腹を括り束へ秘匿通信を繋ぐ
「束、アレを使いたいから使用制限を解除してくれ」
あくまでも競技の範囲内でアレは使う必要は無いので束によって羽黒の
羽黒のアビリティの名は
オレがスラスターを全開にして飛び回っていたのは猛獣戯画を使う為の下準備だったのだが、オルコットに接近して隙を突いて羽撃いて衝撃波を食らわしてもオルコットは大して表情を崩さないだろう
なら、それより凄い事をするしかない
オレは未だISのエネルギー源を知らないが、スラスターから出てくる光子は謎現象を起こしてくれる
「ダメだよ、みーくん。帰って来れない可能性も有るんだよ?」
オレの言葉に束は反対する、当たり前だ 危険だから束は使用制限を付けた訳だから
「オレは束と羽黒を信じてる、それに・・・あの澄ました顔に一発かましてやらないと、な」
そうさ、これはオレのワガママだ
理由なんてオレがオルコットに負けるのが悔しいだけだ
経験者と素人の実力の差とか
オルコットが国家代表候補生だから強いとか御託なんて並べた所で、負けたら悔しいと思う
だから盛大に一発かましてやりたい、それだけだ
そうさ、オレはバカだ
「はぁ、もう みーくんの馬鹿。でも・・・そんな君だから私は好きになったのだろうね?いってらっしゃい命、深くて浅く速き世界へ」
どうやら思考全て読まれたらしく束は溜息を吐き、使用制限を解除してくれた
「ありがとう束、行こう羽黒」
オレの言葉に羽黒は応える様に2対4枚のウィングスラスターがカシャリと音を立てて分裂しより翼に近い形へ可変し、足も装甲が分裂しスライドして可変する
「あら?ファーストシフトですか?いや・・・違いますわね」
変貌した羽黒を見たオルコットが初めて僅かに眉を寄せ、楽しそうに笑む
それを見て直ぐにスラスターの出力を最大にして移動する、次の瞬間オレが先程居た場所をレーザーが通り過ぎて行く
そして加速を続けシラツユでグレネードを撃ち煙幕を焚き、次元の裏側へ潜航する
これこそ猛獣戯画の能力、次元潜航
まぁデメリットが大きいから多用したらダメなんだけどな、うん
ミスったら元の次元に浮上出来ないし、何より浮上しないと攻撃が出来ない
だからこその奇策と奇襲、そして一撃離脱戦をしなければならない
あとあまり長時間の潜航が出来ないのも問題だったりする
お待たせしました
羽黒の元ネタの登場キャラクターは水上艦なのに潜航する奴等なので、やってみましたw