反省会から時は流れ7月、夏の訪れを感じさせる季節がやってきた
もう1週間程したら1度 実家に電話をしなければならないなぁとボンヤリ考えつつ臨海学校へ向かうバスに揺られながら窓の外を眺める
今年は束も箒も居るから俺の出番は少ないと思うが、神楽舞を2人がしてくれたらの話だ
それはそれとしてクロエとボーデヴィッヒが姉妹だったとは驚いた、確かに言われて見れば似ている気がする
となると、ボーデヴィッヒも養子にするとか言いそうだな束だな
まぁ異論はないから良いか
そんなこんな数時間バスに揺られて臨海学校の目的地へたどり着きバスを降りて軽く伸びをしていると千冬さんの集合の声が聞こえ荷物片手に列に加わる
「今日から3泊4日の臨海学校を始める、初日の今日は自由時間だがはしゃぎ過ぎて明日から2日間ある非限定空間による実機実習に影響を出さない様にしろ、私とて言いたくは無いが教師である以上は言わねばならない。宿に入る時に必ず従業員の方に挨拶をする様に、いいな? 」
相変わらず良く通る声で威厳たっぷりに言う、ほんと酒が入ってなければカッコイイお姉さんなんだけどな、残念だ
そんな訳で部屋へ荷物を置きに行く訳だが、1年全員が此処にいるのでなかなか中に入れない
ま、良いか。焦る必要も無いしな
ひとまず難しい事は明日考える事にして、まずは海を楽しむ事に決めそれなりに時間はかかったが、部屋に荷物を置き 水着に着替え必要な物を持って部屋を後にする
ちなみに一夏と俺は同室で、隣の部屋は千冬さんと束の部屋になっている、まぁ妥当な配置といえば妥当かも知れない
そんな訳で一夏と共に浜に行き
「まだ日が高いから、少し傾いてからにするか」
「そうするか、まずは箒を探さないと・・・」
俺の言葉に一夏は頷き、人混みを好まない箒を探す為にキョロキョロしながら移動を始める
とりあえず一夏の後ろを歩きながら進むと、束より少し重い体重が両肩に掛かったので
「鈴、お前っと本当ネコみたいだな」
出会った頃から身軽で体幹がヤバイ鈴が俺の上に立っているので歩いたまま見上げて苦情を言う
「良いじゃない減る物でもないし、いつもでしょ? 」
「いつもソウだから言ってんだよ」
1ミリも悪びれない鈴を見て溜息を吐きつつ進む、当たり前だが同級生の注目を集めていて少し居心地が悪い
「あ、なぁ鈴、お前折角高い位置にいるんだ、箒見えないか?」
「箒? 箒なら篠ノ之先生に日焼け止めを宿で塗られてたわよ? 」
何となく思い付きで尋ねると、鈴から予想外の答えが聞こえ
「一夏、宿だってよ。鈴の情報が正しければ束も一緒だろうな」
「だな、振り出しだな」
俺の言葉に頷いて笑い、きた道を戻る一夏の肩へ鈴が飛び移る、やっぱり鈴はネコなのかも知れない
妖怪 猫娘みたいな?
お待たせしました
かなり間を飛ばしましたが、お許しください
今のところ、アニメ1期分で終わらせる予定です
宜しければ最後までお付き合いください