セシリア視点
カーテンで締め切られ薄暗く円卓の置かれている、その円卓の1席に私は座っている
私以外にも円卓には人が座っていて、各々が真剣な表情をしている
さて、大型連休も終わり再び学業や仕事が再開し憂鬱になっている人は多いだろう、無論 私も その1人なので気持ちが良く分かる、そして彼女等もまた私と同じ心境だろう
全ての席が埋まって少し経った頃、この上座も下座もない円卓で いつも先陣を切る彼女が口をつぐんでいるので、私が口を開く
「・・・時間も有限ですし、今日は私から・・・で構いませんか? 」
いつもより険しい表情の彼女等に尋ねると静かに頷く
それを確認し、私は手元の携帯を操作して携帯内に保存されている画像をプロジェクターで空間投影し
「本日の集まりも大型連休を挟んだ関係で久しぶりになりましたね、ですが その分収穫もありました。それがこれです!」
そう言い彼女等の様子を見ると軽く騒めいていた
「この写真は、帰郷の翌日に彼女が参加したヴァイオリンの発表会の演奏後です。少し会わない間に身長も伸び、演奏も上達していました」
私は空間投影された写真を見上げながら説明をする
そこにはヴァイオリンを持った私と同じ金髪碧眼の美幼女と私、私達の両親が写っている
構図は左から父、
原作には居なかった齢4歳の私の可愛い妹、リリウムは控え目に言って天使だと思う
私を慕ってくれ、シシー姉様と呼んでくれ いつも私を癒してくれる存在だ
妹最高!!
それから10分ほど連休中のリリウムとの思い出を語り、私の番を閉める
そして この同盟のルールで時計回りに話をする決まりなので私の左隣が口を開き、自身の弟妹の話をしてゆく
何人目かの話が終わった頃、今日 席に座る前から どんより とした雰囲気を纏っていた更識 楯無の番になり
「・・・なんの成果も得られなかった・・・むしろ悪化したわ」
いつもの猫のような掴み所の無い雰囲気は消え失せ、隙だらけの彼女が闇を纏っている様に見える
「ど、どうしたのですか? 何が起こったというのですか? 」
いつもなら自分以外が話をしている時は静かに聞いているのだが、あまりに目も当てられない程のオーラを纏っているので堪らず尋ねると
「・・・ちょっと、喧嘩しちゃったの。発端は専用機開発の遅延だったのだけど、手伝おうか? って尋ねたら怒らせちゃったみたいで そのまま簪ちゃんと喧嘩に・・・」
そう言い楯無は虚空を見上げ脱力して座る
やっぱりこの人は妹が絡むと途端にポンコツ化する、妹が大切過ぎて空回りして凹む、その繰り返しだ
姉妹仲は原作より悪くは無い筈だから、大丈夫だろう多分
それに頼れる盟友が2人も居る訳だし、教師としても人生の先輩としても姉の先輩としてアドバイスしてくれるだろう
1人は鉄面皮で不器用、1人は制御装置のネジが何本か飛んでいるけど
ちなみに開始前に空気が重かったのは、連休明けで参加者の殆どが弟妹に会えなくなったからだ
放課後に学園の一角に集まり弟妹の話をするだけの集まり、放課後弟妹同盟、我々は自身の弟妹を愛している、だから他の人にも弟妹の素晴らしさを広めよう
やはりリリウムが一番天使!
お待たせしました
セシリアの設定と、タグの回収をする為に、いつか書くつもりだったネタでしたw
まぁ最初はセシリアがリリウムの話をするだけのつもりでしたが、ISキャラって弟妹持ちが結構いるくね?って思ったので こうなりましたw