そんな感じで弾と争っていると
「うるせぇぞ!」
厳さんの厳つい声と同時に中華で使う鉄製のオタマ?が飛んで来て弾に直撃する
うわっスゲー痛い奴だ
「ほれ、弾メシだぞ。3人分あるから、その嬢ちゃんにも出してやれ」
「わ、分かったぜ爺ちゃん」
ヨロヨロと立ち上がり返事をする弾を横目に
「ならば、姉さんは此処に座ればいい」
「ありがとう箒ちゃん」
箒は自分の隣を指定し束を呼び、束はお礼を言って座る
「束さん、どうぞ。爺ちゃん自慢の業火野菜炒めっす」
「厳さんの野菜炒めは絶品なんだ、俺が保証する」
束は、小さく ありがとう と言い手を合わせて一口食べ目を輝かせる
うん、気に入って貰えて良かった
と思いつつ俺と弾はカウンターに座りキチンと手を合わせてから食べる
背後では行儀よく箒と束が食事を進めている、割と自由奔放な束は意外と食事のマナーに厳しい
2人の父であり、俺の伯父である篠ノ之 柳韻は厳格な人なので自ずと身についた、といえる
伯父さん、無口で表情筋がニート気味だけど家族想いの優しい不器用な人なんだよな
そんなこんなで食べ終え食後のお茶を飲んでいると
「命、いい加減ハッキリしたらどうだ?」
ギロッと俺を睨む様に見て箒は言い、一夏は箒に同調して頷いて、弾は血涙を流しそうな程の気迫で俺をガン見し、束はwktkして期待に満ちた目で俺を見てくる
「・・・ごめん束、まだ答えが出てないんだ。もう少し待ってくれない?」
「ん〜いいよ? まだまだ約束の期日まで有るしね? 」
束は そう言い優しい笑みを浮かべる、対して一夏、箒、弾はマジかお前といった表情で俺を見てきて
「悩んでるなら本気って事だろ、命 言わなくてもいいと思うが、本気で悩んで、悩んで結果を出せ。悩むだけの価値があるだろうよ」
と仕込みをしていた厳さんが言う
「ありがとうございます厳さん、束もありがとう」
「構わねーよ、恋の悩みは若者の特権だからな」
「ううん、気にしないで?私は待ってるから」
2人に俺を言うと、2人共笑って そう言う
そして一夏、箒、弾を見て
「・・・なぁ、一夏? 家はもう見てきたのか?」
「おう、換気して軽く掃除して来たけど?」
俺の質問に首を傾げて一夏は答える
「この後の予定は?」
「特には、人が多くなる前に学園に戻るつもりだったけど」
と一夏は答えたので
「・・・悪い、1時間ぐらい束も連れて散歩してきてくれるか?弾に相談が」
と言うと束と箒は何かを察した表情になり、弾は少し嫌そうな表情を、一夏はよく分かってない表情をする
「いっ君、私も箒ちゃんも久しぶりに戻ってきたから、この街も色々と変わったよね? この付近を案内してよ」
にぱーと笑み束は一夏に言い
「それは良い考えだ、頼めるか?一夏」
箒も束に同調して一夏に言う
この姉妹、察し良すぎるのでは?
お待たせしました
そろそろ決着をつけようかな?とw