コラボ元の話が前提なのでこちらからご覧してください。
https://syosetu.org/novel/190378/79.html
今回は殆ど後日談となります。
あと、後半リア銃注意です。
「ゴフッ…この前といい今回といい、俺はデカいやつに会うと手足がもげる運命にあるのかね?」
ヘリで帰還していくなか、リバイバーは自身の状態を見て呟いた。今の彼の状態はバレットらの中でも重傷であり、武装は全壊の上、両腕と下半身を斬られかろうじて生きている状態であった。破壊された武装と腕、下半身は回収してあるが、武装に関しては廃棄確定だろう。
「あの野郎、俺をエ○ゾディアみてーにバラバラにしやがって…危うくまた死ぬとこだった…あーあ、報酬金が修理費で消えそ…」
こう軽口を叩いているが、実際は割と本気で死ぬ境目だったためすぐにでも寝たいが、先ほどからガチ泣きしている
「ヒッグ…兄上殿が、生きてて…よがった…‼︎」
(こんなに懐かれるようなことしたっけな…?)
女傑じみた雰囲気と声(CV:榊原○子)の為、今の彼女の状態に混乱しているリバイバーだが、優しく語りかけた。
「なぁコンダクター…そんな泣かれてもこっちの気が滅入る。俺は生きてたんだからさ、笑うなりなんなりして励ましてくれると助かるんだが…」
「グス…了解した…」
一方で、バレット達もそれなりに怪我をしているが、レストとスミスが他より怪我が大きかった。レストはノアを、スミスはM134を庇った為である。
とはいえ、命に関わるような怪我ではないのが幸いである。
「レストさん、大丈夫ですか…?」
「これくらい、なんて事はないさ」
「でも…」
「大丈夫だ、お前庇って死ぬなんて事ならないように気をつけてたから。まだお前と一緒にいたいしな」
「…⁉︎もう…!」
(こいつら怪我してるのに何いちゃついてるんだ…)
会話を聞いてたヘリのパイロット(彼女無し)が若干イラつくなか、M134も心配そうな顔でスミスを見ていた。
「その…大丈夫か…?」
「平気平気、この前腕斬られた事に比べりゃ全然だ」
「でも…今回殆ど活躍できてない私なんか庇ったから…」
一度バレットにフォローされたものの、再び自信を失いかけて落ち込んでるM134にスミスは少し黙ったあと、話しかけた。
「…なーに言ってんだ、誰だって初陣なんてそんなもんだ。M134だって、自分で思うより活躍してたよ。それに…」
スミスは手招きしてM134をこちらに寄せると小さく耳打ちした。
「ここだけの話、バルカン初陣でドリーマーにやられて鹵獲されそうになったんだ」
「姉貴が?本当に?」
「そう。だけどこの事は内緒にしててくれ。じゃないと俺が怒られるから」
「ん。わかった…」
「それとさ、もうちょっと経験積めば自信も自ずとつく。だからこれから頑張りな」
それを聞いて安心したのか、M134は笑みを浮かべた。彼女の笑みを見たスミスは姉妹だからか、笑みがバルカンに似てるなと思いながら窓の外を眺めていた。
────
後日 G&K本社
自身に振り込まれた金額を見て、スミスは軽く驚いていた。
「…こんなに貰っていいのか?」
「元々イレギュラーを考えて高めの金額だったんだけどね、最後のデカブツとかの映像見て本部が上乗せしてくれたみたいよ」
「ふーん…」
ペルシカの説明を聞いたスミスはしばらく考え込むと、ペルシカにあることを尋ねた。
「なぁ、確かバルカンって借金あるんだよな?それ、どれくらいだ?」
「ええと…これくらいよ、それがどうかしたの?」
ペルシカから渡された金額を見てスミスはこう提案した。
「…この報酬金であいつの借金を半分肩代わりしようと思うんだが、問題ないか?」
「え?まぁ、払って貰えるならいいけど…何で半分?これなら全額払えそうだけど…」
「いや、流石に全額払うとあいつに変な気遣いされるだろ?だから半分だ。それに、EA小隊の性質上危険な任務につきやすいから、早いとこあいつに楽させてやりたいんだ」
「なるほどね…わかったわ。あとでバルカンに話しておくわ。にしても、あなたよっぽどバルカンの事大切に想ってるのね」
「惚気話なら幾らでも話すが?」
「遠慮するわ、これからリバイバーのとこ行かなきゃいけないし」
ペルシカは部屋から出て行き、リバイバーのいる修理室に向かっていった。
リバイバーはとりあえず手足は繋げたが完全には修理できておらず、コンダクターに看病されながらベットに寝そべっていた。
「調子はどうリバイバー?」
「これが絶好調に見えるなら今すぐ病院に行くことを勧めるよ」
「はいはい。それで、あなたの報酬金だけど、殆ど武装の再設計で消えるわね」
「だろうな。前と違ってほぼ全壊だしな…ん?この報酬金とは別の金は何だ?」
「あぁこれね。最後にあなた結構な数のAODとグリフィンの部隊を守ったでしょ?その人達から個人的にお礼がしたいって送ってくれたみたいよ。あなた身を挺して守った英雄って事でちょっと話題になってるわよ?」
ペルシカの言葉にリバイバーは少し唖然としたあと大笑いした、
「ハッハッハッハ‼︎『破滅』の名を持った装備をした俺が英雄とは、なかなか面白いじゃねぇか!それで?わざわざそれだけ言うために来たわけじゃないだろう?」
「鋭いわね。あなたの戦闘記録みてある事を思いついたんだけど…」
ペルシカはリバイバーにある提案を話した。それを聞いたリバイバーはニヤリと笑ってその提案を受け入れることにした。
「それいいな、頼んだぜペルシカさんよぉ。にしても、随分俺のこと信用してくれたんじゃないの?普通はこんな提案ださねぇだろ?」
「これまでのあなたの行いから見た結果判断したのよ。それと、コレクターと再戦するのにもこれはいると思ってね」
ペルシカは早速その準備をしに研究室に戻って行った。
余談だが、これを機にリバイバーのファンが少しずつ現れたのは別の話である。
───
バレットは自身の病室にてアスターとM82A1の二人による看病を受けていた。意外かもしれないがこの二人の仲は結構良好なのである。というのも、元々M82A1は弟の選んだ女性に文句をつけないつもりだったのと、実際話してみて意気投合したのが原因であった。
「あなた、怪我の具合はどう?」
「だいぶ良くはなってるな」
「バレット、何か必要なものがあれば私が持ってくるわよ?」
「大丈夫だよ姉さん。二人とも心配してありがとう」
口ではそう言っているバレットだが、内心はやや混乱していた。時折M82A1がベットから起き上がるのを手伝って貰ったりある程度の看病を受けているのだが、今までと違い一切下心を感じさせなかったのであった。まるで最初にあった頃の彼女に戻っているようであった。
(まぁ、なんだかんだで姉さんも反省したのか、それとも純粋に俺のことを看病したいだけなのかもな…)
結局、M82A1は彼が復帰するまで誠心誠意看病を続け、彼女に対する考えを改めることにしたバレットであった。
一方で、ウェイターはフィオナからの看病を受けていたのだが、右目には包帯が巻かれていた。爆発で飛んできた破片にやられたのだが、幸い目の上を深く切っただけで特に問題はないらしい。
「本当に貴方は…」
「すみません。でも、どうしてもこれは壊したくなかったんです」
ため息をつくフィオナにウェイターは謝っていた。というのも、破片に当たる直前とっさにモノクルを取り外したためモノクルは無事だったがその為本来ならモノクルに当たってそこまで怪我する事は無かったのだが取り外したのでこのような事になったのだ。
「これは貴女に貰った大切な物ですから、壊すわけにはいかなくて…」
「大事にしてくれるのは嬉しいけど、それで怪我されても…でもまぁ、そうところに惚れちゃったのだから文句の言いようがないわね…」
またため息をつくフィオナだが、その顔は照れ臭そうに笑っていた。
色々とトラブルがあったが、こうして彼らの任務は終了したのであった。
スミス@甲斐性
oldsnake様、提案了承ありがとうございます!
ガンアーク弐式様、バレットの看病の提案ありがとうございます!
え?レストとノア?多分病室で夫婦仲良くいちゃついてるよ。
リバイバーはこれを機に少し強化させる予定ですかね。
コラボはこちらからは以上となります。
試作強化アサルト様、ありがとうございました!