闘の後があった。

地面には穴が開き、木々は薙ぎ倒される物、焼け焦げてる物もあった。

すぐに宝物庫から《(なまくら)》を取り出し、警戒体勢に入った。

 

レイ「随分と酷い有り様だな⋯一体何と何が戦えばこんなになるんだ?」

 

「グ⋯ル⋯」

 

レイ「ん?なんだ?」

 

何があったのか、とりあえず調べてみようと思った時、何処かから獣の呻き声が聞こえたの。

 

「グル⋯グルル⋯」

 

レイ「狐⋯か?随分と弱ってるな⋯」

 

俺は声の方に向かうと、そこには傷だらけの尾が九本の狐がいた。

 

狐「グルゥ!」

 

レイ「おっと⋯」

 

狐「グルルルッ」

 

俺が近付き触れようとすると、狐は引っ掻いて来た、俺はそれを避け距離を取ったが、尚も狐は威嚇を続けている。

 

レイ「ふむ⋯まあ、そうなるわな」

 

狐「グ⋯ルル⋯」

 

俺は攻撃した来た狐に対して敵対するつもりは当然無い。

だが、いきなり見知らぬ者が近付いて来れば警戒する、それは俺達だって同じだ。

傷ついている時に近付いて来る者が自分を助けてくれるとは限らない、その点では怒るどころかむしろ感心してる位だ。

 

レイ「仕方ない⋯」

 

狐「?」

 

俺がそう呟くと、狐は目を細めた。

 

レイ「これならどうだ?」

 

狐「グル!?」

 

俺は狐に聞こえる様にそう言って、腰に下げてた《(なまくら)》をしまい、防御の為に周りに纏っていた魔力を消し、完全に武装を解除した。

 

レイ「俺はお前の傷を見たいだけだ、決してお前を傷付けたりはしない。

だから、近付いても良いか?」

 

狐「⋯⋯⋯」

 

レイ「そうか、それは良かった」

 

俺は距離を取った場所から動かずに、そこから先程と同じ様に狐に対してそう言うと、狐は警戒しながらも首を縦に振った。

どうやらあの狐は人の言葉が解るらしい、正直助かった、言葉の通じない獣が相手では治療もまともに出来やしないからな。

俺はそれを確認し、そう言って狐に近付いて行った。

 

レイ「さて⋯傷が痛むかもしれないが暴れるなよ?」

 

狐「キュッ!」

 

狐の側まで行き狐にそう言うと、狐は先程までと違い愛らしく鳴いた。

どうやら俺に敵意が無いのを分かってくれた様だ。

 

レイ「えっと⋯ふむ、見た目ほど酷い傷じゃ無さそうだな⋯まあそれでも、数は多いし血もかなり流れてる、このままじゃ危ないな、仕方ない⋯ほらこれを飲むと良い」

 

狐の身体を調べてみると、確かに身体中傷だらけで血も少なくない量流していて見た目は酷いが、それでも見た目程の酷く深い傷はなかった。

普通なら血を止めて応急措置でもして、最悪の場合は病院にでも連れて行けば良いのだが、生憎今はそんな時間は無い。

そもそもここに来たのも万が一にでもソーナに、それと一応リアスにも害が及ばない様にと思ったからで、黒歌が居るから大丈夫だとは思うが出来るだけ早く戻らなければならない。

だから俺は手っ取り早く狐を治す為に宝物庫からフェニックスの涙を取り出し、狐の口元に持っていった。

 

狐「キュ?」クンクン

 

レイ「大丈夫だ、これを飲めばお前の傷は治るよ、だから安心して飲みな」ポンッ

 

狐「キュウ!」

 

狐は首を傾げ瓶に鼻を近付け匂いを嗅ぎ始めた、そんな狐に俺はそう言って瓶の蓋を開けると。

大丈夫と判断したのか、狐は一つ鳴いて口を開けた

 

レイ「良い子だ」

 

狐「キュゥ~ン」

 

俺の言葉に元気良く頷いた狐の頭を撫でると、狐は気持ち良さそうに目を細め嬉しそうな声で鳴いた。

 

レイ「そう⋯ゆっくり飲むんだ」

 

狐「キュ⋯キュ⋯」

 

そう言って少しずつ瓶を傾け中身を飲ませていく、狐も俺の言う通りに飲んでくれる。

少しだけ残して飲み終わらせると同時に狐の傷が徐々に治っていき、数秒後には完全に治った。

 

レイ「よし⋯これで良いだろう、もう痛くないな?」

 

狐「キュッ!キュキュッ!!」

 

俺は立ち上がりそう聞くと、狐は元気に跳び跳ね、俺にすり寄ってきた。

 

レイ「それだけ動ければ大丈夫だな」

 

狐「キュキュッキュ!!」

 

レイ「さて、それじゃあ次はこっちだ」

 

狐「キュウ?」

 

元気に鳴く狐に、俺はそう言って倒れてる木に近付いた。

 

レイ「大丈夫か?」

 

狐「キュ!」

 

「ピピィ⋯ピィ」

 

そこには羽が傷付き、鳴いてる子供の燕がいた。

 

レイ「よっと⋯大人しくしてろよ?」

 

子燕「ピィ⋯」

 

レイ「良し、口を開けさせて⋯と」

 

俺は子供の燕を優しく持ち上げ、少し強引ではあるが指で口を開け、狐に飲ませた残りのフェニックスの涙を流し込んだ。

 

子燕「ピ⋯ピィ?ピィ!!」

 

レイ「ははっ、流石にまだ小さいだけあって、あれっぽっちの量でも回復したな」

 

流し込んだ液体で苦しそうに鳴いた子燕だったが、全てを飲み込み少しすると、不思議そうに鳴きながら首を傾げ、そのすぐ後に身体が楽になった事に気付き、羽を広げ俺の周りを飛び始めた。

 

「ピィ~」

 

レイ「ん?」

 

狐「キュウ?」

 

子燕「ピピィ~」

 

飛び回る子燕を俺と狐は見ていると、更に上空から別の鳴き声が聞こえ、何かと思い上を見ると、大人の燕が二匹と子供の燕が三匹の群れが居た。

すると、それを見た子燕が元気に鳴くと、子燕は群れの方に飛んで行く、どうやら親と兄妹の様だった。

 

レイ「良かったな、さて⋯」

 

子燕「ピピィ~」

 

レイ「ん⋯?おっと!?」

 

飛んで行く子燕に背を向け、そろそろ戻ろうとすると、子燕が勢い良く飛んで来て俺の肩に留まり。

 

子燕「ピィ~」

 

まるで「助けてくれてありがとう!」とでも言う様に、俺の首に擦りついて来た。

 

レイ「元気でな、これからは周りに気を付けろよ?」

 

子燕「ピ!」

 

俺はそう言って、人差し指で頭を撫でると「はい」とでも言う様に翼を広げ、群れに戻って行った。

 

レイ「さて⋯それじゃあ俺はもう行くからな、お前も喧嘩は程々にしておけよ」

 

狐「キュ?」

 

子燕と狐が元気になったのを見た俺は安心し、ソーナ達の元に戻った。

 

 

 

レイ「ただいま」

 

ソーナ「レイ君!」

 

リアス「私達を放って何をしていたのよ!!」

 

黒歌「お帰りにゃ、レイ」

 

レイ「ただいま、ちょっと様子見に行ってたんだよ、俺がここに居るのは使い魔探しってのもあるが、護衛も兼ねてるからな」

 

ソーナ「護衛も兼ねてるのならば余計に離れないで下さい!」

 

レイ「だから黒歌も呼んだんだろ?黒歌なら相手が魔王クラスでも無い限り大丈夫だろうし、なんてったって白音を守りながら何十人者上級悪魔から逃げてたくらいだし、なあ?黒歌。」

 

黒歌「まあ、相手にもよるけどね」

 

レイ「それでも最悪、俺が来るまでの時間を稼げるだろ?」

 

黒歌「まあね~」

 

ソーナ「むぅ⋯」

 

レイ「ん?どうしたんだよ、ソーナ」

 

ソーナ「だからって一人で行くなんて⋯怪我でもしたらどうするんですか!」

 

レイ「ちょっと様子を見に行っただけで怪我なんて「⋯⋯⋯」分かった⋯俺が悪かったよ」

 

怪我なんてしない、そう言おうとしたのだが、ソーナが眷属達にはバレない程度に頬を膨らませ俺を睨んできた。

だから俺はすぐに謝ることにした、理由は簡単だ、頬を膨らませ怒るソーナは絶対に引かないから。

これは昔からそうで、普段は思いっきり頬を膨らませて怒っている、そうなると俺が謝らない限りずっとそのままでいるから質が悪い。

そしてこうなったソーナが俺は苦手だ、なんで苦手か?そんなのは分かりきってる事だ、ソーナは最大限怒ってるつもりみたいだが正直言って全然恐くない、それどころか凄い可愛い、だから毎度反応に困る。

俺が怒られてるのに怒る訳にもいかないし、笑ってしまうと更に不機嫌になるし、可愛いなぁ⋯って目で見てそれに気付かれるとそっぽ向かれるし⋯いったいどうすれば正解なんだろうな⋯。

それにソーナが睨んでいるのは誰が見ても解るが、頬を膨らませているのは俺しか解らないだろう、多分自分の眷属に子供っぽい所を見せたくないんだろうけど⋯そんな所がまた可愛いって事には気付いて無いんだろうなぁ⋯。

て言うか恥ずかしいなら睨むだけにしとけば良いのに⋯。

 

ソーナ「レイ君は気付くと怪我が増えているから心配なんです!もっと自分を大切にしてください!!」

 

レイ「分かったよ、出来るだけ気を付けるから 」

 

黒歌「ソーナの気持ちは良く解るけどその辺にしとくにゃ、レイがわざわざ見に行ったのだってソーナの為にゃんだから」

 

ソーナ「⋯えっ!?」

 

黒歌「どうせ万が一にでもソーナに危険が無い様にって思って見に行ったんでしょ?」

 

黒歌は俺の方を見てにやにやしながらそう言った。

 

レイ「そんなの当たり前だろ?つーかなんでお前はそんなにやついてるんだよ」

 

ソーナ「ッ//////」

 

黒歌「にゃ~、ソーナと違ってレイは照れないから面白くないにゃ~。

ソーナなんか顔真っ赤にして俯いてるって言うのに」

 

ソーナ「ちょ⋯黒歌さん!?」

 

黒歌「にゃははは~ソーナ?すっごく可愛いにゃよ?」

 

ソーナ「うるさいですよ!本当に怒りますよ!!」

 

黒歌「白音~助けてにゃ~」

 

リアス「⋯⋯⋯」

 

黒歌がソーナにじゃれてる横で、何故かリアスまでもが頬を膨らませ怒っていた。

ただ違いが一つだけある、リアスの頬はソーナと違って、それはもう見事な迄にパンッパンに膨らんでいた。

 

レイ「えっと⋯なんでお前までそんな顔になってるんだ?リアス」

 

リアス「別に何でもないわよ!どうせソーナが無事ならそれで良いんでしょう⋯

 

レイ「全く⋯そんな訳無いだろ?護衛の対象にはお前も入ってるんだから、お前の事だってちゃんと思ってるよ」

 

リアス「なっ⋯///なんで聞こえてるのよ!?馬鹿!!」

 

レイ「そんな理不尽な、聞こえた物は仕方無いだろう⋯」

 

リアス「⋯本当に私の事も心配してくれてたの?」

 

レイ「ああ、放って置かれた様に感じたなら悪かったよ」

 

俺はそう言ってリアスの頭を撫でた。

 

リアス「!それなら⋯別に良いわ///」

 

レイ「そうかい、それなら良かった」

 

リアスの機嫌も治り、ソーナ達の方を向くと。

 

ソーナ「⋯⋯⋯」

 

黒歌「⋯⋯⋯」

 

小猫「⋯⋯⋯」

 

椿姫「⋯⋯⋯」

 

何故か頬を膨らませてるのが増えていた。

しかも、ソーナはさっきと違って思いっきり膨らませてる⋯。

 

レイ「⋯なんで増えてんだよ⋯」

 

黒歌「リアスだけ撫でられるなんてずるいにゃ!」

 

小猫「そうです、私達もレイ君の事を心配してました、なのにリアス様だけ撫でられるなんて不公平です!」

 

黒歌「私達の事も撫でるのにゃ!!」

 

黒歌と白音はそう言って頭を差し出す様に下げた。

 

レイ「分かったよ⋯ほら、これで良いか?」

 

黒歌「にゃあ~~~、やっぱりレイの撫で撫では気持ち良いにゃ~」

 

小猫「はい、久し振りに撫でて貰うと余計に気持ち良いです」

 

二人は目を細め、黒歌に至っては尻尾をブンブン揺らしながらそう言った。

 

椿姫「あ、あの⋯」

 

レイ「ん?なんだお前もか?ほら、こっち来い」

 

椿姫「!はい!!」

 

俺がそう言うと、椿姫は満面の笑みで俺の元に来て二人と同じ様に頭を下げた。

 

レイ「ほれ、これで良いか?」

 

椿姫「⋯はい///」

 

ソーナ「むぅ⋯」

 

レイ「ソーナも、さっきは悪かったよ⋯心配してくれてありがとうな」

 

俺はずっとこっちを見てるソーナの元に行き、ソーナにそう言ってからソーナの頭を撫でた。

 

ソーナ「あっ⋯///⋯私こそ、怒ったりしてごめんね?

でも、私もリアスも、そしてお姉様や皆がレイ君を心配してるんです⋯レイ君は無茶ばかりするから⋯」

 

レイ「うん⋯ありがとう、ソーナ」

 

ソーナ「はい⋯///」

 

俺はソーナを撫でながらも視線が気になっていた。

 

朱乃「あらあら、うふふ」

 

木場「あはは⋯」

 

桃「うわぁ//」

 

留流子「二人共可愛いです~」

 

翼紗「そうだね」

 

なにせ二人の眷属達に、そんな姿の主と仲間を暖かい目で見られていたのだから。

 

黒歌「ところでレイ⋯」

 

レイ「なんだ?」

 

黒歌「この、背中に張り付いてるのは何なのにゃ?」

 

レイ「は?何言ってん「キュ!」⋯なんだこいつは⋯」

 

黒歌はそう言って背中に着いてた物を引き離して見せた。

すると、そこには30cm程の細長い生き物がいた。

 

「キュウ!キュキュッ!」

 

レイ「なんだ⋯こんな生き物、本当に知らんぞ?」

 

ザトゥージ「なんだそいつは?初めて見たぞ?」

 

黒歌「にゃ?良く見たらこの子⋯管狐じゃない」

 

レイ「管狐?」

 

黒歌「そっ、日本の妖怪よ?何でこんな所にいるのかしら。」

 

管狐「キュ!キュキュッ!!キュキュキュッ!!!」

 

黒歌「なに言ってるか解らないにゃ⋯」

 

管狐「キュゥ~」

 

管狐は一生懸命に何かを伝えようとしているが、当然黒歌が言葉を解るわけもなく、管狐は落ち込んだ様に鳴いた。

 

黒歌「う~ん⋯レイ、本当に知らないにゃ?さっきの場所でこの子と会ったとか」

 

レイ「あの場所に居たのは九本の尻尾が生えてる狐だけだったぞ?」

 

黒歌「九本の尻尾⋯九尾の狐⋯?あっ!」

 

レイ「どうした?」

 

黒歌「それ、この子の事にゃ!!」

 

管狐「キュウ!!」

 

黒歌が言うと、管狐は元気に鳴いた。

 

レイ「はあ?なんの冗談だ?」

 

黒歌「この子、普段はこの姿だけど、身に危険を感じたり戦闘体勢に入ると大きな九尾の狐に変身するんだにゃ、ね?」

 

管狐「キュ!キュキュ~!!」

 

管狐はそうだと言わんばかりに鳴いた。

 

レイ「マジで⋯?」

 

黒歌「マジにゃ、それで?喧嘩してたのはこの子にゃ?だとしたら相手は間違いなく女郎蜘蛛ね、管狐と女郎蜘蛛は仲が悪いのよ、その子が傷付いてたのなら、今回は女郎蜘蛛が勝ったのね」

 

管狐「キュウゥ~」

 

黒歌がそう言うと管狐は見るからに落ち込んだ。

 

レイ「そいつの正体は解ったとして、なんで俺の背中に張り付いてたんだ?」

 

管狐「キュ、キュキュキュッ、キュッキュウ!」

 

黒歌「だから私達には解らないんだって⋯」

 

管狐「キュ~⋯!キュ!!」

 

黒歌が再度そう言うと、また落ち込む管狐だったが、何かを思い付いたのか元気になりその直後。

 

レイ「何やってんだ?お前」

 

管狐「キュウ~」

 

管狐は胴体を俺の首に巻き付いて、顔を俺の頬に擦り付けた。

 

黒歌「!にゃる程!そういう事かにゃ!!」

 

レイ「何か分かったのか?」

 

黒歌「うん、多分だけどこの子、レイの使い魔になりたいんじゃないかにゃ?」

 

管狐「キュウ~!!」

 

黒歌がそう言うと、管狐は顔を俺の正面に持ってきて、俺の鼻に顔を擦り付けながら鳴いた。

 

レイ「そうか、じゃあ⋯契約するか?」

 

管狐「キュッ!!」

 

俺がそう言うと、管狐は嬉しそうに俺の首を回り始めた。

 

レイ「そうか、なら⋯」

 

俺は首の管狐を地面に置き。

 

管狐「キュウ?」

 

レイ「支黒レイの名において命ず。

汝、我が使い魔として契約に応じよ」

 

管狐「キュ!」

 

管狐に手を掲げそう言うと、管狐の下に魔方陣が現れ。

管狐が了承する様に一鳴きすると、魔方陣は消えた。

 

レイ「後は名前を付ければ良いんだっけ?」

 

ザトゥージ「その通りだぜぇ!お前さんがそいつに名前を付けてやれば、それで契約完了だ!」

 

レイ「名前⋯そうだな⋯良し、じゃあお前は今日から無月だ」

 

黒歌「なんで無月にゃ?」

 

レイ「こいつがさっきの九尾の姿だった時は目が細月の様になってたが、今は小さくて何処にあるか分からないからだ。

まるで見えていた月が雲に隠れた様だと思ってな、気に入らないか?」

 

無月「キュキュウ!」

 

黒歌に聞かれ、俺は思った事を言って無月にそう聞いてみると無月はまるで「そんな事ない!」とでも言いたげに体を左右に振りながら鳴いた。

 

レイ「そうか、なら⋯これからよろしくな、無月」

 

無月「キュウ~」

 

俺はそう言って無月に手を出すと、無月は嬉しそうに鳴きながら俺の手に絡み付いて来た、そして気に入ったのか最終的には首に巻き付いて落ち着いた。

こうして俺は無事に使い魔と契約したのだが。

動物、しかも妖怪を使い魔にした事で猫又姉妹の妹が無月に嫉妬するとは、この時の俺には予想出来なかった。

 

黒歌「それにしても」

 

レイ「ん?」

 

黒歌「珍しいわね、レイが無月を助けたなんて」

 

レイ「そうか?」

 

黒歌が突然、そんな事を言い出した。

 

黒歌「だって、個人的な争いで傷付いてる子なんて⋯普段なら助けないでしょ?」

 

レイ「それは人⋯俺の場合は悪魔か、その場合の話しだろ?ましてや、こっちを利用する気なのが透けて見えてる愚か者だ。

だが、動物は違うだろ?結果的に無月は妖怪だったが、俺が最初に近寄った時、一番に取った行動が警戒と攻撃だ」

 

確かに普段の俺は関係の無い奴を助けたりはしない、しないが。

動物にまでそんな冷たい訳じゃ無いんだがな。

 

黒歌「あんた、そんな事したんだ⋯」

 

無月「キュウ~」

 

俺の話しを聞いて、黒歌はびっくりした顔で俺の首を定位置に決めた無月にそう言うと。

無月は思い出したのか、落ち込んでる様な声で鳴いた。

 

レイ「だが、それはつまり、自分に近寄って来る者が自分を助けてくれる、なんて打算じゃ無い証拠だ」

 

黒歌「成る程ね~つまり⋯」

 

俺がそう言うと、黒歌は口角を上げて俺の方を向いた。

 

レイ「なんだよ」

 

黒歌「レイは動物には優しいのねぇ~」

 

にやつく黒歌にそう聞くと、黒歌はからかう気満々の声でそう言った。

 

レイ「⋯⋯⋯」

 

黒歌「あれぇ~?もしかして照れてるにゃ~」

 

俺が黙ると、黒歌は完全に調子に乗り始めた。

良い度胸だ⋯

 

レイ「⋯うるさいぞ?ペット一号」

 

黒歌「ペット!?」

 

レイ「ほら、さっさと行くぞ~ペット一号」

 

俺が笑顔でそう言うと、黒歌は驚いた様に大声を上げた、俺はもう一度そう言いながら歩きだした。

 

黒歌「ま、待つにゃ!まさか、これからそう呼ぶつもりじゃ無いわよね?」

 

レイ「⋯⋯⋯」

 

黒歌「ちょ⋯そこで黙らないで欲しいにゃ!レイ~私が悪かったにゃ~許してにゃ~」

 

焦りながらそう言う黒歌に、俺が黙ると、黒歌は泣きそうな声でそう言って謝ってきた。

 

レイ「くくっ、分かったから、さっさと行くぞ?黒歌」

 

黒歌「はぁ⋯分かったにゃ」

 

俺が笑うと、黒歌はほっとした様にそう言った。

俺達はそんなやり取りをしながらも、ソーナとリアスの眷属達の使い魔探しを再開した。

 

 

 

レイ「さて、全員無事に使い魔も手に入れた事だし、さっさと帰るか」

 

ソーナ「そうですね、明日には向こうに戻らなければいけませんし」

 

リアス「なら、今日は皆で食事しましょう、確かお兄様も今日は仕事が早く終わるって言ってたし。

セラフォルー様や叔父様、叔母様も呼んで」

 

サーゼクスさんの仕事が早く終わる筈はないんだけど⋯あの人、絶対リアスと一緒に食事したいからって、無理したんだろうな。

 

ソーナ「そうですね、レイ君、お姉様のお仕事はどうなんでしょうか?」

 

レイ「ん?ああ、大丈夫だ問題ない」

 

ソーナ「そうですか、それは良かったです」

 

ソーナの質問に俺がそう言うと、ソーナは笑顔でそう言った。

 

レイ(父上と母上にはソーナが言うだろうから⋯俺は一旦仕事場に戻って食事の事をセラフォルー様に伝えないとな、多分まだ仕事終わってないと思うから⋯時間までに片付けないとな⋯

まあでも、ソーナの為なら多少は無理しないとな)

 

 

ちなみに、セラフォルー様の元に戻ると、案の定仕事は片付いてなかったのだが⋯

セラフォルー様に食事の件を伝えると、セラフォルー様はすぐに仕事に取り掛かり、あっという間に全て終わらせてしまった。

普段からその調子でやってくれれば良いのに⋯

 

そして、当然サーゼクスさんも食事には間に合い、シトリー家とグレモリー家のちょっとしたパーティーが始まった。

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