恋する赤鬼   作:鯉庵

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初々

 鹿脅しの音が鳴り響く。

 清らか水音と、小鳥の囀りが心地よい陽気と相まって、奴良家はとても清々しい朝を迎える。

 障子から漏れる明るい光を燦々と浴びて、畳が輝いていた。

 春眠暁を覚えず。其れは誰しもがこの時期になれば経験することであり、奴良リクオもその例外ではない。

 障子の戸が微かに開く。彼が寝ている事を確認すると、静かに枕元へ歩み寄って、衽にさっと手を通して正座する。簪が鈴の音を鳴らした。

 リクオのあどけない寝顔を前に少女の眼元が綻び、頬が緩む。彼の前 髪を細く、白い指で撫でてやる。

 擽ったかったのか、形のいい眉毛が微かに動いた。

「うーん……」

 小さく唸りを上げた後、瞼がゆっくりと開く。

「あれ、朝……」

 そう呟いて、身体を起こす。

 相当寝返りを繰り返したらしく、白い襦袢が肩からずり落ちてしまっている。

「ふあ、あー!」

 欠伸を掻いて、腕を伸ばす。眠気覚ましに目を擦ってみるが、どうもまだすっきりしないようだ。

「おはようございます」

 横から聞こえた声に、一瞬肩を竦ませる。どうやら彼女の存在に気付かなかったらしい。

「お、おはよう……魅琉鬼」

「ええ、おはようございます」

もう一度、繰り返される言葉に花の咲いた様な笑顔。

 彼を目覚めさせるには充分な効果だった。

急激に顔が熱くなるのを感じ取って、視線を逸らす。くすくすと笑う彼女を横目で盗み見て、形容しがたい恥ずかしさが込み上げた。

「昨日も遅くまでゲームをして遊ばれていたのですね? 休みだからと言って余り夜更かしは、身体によくありませんよ」

 そんな台詞を母親以外から特に魅琉鬼から聞くのは、面白くない。三つしか変わらない筈なのに彼女との距離を酷く感じてしまう。男の矜持もあって、子供扱いされるのが気に入らないらしい。

 視線を逸らし、拗ねるリクオ。そんな姿を目の当たりにし、湧き上がる欲求を抑え込む魅琉鬼。今日も彼らは平常運転だった。

 いつも通りに騒がしい朝餉を終え広間で寛ぐリクオ。台所に意識を傾けながら、畳の上に寝転がる。テレビから流れる特撮ヒーロー物を漫然と見つめる。

 丁度、物語も佳境へ入り、悪の組織からヒロインの救出したのも束の間、悪役の怪人と対峙する場面であった。

 主役の背に隠れ、怯えるヒロインを強い意志で守り抜こうとするヒーロー、その姿に自分を重ねる。

 もしも、自分がそんな場面に遭遇したら魅琉鬼は自分を頼ってくれるだろうか? と自問したが、想像の中でさえ、立場が逆になっていた。 何とも情けない光景に思わず溜息が漏れる。

「どうか、なさいましたか?」

 後ろから聞こえた声にすぐさま振り返った。

 視線の先に映ったのは、襷で着物の袖を捲くりあげた魅琉鬼の姿だった。

「朝食、お口に合いませんでしたか?」

 どうやら勘違いをさせてしまったらしい。リクオは慌てて腕を振って否定する。

「ち、違うよ! ちょっと考え事をしてただけだから」

「そう……ですか……何か不手際があれば、仰ってくださいね」

 そう言って広間を後にする魅琉鬼。

「はぁぁ……」

 少年の悩みは尽きない。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 掛け時計の音が鳴り響く。祖父、ぬらりひょんに呼び出しを受けたリクオが正座した膝の上で拳を握って、緊張した面持ちでじっと待つ。何やら怒っていたという話を氷麗の口から聞き、少々怖気づいているのだ。

 引き戸が乱暴に開けられた。そのままリクオと対面するように腰を降ろす。懐に手を伸ばし、祖母の形見である煙管を取りだして、紫煙を燻らせた。

 肘掛けに体重を預けながら、ぬらりひよんの重々しい声が耳に届く。

「お前さん、あれから魅琉鬼とはどうじゃ」

「へ?」

 予想に反した問いかけに間抜けな声が漏れた。ぬらりひょんは痺れを切らしたのか、声を荒げた。

「じゃから、魅琉鬼とはどこまで行ったんじゃ! 接吻の一つや二つしたのか」

 小学三年生の孫に向けられた問いかけではないが、彼の感覚は一般と違うらしい。

「ちょ、じ、爺ちゃん! いきなり何言いだすんだよ!」

 思わず、赤面し声を張り上げた。脳裏に浮かぶのは、先の帰り道での事。

 その反応を見逃すぬらりひょんではなかった。

 口角を釣り上げて、歯を笑う。

 しまった! と慌てるがもう遅い。

「なんじゃい、よろしくやっておるようじゃのう……。まぁ、儂に言わせればまだまだじゃ。儂の若い頃は……――」

 年寄りの昔話は長い。こと自分の自慢話となれば其れは尾鰭が付くものである。リクオは祖父と祖母の何度目になるか分からぬ話を右から左へ受け流す。

「……――という訳で儂と婆さんはめでたく……おい、リクオ」

「ひゃい!」

 意識を向こう側へ飛ばしていたリクオが、頓狂な声を上げる。

「……ふぅ、まぁ、ええわい。リクオ、今日はアイツに洋服を見繕ってやれ」

「え……洋服?」

 吐き出した煙が宙を舞う。ぬらりひょんは再び歯を見せて笑った。リクオはこの顔に苦い思い出しかない。

「軍資金をたんまりやるから、でぇーとに誘ってやれ! アイツもそろそろお前と同じ学校に通わせるからな……和服だけでは心元ないじゃろう」

 言われてみればと、手を叩く。屋敷へやって来てから随分経つが、魅琉鬼が洋服を着ている姿を目にすることは無かった。

 彼女の立ち居ふるまいから、相当着なれしているのだろうとは予想できたが、そういえば、学校へ来た時のクラスメイトの反応も物珍しいものであった。

 あれでは学校で浮いてしまう。

 リクオは洋服姿の魅琉鬼を想像する。

 自然と頬が緩み、顔が熱くなる。

 その姿は、まことしやかに美しいものであった。祖父の厭らしい視線に気付き、妄想を振り払う。

「今日はしっかりえすこぉーとするんじゃぞ」

 余計な御世話だと、赤い舌を出してそそくさと部屋を後にしたリクオであった。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 襖の向こうから歌声が漏れて来る。声にならない旋律がリクオの緊張を和らげた。ぬらりひょんから受け取った軍資金を握りしめて、深呼吸する。

「ぼ、僕とデートしよう!」

 襖が開くと同時に叫んだ。

 洗濯物を畳んでいた魅琉鬼の動きが硬直する。

 数秒の沈黙がひどく長く感じられる。

 魅琉鬼は黙ったまま畳んだ服を箪笥に仕舞い振り向かずに、応えた。

「は……い……、支度に少々時間が掛るので、少々お待ちになってください……」

 両目を硬く閉じていたリクオが、薄眼で彼女の背中を見つめる。

どうやら拒否されずに済んだ。

「うん! 待ってるよ。待ってる! い、急がなくても大丈夫だから」

「はい……」

 リクオの足音が遠ざかってゆく。

 魅琉鬼の身体が、糸の切れた人形の様に崩れ落ちた。

 両頬に手を当てると確かに熱い。

 綻んだ貌は恋する乙女その物だ。

「早く、したくしないと」

 火照りは冷めぬまま、広間を後にする。

 

 姿見の前で簪を抜き取ると、絹糸の様なかみがさらり、と落ちる。陽の光を浴びて紅い髪が燦然と輝いた。

 総桐の箪笥からお気に入りの着物を出して、軽く化粧を施す。

秀麗な貌に磨きが掛った。

 最後に髪に簪を通して、変化をする。

「ふう、これで良し」

「にー」

 足元に仔猫の姿をした雪那がすり寄った。

「あら、雪那。お昼寝はもういいの」

 魅琉鬼が腰を折ると、肩に飛び乗って頬を擦り付けた。

 首輪の鈴が耳心地良い音を奏でた。

「ふふ、擽ったいわ……」

「にぃ?」

「そ、そうかしら? そんなに浮かれてるように見える?」

 魅琉鬼の問いに雪那は、首を縦に振った。

 自覚はしていたが、こう真正面から言われてしまうと、流石に恥ずかしさが込み上げて来る。

「そう、ね……とても浮かれているのかもしれないわ……」

 遠くからリクオの声が聞こえて来た。

 どうやら痺れを切らしたらしい。女の身支度とはさも時間が掛る物である。

「はーい、今行きます」

 

 

 腕を組みながら、落ち着きのない様子で、広い玄関を歩きまわるリクオ。その様はまるで出産に駆け付けた夫である。

「お待たせしました。リクオ様」

 声に反応し、すぐさま振り返った。

「…………」

丸い瞳を更に丸くして息を飲む。

 白を基調とし、桃色の桜が艶やかに咲き誇る着物。

黄色の胡蝶柄帯。

 蒲葡色の訪問着に袖を通し、両手に巾着をぶら下げ、赤色だった髪は黒く染まっている。

「リクオ様? どこか可笑しな所でもありましたか?」

 不安げな瞳で見つめる彼女にようやっと気付いたリクオが、慌てて首を振る。

「あ、あ、ごめん! そうじゃないんだ」

 顔を紅くして頬を掻いては言葉に詰まる。

 十歳にも満たない少年には、表現しがたい美しさっであった。喉元まで出掛けた言葉を飲みこんで、渇いた笑い声を発するのがやっとだった。

「行こう! 魅琉鬼」

 顔を逸らし、玄関を飛び出した。

「あ、リクオ様!」

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 道中、リクオの心情は穏やかでなかった。

 魅琉鬼との歩幅を合せる事も忘れ、俯いて只管歩く。握った拳は湿り気を帯びている。

「――……クオ……――クオ様! リクオ様!」

「へ?」

 聞こえる声に、顔を上げる。視界に飛び込んで来たのは、電柱。気付いた時にはもう遅かった。

 一拍遅れて、リクオの凸に鈍痛が走る。

「いったー」

「リクオ様!」

 後ろを歩いていた魅琉鬼が衽を抑え走って来る。蹲って悶えるリクオを心配そうに見つめる。

「大丈夫ですか!」

「う、うん……」

 形のいい唇が迫る。リクオの心臓が大きく脈打って、身体は硬直したまま微動だに出来ずにいる。

「良かった。血は出ていませんね……」

胸を撫で下ろす魅琉鬼に居たたまれなくなったリクオが、呟いた。

「……ごめん」

痛みと、羞恥心で目の前の視界が霞む。目尻には涙が浮かんだ。

「いえ、それよりも、これを」

差し出されたハンカチで涙を拭う。

「うー……カッコ悪い」

「ふふ、慌てなくても大丈夫ですわ……ゆっくり歩きましょう」

「うん、そうだね。ね、魅琉鬼。手繋ごうよ」

 はにかんだ笑顔に今度は魅琉鬼の顔が紅葉するのであった。

「はい……」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「うわぁ……」

 リクオは、思わず声を上げる。

 忙しない足取りで行き来する人々。見渡せば、サラリーマンから人目を憚らずイチャつくカップル。俯いて携帯電話の操作をする若者。

 そんな中でも、リクオ達の出で立ちは、異彩を放っていた。すれ違う人々の視線が二人に突き刺さる。

「凄い人だね……」

「はい、そうでございますね」

 リクオが人の群れを漫然と見つめていると、不意に左の袖が引っ張られた。

 視線を其処へ動かすと、魅琉鬼が不安げにリクオを見つめていた。

「ど、どうしたの?」

 魅琉鬼は恥ずかしそうに視線を外しながら袖で口元を覆って、呟いた。

「あの、お手を……繋いでも宜しいですか?」

 思考が鈍る。

 動悸が耳鳴りの様に響いた。

「も、モチロンダヨ」

 緊張で片言な返事をしてしまった。が、今はそんな事どうでもいい。

 少年の全神経は繋がれた左手に集中する。

「爺ちゃんからいっぱいお小遣い貰ってるから、沢山遊ぼう」

「……はい」

 呟きは、喧騒に掻き消される。

 リクオは、手を離さぬように、しっかりと手を握り、人の群れの中へと歩みを進めた。

 繁華街ともなれば、飲食系の露店が数多く出店している。中でも人気の高い甘味処は平日でもごった返す事もざらだ。

「美味しいね」

「はい……とても」

 顔を向き合わせて笑い合う。

 何とも微笑ましい光景である。

 リクオは欲張って三段重ねのアイスを舐めながらほくそ笑んでいる。

『そんなに食べて、お腹を壊しても知りませんよ?』という言葉もアイスを受け取った時の彼の顔を見てしまっては、とても言い出せなかった。

 魅琉鬼にはさぞ可愛く映ったのであろう。

 一番天辺のストロベリーチーズケーキを食べ終えた所で、リクオの肩に衝撃が走る。勢いそのままに尻餅をついてアイスが宙を舞う。

重力に逆らう事なく、無残にも潰れてしまった。

「ってーな! 気お付けろよ! うおっ! べとべとじゃねーか」

 大きく開いた胸元には金色のクロスネックレス。目に訴えかける派手な柄シャツに白いスラックス。頭はオールバックの“如何にも”な風体の男が舌打ちをして、罵声を浴びせた。

 平成の世においてこんな光景を目にすることは、まず無いだろうが、世代に取り残されたチンピラが唾を吐く。

「ぶつかって来たのはそっちじゃないか!」

 リクオが威勢よく啖呵を切った。

握った拳を震わせている。

「んだとぉ! このガキ」

 直後、リクオの鳩尾につま先がめり込む。

 子供相手に大人気ない男であった。

「リクオ様!」

 倒れ込んで咳き込むリクオを抱き起こす魅琉鬼。

「殿方の喧嘩に、女が口を出すのはと、黙って見ていれば……」

 魅琉鬼の眼光が男を射抜く。

“目は口ほどに物を言う”とは良く言ったものだ。

 男は年端もいかぬ少女が睨みを利かせただけで、一歩退いた。

「ひ、ひええええ!」

 情けない悲鳴を上げながら一目散に逃げていくチンピラ。魅琉鬼は溜息を漏らしてリクオを見つめた。

「リクオ様、大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫だよ……ごめんね」

 リクオはバツの悪そうな顔をして頬を掻く。

『情けなくて』とは続けなかった。魅琉鬼は微笑む。

「余り無茶はしないでくださいね……気が気ではありませんでしたから」

「……うん」

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 本来の目的を忘れ、時間も忘れて二人は歩きまわった。繋がれた手は離れないまま幸福な時間は過ぎてゆく。

「よし、位置も角度も完璧! よーし、そのまま、そのまま」

アームが、丸猫のぬいぐるみを挟み込んで引き上げる。祈るような眼差しで一点を見つめ、唾を飲み込んだ。

あと、少しという所で惜しくもぬいぐるみの群れの中に落ちてしまった。

「あー……もう少しだったのに」

「ふふ、惜しかったですね。私も思わず拳を握ってしまいました」

肩を落とすリクオを励ます魅琉鬼。

 しぶっていても仕方がない。土台からぴょんととび下りて、笑った後、再び彼女の手を取るリクオだった。

 

 腹ごしらえを済ませた二人は、ショッピングモールへと足を向けた。

リクオもぬらりひょんに連れられて何度か来た事があるのだが、眼を離した隙に祖父がふらりと消えてしまい、迷子センターに幾度も世話になるという、屈辱的な黒歴史を有していた。

「あら、リクオ君。今日はお爺ちゃんと一緒じゃないのね? もしかして其処に居る綺麗な子とデート?」

 インフォメーションに立つ女性に生暖かい視線を贈られ、どもるリクオ。

「そ、そうだよ」

 赤面しながら応える様子は、可愛い弟の様に思えたのだろうか? 頭を撫でられてしまった。

「あの子に洋服を買ってあげたいんだけど、何処の階に行けばいいですか?」

「それなら、三回が子供服売り場ですよ。エレベーターを降りたら、すぐ目に入ると思います」

「ありがとう!」

 そういうと、一目散に魅琉鬼の元へ駆けるリクオ。ベンチに腰を掛けて、不安そうにしていた彼女の顔が晴れやかになった。

「可愛いわねぇ」

 しみじみと呟きが漏れるのであった。

 

 所狭しとショウウィンドウが立ち並ぶ。ライトに照らされた洋服は煌びやかで、二人は感嘆の溜息を漏らした。

「洋服には疎いですけれど、とても種類があるのですね……」

「今日は、魅琉鬼の洋服を買いに来たんだよ」

「えっ」

 そんな事は寝耳に水だと、慌てふためく魅琉鬼。こんな彼女を見るのは初めてでその様子が可愛らしかったのか、頬が綻んでしまう。

「私は、そんな……」

「良いから! 行こう!」

 半ば強引に手を取って走りだした。

 

 試着室の前で、落ち着きのないリクオが当たりを伺っていた。

 女性ばかりの店内で一人待つのは何だか心もとなかった。

「可愛い彼女さんね」

 突然、声を掛けられて、肩を竦めてしまう。

「驚かせちゃったわね。ごめんなさい」

「い、いえ」

 店員は、優しく笑って続けた。

「あの子可愛いから絶対似合うわよ。楽しみにしてて」

 不意にカーテンが開く。視線の先に映ったのは、桃色のワンピースに身をつつだ魅琉鬼であった。

「……あの」

 足をもじもじと動かしながら、着なれない洋服に戸惑う魅琉鬼。

「似合いますか?」

 白い頬をに赤みが差してぎこちなく笑顔を浮かべる。

それを見たリクオは……。

「…………」

棒立ちであった。

 店員がリクオの脇腹を肘で小突く。我に返ったリクオが大声で言った。

「と、とっても似合ってるよ!」

 店内の視線がリクオに集中した。

「……ありがとう、ございます」

 礼を言う彼女は、普段の大人びた表情とは違う、可愛らしい笑顔をリクオに贈ったのであった。

 

 

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