道中、囲まれかけたが なんとか更衣室に辿り着きISスーツへ着替える
まぁ着替えると言っても俺は制服の下に着ているから脱ぐだけだったりする訳だが、デュノアが一夏の半裸を見てアタフタしていて一夏が不思議そうな表情をして首を傾げている
「一夏、人の心配より自分の心配をしろ。あと5分だぞ?」
「そうだな、悪い」
そう言い一夏は着替えに専念する
何度も朝からISの実習の時は下にISスーツを着た方がいいと言っているのに、一夏は拘りがあるらしい
そんな訳でギリギリで間に合い、列に加わる
いつもの事だが、整備系担当の束の姿は此処にはない、束の出番は午後からになるだろう
「では授業を始めるぞ、本日から本格的にIS実習を始める。下らない事で怪我などして貴重な実習時間を減らさない様にしろ」
ジャージ姿の千冬さんがキリッとした表情で言う
相変わらず公私で顔つきが変わる人だ、最終的にベロベロに酔っ払って束に祝いの言葉を3桁ぐらい言ってた人と同じ人には思えない
「それでは、篠ノ之 命、オルコット、前に出ろ」
名前を呼ばれたので返事をして前に出ると
「お前達にはデモンストレーションで戦って貰う」
そう言われ、俺がセシリアを見るとセシリアも俺を見ていたので
「セシリアと、ですか? 」
「焦るな、相手はオルコットでは無い。山田先生だ・・・ん? 総員退避、山田先生が降ってくる」
俺の質問に答え、そう言うと千冬さんは落ちてくる山田先生を見ながら移動し始め、指示を聞いたクラスメイトも千冬さんを見習い山田先生を見ながら落下地点を予測し避難して行く
「スゲーグルングルン回ってるな山田先生」
俺は千冬さんの横に並び落下地点から退避し呟くと山田先生が無事被害を出さずに地面に落ちた
やっぱり山田先生はドジっ子属性持ちらしい
「山田先生が無事に墜落した所で模擬戦をして貰う、2人には山田先生と戦って貰う。行け」
千冬さんが山田先生の心配を一切していないのをスルーして羽黒を纏い飛び上がりブルーティアーズを纏ったセシリアと合流する
「指示は任せた、素人の俺じゃマトモな作戦思い付かないしな」
「任されました、では最初は様子見を。動きは私が合わせますし指示は都度伝えますわ」
俺の言葉に、そうセシリアが返してきたので頷き、俺達より少し上に滞空している山田先生を見据える
さっきの様子を見ている限り、勝てそうな気がするな・・・いや、アレが油断させる為の演技の可能性もあるかも知れない
仮にそうなら、かなり演技派だな山田先生
とりあえず油断せずに行こう
お待たせしました