結局ナンパ2人組を ちょっと教育してやり警備員に突き出し束とバイキングと、その後の買い物などを楽しみ名残惜しかったが時間が時間になった為、実家へ帰る事になった
そんなこんなで数日が経ち、俺はIS学園へ戻って来ている
連休は まだ残っているが、箒との約束もあるし、何より束をIS学園に置いて実家にいる訳にも行かなかったからだ
自室でしっかりと胴衣を着て、一式担いで草履を履き剣道場へ向かう
道中、クラスメイトや同級生、先輩とすれ違ったり喋り掛けられたりして軽く雑談をして剣道場へ辿り着き、中へ入る
中には箒を始めとした剣道部員が居て素振りをしたり試合をしていたり、上級生が下級生に指導をしていたり、雑談していたりしていたが、ほぼ全員が俺へ目を向けてきた
「失礼します」
部員に一礼した後、神棚へも一礼し
「箒、約束の試合をしよう」
「・・・待っていたぞ命」
ヤル気充分の箒が言い、箒は部長らしき人の所へ行き話を始める
俺は その間に試合の準備を始める、まず竹刀袋から竹刀を取り出し鍔を付け軽く振る
次に防具を袋から取り出し綺麗に置く
正座をして神棚に一礼し竹刀を持って軽く素振りをして、具合を確かめ、柔軟や準備運動をして自分の中のスイッチを入れて行き身体も温める
「準備はいいか?」
「問題ない、始めよう」
防具をつけた箒に答え、ささっと俺も防具を付け箒と対峙する
互いに真っ直ぐ対峙し構えるが、俺と箒では違う構えになっている
「やはり、お前は それか」
「悪いな、俺は コレしかやって来てないんだ」
一刀で正眼の構えの箒に対して俺は正二刀の構え、右手の大刀を上段に、左手の小刀を正眼に構えている
そう、俺は二刀流で箒と相対している
互いに間合いを図りながら出方を伺いつつ俺は攻め方を考える
箒は冷静に状況を見極めるタイプだ、後の先を得意としていて現に全国大会で優勝する実力を有している
対して俺は二刀流故に公式の学生の大会には出場出来ていないが、一般参加の試合には出場した経験がありベスト8ぐらいになれる程度の実力だ
まぁただでさえ二刀流は扱いが難しいが、久しぶりの箒との試合、楽しまなければ損だ
そんな訳で俺は攻めに転じ、兎に角矢継ぎ早に箒へ打ち込む
いわゆる、防御を軽視し攻撃を重視しているわけだ
10分ほど切り結び、綺麗にカウンターを喰らい負けてしまった。やはり全国大会優勝は伊達じゃない
防具を外し
「まだ届かなかったか、行けると思ったんだけどな」
「私とて鍛錬を欠かしていないからな、やすやすと負けられない」
箒はそう言いドヤ顔をする
次は勝てる様に鍛錬を再開しよう
お待たしました