ここだけの話、オレの悪い予感は良く当たる
少し非科学かつ厨二風に言えば、悪意や害悪に敏感 と言ったところだろうか?
そして今現在、面倒事の起こる予感がヒシヒシと感じる訳で・・・
そんなオレを知ってか知らずか、クラスメイトの自己紹介が始まるが一夏はまだ頭を抱えたまま動く気配がない
一夏の真後ろなら背中を叩いて気を取り戻させるが残念ながらオレは窓側の席に座って居て、一夏からは距離がある 許せ一夏、直ぐにお前の番がくるが知らせてやれない
とりあえずオレはオレで自己紹介を考えておかないといけないので少し考え、あんまり考え過ぎても面倒くさいなと感じ可もなく不可もない感じにする事にした
それから数分程度で一夏の番になったが、気付いて居ないのか一夏は頭を抱えたまま動かず、山田先生が声をかけて漸く正気に戻ったのか立ち上がり深呼吸をして
「織斑 一夏です、よろしくお願いします」
と名を名乗り間が空く、やはりクラスメイトからの期待の眼差しは良く突き刺さる様だ
一夏は再び深呼吸をして
「以上です!」
と無駄にキメ顔をして言い切った瞬間、音も無く現れたブリュンヒルデの
「え?千冬姉、なんでっっ」
「此処では織斑先生だ、馬鹿者」
振りかぶった挙動が一切見えなかったが、2撃目のゲンコツを一夏は喰らい訳が分からない といった表情をしながら自分の席に座る
もしや一夏、お前は千冬さんがIS学園で教員してるの知らなかったのか?それなりに有名な話だぞ?
と、まぁ織斑姉弟の漫才を見て安心しつつ、千冬さんの人気の高さには驚くばかりだ。生ける伝説とは言え、千冬さんが現役を引退して数年経っている訳だし
そんな訳で千冬さんの人気を再確認した後、自己紹介が再開され若干不機嫌な箒が最低限の自己紹介をして、オレの番になったので立ち上がり深呼吸をして
「えー・・・篠ノ之 命です、一夏が世界初と位置付けるならオレは2人目です。1年間よろしくお願いします」
さして一夏と変わらないレベルの自己紹介になってしまったのでチラッと千冬さんを見ると、お前もか 的な表情をしていたのでサッと目を逸らし座る
千冬さんはONとOFFで大分雰囲気が変わる、ONの時はおっかない いや本当に
とりあえず自己紹介は進み、メカウサミミカチューシャの娘の番になった瞬間、千冬さんは溜息をつき頭が痛そうな表情に変わったので、どうやら予感は的中した様だ
それを知ってか知らずかメカウサミミカチューシャの娘は元気いっぱいに
「ハローっ、私は天才の篠ノ之 束だよ〜。みんな、束さんを崇め給えよ〜」
その瞬間、オレ・一夏・箒の3人は束に注目し、オレは目を疑う
だって、最後に会った5年前と全く容姿が変わっていない・・・と言うか10年前から成長も老化もしてない様な気がする
あまりの衝撃的な現実に戸惑っていると束は席を離れ山田先生と千冬さんの間に立ち
「改めて真面目にしないと、ちーちゃん怒るからね真面目に。私は篠ノ之 束、1年1組の2人目の副担任、担当教科は整備等の技術関係」
制服が光になり解け、中からエプロンドレスが現れて最後に白衣を束は羽織り先ほどの天真爛漫な無邪気な笑顔から真面目な表情になり自己紹介をする
うん、5年で束も成長した様だ、良かった良かった
はい、登場しましたw
束さんの服装とか変えようか悩んで探した結果、イマイチしっくり来るのが無かった為、エプロンドレスのままになりましたw