ヒロアカの世界にTS転生したけど、個性がどう考えても『敵』だった件 作:Takami提督
原作:僕のヒーローアカデミア
タグ:R-15 アンチ・ヘイト 転生 性転換 クロスオーバー 艦これ たぶん敵側 Fate/
駄文なのは勘弁つかあさい。
あらすじは、タイトルがそのまんまです。
みんなTS転生っ娘をすこれ。
ちょっとだけ艦これ要素あり。嫌いな奴はそっとじしてね。
批判は萎えるのでヤメテネ!
突っ込むのはなしでお願いします
やあ、皆。取り敢えずは初めましてかな?
艦これの《時雨》の姿をして皆さんの心に語りかけている僕、《
なにを言ってるのか(ry
…すまない、少し取り乱してしまったようだ。
僕は不幸な事故によって
発動型個性“
名前だけ聞くと普通に感じるかもしれないけど、その認識は大きな間違いだ。いや、名前からして艦娘っぽくないんだけど。
…コホン。取り敢えず個性の説明をするならば、両前脚に枷のついた青がかった銀毛の狼になる個性だ。おまけに背中には両手に鎌状のシミターを持った首なし騎士がセットでついてくる。やったねたえちゃ(殴
しかも一度発動してしまったら最後、周囲18kmの人を鏖殺するまで解除されない。
…言いたいことはたくさんあるけど、これだけは言っておかないと気が済まない。
――どう考えても個性が(新宿の)ワンコです。本当にありがとうございました。
神様も転生させてくれるなら、もっとマシな個性なかったのかな…
初めて個性が発現したときは、いきなり暴走して生まれたばかりだった弟を含めた故郷だった地方都市の半分近くをほんの一日で壊滅させた。九歳くらいの頃に二度目に発動したときは、ヒーローを二十人くらい巻き込んじゃったかな?
その後紆余曲折あって今は新宿の路地裏で生活しているけど、個性を発動しなければ僕はか弱い女の子だから、人目を忍んで生活を送らないといけない。
そんな生活を送っていた僕に会いにきた人がいるんだけど、視界に映った瞬間に逃亡したね。
なんでって?だってキミ、いきなりオール・フォー・ワンが会いにきたって聞いたら絶対に敵連合か個性関連じゃないか。元一般人の僕からしたらそんなもの、厄ネタでしかないしね。
まあものの二時間で捕獲されちゃったんだけど。思わず、
「くっ、殺せ!」
って言っちゃったら、流石のオール・フォー・ワンもポカンとしてたけど。
はてさて、これからどうなっちゃうのかな?僕の人生ってやつは。
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数年前、多くの市民とヒーローを巻き込んだ大規模個性事件『冬木の大災害』。その主犯とされていた首なし騎士と巨大な銀狼のコンビ。仮称ヴィラン名“ウルフライダー”とも呼ばれていたその正体が、あんなに幼い少女だとは思いもしなかったが、たまたま見つけられたのは御の字。当時はまだオールマイトとの決戦の前で個性もあまり失ってはいなかった為に、後で個性を奪おうかと見逃してしまったが、その時はみすみす逃がしてしまった。
今回ようやく新宿で発見し、改めて彼女の容姿をみたが、彼女の持つ“歪み”はかなりそそられるモノがあった。死柄木弔を見つけていなければ、僕の後継者として彼女を選んでいたかも知れない程に。
だからこそ僕は彼女から、歪みの
彼女の存在が、オールマイトに対する最大の嫌がらせになると思うからこそ。
殆どの個性や部下を使い切り、数年前には圧倒していたのに頭部の大半を砕かれ、生命活動も儘ならない身体にしてくれた
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「僕と一緒に来てくれないかい、“ウルフライダー”。いや、」
――軍船時雨。
厄ネタでしかないアイツの口から、僕の名前が出てきたことには驚いたけど、よくよく考えてみたら僕に会いに来ているんだ。日本の裏社会を支配している化け物なんだし、僕の名前を知っていてもおかしくはない筈。そう納得した僕は、相手にやられてばかりでは癪なので少し僕の話に付き合ってもらうことにした。
「生憎だけど、僕は君みたいな頭の殆どをマスクで覆った怪しさ全開で、尚且つ僕の正体を分かった上で口説いて来るロリコンにホイホイとついていく程安い女じゃないんだ」
普段はこういう風に相手から会話の主導権を奪って、なおかつその上で相手の反応を楽しむのが信条の僕だけど、流石に一世紀近く生きる化け物には通じなかったようだ。
どんな言葉が返って来るのだろう?それが楽しみで仕方がない。そんな風に余裕を持っていた僕だけど、アイツの一言でその余裕は粉々に砕け散った。
「――その個性を僕が引き取ってあげる、と言ったら?」
――――その日僕は、悪魔と契約を交わし、悪魔の狗となった――――
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「――その個性を僕が引き取ってあげる、と言ったら?」
こう言った瞬間、彼女の気配がこれまでのよく言えば飄々とした、悪く言えばおちゃらけた雰囲気から、濃密な敵意を纏ったモノに変化した。僕の大好きな、何かに裏切られたモノ独特の空気。
「…どこまで知っているんだい?」
絶望に染まった昏い眼、生きることにすら価値を見い出せず、壊れたまま惰性で生き続けることを選んだ愚かな
その様子は、俯瞰してみれば、可憐な蝶が悪辣な蜘蛛の罠に捕らわれていくようで、僕は内心喜悦を覚えた。
「君の全てを。僕の手を取るのなら、君に居場所とその化け物に代わる力を与えよう」
――その代わり、と続け、
「僕の生徒が平和の象徴・オールマイトを殺す為に頑張っているからね、その手助けをして欲しい」
昏い瞳に僅かに光が灯り、彼女が逡巡した様子を見せる。ふむ、もう一押しか。
「勿論、このまま僕の手を取らず、いつ暴走するか分からない個性に怯えながら生活するのもいい。さあ、君はどちらを選ぶのかな?軍船時雨」
「…分かった、僕は何をすればいいんだい?」
僕の差し出した手をとった彼女は、もう僕の
せめて、僕を飽きさせないでくれよ?危ないあぶない
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悪意によって、ようやく
たぶん僕の心は既に壊れているのだろう。弟を殺してしまったあのときから。だから、
――――僕は
――――それはまだ分からないけど、
――――精々足掻かせてもらうよ、
―――――これは、
たぶん、続かない