そんなこんなでオススメ数が多くレビューの内容も信用出来そうなバイキングを見つけ束と共に向かう
「束、少し待ちが有る様だけどいいか?」
店に辿り着くと順番待ちが何組かいる様で椅子に何人かが座っていたので尋ねると
「そんなに待たなそうだから構わないよ」
ニコっと笑み束が答えたので順番待ちの用紙?に名前を書き込み、束と並んでベンチに座り
「昼食べた後は、どうする? 」
目の前にレゾナンスのパンフレットが有ったので取って開いて束に尋ねる
「そうだなぁ・・・ん〜」
俺の質問に束は腕組みして考え始めたのでパンフレットを眺めていると尿意をもようしたので
「束、少しトイレ行ってくる」
「うん、わかった。気をつけて」
束にパンフレットを渡してベンチから立ち上がりトイレへ向かいつつ考える
束は美少女だ、いや実年齢は成人してるから少女じゃないけど、見た目は美少女だ。だからナンパされたり誘拐されないか心配だ
それに束は元来人見知りする質だからナンパなんてされたら固まって何も出来ないかも知れないし、キャパ超えたら実力行使に訴えてしまう可能も有る
さっさと用を足してキチンと手を洗ってから束の元へ戻ると中学〜高校生ぐらいの男2人が束をナンパしていた
いや、親切心の可能性も否定は出来ないかも知れないが、明らかに髪を染めていてガッツリ ピアスが空いてるのが見えるから疑いたくもなる
とりあえず深呼吸して集中し気配と足音を消して歩み寄ると、やはり束をナンパしていたので、気配を消すのを止めて
「お待たせ束、この2人は知り合い? 」
2人の脇を通り束の頭を撫でながら束に尋ねると首を横に振る
「悪いけど、アンタ等を知らんらしいから、さっさと去ってくれるか? 」
と2人を見て言うと見るからにイラついた表情になり
「あぁ? なんだテメェ、部外者は黙ってろや」
「テメェこそ痛い目に合う前に消えな」
なんとも見た目通りと言うか、なんと言うか・・・テンプレな回答をしてくれる
正直、一夏関連で荒事は慣れているし、篠ノ之一族は戦闘民族の子孫らしいから、それなりに喧嘩は強いので この2人組に負ける事は無いと思うが、流石に場所が場所なので暴れるのは気が引ける
しかし早めに片付けないと束が2人組を亡き者にしてしまう可能性もある
「部外者じゃないから、そもそも束は俺のツレだしな? それとも・・・アンタ等が痛い目にあってみるか? 」
2人組に殺気を叩きつけ威圧し言うと片割れは顔を青くする、どうやら野生の本能が強い様だ
とりあえず脅したし、これで引かなかったら拘束して警備員に突き出してやろう
お待たせしました