今回この部分は書き終えてたんですが、短くない?とおもって付け足してたらなかなか進められませんでした。
前回の続きはちょっと先になりそうです、もう一話くらい日常の話を入れたいと思います。
それではどうぞ!★0505加筆修正しました
誤字報告ありがとうございますっ!!
いつも通り、オレと先生とリンで遅れているオビトを待っていた、今日は演習をすると前から連絡していたのにも関わらずだ。
くんと風に乗ってきたオビトの匂いと誰か知らないやつの匂い。
気配からものすごい速さでこちらに向かっているようだ。
「っわっと!」
「おおぉあだあ!!」
「あっ」
少し危なげに着地したくせっ毛が目立つうちはの少年と、盛大に転んだミナト班の一人オビト。
「あ、アケルくんだ久しぶりね」
「リンさん!お久しぶりですお元気でした?」
どうやら俺と先生以外はこの少年と既に知り合いだったらしい。
「今日は早かったねオビト、もしかしてあの子のおかげかな?」
もはや順応してる先生はいつもの遅刻よりも早かったと笑顔で言うものだから、オレは呆れてため息がもれた。
「そうなんですよ先生!アケルの奴遅刻しそうだからって瞬身で連れ回したんですよ!死ぬかと思った!!」
「でもそのおかげで演習も早く始められそうだ、よかったらオレたちにも紹介してくれるかな?」
先生のことだ彼へのお礼もあるのだろうけど、単純にその速さにも興味がありそうだ。
少年は見たところアカデミーに通っている年齢だろう。
オビトは快く返事をすると少年を呼び、リンと手を繋いでやって来る。
それを見たオビトが唇を切って血を滲ませていたのには見ないフリしておいた。
「俺はうちはアケルです、いつもオビト先輩がお世話になってます!」
にっこりと笑う姿はどことなくオビトに似てる、同じ“うちは”というだけではないのだろう。
あとこんな子に先輩って呼ばせてるのかとじっとオビトを見た。
「いやだからぁその紹介おかしいだろ!?」
「圧倒的事実です!」
「あってめぇドヤ顔すんなよ!今のどこにそんな要素があった!!」
「えーっと、全部?」
「おいコラ」
目の前で始まるじゃれ合いにリンは肩を震わせて笑っているし、相手のからかい方もテンポがよく気心を知っている関係なのだとわかる。
「ん!仲がいいみたいだね。俺は波風ミナト、この班の担当上忍だよろしくね」
「...オレははたけカカシ」
「はい、よろしくお願いします!」
「ありがとうね、オビトちゃん」
「おう!良いってことよ今度は気を付けてな!」
いつも通り困っている老人を助けて日の高さをみて焦る。
今から走っても遅刻であるが急がない訳にも行かない。
曲がり角で気配を感じやばいと思ったが向こうが先に避けたことに安心する。
「えっオビト先輩!今日演習ですよねなんでまだここにいるんですか!」
「ちょっとな!ぶつかりそうになって悪い急いでるからまた!」
手を振りこの場を去ろうとするとガシッと腕を掴まれ引かれる。
「先輩!こっちからの方が早いです!!」
俺より小さい体にそんな力どこにあったと言うくらいの力で引っ張ると壁をつたい、屋根に登る。
「ほら行きますよ!瞬身使えますよね!?」
「っ当たり前だろ!!」
「じゃあ見失わないようにして下さい!」
そのまま風を受けて隣の気配が遠くにあるのを感じる、相変わらずの速さに感心しつつ気配を追って走る。
「ちょっと、まてっ飛ばしすぎだろ!!」
「こんなの普通です!それより足を動かしてください!!」
「ンなこと言ったってなァ、ッ!?」
あと少しで集合場所だという所で、うっかり着地するための距離感を間違え身体が硬直する、咄嗟にクナイをロープに付けたものを手に取ろうとするが
「オビト先輩!」
その前に伸ばされた手を強く握り返すとまた引き上げられて、そのまま風を切るように走る。
視界にメンバーがうつる、やっぱり俺以外は揃っているようだ。
ん?ああ?!まて着地は!!!?
顔面から突っ込みながら着地する。
リン、アケル、カカシに先生が心配している様子もないので信頼されてるんだなと思うことにした。
その後向こうで挨拶でもしたのか、アケルとリンが手を繋いでこちらに来るのが見えて、ついギリィと唇を噛む。
別に羨ましいとか思ってない、思ってないからな!!!!
アケルが自己紹介していつものからかいが始まって、恥ずかしいがこいつなりのコミュニケーションなんだろうなと最近は思えるようになった。
そしてアケルを紹介し、先生とカカシが自己紹介をするとよろしくお願いします!と元気な声が返ってきた。