人形達を守るモノ   作:NTK

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終了条件が来たけどリバイバー単体じゃ太刀打ち出来ないから周りの力借りるね!
何があったかこっちからどうぞ
https://syosetu.org/novel/190378/136.html


Code-115 鉄血防衛ライン破壊作戦-10

(えぇい糞がッ!何回生と死の境目を反復横跳びさせりゃ気が済むんだよッ‼︎)

 

心の内で悪態を吐きながらリバイバーは残った右腕で攻撃するが、大概は避けられるか、当たっても大したダメージを与えられずにいた。

 

(どうするっ⁉︎手持ちの武器はほぼ効かない、ルーン・パピヨンは効くかもしれんがこっちのが損傷が多いからその前に俺が死ぬ…とにかく、腕を回収して修復しないと…)

 

だが斬られた左腕は少し遠くに飛ばされ、向こうもこちらを時折狙ってくる為拾いに行くほどの余裕もなかった。どうやって隙を作れば…と考えていると、ホバー音がこちらに向かってくるかと思った瞬間、大きな盾を持った右腕のない大型人形がリーダーユニットにタックルをお見舞いした。

突然のことに対象出来なかったのか、リーダーユニットはそのまま地面に転がると、上空から無数の砲撃が襲いかかりその場に留まらせた。見ると蜂のような機動兵器がそれより一回り小さい同型機を携えながら上空に留まっていた。

現れたのは単眼の巨人(サイクロプス)と大雀蜂及び雀蜂の部隊であった。

 

「あれは…!」

 

「知ってるのか?」

 

「どっちも鉄血が対俺用に開発した奴だ。特にあのデカイ蜂の方は前に俺に損傷、を……!」

 

「「ん?」」

 

そこまで言った途端、大雀蜂の一撃がリーダーユニットに当たり損傷を与えたところでリバイバーと万能者は顔を見合わせ、両者は同じことを考えていた。

 

─コイツらと協力すればワンチャンアイツ倒せんじゃね?

 

「…イケそうか?」

 

「あのあと俺も改修してるが…でも向こうも改修してるっぽいし、少なくとも効いてるようだからなんとかなるかもしれん。というか、それを見込んで鉄血は奴らを呼んだんじゃないか?」

 

実際、状況を知っていたサイクロプスはともかく、大雀蜂に関しては撤退中のとこを一時同盟を機に呼び戻され、合流中にここの事を伝えられて今到着した次第であった。

大雀蜂達は陣形を組み、高速で飛び回りながら砲撃を開始する。リーダーユニットは鬱陶しいと言わんばかりに補助腕のショットガンを連射し雀蜂を何機か撃墜させるがサイクロプスが大盾で殴りかかってきたため自身の盾で防いだところで万能者も砲撃し、着実にダメージを与えていた。

 

(しめた!今のうちに腕を…)

 

リバイバーはリーダーユニットが三人に構っている内に左腕を回収しに向かい、無事に腕を回収して修復を始める。切れ味が良かったのが幸いしすぐに修復できた。

 

「よし…だがどうやって奴を仕留めるか…」

 

コッチ…

 

「ん?なんだ?」

 

突然謎の声が聞こえ、不審に思いつつもその声に悪意を感じなかったためリバイバーはその声に導かれるままに向かうとある残骸が落ちていた。

 

「これは…旦那の方のノアが使ってた機動兵器か…?」

 

そこにあったのは先程まで活躍し、フードマントのリーダーユニットの一機に撃墜された【ミーティアデンドロビウム(仮)】の残骸、それも砲身部分であった。しかもその砲口は今いるリーダーユニットの方を向いているのに気づいたリバイバーが調べてみると、所々破損しているもののまだ使えるレベルであり、さらにはエネルギー系統は奇跡的に無事なうえに殆ど発射までのエネルギーも溜まっており、ほんの少しチャージすれば一発撃てるといった状態だった。

 

「さっきの声はコレを教えてたのか…!ふむ、チャージまで5分ってとこか…ヨシ、万能者ァ‼︎5分だ、5分以内に奴の装甲を剥がせ‼︎」

 

《5分⁉︎なんでまた⁉︎》

 

「胸部だけでもいい!そうすりゃなんとかなる!そしたらこのポイントに誘導してくれ!」

 

《わかった!遅れてきた分それくらいやってやる!》

 

万能者はサイクロプスと大雀蜂に同様のことを伝えると三者は行動を開始する。リバイバーは砲身のトリガー部分に手をかけると武装に繋いでるアームを外して砲身に強引に繋げなおすとチャージを開始する。

 


 

(あぁは言ったが、5分でできるか…?)

 

リーダーユニットの攻撃は激しく、すでに随伴してた装甲部隊は負傷者の護衛にあたらせたのを除いて壊滅、雀蜂部隊も全機撃ち落とされ、サイクロプスや大雀蜂も軽くないダメージを受けていた。リーダーユニットの方はある程度のダメージを負っているものの、機動性は未だ健在であった。

 

(ともかく、今は接近戦に持ち込んでアレを撃たせないようにしなきゃな…)

 

万能者は試験者達とともに敢えて接近戦に持ち込ませる事で例の補助腕にある大砲を撃たせないようにしていた。あれを喰らえば流石に無事では済まないが、目標と距離が近い状態で放てばその威力故に撃った本人もただでは済まなくなると踏んでいたが予想は当たり、距離を取ろうと離れようとするが、そうはさせまいと狙撃仕様の試験者が遠距離から狙い撃って足を止めさせていた。

 

すると、リバイバーがいない事とエネルギー反応に気が付いたのかリーダーユニットはリバイバーのいる方向に補助腕を向けて砲撃しようとしていた。

 

「っ!マズイ‼︎」

 

下ガレ、厄災

 

そう連絡すると大雀蜂は高速で移動し、射線に割り込むと補助腕に向けてレールガンを放った。しまった、とリーダーユニットが判断するもすでに砲撃を行ったあとであり放たれた弾頭は発射されてすぐにレールガンの弾頭とかち合い、彼のすぐ近くで爆発した。

咄嗟にパージするも補助腕は誘爆し、高威力が災いし大きな爆炎となり、回避が間に合わず巻き込まれて彼の()()()()()()()()()()()()。一方万能者はいち早く回避したため難を逃れた。

そのままリーダーユニットにサイクロプスが接近して大盾を使ってアッパーカットをし、リーダーユニットを宙にかち上げた。そして、チャージを終えたリバイバーがリーダーユニットに狙いを定めた。

 

「終わりだ」

 

リバイバーは引き金を引いてレーザーを撃ち放つ。当然避けようとするリーダーユニットだが、何故か身体が動かなかった。ならば自壊して自身の武器やデータを渡すまいとするがそれも実行できず、何事かと思った途端、声が聞こえてきた。

 

逃ガサナイ

 

オ前モ連レテイク

 

置イテケ…武器ハ置イテケ

 

(oh…相当恨まれてるなありゃ…)

 

リーダーユニットにはわからなかったが万能者の目には数え切れないほどの大量のナニカがリーダーユニットを覆い尽くさんばかりにへばり"憑いて"いたのが見えていた。恐らく不具合はそれらの仕業だろう。また、ナニカの中には彼らがここに来る前に蹂躙した『白い人形達』のそれもあり、それらの方が他のより怨嗟が強く感じられていた。そして放たれたレーザーがリーダーユニットの装甲が薄くなった部分を撃ち抜き、彼は爆散し残った方の大砲が砂にならずに万能者の足元に転がった。

 

(お、ちょうど良い。壊されても良いように、今のうちに解析するか…)

 

万能者が大砲を拾って解析してるところにリバイバーが近寄って来た。

 

「時間稼ぎ、助かったよ。だが周りの通信だと似たようなのがあと4体いるみたいだ、流石にコイツよりは強くは…って、ソレ回収できたのか?」

 

「あぁ。ある程度データは収めたが、念のために衛星にも送ってバックアップ取るか…」

 

(衛星あるのかよ…ん?そういやコイツ前に…)

 

ふとある事を思い出したリバイバーは万能者に話しかけた。

 

「なぁ、前にお前さん、I05地区で暴れた時に上からレーザーばら撒いてたよな?」

 

「ん?あー『サンライト・パラノイア』か。それがどうした?」

 

「それ今持ってるなら使って連中を一掃できんじゃね?」

 

「あ…」

 

「少なくとも普通のフードマントは倒せると俺は思うが、持ってるのか?」

 

「持っているが…取り出しと展開に時間がかかるぞ。試験者に手伝わせてもそれなりには…」

 

「俺らが護衛するから早く始めてくれ。連絡して援軍も呼んでおく」

 

「わかった、なるべく早く完了させる!試験者、手伝ってくれ!」

 

万能者が準備を進め始め、リバイバーはサイクロプスと大雀蜂に護衛を頼むと二人は了承し、その後通信で呼びかけた。

 

《こちらリバイバー及び万能者!敵上位リーダーユニットの一機を撃破した!そして今、万能者が以前I05地区で使った標的のみ狙い撃つ戦略兵器の発射準備をしている!発射まで時間がかかる故、それまでの護衛が必要だ!手が空いてるやつはこのポイントまできて援護を頼む!》




上手く協力して倒したけどあわよくばサイクロプスか大雀蜂のどっちかがリーダーユニットと共倒れすればな〜とかリバイバーは内心思ってたり。

リバイバーの射撃のイメージとしては『新・光神話パルテナの鏡』ラスボス戦の最後の一撃的なものを想像すればわかりやすいかと。

最後のはそういやこっちでやったコラボで万能者アレ使ってたよなと思い出して向こうと連絡して書いてみた次第です。
誰か援護に来てちょ。(ようはネタ提供)

あ、発射のタイミングとかは向こうに任せますのでよろしくお願いします。
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