ポケットモンスター B&W another 〜隻腕の幻影 ゾロアーク〜 作:Mr.bot-8M6N
・巨大ワルビアルの名前変更しました
検体86号→EGー86『
・描写変更
ゾロアークの奇襲成果が変更されました
某組織のしたっぱの無力化→某組織のしたっぱ無力化+トウコの救出
16
見通しが一切聞かない黒煙の中を走る姿がある。トウコだ。
「ーーーーッ!!ーーーーッ!!」
視界はほとんど効かない。息も苦しい。それでも走り回り、叫び回る。
「キツネさん!」と呼びかける。生きている事を願うように。
いつの間にか土砂降りになった雨音でその声は碌に響かない。しかし、トウコはそれさえ気付く事が出来ず叫び続ける。
体が言う事を聞かない。心が言う事を聞かない。正常な判断など既に無いに等しい。何もかもが冷静に働かず半狂乱を起こしたように……けれども『キツネさんを探す』という思考性を持って暴れ回る。
「ゴホッゴホッ……キ……ツネ……………さんーーッ!」
煙でむせ返りまともに息も出来ないというのに。
「あうッ!?」
その時、トウコは 何かに足を取られ、地面に倒れる。
「何よ…….ヒッ」
トウコが足を引っ掛けたのは赤い巨腕。ゾロアークと一緒に『はかいこうせん』に巻き込まれたナゲキだ。生きているのかどうかは分からないが、前のめりに倒れたまま動く気配はない。
取り敢えず危険では無いとトウコは判断する。それよりもーー
「そ、そうだ。このポケモンが近くにいるのなら……」
トウコは倒れたまま辺りを見回す。視界はほとんど通らないが、トウコのやや前方に『紅』が煙の中からチラチラと見えている。
「キツネさ……ん?」
トウコは這いずって向かう。冷静に考えれば立ち上がって向かった方が良いのだろうが、そんな思考は働いていない。
トウコが這いずって近付くごとに、少しづつ視界を邪魔する黒煙が退いていく。
あの『紅』はやはりタテガミだった。その内、黒の背中も見えた。毎日のように手入れを行なっていた鮮やかな毛並みは煤や泥で汚れ見る影もないが……間違いない。
「キ、ツネさんッ!!」
動かない。トウコの声に反応を見せない。横たわるその姿が次第に使い古されたボロ雑巾のように見えてくる。暴走していた心と体が一気に冷えたような錯覚を起こす。
ーーそ、んな……駄目………絶対に駄目ッ!!
身体が動く。良くも悪くも冷えた思考がゾロアークまで向かう最適解を選び、トウコは立ち上がろうとする。
だが、その背中がグンと重くなる。何事か、と考える間もなくトウコの耳が聞きたくなかった声を捉える。
「ウェッホ、ウェッホ……クソ、煙がむせる。……たく、世話かけさすんじゃねぇよ、ガキ」
ロブだ。
「離してッ!その足を退けてッ!!」
ロブはトウコの背中を踏みつけて動けないようにしている。
「離す訳ないだろ?人質か肉盾か……何にせよ、
ーー『また』!?また私を利用するの!?
やめて、やめて……ッ!これ以上、私をキツネさんの足手まといにしないで……。
そんな想いは当然のようにロブには届かない。
「……まぁ、あの様子だと必要ねぇかもしれねぇがな」
ロブは倒れたまま動かないゾロアークを見やって言う。
「…………チッ、デンチュラのヤツまだ反動で動けないのか。捕獲が出来ん。もうモンスターボールで良くねぇか?」
ロブは後ろを付いてくる男女に聞く。
「良い訳ないだろうッ我々の目的はーー」
「あー、嘘です。冗談です。ごめんなさい」
心底面倒だ、と言わんばかりに溜息を吐く。スポンサー様のご意向である。無視は出来ない。
本来は、モンスターボールを使わずに捕獲するにあたってデンチュラの『でんじは』で常時マヒ状態にして移送し捕獲する予定だった。しかし、そのデンチュラが動けないのだ。
ーー多少の融通はきかせてくれよ
と、言いたいのだが そうはならないのが連中である。
「しょうがない……。デンチュラが動けるようになるまで、ここで………待………つ…………………………」
ロブは途中で言い澱み、無言でゾロアークを睨み付ける。そして、トウコから足を離し、かみを鷲掴んで無理矢理立たせる。まるで自身の肉盾にでまするように。
トウコの悲鳴が聞こえるが、誰一人として興味を示さない。ロブはゾロアークを睨み、お目付役の二人はそのロブを見る。
「……どうした」
「いや……今、『赤髪』が動いたような気がーー」
ーーした、と言い切ろうというタイミングで地面に転がるゾロアークの更に向こうから三つの獣の影が黒煙を破って飛び出す。
その影は、三体のゾロアークだ。いや、ゾロアークの姿をしている、と言うべきか。
背後の男女は驚きの声を上げるが、ロブは冷静に前を見据える。
ーーどれが本物だ、と。
三つの影はあからさまだ。まるで、此方の視線を誘導しているかのように。
ーーなら、あの三体は偽物。
その予感は的中した。ロブへと向いた鋭い爪が当たった瞬間、霞となって霧散する。
ーーなら本命は。
下だ。飛び込んできた幻影を
今の今まで地面に横たわり、背中を晒していたゾロアーク……先程まで『囮』をしていたヤツだ。
ゾロアークの凶刃が迫る。
それをロブは嗤う。そして、自身とゾロアークの間にトウコという肉盾を挟む。
ーーこれで『赤髪』は止まる。いや、止めざるをえない。
そういう確信を持った笑みは一瞬にして歪む。ゾロアークはまるで止まらない。その一歩は小揺るぎもしない。
ゾロアークの爪が刺さるーーと思われた瞬間、そのゾロアークが霧散した。
「なッ!?」
ーー四体とも幻影だと!?なら、本体は……ッ
背後で悲鳴が起こった。振り返った先で見たのはーー
「なッ?!」
ーーお目付役の二人が先程まで倒れていたナゲキによって殴られ吹き飛ぶ姿だった。
これには さしものロブでも何が起こっているのか理解が及ばず、狼狽の顔を作る。
そして、そのナゲキがロブの方を向き、襲いかからんと右足で跳躍する。
「ちッ」
いったい人間何人分の跳躍だろうか。空中で50kg以上の質量がコチラを叩き潰さんとばかりに右の拳を振り上げる。
これを8歳の子供とはいえ、どう見積もっても20kg以上あるトウコを抱えて避ける事は出来ない。
ロブは右手をーートウコを掴んでいた手を離し、後ろへと跳ぶ。
そして、残されたトウコの目の前に赤の格闘家が轟音を伴って着地する。
ややあってから、『ペタン』と腰を抜かして、トウコは地面へと尻餅をつく。そして、トウコとナゲキの眼が至近距離で合う。
『………………………ケッ』
ナゲキは目の前の少女の無事を確認するように瞳を上から下へと動かした後、一つ舌打ちを打つ。トウコがよく知る誰かのような舌打ちだ。
「………あ………え?」
トウコは未だに事態への理解が及んでおらず、口をパクパクと開いたり閉じたりするのみである。
「おい、どういうつも…………ああ、成る程……そういう事か」
ロブはナゲキの裏切りに怒りと困惑の声を上げる。
しかし、それはトウコとナゲキが見つめ合う姿を見て、理解の声へと変わる。
「本体はそっちだったか……。ウチのナゲキに化ける、か。まんまと騙されたわ」
そのロブの言葉を聞いてかは分からないが、ナゲキの視線はトウコからロブへとーー明らかな敵意を乗せてーー移る。
ーーそして、ナゲキの姿が赤から黒へと染まり、霞のように大気へと溶け始める。
同時に、やっとの事で土砂降りの雨が効果を発揮しだしたのか黒煙が薄くなり、
「あ………あ…………あぁ……」
トウコの口から嗚咽混じりの歓喜が滲み出る。
まるで雨水に洗い流されるように消えた黒の霞。その中に立っていたのは、『はかいこうせん』で爆発でボロボロになっているがーー確かにゾロアークだった。
ーー((( ○ )))ーー
「……まさか、本当に生きているとはな。いや、まぁ『生きている』だろうとは思っていたが。………こうやって実物を見せられると何故生きているのか分からん」
油断はしない、と言って常にゾロアークの生存の可能性を考慮していたロブでも、あの爆発の中無事でいた事は驚きのようだ。ロブの顔に冷や汗が流れる。
『……………』
ゾロアークの足は既に限界だったのか、ガクリと膝をつく。
「キツネさん!!」
それを見たトウコは先程の歓喜を忘れ、悲痛な声と共に駆け寄る。そして、ゾロアークに手が触れた瞬間 その手に違和感を覚え見ると、
「………………ツッ!?」
トウコの手が赤く染まっていた。
ゾロアークの身体はもう既にボロボロだ。死に体と言ってもいい。
左足は下腿でへし折れ、いつものように走り回る事は不可能。肋骨に至っては折れた物の内のいくつかが内臓に突き刺さっている。視界が霞み、耳も遠い。
その姿にロブは冷や汗を流しつつも嗤う。
「………が、流石に死に体か。当然と言えば当然だがな」
正直な所、ゾロアークとしても今こうやって生きているのが不思議な程だ。少なくとも、あの『はかいこうせん』が直撃でもしていたら……いや、ナゲキの背後に落ちなければ生きてはいなかっただろう。奇跡的にナゲキの巨体が『はかいこうせん』による爆発の傘になってくれたからこその九死に一生だった。……それでも、このザマだが。
「………成る程な。てっきりオレを奇襲して、最優先にガキを助けるとばかり思っていたが……。それだとその後が続かねぇもんな」
たとえあの『はかいこうせん』でロブの手持ちのポケモンが全滅していたとしても、残り二人か三人の仲間がいる。ここまで付いて来ているのだ。彼らもポケモントレーナーであろことは間違いない。
「だから、手持ちを出される前に無力化しておこうって算段か。……やられた。一本取られたと言っても良い。……いや、コレはただ単にオレが気付けなかったマヌケだったってだけか?」
で、どうするんだ?とロブはゾロアークへと聞く。
「不確定要素は排除された。人質も取り戻した。その後はどうするだ?人質の代わりに足手まといを抱えてよぉ?」
『………………』
「ーーッ!?」
その言葉にゾロアークは何も答えないが、トウコは悲痛な思いで息を飲んだ。
ロブは嗤う。
「オレは言ったよな?『五体で相手をする』ってよぉ。三体は戦闘不能で、残ったデンチュラは反動で動けない。あと『役立たず』は役立たずなので戦力外。これで四体。あと一体残してあるんだ」
そのロブの言葉を見計らったかのように、突然として地面が揺れた。
「……な、なに」
揺れが大きくなる。何かが近付いて来ている。
『………チッ』
「きゃッ!?」
それにいち早く気付いたゾロアークはトウコを抱えて真上へと跳ぶ。酷使されきった肉体は限界だが、それでもと無理矢理に跳躍してみせる。本来ならこれでどうにかなる筈だった。避けられる筈だったのだ。
しかし、そこには二つの問題点があった。一つは『左足を負傷し、跳躍は右足一本で行われた事』。
そして、もう一つはーー、
『…………ーーーーツッ!?』
「なーーッ!?」
今しがたまでゾロアークが立っていた地面が砕かれる。砕いたのはーー大顎。
突如として地面から巨大な大顎が出現したのだ。
そしてーー
ーーじめんタイプ・物理攻撃技『あなをほる』
ーーあくタイプ・物理攻撃技『かみつく』
その顎が閉じられ、ゾロアークの右足を捉えた。
『ーーーーギィッッ!?』
瞬間、ゾロアークの右足から様々な嫌な音が生まれる。
「き、キツネさーー」
それは、肉が潰れる音。大量の血が吹き出す音。そして、骨が砕ける音。
『……ガァァァアアアアッ!!』
ゾロアークは堪えるようなうめき声と共に吠える。
ーーむしタイプ・物理攻撃技『とんぼがえり』
ーーかくとうタイプ・物理攻撃技『ローキック』
二つの技を折れた左足に込め、大顎の鼻面を蹴り飛ばす。左足の骨折部が感覚神経を通してゾロアークの脳に直接悲鳴を響かせる。
人体構造の支えである骨格が折れた状態での足蹴。その負担は全て自身の筋肉へとかかる。それは当然の結果として、骨折部の筋肉繊維が幾つも千切れる不快な音を立てた。
その一撃に幸か不幸か怯んだ『大顎』はゾロアークの右足を離し地面へと再度潜っていく。
ゾロアークは背中から地面に落ちる。
それはクッションの代わりのようにトウコを傷付けない配慮でもあった。しかしそれ以上に、砕かれたゾロアークの両足では もう着地が出来ないからだ。
落ちた衝撃で損傷した臓器が激痛を放つが……もう今更だ。もうゾロアークの身体に『痛くない』所は無い。
なんとか態勢を整えるが、その姿は膝立ち。もはや、ゾロアークに立ち上がる事は出来ない。
「……あぁクソッ、いきなり言う事聞かねぇ……。奇襲かけるタイミングくらいこっちに主導権寄越せやッ」
ロブの背後で大地が割れる。そこから上半身だけを突き出して現れたのは先程の『大顎』。
赤と黒の外皮の二足歩行のワニ型のポケモンーーワルビアル。
しかしーー。しかし、あまりにもこれはーー
「…………うそ」
ゾロアークに抱えられたトウコは絶句する。
「……まぁ良いや。コイツはEGー86『Large Jaw』。まぁ、オレは長ったらしいから『大顎』とか『暴君』って呼んでるがな。ある組織のフロント企業……オレの今のスポンサー様だな。そこで品種改良されたポケモンだ」
通常のワルビアルの体長は1.5m程度。成人男性の平均身長よりも低い。しかしこれはーー。
「改良点は見ての通り『規格外のサイズ』って所か」
ゾロアークと対峙するワルビアルは上半身だけでロブの身長を超えている。全長は3mを超え4mに届かんとする巨体だった。
「さてと、ここからは正真正銘の最終局面ってヤツだ。死んでくれるなよ、『赤髪』。なんせコイツは碌に言う事を聞かないジャジャ馬だからな」
『ーーBEeeeeeeeeeahhhhHHHHHHHHHHHッッ!!!!』
巨大ワルビアルは吠える。
ーto be continuedー
「や、やりやがったぁぁぁああああッッ!!」
作者Cが発狂したゾ!なんだ!?どうした!?
「何が『赤色ギャラドスレベル』だよッ!?普通にアカンやつだろッ!?」
『戦いは大きさだよ、兄貴』
Bよ……。いや、ドズル・ザビよ、なんかセリフが違うぞ
「つか、マジでコレで行くのか!?」
大丈夫でしょ。幼少期にコロコロコミックで読んだ ポケモン ダイヤモンド・パール の漫画にも巨大イワークとかいたし?
「だが、将来的にはモットヤバくなるんだろ?」
うん。……まぁ、未だプロットも作ってないお粗末な状態だからいくらでも展開は変わる変わる。
「………つまり、今のお前の脳内以上に酷くなると?」
あ、酷くなる事前提なのね……。大丈夫大丈夫!無限増殖メタモンよりはマシだよ
「嫌な単語が飛び出したな、おい」
次回! vs性能ブッ壊れ害悪ワルビアル
因みに、ゾロアーク君の体力はレッドゾーン、両足骨折で回避も出来ない。「それアカンやつやん。そういや、カノコタウンの連中が助けてくれんの?」……え?なんで?「………oh」
明日投稿出来たら良いな!多分無理だと思うけど!
自転車操業更新は辛すぎる……orz何だかんだ保ってきた毎日更新もそろそろ限界です。本格的に話を練り直す時間をいただきたいと思います。
それと本格的に今までのエピソードの誤字脱字などの修正を入れたいと思います。変更点は各エピソードの前書きにて書かせていただきたく思います。
今話の話、どうも違和感があった為、一部変更しました。それに伴い、3ー2のエピソード中の一部セリフを修正しました。
今回の登場キャラクター
・ゾロアーク……現在の状態・瀕死一歩手前、内臓損傷、骨折(肋骨、両足)、骨のヒビ(全身)、疲弊、マヒ(若干残ってる)、視覚鈍化、聴覚鈍化、出血(内外問わず)
「これ、よく死んでないな」だよね〜、主人公補正って凄い「……戦闘に勝てたとしてもその後死ぬんじゃね?」え、そんな事は……「お前、ここ暫くの主人公たちへの鬼畜な対応で『しない』とは思い切れんのだが」『大丈夫だ、問題無い』「……………不安しか無い」
・トウコ……現在の状態・疲弊(心身問わず)、一酸化炭素中毒?
「お前、BWの女主人公好きなんだよな」?当然じゃん「これ、好きなキャラクターへの所業じゃねぇだろ。プロット段階の今話を読んだが、傷心中のトウコの描写に2000文字も使ってんじゃねぇよ。筆乗りすぎだ」溢れるパトスがスプラッシュしたからね、しょうがないね。「前回のあとがきと言ってる事が違いすぎる。お前ドSか何かか?」……ヒロインにして女主人公 は虐めるモノだとクロスアンジュ1話で教わった!「……教わる所間違えてんだよなぁ」
・ロブ……現在の状態・愉悦
「狂気度薄れた?」知らん。ただこのキャラは今後も活躍していただきたいので純粋なゲスキャラに しようという俺 と しきれない俺 が葛藤してる。「あぁ、だから微妙に安定してないのか」正直すまんと思ってる
・プラー(以下略)……現在の状態・気絶、打撲
「略すなよ」いや、コイツらの組織名伏せちゃったから名詞が面倒くさい。「何個くらいあったっけ?」チェインメイル関連とお目付役関連、プラー!ズマー!関連。「3つか……」お目付役以外長いんだよなぁ。「最近、名詞をお目付役にするのはその為か」もう、ホント面倒くさい。特にチェインメイル関連。口説い、長ったらしい。正直最初の一回の描写の時だけにしとけばーーって後悔してる「で、今は『チェインメイル制服の男女』か……」それ、書いてて意味分からなくなったわー
・キルリア……現在の状態・役立たず、影薄弱
「……ちゃんと出番用意してんの?」一応ね「なら良し」
・EGー86『
「おい、コイツだけ状態の表記明らかにバグってんぞ」ホントだぁ「本気で出落ちにしないつもり?今回だけにしとこうぜ?」今のより面白そうなのが思い付いたらね!「…………じゃあ無理だ」ヒデェ!!
「それはそうと、真面目な話。コイツの鼻面を蹴り飛ばした程度で怯む物なの?」まぁ、熊は鼻を殴ると良いっていうし?「………ワニだぞ」あと、『とんぼがえり』も『ローキック』もワルビアルに(原作のタイプ相性的に)効果抜群!「納得」